更新日:2020年10月26日
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PCB(PolyChlorinatedBiphenyl(ポリ塩化ビフェニル))は、水に極めて溶けにくく、沸点(約600℃)が高いなどの物理的な性質を有する主に「油状」の物質です。
また、熱で分解しにくい、不燃性、絶縁性が高いなど、化学的に安定した性質を持っております。
PCBは、ポリ塩化ビフェニル化合物の総称であり、その分子に保有する塩素の数やその位置の違いにより理論的に209種類の異性体が存在し、なかでも、コプラナーPCB(コプラナーとは、共平面状構造の意味)と呼ばれるものは毒性が極めて強くダイオキシン類として総称されるものの一つとされております。
詳細については、JESCOホームページ(別サイトへリンク)を参照願います。
ポリ塩化ビフェニル(PCB)は、絶縁性(電気を通しにくい)、不燃性(燃えにくい)などに優れた特性を有することから、トランスコンデンサといった電気機器をはじめ幅広い用途に使用されてきましたが、昭和43年にカネミ油症事件が発生して、その毒性が社会問題化し、昭和47年にPCBの製造は止められました。
その後、思うように処理施設の設置が進展しないこともあり、今日までの長期にわたり、保管を続けていただくことになりましたが、その間、PCBの紛失等により、環境汚染が懸念されている状況です。
詳細については、JESCOホームページ(別サイトへリンク)を参照願います。
ポリ塩化ビフェニル(PCB)早期処理情報サイト(別サイトへリンク)
高濃度PCB廃棄物を中小企業者等が処分する場合、その料金が軽減される措置があります。
一定の条件を満たす中小企業者、中小企業団体及び法人にあっては70%、個人にあっては95%が軽減されます。
詳しくは、環境省ホームページ「中小企業者等の軽減制度について」(別サイトへリンク)またはJESCOホームページ「中小企業者向けの割引」(別サイトへリンク)をご覧ください。
JESCO中小軽減担当
電話:0120-808-534
※お申し込みは、具体的なPCB廃棄物処理契約手続きの前にJESCOからご案内させていただいた方のみ受け付けております。案内がない方については、申し込みの受け付けはできません。詳しくは、上記までお問合せください。
日本政策金融公庫 中小企業事業部がPCB廃棄物処分関連の融資をしています。
PCB廃棄物を自ら処分する方または処分を委託する方を対象に、必要な長期運転資金を融資するものです。
融資限度額、返済期間、利率など、詳しくは日本政策金融公庫のホームページ(別サイトへリンク)でご確認ください。
よくある質問
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お問い合わせ
環境対策室ごみ収集課廃棄物係
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電話番号:055-241-4313
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