更新日:2019年3月7日

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市政執行方針

さて、我が国においては、景気回復が緩やかに続く中、ここ数年で名目GDPと実質GDPが過去最大規模に拡大し、企業収益も過去最高を記録するなど、経済の好循環が回り始めているところであります。しかしながら、労働供給の停滞を招き、経済の成長制約となる恐れがある人口減少や少子高齢化は、依然として深刻な状況にあることから、国は、女性の活躍、働き方改革、外国人材の受入れなどの推進により、多様な働き方の下で、誰もが生きがいを持って充実した生活を送ることができる社会の実現を目指すとともに、未来の可能性に満ちた地方創生を進め、少子高齢化という最大の壁に立ち向かっていくとしております。

 

こうした中、本市においては、個人市民税が増収となるとともに、一世帯あたりの消費支出も増加傾向となっております。

また、最重要課題としている人口減少問題につきましては、総務省の人口移動報告において、平成30年の転出超過が対前年比で54.2%縮小したほか、女性数が減少する中にあって出生数は1,400人台を堅持するなど、明るい兆しも表れております。

この勢いを更に加速させ、本市の活力増進に加え、その効果が周辺地域へも波及するよう真の地方創生に取り組まなければなりません。

 

このような状況を踏まえ、本市が引き続き確実で安定した成長を遂げるため、「人・まち・自然が共生する未来創造都市 甲府」の実現に向け、「第六次甲府市総合計画」などに位置付けた施策・事業を着実に前進させるとともに、本市の未来を担う子どもたちの健やかな育成に重点を置いた取組や、女性やシニアが「健康」で「生きがい」を持てる社会の構築、更には、「きずな」による地域ネットワークの形成など、全ての市民が「笑顔」にあふれ、「元気」に活躍するまちを目指す新たな取組を展開するものといたします。

 

「平成」から新たな時代への幕開けとなる本年、甲府市は、開府500年という大きな節目の年を迎えたところであります。この一年を、本市の魅力を広く発信する機会とすることはもとより、次の100年へとつなぐ人づくりに注力するなど、本市の発展の礎を築く一年としなければなりません。また、中核市として新たな一歩を踏み出すことから、その責任と役割を強く自覚し、人口減少や少子高齢化をはじめとする地方自治体を取り巻く様々な重要課題の克服に取り組むなど、甲府圏域の更なる発展を牽引する存在として決意を新たにし、未来に責任が持てる持続可能な行財政運営に努めることといたします。

 

このような考えのもと、平成31年度の市政執行にあたりましては、「第六次甲府市総合計画」における基本構想に基づき、次に述べます方針のとおり、施策の重点的かつ効率的な執行に努めてまいります。

 

一つ目は、「いきいきと輝く人を育むまちをつくる」についてであります。

本市の将来を担う子どもたちの健やかな心身の育成や、地域ぐるみで子育てを応援する取組を展開するとともに、教育施設の改修等による学習環境の整備や時代のニーズにあった学習用機材の充実などによる質の高い学校教育を展開するなど、子育て・子育ちに資する切れ目のない支援に力強く取り組みます。

また、本市の持つ重層的で多様な歴史や文化等を学び、郷土を誇り愛する気持ちを育むことで地域の絆の深化を図るとともに、国際交流を通じたグローバルな感性を持った人材の育成をはじめ、生涯学習の充実やスポーツの振興に取り組み、心豊かで輝く人を育むまちづくりを推進します。

 

二つ目は、「魅力があふれ人が集う活力あるまちをつくる」についてであります。

地域産業の成長を図るため、業種や業態を超えた連携の促進や、地域資源を活かした特色ある生産品等のブランド化、新たな販路開拓支援などに取り組むとともに、若者や外国人留学生等の就職支援のほか、女性の就業や起業をサポートする体制の構築など、誰もが活きいきと活躍できるまちづくりを推進します。

また、観光資源の磨き上げに加え、こうふ開府500年記念事業の賑わいと歴史資源を活用した新たなコンテンツによる交流人口の拡大を図る取組や、オリンピック等を契機として増加する外国人観光客の受入れ環境の整備を推進するとともに、東京圏からの移住・定住を促進するなど、魅力と活力のあるまちづくりに取り組みます。

 

三つ目は、「安全で安心して健やかに暮らせるまちをつくる」についてであります。

防災意識の醸成や資機材等の整備・充実を通じて、地域防災力の強化による災害に強いまちづくりを推進するとともに、地域や関係機関と連携し、防犯活動や交通環境の改善に努め、安全で安心なまちづくりに取り組みます。

また、市民が元気に輝く人生を送れるよう、産官学民連携による先進的な「健康づくり」や「生きがいづくり」を展開するとともに、「甲府市健康支援センター」を拠点とした質の高い総合的な保健・衛生・福祉サービスの提供や、介護予防の充実など、市民が健やかに暮らせるまちづくりを推進します。

 

四つ目は、「自然と都市機能が調和する快適なまちをつくる」についてであります。

幅広い世代への環境教育の推進による環境保全意識の向上に資する取組をはじめ、再生可能エネルギーの導入・普及促進、ゴミの減量化・再資源化などの取組を推進し、持続可能な循環型社会の構築を図るとともに、本市が誇る安全でおいしい水道水の安定供給や、生活排水の適正処理などにより、市民に良好な住環境を提供します。

また、人口減少や少子高齢化社会への対応として、「集約と連携による持続可能な都市構造の実現」に向け、都市機能及び居住の誘導や利便性の高い公共交通ネットワークの整備に努めるとともに、リニア中央新幹線の開業による効果を最大限に享受し、市域全体の活性化へつなげられるよう、都市基盤の整備や計画的な土地利用の推進など、未来へと続く住みよい暮らし創りを推進します。

 

五つ目は、「基本構想の推進」についてであります。

多様な主体が、お互いの特性や違いを理解・尊重し、共通の課題の解決や目標に向かって取り組む協働によるまちづくりを推進するほか、本市の価値やイメージの向上を図り「選ばれる都市」となるよう全国規模の大会等の開催を機に効果的に本市の魅力を発信するとともに、「中核市」として、圏域全体の発展に向け、近隣自治体と一層の連携を図ります。

また、限られた財源を有効に活用し、質の高い行政サービスを提供するため、「見える化」による効果的・効率的な行財政運営と財政健全化に積極的に取り組むとともに、職員の能力と組織力の向上に取り組む中で、複雑多岐にわたる課題への迅速な対応はもとより、市民ニーズを的確に把握し行動するアクティブな組織への進化を図ります。

 

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