更新日:2020年3月23日

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市政執行方針

さて、令和元年度は、平成から新たな時代への幕開けとなる中、本市においては、中核市元年、こうふ開府500年、市制施行130周年、そして市立動物園の開園100周年という幾つもの佳節が重なるメモリアルイヤーとなりました。
特に「こうふ開府500年記念事業」については、本市の財産とも言える重層的な歴史や伝統、文化を次世代へ継承し、郷土愛の醸成に資する取組に注力してまいりました。市民や地域の皆様をはじめ、企業や各種団体など多くの方々にご理解とお力添えを頂く中で、甲府の未来を拓く子どもたちにスポットをあて、子どもたちが地域について自ら学習し、その成果を発表したり、子どもからシニアまで一緒になってまちの歴史や文化などを再認識したりするなど、地域の宝を再発見する機会を通じ、「故郷こうふ」への誇りと愛着を育むことができたものと考えております。
諸課題が山積する現下の厳しい状況の中にあっても、本市は、こうして多くの市民の皆様に培われた「こうふ愛」をもとに地域の絆をより一層深め、様々な主体と連携・協働しながら、本市が有する豊かな地域資源を最大限活用することで更に魅力と活力あふれるまちづくりに取り組まなければなりません。

そのためには、中核市という新たなステージに立った本市が、今、取り組むべき重要な施策をとりまとめた「こうふ未来づくり重点戦略プロジェクトNEXT」に掲げた、子どもたちが心豊かにたくましく成長できるまちを目指す「子ども輝くまちを創る」、いつまでも健やかで活躍できるまちを目指す「健康といきがいのまちを創る」、女性が自らの意志で自己実現できる環境づくりを目指す「女性活きいきのまちを創る」、地域産業の発展とリニア効果の最大限の享受を目指す「潤いと活力あるまちを創る」、郷土愛を育み、地域資源を活かした新たな宝づくりを目指す「故郷が好きなまちを創る」、東京2020オリンピック・パラリンピックを好機と捉え“グローバルなひととまち”を目指す「世界がつながるまちを創る」、中核市・甲府を支え、持続可能なまちを目指す「タフで優しい市役所を創る」の7つの重点施策の実現に向けて、NEXTに位置付けた取組を着実に実践し、希望に満ちた甲府の未来づくりを一歩一歩前進させてまいります。

今後におきましても、議員各位をはじめ多くの市民の皆様と共に手を携えながら「故郷こうふ」の発展に全力で取り組んでまいる所存でありますことから、引き続き、厚いご支援とご協力を賜りますようお願い申し上げます。

我が国においては、少子高齢化による人口減少が急速に進展する中、若年層を中心に東京圏への人口流入が継続し、地方では社会を支える担い手の減少や、消費市場の縮小など、様々な社会的・経済的な課題が生じており、国は、将来にわたって活力ある地域社会の実現と東京圏への一極集中の是正のため、地域特性に応じた生産性の向上や、関係人口の創出・拡大、更には魅力ある地域づくりを進めるなど、地方創生の目指すべき将来に向け迅速に取り組むとしています。
また、景気は、雇用や所得環境の改善、景況感の地域間でのばらつきの縮小などにより回復基調が長期的に継続しているものの、地方においては、米中貿易摩擦や台風被害の影響による先行き不安から、回復の減速感が見られることに加え、新型コロナウイルス感染症の感染拡大が経済に及ぼす影響への懸念も強まっており、楽観できない状況にあります。

こうした中、本市では、市民の平均所得や雇用者数が増加するとともに、子育て世代の女性の有業率が増加するなどポジティブな動きも見られることから、この動きを更に加速・拡大させて、「市民の笑顔とまちの元気」に繋げるためにも、市民が活き活きと心豊かに暮らし、潤いと活力に溢れるまちづくりを目指す施策を引き続き展開していく必要があります。

中核市移行2年目となる令和2年度は、多岐にわたる事務権限を最大限に活かす中で、中核市にふさわしい自主性と自立性を備えた都市として、行財政基盤を揺るぎないものとし、更なる市政の発展に取り組むとともに、連携中枢都市圏の形成に向けた自治体間連携を進め、圏域の発展を牽引していくことが重要となります。
直面している少子高齢化や人口減少による地域経済の縮小、地域社会の脆弱化といった課題に対し、地域を支える多様な主体と連携・協働することで、市民に寄り添ったきめ細かな施策を展開し、市民福祉の増進と地域の活力向上に努めなければなりません。

こうしたことから、「第六次甲府市総合計画」の都市像である「人・まち・自然が共生する未来創造都市甲府」の具現化に向け、「こうふ未来創り重点戦略プロジェクトNEXT」や「第二期甲府市総合戦略」を着実に推進するとともに、持続可能な行財政運営に取り組み、中核市・甲府の明るい未来を切り拓いてまいります。
このような考えのもと、令和2年度の市政執行にあたりましては、「第六次甲府市総合計画」における基本構想に基づき、次に述べます方針のとおり、施策の重点的かつ効率的な執行に努めてまいります。

一つ目は、「いきいきと輝く人を育むまちをつくる」であります。
次代を担う子どもたちの豊かで健やかな心身の育みに資する取組や、地域で子どもの成長を見守り、応援する仕組みづくりを進めるとともに、子どもの主体的・対話的で深い学びの実現に向けた、学校教育のICT化の推進や外国語教育の充実など時代に即した教育環境の構築に取り組んでまいります。
また、東京2020オリンピック・パラリンピックの開催を契機に、国際感覚豊かな人材の育成に取り組むとともに、ライフステージに応じたスポーツの普及と生涯学習の充実による生きがいの創出を図り、誰もがいきいきと暮らせるまちづくりを推進してまいります。

二つ目は、「魅力があふれ人が集う活力あるまちをつくる」であります。
本市の経済を支える地域産業の振興のため、地場産品等のブランド化の推進をはじめ、販路開拓の支援や企業立地の促進を図るとともに、若者と外国人の就業機会の確保や、女性の起業等の後押しなどにより、魅力と活力が溢れるまちづくりを進めてまいります。
また、甲府城周辺地域をはじめとする中心市街地の賑わいの創出に取り組むほか、地域資源の魅力の掘り起こし等による観光振興を図り、国内外からの観光客を誘致するとともに、引き続き移住定住施策を推進するなど、交流と賑わいのあるまちづくりに取り組んでまいります。

三つ目は、「安全で安心して健やかに暮らせるまちをつくる」であります。
災害に対する市民意識の醸成や、自助・共助・公助による地域防災力の向上を図るとともに、関係機関等との連携による防犯や交通環境の改善に努めるほか、消費者被害の未然防止や消費生活問題への助言・支援に取り組むなど、安全で安心して暮らせるまちづくりを進めてまいります。
また、「健康都市宣言」が目指す、市民・地域・行政が一体となった「元気Cityこうふ」の実現に向け、保健所機能と保健センター機能を併せ持つ甲府市健康支援センターを拠点として、感染症予防をはじめとする健康危機管理の対策を実施するなど、市民の健康と安全の確保に取り組むとともに、多様な主体との連携による健康づくりや、高齢者の暮らしを地域で支えあう仕組みの構築など、いつまでも健康で生きがいを持って暮らし続けられるまちづくりを推進してまいります。

四つ目は、「自然と都市機能が調和する快適なまちをつくる」であります。
温室効果ガスの排出抑制や廃棄物の一層の減量化と再資源化への取組をはじめ、環境美化活動の推進による環境保全意識の醸成などを進め、循環型社会の構築を目指すとともに、開園100周年を迎えた附属動物園を含む遊亀公園の一体的な整備に着手し、子どもを中心に全ての世代が集い交流する場を創出するなど、潤いのある快適な環境づくりを進めてまいります。
また、リニア中央新幹線の開業を見据えた取組や、都市機能と生活利便機能の集約と連携による都市構造の実現に取り組むなど、利便性の高い都市基盤の構築による持続可能なまちづくりを進めてまいります。

五つ目は、「基本構想の推進」であります。
開府500年を契機とした「故郷こうふ」への誇りや愛着を醸成し次代に継承する取組を引き続き実施するとともに、地域コミュニティの維持に向け、ボランティア活動の更なる活性化を図り、市民と行政による協働のまちづくりを推進してまいります。
また、中核市として、地域の個性を活かした活力と賑わいのある連携中枢都市圏の形成に向け、近隣自治体とのより一層の連携を進め、将来にわたって圏域の経済成長や暮らしの利便性向上などを図ってまいります。
加えて、選ばれる都市となるよう都市ブランドの確立や様々なネットワークを活用したシティプロモーションに取り組むほか、中核市の職員として多様化する市民ニーズに的確に応え困難な課題に果敢に挑む人材の育成や、行政サービスの更なる向上に向け、事務の効率化や選択と集中による行財政改革を一層加速させ、未来に責任が持てる自治体運営に努めてまいります。

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