更新日:2018年3月16日

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市政執行方針

さて、我が国は、急速に進む「少子高齢化」と「人口減少」という国難と呼ぶべき大きな課題に直面しており、それらがもたらす市場経済の縮小や労働力不足、社会保障制度の脆弱化等の危機を克服するため、地方創生や働き方改革に加えて「生産性革命」や「人づくり革命」といった「改革の矢」を放ち続け、人口減少社会が進行する中にあっても、誰もがその能力を最大限発揮できる社会が、我が国の更なる成長をもたらすとして、あらゆる施策を総動員し、「一億総活躍社会」の実現を目指しております。

こうした中、雇用や所得環境の改善とともに、好業績が続く企業部門だけでなく、個人消費など家計部門においても回復の動きが波及してきたとして景気判断が上方修正されるなど、明るい兆しも見えてきたところであります。

このような景気回復を追い風に、本市においては、保有する地域特性や地域資源等の強みを最大限に活かしつつ、より魅力あるまちづくりと地域活力の増進に取り組み、ひとの流れと地域経済の好循環の創出により、人口流出に歯止めをかけ、「まちの元気」を回復する施策展開を図っていかなければなりません。

本市は、まもなく「開府500年」と「中核市への移行」という大きな節目を同時に迎えるところであり、このような本市にしかない事象をチャンスとして捉え、すべての市民が明るい未来を思い描き、健やかに心豊かに暮らすことができるよう、「笑顔あふれるまち」の創生に向けた人づくり、地域づくり、そしてまちづくりの契機としてまいります。

こうしたことから、平成30年度は、連綿と続く「こうふの歴史」に新たな時を刻む節目を翌年に控え、本市の飛躍を確かなものとする年であり、「中核市への移行」と「こうふ開府500年記念事業の実施」に向けて遺漏なき準備を図るとともに、人口減少や少子高齢化などを背景とした地方自治体を取り巻く様々な行政課題の克服に取り組み、自主自立した持続可能な地域社会を形成するため、「子育て・子育ち」、「稼ぐ・稼げる」といった重点ワードに加え、「健康づくり」、「国際交流」、「歴史物語」をキーワードとする取組にも更に力を傾注し、「人・まち・自然が共生する未来創造都市・甲府」の実現に向け、「第六次甲府市総合計画」や「こうふ未来創り重点戦略プロジェクト」などの行政計画の着実な展開により、力強く歩みを進めてまいります。

このような考えのもと、平成30年度の市政執行にあたりましては、「第六次甲府市総合計画」における基本構想に基づき、次に述べます方針のとおり、施策の重点的かつ効率的な執行に努めてまいります。

一つ目は、「いきいきと輝く人を育むまちをつくる」についてであります。

次代の担い手となる子どもたちの健やかな成長に向け、各成長段階に応じた子育て関連施策の再構築や子育て支援拠点の整備に加え、子どもたちの明るい未来を展望した地域社会の機運づくりを進めるとともに、経済的な側面からの子育て家庭の支援の継続や、子どもの体力・運動能力の向上と、確かな学力や思い遣る心を育む、教育環境の整備に努めます。

また、国際性豊かな人間性を培うため、留学生への支援や多様な国際交流活動の機会を創出するほか、スポーツ施設の機能再編等による身近なスポーツの増進や、多彩で重層的な歴史・伝統の探訪などを通した学びなどにより郷土愛を育み、誰もが楽しみや生きがいをもって暮らし続けることができるまちづくりを推進します。

二つ目は、「魅力があふれ人が集う活力あるまちをつくる」についてであります。

「稼ぐ・稼げるまち」の更なる具現化を図るため、豊富な地域資源を活かした新産業、新商品の創出や異業種間の連携スキームを構築するなど、本市産業の振興策の強化促進に努めるとともに、各種産業分野の担い手や働き手の確保に向けて、就業・創業機会を提供するなどし、地域産業が持続的に成長・発展することができるよう効果的な施策を総合的に推進します。

また、本市が有する「歴史・文化」、「景観」、「食」など、多様な観光資源に着目した観光施策の戦略的な展開に加え、風格ある歴史と都市機能が調和した賑わいのある空間づくりに努めるとともに、東京圏からの優れた立地要件を活かした実践的な移住・定住施策の展開などにより、人が集い活力あるまちづくりを推進します。

三つ目は、「安全で安心して健やかに暮らせるまちをつくる」についてであります。

災害発生による市民の生命・財産・安全に対するリスクを軽減する観点から、地域住民の自主・自発的な防災活動の支援や防災意識の醸成、また、非常時の拠点機能の充実・強化や防災資機材の配備、備蓄食料の確保など、更なる防災力の向上に資する取組を推進するとともに、犯罪や交通事故による被害を未然に防止するため、防犯活動や交通環境の改善に努めます。

また、市民一人ひとりが、豊かで幸せな人生を送るための源となる「健康づくり」に着目した生活環境の整備に努めるとともに、質の高い地域医療の提供や安定した社会保障制度のもと、関係機関の連携により地域福祉の増進を図り、誰もが住み慣れた場所で安心して暮らし続けることができるまちづくりを推進します。

四つ目は、「自然と都市機能が調和する快適なまちをつくる」についてであります。

廃棄物の減量化や資源化による循環型社会の構築や温室効果ガスの排出抑制、環境美化活動など、自然環境を保全するための諸施策を展開するとともに、良好な住環境を維持するため、空家等住宅ストックの適切な管理や再生、処分を促すほか、地域の日常景観に配慮した街並みや眺望の保全・形成につながる効果的な施策の推進に努めます。

また、地域特性にあった都市機能や生活利便機能を集積し、集約と連携による持続可能な都市構造の確立に努めるとともに、リニア中央新幹線の開業を視野に入れた公共交通ネットワークの形成、安全性・利便性に配慮した道路整備及び甲府城周辺整備等に努めるなど、自然や歴史と都市機能が調和した快適なまちづくりを推進します。

五つ目は、「基本構想の推進」についてであります。

複雑・多様化する地域課題に主体性を持って取り組む地域コミュニティ活動やボランティア活動を推進し、住民と行政が相互理解のもと、協働して創造していく地域協働社会の再構築に取り組むとともに、魅力的な地域資源を活かした戦略的なシティプロモーションに加え、「ヒトの交流」、「モノの流通」などにより相乗効果をもたらす都市間連携や圏域周辺の自治体との更なる連携・交流を推進します。

また、「中核市」への移行に向けて、本市が目指す都市の姿を見据えた施策等の構築や円滑な事務執行に努めるとともに、分かりやすく利用しやすい行政サービスの提供に向けた行政改革の推進を図り、持続可能な行財政基盤を確立します。

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