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更新日:2018年7月13日

山梨大学

団体紹介

山梨大学は地域の中核、世界の人材をキャッチフレーズに、豊かな人間性と倫理性を備え、広い知識と深い専門性を有して、地域社会・国際社会に貢献できる人材を養成する教育・研究を行っています。

取組内容

山梨大学の授業科目「消費生活論」(担当:神山久美准教授)において、「高齢者の地域の見守りについて、私たち学生ができることを考えよう」という甲府市消費生活センターとの連携授業を2017年5月26日・6月2日に実施しました。
山梨大学では、「地域課題解決人材育成プログラム」を実施しており、「消費生活論」は、1年生対象の地域志向型共通教育科目(地域について学び、地域課題の解決に向けた力を養う科目)の1つに設定されています。甲府市は高齢化率が高く、高齢者の消費者被害の防止は喫緊の課題であり、学生を含む市民が地域の高齢者の見守りに参画していく必要があります。この地域課題を考えてもらうために甲府市消費生活センターと2回の連携授業を実施しました。
1回目の授業では、市職員、市消費生活相談員が、地域の高齢者の消費者被害の状況や相談事例、甲府市消費生活センターや甲府市消費者安全確保地域協議会(見守りネットワーク)の紹介などの話をしました。学生はなぜ高齢者が騙されるのかを考え、見守りのキーワード「気づき・声かけ・相談につなぐ」を理解し、高齢者向け出前講座を実際に体験しました。
2回目の授業では、小グループに分かれて、日常生活の中で「高齢者の地域の見守りについて学生ができそうなことを考える」というワークショップを行いました。学生は、「挨拶」や「地域の行事に参加する」など高齢者との交流を深めることや「困っている高齢者を見かけたら声をかける」、「消費生活センターを教える」など、地域課題の解決にむけて具体的に考えていきました。

~学生の感想(抜粋)~
・高齢者は被害に気づきにくい。まわりが「気づく」「声かけ」「つなぐ」ことが大切だと思った。自分達にもできそうな事柄である。
・安心は、人と人とのつながりの中で生まれる。高齢者の人々は自分一人では生きていけない。我々も同じだと思う。地域の人々と協力していくことが大切だと思った。
・高齢者の3大不安「健康」「お金」「孤独」に付け込まれる。人間は誰でも騙される。「自分は騙されることはない」という考えは捨てたほうが良い。
・「無料・お試し・あなただけ」というセールストークを聞き、自分自身のことを振り返り自分も注意したいと思った。
・消費生活センターにまず相談。相談することで、被害回復や二次被害が防げる。安心もできる。

(写真:授業(ワークショップ)の様子)

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