甲府市観光ガイドブック
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信仰心が深かった武田信玄は、甲府にある臨済宗(日本の禅の宗派の一つ)の寺の中でも由緒ある格式高い寺を五つ選び、「甲府五山」として保護した。各寺は武田家の歴史・文化などを今に伝えている。檜皮葺き(ひわだぶき)の仏殿は国指定重要文化財。庭園も美しい。信玄の長男、義信の菩提寺である。甲府市は1519年に戦国時代の名将・武田信玄の父・信虎が躑躅が崎(つつじがさき)に開府してから、2019年で500年!開府の年が明らかで、しかも500年という長い歴史を持つ全国でも珍しい都市だ。信虎が館を基点に基幹道路を造り、家臣屋敷、寺社、職人屋敷、市場を計画的に配置しながらまちづくりを進めて誕生した城下町「甲府」は、その後、信玄、勝頼へと受け継がれ、発展、繁栄を遂げてきた。MAPP26MAPP162019年にこうふ開府500年!2021年に信玄公生誕500年を迎えました!B05B07B04B06B08

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