更新日:2021年3月12日

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第21回甲府市地域自立支援協議会全体会

第21回甲府市地域自立支援協議会議事録

議事録(ワード)議事録(PDF:508KB)

 

第21回甲府市地域自立支援協議会全体会議事録

 

日時:平成29年2月17日13時30分~

場所:甲府市障害者センター会議室

 

<参加者>

大塚ゆかり会長、保坂辰男副会長、山田修委員、渡辺花子委員、中島裕子委員、古屋好美委員(代理:大内)

井戸和美委員(代理:小島)、市川正明委員、飯室智恵子委員、名取たかね委員

高齢者福祉課課長長田和平委員、学校教育課課長松田昌樹委員(代理:伊藤)

オブザーバー:飯室正明(中北圏域マネージャー)

定例会会長:千野由貴子会長(HANAZONOホスピタル)

<事務局>

甲府市:内藤長寿支援室長、酒井障がい福祉課長、望月係長、中込係長、宮川主任、平澤主任、吉野主事

甲府市障害者基幹相談支援センターりんく:廣野、深澤、本山、小池、相良

司会:酒井障がい福祉課長

議長:大塚ゆかり会長

次第

議事

(1)平成28年度基幹相談支援センター事業報告(上半期)

(2)専門部会の報告

(3)山梨県自立支援協議会からの報告

(4)甲府市障がい者福祉計画(見直し計画:甲府市障がい福祉計画、甲府市障がい児福祉計画含む)

策定へのご協力について(依頼)

(5)その他

議事

(1)平成28年度基幹相談支援センター事業報告(上半期)

報告者:基幹相談支援センターりんく廣野相談員

資料:資料1

資料1をご覧ください。平成28年度上半期の甲府市障害者基幹相談支援センターりんくの事業報告をさせていただきます。

総合的専門的な相談支援の実施に関しては、1ページにありますように、「多様な障害特性、ニーズに対応できる基幹職員のアセスメント力が不十分である」という課題がありました。この課題に対する目標、実施計画は書面をご覧ください。りんくでは、障害種別、年齢を問わず、相談を受け付けており、相談をいただいた方の担当者が不在でも対応できるように、記録システムに入力して情報を共有しております。また、原則的に支援の担当者は2名(主・サブ)で対応しています。相談者の疾患や障害の有無が不明の場合には、健康衛生課、子ども支援課、中北保健所、精神保健福祉センター、地域包括支援センターと連携して支援を行っています。多様な障害特性に対応できるよう、知識、技術の向上のために各種の研修会に参加し、個々のスキルアップを図っています。しかし、研修内容の共有については、報告書の回覧に留まっているという課題があります。また、ケースの共有、相談技術の向上、効果的な支援のために、週1回、市・センター調整会議を実施し、市相談強化職員からの助言、指導を受けています。研修会出席者が内容を伝達する機会を設けて、研修内容をりんくの職員間で共有し、支援に活かしていきたいと思っています。

課題の2つ目の「りんくの職員間で事例検討をする時間が確保できない」についてです。りんくの職員が処遇困難ケースに対し、スーパーバイズ機能を果たすために、まず当センター内で事例検討を実施していますが、まだタイムリーに事例検討が行えていません。今後は、相談の質の向上を図るために、事例検討をタイムリーに実施していける体制を整備したいと思います。

2ページ目になります。「処遇困難事例に対応して、関係者会議は実施していますが、りんくの職員のスーパーバイズ機能が不十分」という課題があります。これに対しては、処遇困難ケースに対して、必要時、現状把握や支援方法の検討のためにケースを担当する専門職を召集し、担当者会議を開催したり、他機関主催の担当者会議に出席したりしています。しかし、質の振り返りまでできていない現状があります。また、処遇困難事例に該当するものには老障世帯が多く、数多く相談対応していますが、ケース対応に追われて、事例を集積して問題の傾向を把握することができていないという課題があります。このことについては、各担当者会議において、基幹相談支援センターとして求められる役割を明確化し、会議後に振り返りを行っていきたいと思います。また、老障世帯の事例に関しては、集積をして、課題の傾向を分析していきたいと思います。

次は、「サービス利用までの相談の流れ、相談支援体制の共有・検討ができていない」、「サービス利用者にとって最も身近な相談者は相談支援専門員であるということが、利用者に理解されていない」という課題です。これに関して上半期は相談支援体制を見直す前段階として、基幹相談支援センターとしての業務整理を行うために、甲府市の特性を把握する作業に着手しました。今後は、甲府市の地域特性を把握し、それを踏まえた基幹相談支援センターの役割や業務整理を行い、見直した相談支援体制の原案を提示していきたいと思います。

次の、「社会参加・余暇活動の情報収集・発信ができていない」について。地域の関係機関の研修会等に参加して情報収集した内容伝達が、文書のみになってしまっているという課題に対しては、相談支援連絡会を開催し、相談支援専門員に対して、新規等の相談支援やサービス提供事業所、各種研修会の開催、その他情報提供を行っています。また、県が実施する人材育成事業にも、ファシリテーターとして参加しています。また、出席依頼のあった保護者会、団体の研修への参加や、地域からの要請により研修会の講師も行っています。今後は、りんく内での研修内容の伝達を徹底する、相談支援専門員連絡会での情報提供を継続する、地域で生活する人への情報発信の内容や方法を検討する、平成28年度分の情報収集および整理をして、情報発信の方法について検討することを実践していきたいと思います。

3ページをご覧ください。「ピア交流会の企画・運営、周知が十分でない」という課題については、ピアカウンセリングのコーディネートを意識して、個別の支援を行いました。少数ではありますが、当事者会を含むピアカウンセリングにつないでいます。ピア交流会(進むなかまの会~ゆい~)を企画して実施していますが、参加者が少ないため、丁寧な情報の周知の必要性を感じています。今後は、ピア交流会の計画、周知方法を工夫して参加していただけるように検討していきます。

(2)地域の相談支援体制の強化の課題ですが、「相談支援専門員が、困りごとを会議で表出できる場づくりができていない」、「連絡会の企画・運営の工夫が基幹としてできていない」というものがありました。この課題に対しては、連絡会の企画運営の工夫として、PCAGIP法を参考にした事例検討を実施しました。会議の運営者として、各会議の目的・目標の設定、目標を達成するための内容や構成・進行の工夫を重ねることで、りんくの職員の会議運営の質は向上していると思います。今後も、相談支援専門員連絡会での事例検討は実施していきます。

次の、「基幹職員のスーパーバイズ機能が果たせていない」という課題ですが、処遇困難事例の相談があった時、問題・課題の整理・支援方法について連携・協働はしていますが、相談支援専門員の気づきの促し、意識・技術の向上に至るようなスーパーバイズ機能はまだ果たせていません。このことに対しては、りんく職員間で事例検討の技術を用いて検討しながら、基幹のスーパーバイズ機能も向上させたいと思っています。

次の、「効果的な学習のための企画・運営の実施が基幹としてできていない」という課題に対しては、地域の相談支援事業所の人材育成を目的に、りんくの職員と相談支援専門員がともに学習し質の向上を目指した、サービス等利用計画作成の基礎力アップの学習会を実施しました。この学習会により、リフレーミング、ストレングスの視点を学び、本人主体のプラン作成を行うことを再認識し、面談の工夫や得た情報の整理などの相談支援の基本に立ち帰ることができました。今後も、引き続きケアマネジメントの基礎力アップの学習会を企画していきます。

4ページをご覧ください。「自立支援協議会の各部会の進捗状況等を基幹内で情報共有が出来ておらず、スムーズな部会運営ができていない」という課題に対しては、全体会、定例会の運営、5つの専門部会に対して、りんくの職員で担当者を決め、事務局としてそれぞれの活動に参加し、りんく職員間で各専門部会の進捗状況を共有して、専門部会と定例会の流れがスムーズに行えるようにしています。

次の、「基幹として、個別ケースからニーズを集約し、地域課題として協議会に繋げることができていない」という課題に対しては、現在、老障世帯の事例集積を始めています。「親亡き後」残された子どもにどのようなことが起きるのか、どのような経過で支援が入り、結果としてどのような生活をしているのかという実態と傾向、特徴を調べています。これは引き続き行っていきたいと思います。その他にも、りんく内の事例検討、事例集積をする中で、地域課題と判断されたものは自立支援協議会に提出していきたいと思います。

(3)地域移行・地域定着の促進の取り組みについて、「地域移行・地域定着支援が相談支援専門員に周知するための取り組みが基幹としてできていない」、「施設入所者の意向に沿った支援を行うというエンパワメントの意識が相談支援専門員の中でまだ醸成されていない」という課題がありました。これに対しては、個別のケースに対して、地域移行・地域定着支援制度の対象者か否かに関わらず、地域で暮らし続けるための個別の支援体制の整備、入院や入所から地域に戻るための支援(コーディネート)を行いました。また、民生委員・自治会長・地域福祉推進委員等と連携して、特別ケースへの支援を行っています。しかし、体制整備に係るコーディネートとしての地域づくりには至っていないという現状があります。地域移行・地域定着について相談支援専門員への周知活動が行われていませんでした。そこで、平成29年1月の相談支援事業所連絡会で地域移行部会と連携して研修・意見交換会を予定し、実施しました。今後は、長期入院、入所している人でも、地域での生活ができるかもしれないという視点を持って、個別支援を行っていきます。事例を通して、支援体制や地域の協力があれば地域で生活できる可能性があることを積み重ねていきたいと思います。

(4)権利擁護・虐待防止の取り組みについて、「当事者の立場に立ったアドボカシー・エンパワメントが十分にできていない」という課題に対しては、個別の対応で、成年後見についての制度の周知、手続きの支援を行ってきました。上半期は「成年後見制度利用支援事業」の対象者はいませんでした。今後は、りんくの職員全てが制度を理解し、制度の周知や手続きの相談および支援ができるようにしていきたいと思っています。虐待防止に関しては、不適切な対応など、虐待のリスクがあるケースについては、関係機関と情報共有し、訪問等の機会を増やす、身体状況の聞き取りを丁寧に行うなど、予防的な取り組みを行ってきました。今後は、本人が自分の意向を本音で話せるような関係づくりを行い、障害者の立場に立ったアドボカシー・エンパワメントを意識した支援を継続していきたいと思います。

以上です。よろしくお願いいたします。

<質疑応答>

会長

ありがとうございました。今の報告について、ご質問、ご感想、ご意見等ございましたら是非よろしくお願いいたします。

委員

スーパーバイズ体制が十分でないという報告がありましたが、このことは基幹相談支援センターの機能として一番大事なところだと思います。今後、この課題に向けて、取り組みをする予定がありますか?

りんく

まず、事例検討を丹念に行っていき、各自の支援の課題について、それをクリアするということをしていきたいと思っています。そして、事例検討の方法についても今後検討して、スーパーバイズという視点でのりんく内での検討ができるように、会議の方法を検討していきたいと思っています。

会長

他にいかがですか。

委員

ピア交流会についてもう少し分かりやすく説明をお願いします。

また、評価が2などの低い項目については、課題としてどのように強化していくのでしょうか。

計画については、具体的に記載すると、実際に実施したのかどうかと評価するのにわかりやすいのかなと思います。

りんく

まず、ピア交流会の必要性ですが、当事者の方から「甲府市にはピアの方々が集まる場所がない」という声があげられました。峡東や甲斐市、南アルプス市などは、ピアの交流会が活発にある中で、「人口の多い甲府市なのにピアの集まるところがない」という当事者からの要望がありましたので、それを踏まえて、平成26年に大塚先生にご協力いただいて交流会を立ち上げました。当事者からの要望があったということと、当事者同士の対話を持つ機会の必要性があることから交流会についてを課題に挙げました。

評価についてですが、これは4月から8月までの振り返りをした評価になっています。9月以降これらを踏まえて、自己評価を高め、今年度最終的にはこの自己評価で終わらせないという気持ちでやっていますので、この報告書に書かれているよりも評価の数字が上がるよう取り組んでいます。

また、具体的な内容が入ってくると良いということですが、次年度の計画を立てる際にもう一度整理をしたうえで、事業所にとってもわかりやすい、そして表出していく中でりんくを知らない人にもわかりやすいものができるようにしたいと思います。

会長

ありがとうございました。やはりりんくのスタッフのスキルアップが課題として、りんく自身から挙げられています。全体会の委員の皆さんは、各分野のご専門の方たちですので、全体会として何か協力できることがあれば、ご提案いただいて、私たちも一緒に検討していければと思いますので、是非、よろしくお願いいたします。

他によろしいでしょうか。

それでは次の議題に移ります。まず専門部会の報告です。資料2-1、2、3、4、5と5種類あります。定例会会長からよろしくお願いいたします。

(2)専門部会の報告

報告者:千野定例会会長

資料:資料2-1地域移行部会活動報告

資料2-2児童部会活動報告

資料2-3就労支援部会活動報告

資料2-4権利擁護部会活動報告

資料2-5相談支援部会活動報告

定例会会長

5つの部会が今年度4月から動いています。細かい活動については書類で確認してください。

まず資料2-1をご覧ください。地域移行部会の28年8月以降の活動報告です。部会を月に1回開催しております。1.個別の地域移行に関する相談支援のところに書いてある通りで、各精神科病院や障がい者施設に入所中の方のケースについて、精神保健福祉士や相談支援専門員からの相談を受け付けています。いわゆる個別給付という形の地域移行に関わらないケースも多分にありますが、患者様、利用者様の地域移行に向けた助言等を行う中で、実際にケースマネジメントも行いながら、地域移行の支給決定を受けて動き出したケースも何ケースかございます。併せて、普及啓発活動という形で普及啓発研修を今年度は行っています。8月住吉病院、9月緑陽園、10月青い鳥成人寮、11月向徳舎、12月きぼうの家に、部会のメンバーがお邪魔させていただき、職員研修という形で、地域移行の在り方、どんなケースなら支援が可能なのか、具体的に実際に地域で暮らしている皆さんがどんな様子なのかを、以前に中北保健所と一緒につくったDVDも研修資料として使いながら、普及活動研修を行っております。併せて、先ほどりんくの報告にもありました通り、1月には相談支援事業所連絡会でも研修をさせていただきました。部会活動から見えてくる地域の課題については、2、3月において総括しながら整理していきたいと思っております。障がい者自体も高齢化する中で、介護保険と障害福祉との連携がとても重要な課題になってくるなと実感として感じられます。相談として挙がってきた各施設からのケースについても、決して年齢的に若くない相談が増えてくる中で、介護保険や高齢者サービスについても検討していかなければいけないなと思っております。

また、将来を見通したサービス等利用計画の作成が重要になってくると話題になっています。どうしても施設入所支援というと、施設に入所すること自体が満足度を高め、そこがゴールのような計画が立たれることが少なくありません。施設から地域に出ること、その人らしく生きることがサービス等利用計画に盛り込まれると良いと思っております。

地域移行を具体的に推進するために、計画相談と地域移行を具体的に進める支援事業所が飽和状態で、対応が難しくなっていくという課題があり、それぞれの事業所が今後増えていく必要があると思います。

併せて、先ほどりんくの報告にもありましたが、相談支援専門員の抱えていることや困っていることを相談する場がなかなか見つかりません。大抵の相談支援事業所は1名体制です。立てられたプランについて助言や指導を受ける場がなく、抱え込んでいる悩みについて誰かに相談できるようなところもなかなかありません。具体的に地域移行部会の場に持ち込まれるケースについても、そういった悩みを抱えてくる方も少なからずいる中で、今後、相談支援体制についての検討が必要だと印象としては思っているところです。

続きまして、資料2-2児童部会の活動報告です。概要をご覧いただくと、療育機関の質の向上を目指し、児童発達支援、放課後等デイサービス、保育所等訪問支援の事業所と、それらを利用している保護者の方に対して、療育の状況を把握するためのアンケート調査を行いました。特に、放課後等デイサービスに関しては市内にもたくさんできていますので、療育機関の質の向上という点においては、事業所についての評価に重点をおいて行っております。まだ、アンケート結果の中間報告ということで書かれています。回収率は比較的高く、それぞれ事業所、保護者の関心の高さがうかがえました。ライフステージに応じた相談支援が重視されているけれど、どうしても児童においては、いわゆる進級、進学、小学校から中学校といった短いスパンの中でステージが変わっていく年代であることや、それに伴い事業所を変更する、場合によっては利用しなくなる等、相談支援が途切れてしまうことが多いということが見受けられています。他事業所への情報提供、引継ぎ等が支援の継続性として非常に重要になりますが、例えば放課後等デイサービスについて言えば、引継ぎの質問項目のところで「いいえ」という回答が多く、放課後等デイサービスで見えてきた課題について、次のステージの担当者に引き継がれない可能性があるというところでは非常に大きな課題だと言えます。併せて「多事業所同士の連携が必要か」という質問については、ほぼ全ての事業所から「はい」という回答がありました。他の事業所が何をしているのか、自分たちの事業所がこのような支援で良いのか、といった見直しができるような関係づくりが必要なのではないか、という話が出ております。甲府市にない通所事業所連絡会についても検討していくべきだという声が上がりました。

地域課題として挙げられている中で、特別支援教育を受けることで支援の重複とみなされて、リハビリが打ち切りになることがあるということについて、支援学校で行っている専門家の訪問支援を知らない保護者も多く、支援者自身も知らない人がかなり多いです。それから、療育コーディネーターの存在や機能の周知がされていません。なかなか必要な情報を必要な人に届けられていないという実感があると挙げられています。このような地域課題については、まずは2月にアンケート結果の報告について研修会を行い、併せて、通所事業所連絡会の立ち上げについて来年度以降検討していきたいということが、現段階での児童部会の報告になります。

資料2-3就労支援部会の報告です。就労移行支援事業所の質の向上を目的に意見交換会を定期的に行っております。第2回である10月は、障害者合同面接会に向けての事前学習と意見交換を、就職実績のイメージの持てるような事例発表という形で行っています。体制の悩みがあったり、利用者確保等も難しかったりで、なかなか就労移行支援をうたっていながら就労移行に向けたアクションが起こせない事業所もあるという実態が報告され、根の深いものを部会としても感じているということでした。

来年度も、もう1年継続して就労移行支援事業所のネットワークづくりを考えて動いていきたいと思っております。案として、市役所のフリースペースを利用して、「就労移行支援事業所の活動や支援内容を紹介したらどうか」という話が出ています。就労移行支援が分かりづらかったり、どういう活動をしているのか、どういったことがサービスとして提供されているのか等、周知されていないということも大きな課題で、サービスにつながりにくく、進路に迷ったりする学生がいます。また、計画相談の担当者にも情報提供が必要です。こういった、必要な方々に情報を届ける対策として検討しています。併せて、ガイドブックも、具体的に就労移行支援のサービスの使い方、ノウハウを含めて記載されるよう検討をしながら、そういった作業を通じて就労移行支援事業所自身が自分たちの機能についてもう一度確認をできる機会になれば良いと考え、来年度の計画を検討しています。

次に、資料2-4権利擁護部会の報告です。今年度、量的な調査で得られなかった当事者ニーズを引き出そうと、インタビュー形式のアンケート調査を行っております。平成28年9月~平成29年1月までに6名の方にインタビュー調査を行いました。インタビューの対象者は、それぞれ障害種別を踏まえて調整しております。こちらはインタビュー形式なのでボリュームのあるアンケート調査になっています。逐語録からいろいろなニーズを拾うので、かなり時間をかけた調査分析を行っております。結果については報告書として取りまとめができ次第、皆さんに報告させていただければと思っております。

併せて山梨県の自立支援協議会から、権利擁護を考える座談会について提案がありました。1月31日に合同開催という形で座談会を行っております。当事者インタビューを行っていることや、当事者の会の紹介をしてきました。以上です。

資料2-5の相談支援部会です。昨年度の地域診断プロジェクトを引き継ぎ、今年は社会資源のアンケートを行っております。特に生活介護については慢性的に空きが少なく、事業所の選択肢が乏しいと言われていて、その原因を確かめるため、事業所の実態把握の調査を行っています。今アンケート調査を行い集約しているところなので、進捗状況の報告をさせていただきます。

アンケートは事業所で行われている支援内容を把握するものと、利用者のニーズを把握するものの2種類で質問用紙を作成し、市内の生活介護のある事業所17か所に配布して、回収率は100%でした。17事業所の内、入所者のみを対応する生活介護事業所13事業所の分析を現在行っているところです。「生活介護事業所の空き状況が慢性的に少ないのではないか」、「入浴できる事業所が少ないのではないか」、「就労継続支援B型事業所のような作業中心の事業内容なのではないか」、「身体障がいの方、重心の方、医療的ケアが受け入れられる事業所が少ないのではないか」という仮説に基づいて分析を行い、今3つ目の「就労継続B型のような作業中心の事業内容なのではないか」という仮説について細かく分析をしているところです。13事業所のうち9事業所が受け入れ可と、決して満床ではないと返答をいただきました。なぜ、空きがないと感じられているのかは、特性と利用者のニーズのマッチングの難しさがあるのではないかということがわかっています。幅広い障害に対応できる事業所に利用者が集中する傾向にあるということでした。市内に自分の希望する事業所がないため、市外にサービスを求めて流出している数について、上手く数値は出すことは出来ませんでしたが、市外から流入している数が全体の3割ということで、同じ割合が市外に流出していることが推測できると考えております。過去に地域診断調査を県の自立支援協議会でも行い、全体的に圏域単位で診断した時に、圏域外に流出、流入しているケースが3割という数値が出ていますので、その状況とあまり大きく変わらないと思っております。また、「入浴できる施設が少ないのではないか」という仮説については、「入浴支援を行っている」と回答した施設が13事業所中7事業所で、予想に反して多かったです。ただ、一日の活動内容の中に入浴支援が組み込まれている事業所は3事業所で、残りの4事業所は、入浴設備があっても活動内容自体には組み込まれていず、やむを得ない状況のときに入浴支援を行っているのではないかということがうかがえました。

甲府市では障害福祉サービスに加えて、福祉センターをはじめとした入浴施設が多数あること、生活介護に限らず入浴に特化した環境が整ってきているという中では、相談支援専門員が社会資源を上手に活用できていないのではないか、という課題が見えて来ています。以前、甲府市自立支援協議会にあった、入浴の施設を活用するプロジェクトチームの調べにおいても、福祉センターを利用する障がい者の方は、年に一人か二人でした。

「就労継続支援B型のような作業中心の事業内容が多いのではないか」という仮説については、B型と併設事業所が多数ありました。活動内容は規定に定められているわけではありませんが、事業所が生活介護とB型の事業内容を混在させている可能性があり、なぜこの事業を行っているのか、なぜこのサービスを提供しているのかという検討がされていないのではないでしょうか。現在、こちらもアンケート調査を分析中ですので、報告書をまとめた段階で、皆様にお届けしたいと思います。専門部会についての報告は以上です。

会長

ありがとうございました。この1年、各部会の皆さんも仕事をしながら、かなり具体的に甲府市の地域課題について取り組んだことに感謝いたします。

ただ今の報告の中で、ご意見、ご感想がありましたら、是非お願いします。

委員

児童部会で通所事業所連絡会の立ち上げを検討されていることは、とても良いと思いますので、ぜひ実現させてください。私たちの事業所も参加させていただきたいと思います。

それから、児童期は福祉サービスにつながる入口ですので、確定診断が出る前の段階からの、子育てのしにくさへの支援が大事だと思っています。母子保健を担当している保健師と、療育機関との連携が必要ですので、児童部会に母子保健の保健師に入ってもらうなど、療育機関と母子保健の保健師との連携も、課題として取り組んで欲しいと感じました。

会長

他にご意見、ご助言等ありましたら、ぜひ専門家の立場からお願いいたします。

定例会の皆さんが2ヶ月に1度集まって、各部会の活動状況を把握していただいているので、ぜひ全体会からも感想等ぜひ伝えていただきたいと思います。

委員

障がい者の地域移行を進めるに当たり、地域づくり、受け皿づくりをしないと、なかなか難しいのかなと思っています。

また、受刑者の方が帰ってきても地域が拒んで帰れないというような実態があって、このことについても、これから検討が必要だと思います。

会長

他にいかがでしょうか。

全ての部会の報告をうかがったところ、質の問題、スキルアップの方法、情報の発信の仕方、社会資源情報の共有、ネットワークづくり、連携などが、共通した課題になっていますので、今後、具体的にどうしていくかを全体会、定例会と一緒に考えて行きたいと思います。

他に、感想でもいいと思いますが、ありますか。

委員

精神障がいの方たちが退院されても、なかなか生活しにくいという課題が、今ようやく形になってきたのかなと思います。けれども、サービスや事業所が不足していて、困っている方がたくさんいます。地域移行部会での取り組みは、是非これからもよろしくお願いします。

会長

他にいかがでしょうか。

委員

相談支援専門員のスキルアップは非常に課題だと思います。りんくができて3年が経過し、年々りんくが中心になって研修会や、相談支援専門員を集めて顔の見える関係で学習会を計画してはいますが、急にスキルアップはしないと思います。相談支援専門員のスキルアップは、甲府市の障害福祉サービスの充実にもつながっていくと思いますので、効果的にレベルを上げる学習会方法や内容を、全体会の中でも考えていただけたらありがたいと思います。

会長

まだ、各部会の活動も開始して1年ですので、もう1年するとさらにアンケートの結果ですとか、課題がより具体的に見えてくると思います。その時に、また全体会の皆さんからご意見いただきたいと思います。

それから、確かにスキルアップは簡単にできるものではありませんので、どういった方法でやっていくことが良いのか、定例会、全体会と一緒に考えていけたらと思います。

それでは、次の議題に移りたいと思います。山梨県自立支援協議会からの報告をお願いします。

(3)山梨県自立支援協議会からの報告

報告者:飯室中北圏域マネージャー

資料:資料3医療的ケアが必要な在宅重症心身障害児者実態調査の報告と議題について

圏域マネージャー

去年、甲斐市自立支援協議会から、医療的ケアが必要な方の課題について県の自立支援協議会に提案がありました。県協議会では、広域的な課題だということで、プロジェクトが立ち上がり、その中で甲府市自立支援協議会にもアンケート調査をお願いし、実態調査を行っていただきました。その全県的な報告をさせていただきます。

208人の回答がありました。「本人・代筆」で28%、「代弁」が69%。なかなか本人が表現や意思表出をすることが難しいということが見られます。

グラフにあるように、主たる介護者は母親が中心となっています。具体的な事例からは、医療ケアが必要で、24時間の対応や、なかなか睡眠がとれないとか、家族に何かあった場合、日常的なケアを代わってもらえる人がいないなど、大変な状況が見られました。

日中の活動場所は、「障害者通所施設」が圧倒的に多く、次に「家庭」となっています。

医療的ケアの内容は、「胃ろう」が一番多く、次に「気管切開部の管理」となっています。看護師がいなければ、事業所の利用も難しい、ということが分かります。

現在利用しているサービスは「重度訪問介護」が一番多く、二番目に「生活介護」となっていますが、山梨県内はかなり受け入れ事業所が限られていて、全県を見ると事業所が偏っているという状況もあります。

相談する相手は、「相談支援事業所」、「行政」、「福祉サービスの事業所」などがあげられていますが、「未回答」が数字としては一番多いです。目の前の介護に追われて相談する余裕がないという状況も考えられます。

地域で暮らして行くうえで困ったことや心配事は、成人、児童ともに一番数字として多いのが、「親の高齢化、親亡き後」です。成人は、続いて「災害、緊急時の対応体制等」、「短期入所の確保・充実」、児童は、「卒業後の充実」です。支援学校の保護者会から、卒業後に受け入れてくれる事業所があるのか心配との声をお聞きしたこともあります。

「現在の生活が維持できなくなったら」という質問で、一番は「入所施設」、二番目に今の生活を「サービスの組み合わせで継続」と挙げられています。しかし、今の生活を維持したいが、なかなか利用できる事業所やサービスが十分でないなどが、自由記載には書かれている状況です。

アンケート結果から見える現状は、医療的ケアが必要な方は、家族支援で抱えているということです。対応する事業所が少なく、本人の活躍する場が制限されてしまっています。また、重度訪問介護、生活介護、日中一時支援、併せて短期入所の希望も多いのですが、事業所も限られていて、その希望を叶えるのも難しい状況です。

相談先として、なかなか相談ができていない状況と、相談を受ける側も、専門的な知見が求められるため、相談を受けても対応できないという状況もあります。

報告は以上ですが、県の部会としては、研修のあり方の検討や、利用者様がどんな状況にあるかを調べる必要があること、市町村の事業についても地域によって対応が違うところを情報共有できればということが挙げられています。

甲府市の障がい福祉計画においても、このアンケート結果が参考になればと思いお伝えしました。

会長

ありがとうございます。私自身もこのプロジェクトに関わっておりますが、この数年間に国も医療的ケアの必要な障がい児者については、政策を出し始めてきていますし、生活拠点も医療的ケアが必要な障がい児者が利用されるということを考えつつ、今後考えていかなければいけないと思います。

それから、児童から障害者に移行する時に、どのように継続的な支援を、医療も含めてしていくのかという、相談支援体制のシステムづくりが挙がっていました。これは、相談支援専門員のスキルアップが必要だというとことになりますので、徐々に進んでいくと良いと思います。

何かご意見ありますでしょうか。

委員

今、甲府支援学校では、来年度の小学部の新入生が10名ほどの予定ですが、6割に医療的ケアが必要です。学校全体の8割強が重複障害の子どもで、その中でも医療的ケアが必要な子どももかなりの割合でおり、小・中・高と過ごして、その後の進路先が限られていることが一番の課題になっています。実際には、医療的ケアを受けている子どもたちの卒業後の進路は、2ヶ所の施設等なので、もう少し多様なサービス、進路先が確保できると、保護者の方たちもかなり楽になるかなと感じています。全て甲府市の児童、生徒ではありませんけれども、いろいろな児童、生徒が入学してくる様子をみていると、やはり福祉制度の充実が望まれるところではないかと思いますので、ぜひよろしくお願いします。

会長

ありがとうございました。

これは山梨県自立支援協議会の報告ですが、甲府市ももちろん山梨県の中に入っておりますので、今後も連携していけたらと思います。

それでは、次の議題に移ります。甲府市障がい者福祉計画策定へのご協力について、甲府市から説明をお願い致します。

(4)甲府市障がい者福祉計画策定へのご協力について(依頼)

説明者:障がい福祉課中込係長

資料:資料4

障がい福祉課

先日文書で自立支援協議会あててに障がい者福祉計画の見直しについてのご協力の依頼をさせていただきましたが、その内容の説明をさせていただきます。

資料4におおよそのことは書かれています。障がい者福祉計画を平成27年から31年までの5か年計画で甲府市が策定した中で、障がい福祉計画の数値目標は、3年計画で入っています。27年度から31年度のまだ期間内ですが、中間年ということと、障がい福祉計画の数値目標が新たに策定されますので、今回、障がい者福祉計画の見直しをすることにしました。また、障がい福祉計画の数値目標は見直し、来年度一年かけて見直し計画と策定を行うことを考えております。

同時に、障がい児福祉計画が策定されます。同じような数値目標がメインになると思われ、今、運用している障がい者福祉計画の中にも、放課後等デイサービスの数値目標は入っておりますので、大きく変わることはないと考えています。

27年からの障がい者福祉計画の際に使用したアンケートをご覧ください。統計をとるという目的のためにも、毎回内容を変えることは好ましくないことから、原則的にはこの内容でいきたいと考えていますが、これをベースに、内容を精査していただきたいと考えています。アンケートをご覧いただいて分かるように、ページ数がかなり多いです。アンケートに答える方々の負担が大きくならないよう、原則的には新たな質問を入れる代わりに他のものを抜くなど、入れ替えで考えていきたいと思います。

来年度4月から策定に向けて着手し、アンケートの見直しをしていただいたあと、6~7月にアンケートを配布し、回収。アンケートのクロス集計等をしたうえで、皆さんに報告させていただきます。また、アンケートと並行して、障がい者福祉計画の概要部分の素案を作成しますので、内容を検討していただき、意見をいただきたいと思います。最終的に、県も来年度計画を作成することになっていますので、そちらと整合性を図り、各種障害者団体からも意見をうかがい、パブリックコメントを募集し、最終的には製本するというのが大きな流れです。自立支援協議会の皆様にはご意見やアドバイスをいただければと考えておりますので、ご協力をお願いします。

会長

ありがとうございました。今回、定例会の部会も様々できて、現実の状況等を把握していますので、全体会、定例会を含めて自立支援協議会としても甲府市障がい者福祉計画策定へ協力をして、より良い、現実に合った計画が出来上がるようにしたいと思いますので、ご協力をお願いいたします。

障がい福祉課

4月になる前のこの時期に、皆様へアンケート調査をお配りしたのは、今から内容をしっかり見ていただき、十分にご検討いただきたいからです。年度末に厚かましいお願いですが、よろしくお願いいたします。

会長

前のアンケート調査をたたき台として、修正等内容をご確認していただき、何かあれば新年度また自立支援協議会が始まりますので、そのとき等にまたご意見いただければと思います。良いアンケートができるように、皆さんご協力お願いします。

続いて、その他になりますが、平成29年度地域自立支援協議会運営について、事務局りんくからお願いいたします。

 

(5)その他平成29年度地域自立支援協議会会議運営について

説明者:基幹相談支援センターりんく廣野相談員

資料:資料5平成29年度地域自立支援協議会会議運営について

りんく

資料5をご覧ください。平成29年度地域自立支援協議会会議運営について、ご提案をさせていただきます。障がい者福祉計画見直し計画策定に伴い、自立支援協議会も見直し計画に、地域課題や意見を反映できるように、計画策定のスケジュールに合わせて開催したいと思います。また、全体会・定例会の合同会議を開催し、協議会全体で情報共有し、福祉計画や地域課題について検討したいと思いますので、ご理解、ご協力をお願いします。具体的には、全体会・定例会合同意見交換会を4月と11月に開催する予定です。日程はここに書いてある通りです。これには、全体会、定例会の委員の皆様にご出席いただきたいと思います。内容は4月に関しては専門部会から地域課題をテーマに意見交換、障がい者福祉計画に関するアンケート調査への内容への意見交換ということで、アンケート調査の項目について意見をとりまとめ、4月の合同意見交換会で発表と考えています。11月は、見直し計画の数値目標への意見交換です。

そして、全体会ですが、例年は8月と2月に行われていますが、見直し計画のアンケートの報告がおおむね9月になるだろうとのことで、9月26日を予定しています。2月に関してはいつもと同じような全体会の内容になると思います。

定例会は、いつもは偶数月になりますが、29年度は6月、8月、30年1月に行いたいと思います。

全体会の委員の皆様には通常であれば年2回ですが、合同意見交換会にもご出席いただきたく思います。よろしくお願いいたします。

会長

来年度は、全体会2回の他に、全体会・定例会合同意見交換会があります。お忙しいとは思いますが、定例会の委員さんとも交流できますし、定例会の委員さんが部会の代表を務めておりますので、部会の内容等も意見交換等ができると思います。是非お時間を作って参加してください。

それから、もし、お時間がございましたら、全体会の委員さんも定例会にも参加していただき、定例会でどんな話し合いが行われているのか、傍聴していただけたらと思います。今年度は副会長が定例会を傍聴していただきました。いかがでしたでしょうか。

委員

定例会の報告を全体会で聞いてもよく分からない部分がありましたが、定例会を2回傍聴しまして、よく理解することができました。全体会は2回しかないので詳細が分からない部分があります。皆さんお忙しいとは思いますが、是非、定例会を傍聴してみてください。全体会と定例会のつながりも分かりやすくなると思います。

会長

全体会と定例会の皆さんで、一緒に考えていただけると良いと思います。

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福祉保健総室障がい福祉課相談支援係

〒400-8585 甲府市丸の内一丁目18番1号(本庁舎2階)

電話番号:055-237-5240

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