平成9年6月甲府市議会定例会会議録第5号 午後1時00分 開議 ○議長(小野雄造君) これより本日の会議を開きます。 本日の会議時間は、議事の都合によりあらかじめこれを延長をいたします。 報告事項を申し上げます。 末木隆義君外6名から甲議第5号 郵政三事業の現行経営形態の堅持に関する意見書提出について、細田 清君外8名から甲議第6号 学校事務職員及び同栄養職員等、現行の義務教育費国庫負担対象職員の範囲を堅持し、教育の機会均等水準維持向上を求める意見提出についてが提出されました。 印刷の上、お手元に配付いたしてありますので御了承を願います。 以上で報告を終わります。 これより日程に入ります。 日程第1から日程第8までの8案を一括議題といたします。 8案に関し、総務委員長の報告を求めます。 総務委員長 末木隆義君。 (総務委員長 末木隆義君 登壇) ○総務委員長(末木隆義君) 報告いたします。 去る6月11日の本会議において、当委員会に付託されました案件について12日委員会を開き、慎重に審査した経過と結果について御報告いたします。 まず、議案第72号 専決処分について(平成8年度甲府市一般会計補正予算(第8号))は、全員異議なく当局原案のとおり承認するものと決しました。 次に、議案第73号 専決処分について(甲府市市税条例の一部を改正する条例制定について)は、このたびの条例改正は、地方税法の改正に伴うものであるが、専決処分で行われた場合、議会や納税者である市民の意見を反映することができない。また、現在の固定資産評価額の算定方法は、平成6年度の制度改正により、地価公示価格の7割を目途とするとの方法に改められ、従来の方法に比べ、市民の負担増が見込まれるが、市民にはまだ十分に理解をされていない。したがって、このたびの専決処分及び本条例改正は承認できないとの意見があり、採決の結果、多数をもって当局原案のとおり承認するものと決しました。
次に、議案第74号 甲府市市税条例の一部を改正する条例制定について
次に、請願第9−5号 甲府市中心街への競輪場外車券売り場誘致反対を求める請願について 最後に、請願第9−6号 郵政三事業の現行経営形態の堅持に関する請願書については、国民の生活に欠かすことのできない重要な事業については、全国に統一したサービス体制を堅持することが必要であるので、現行体制を堅持すべきであるとの意見と、郵政事業の民営化は、現在進められている国の行財政改革の根幹をなすものであり、国鉄やNTTの民営化が十分な成果を上げていることを見ても、改革をすべきであるとの意見があり、採決の結果、多数をもって採択することに決しました。 以上で、報告を終わります。 ○議長(小野雄造君) 以上で報告は終わりました。 ただいまの委員長の報告に対する質疑に入ります。 質疑はありませんか―――質疑なしと認めます。 これより日程第1 議案第72号について採決いたします。 本案に対する委員長の報告は承認であります。 本案は、委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野雄造君) 御異議なしと認めます。 よって、本案は委員長報告のとおり承認されました。 次に、日程第2 議案第73号について起立により採決いたします。 本案に対する委員長の報告は承認であります。 本案は、委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 (賛成者 起立) ○議長(小野雄造君) 起立多数であります。 よって、本案は委員長報告のとおり承認されました。 次に、日程第3 議案第74号から日程第7 議案第78号までの5案を一括採決いたします。 5案に対する委員長の報告は可決であります。 5案は、委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野雄造君) 御異議なしと認めます。 よって、5案は委員長報告のとおり可決いたしました。 次に、日程第8 請願・陳情書について採決いたします。 まず、請願第9−6号 郵政三事業の現行経営形態の堅持に関する請願書について起立により採決いたします。 本件に対する委員長の報告は採択であります。 本件は、委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 (賛成者 起立) ○議長(小野雄造君) 起立多数であります。 よって、本件は委員長報告のとおり決しました。 次に、請願第9−5号 甲府市中心街への競輪場外車券売り場誘致反対を求める請願及び請願第9−8号 場外競輪車券場誘致反対及び中心街活性化に向けた請願について採決いたします。 2件に対する委員長の報告は採択であります。 2件は、委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野雄造君) 御異議なしと認めます。 よって、2件は委員長報告のとおり決しました。 次に、陳情第9−1号 場外車券場の誘致に反対する陳情書及び陳情第9−2号 甲府市中心街への競輪場外車券売場誘致に反対する陳情書について採決いたします。 2件に対する委員長の報告は採択であります。 2件は、委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野雄造君) 御異議なしと認めます。 よって、2件は委員長報告のとおり決しました。 次に、日程第9から日程第12までの4案を一括議題といたします。 4案に関し、民生文教委員長の報告を求めます。 民生文教委員長 細田 清君。 (民生文教委員長 細田 清君 登壇) ○民生文教委員長(細田 清君) 去る6月11日の本会議において、当委員会に付託されました案件について12日委員会を開き、慎重に審査した経過と結果について御報告いたします。
まず、議案第80号 甲府市学校職員の勤務時間等に関する条例の一部を改正する条例制定について 次に、議案第79号 甲府市国民健康保険条例の一部を改正する条例制定については、医療費増嵩への対応策として、保険料の引き上げ措置を講ずるのではなく、国に対し、社会保障としての補助を強く求めるべきであるとの意見と、保険料の賦課限度額は所得に応じて定め、負担の公平化を図るべきであるとの意見があり、採決の結果、多数をもって当局原案のとおり可決するものと決しました。 最後に、請願第9−7号 学校事務職員及び同栄養職員等、現行の義務教育費国庫負担対象職員の範囲を堅持し、教育の機会均等水準維持向上のための請願書については、全員異議なく採択するものと決しました。 以上で報告を終わります。 ○議長(小野雄造君) 以上で報告は終わりました。 ただいまの委員長の報告に対する質疑に入ります。 質疑はありませんか―――質疑なしと認めます。 これより日程第9 議案第79号を起立により採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決であります。 本案は、委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 (賛成者 起立) ○議長(小野雄造君) 起立多数であります。 よって、本案は委員長報告のとおり決しました。 次に、日程第10 議案第80号から日程第12 議案第82号までの3案を一括採決いたします。 3案に対する委員長の報告は可決であります。 3案は、委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野雄造君) 御異議なしと認めます。 よって、3案は委員長報告のとおり可決いたしました。 次に、日程第13 請願書について採決いたします。 本件に対する委員長の報告は採択であります。 本件は、委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野雄造君) 御異議なしと認めます。 よって、本件は委員長報告のとおり決しました。 次に、日程第14及び日程第15の2案を一括議題といたします。 2案に関し、建設水道委員長の報告を求めます。 建設水道委員長 大村幾久夫君。 (建設水道委員長 大村幾久夫君 登壇) ○建設水道委員長(大村幾久夫君) 去る6月11日の本会議において、当委員会に付託されました案件について12日委員会を開き、慎重に審査した経過と結果について御報告いたします。 議案第83号 昭和町の一部に公の施設を使用させることに関する協議について及び議案第84号 昭和町の公の施設の使用に関する協議についての2案については、いずれも全員異議なく当局原案のとおり可決するものと決しましたが、下水道整備にあたっては、今後とも施設の相互利用を十分活用し、より一層の効率的な事業運営を要望する意見がありました。 以上で報告を終わります。 ○議長(小野雄造君) 以上で報告は終わりました。 ただいまの委員長の報告に対する質疑に入ります。 質疑はありませんか―――質疑なしと認めます。 これより日程第14 議案第83号及び日程第15 議案第84号の2案を一括採決いたします。 2案に対する委員長の報告は可決であります。 2案は、委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野雄造君) 御異議なしと認めます。 よって、2案は委員長報告のとおり可決いたしました。 次に、総務、民生文教、経済都市開発、建設水道の各常任委員長から目下委員会において審査中の事件及び所管事項の調査について、会議規則第87条の規定により、別紙申出書のとおり閉会中の継続審査及び調査の申し出があります。 お諮りいたします。 各常任委員長から申し出のとおり、閉会中の継続審査及び調査に付することに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野雄造君) 御異議なしと認めます。 よって、各常任委員長から申し出のとおり、閉会中の継続審査及び調査に付することに決しました。 次に、日程第16 甲議第5号を議題といたします。 末木隆義君から提案理由の説明を求めます。 末木隆義君。 (末木隆義君 登壇) ○末木隆義君 案文の朗読をもって、提案理由の説明にかえさせていただきます。 郵政三事業の現行経営形態の堅持に関する意見書(案) 郵政事業は、「国営・非営利」、「郵便・貯金・保険の三事業一体全国ネットワーク」、「独立採算・区分経理」のもとに全国2万4千の郵便局を通じ、統一したサービスを国民に提供するとともに、地域の情報の拠点として、地域の活性化に大きく寄与している。 今般、政府は行政改革の名のもとに、郵政事業の分割・民営化を進めているが、これが実施されると大都市中心の事業展開を余儀なくされ、地方におけるサービスの低下が懸念される。 よって、郵政事業が果たしてきた公共的、社会的役割を評価し現行経営形態の堅持を強く要望する。 以上、地方自治法第99条第2項の規定により意見書を提出する。 平成9年6月13日 甲府市議会 あて先は、内閣総理大臣、郵政大臣、総務庁長官であります。 なお、字句の修正等については、議長に委任いたします。 ○議長(小野雄造君) 以上で説明は終わりました。 これより質疑に入ります。 質疑はありませんか―――質疑なしと認めます。 お諮りいたします。 本案については、会議規則第37条第2項の規定により委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野雄造君) 御異議なしと認めます。 よって、甲議第5号については、委員会の付託を省略することに決しました。 これより日程第16 甲議第5号を採決いたします。 本案は、提案のとおり決することに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野雄造君) 御異議なしと認めます。 よって、甲議第5号については、提案のとおり可決いたしました。 次に、日程第17 甲議第6号を議題といたします。 細田 清君から提案理由の説明を求めます。 細田 清君。 (細田 清君 登壇) ○細田 清君 案文の朗読をもって、提案理由の説明にかえさせていただきます。 学校事務職員及び同栄養職員等、現行の義務教育費国庫負担対象職員の範囲を堅持し、教育の機会均等水準維持向上を求める意見書(案) 現行の義務教育費国庫負担制度は、子供の教育を受ける権利を保障し、地方公共団体の財政能力によって格差が生じないように法制化されたものである。 しかし、政府の財政構造改革会議は、国の財政再建方針で文教関係について「全般について聖域なく見直す」としている。 これは、ここ数年国に比べて地方財政の方が豊かになっているとみて、義務教育諸学校に勤務する学校事務職員・学校栄養職員の給与費を各県が全額負担すべきという義務教育費国庫負担制度の見直し論の具体化に他ならない。 学校運営を支えている学校事務職員・学校栄養職員を国庫負担の対象外とすることは、義務教育制度の根幹に触れる大きな問題である。 よって、教育の機会均等が引き続き確保され、義務教育費国庫負担制度の現行水準を維持するよう強く要望する。 以上、地方自治法第99条第2項の規定により意見書を提出する。 平成9年6月13日 甲府市議会 あて先は、大蔵大臣、文部大臣、自治大臣であります。 なお、字句の修正等については、議長に委任いたします。 ○議長(小野雄造君) 以上で説明は終わりました。 これより質疑に入ります。 質疑はありませんか―――質疑なしと認めます。 お諮りいたします。 本案については、会議規則第37条第2項の規定により委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野雄造君) 御異議なしと認めます。 よって、甲議第6号については委員会の付託を省略することに決しました。 これより日程第17 甲議第6号を採決いたします。 本案は、提案のとおり決することに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野雄造君) 御異議なしと認めます。 よって、甲議第6号については、提案のとおり可決いたしました。 ただいま可決いたしました甲議第5号及び甲議第6号の意見書については、条項、字句その他整理を要するものについては、その整理を議長に委任することに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野雄造君) 御異議なしと認めます。 よって、さように決しました。 暫時休憩をいたします。 午後1時24分 休 憩 午後8時16分 再開議 ○副議長(宮川章司君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 休憩中、小野雄造君から議長の辞職願が提出されました。 お諮りいたします。 この際、議長辞職についてを日程に追加し、議題とすることに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○副議長(宮川章司君) 御異議なしと認めます。 よってこの際、議長辞職についてを日程に追加し議題とすることに決しました。 議長辞職についてを議題といたします。 小野雄造君の除斥を求めます。 (小野雄造君 退場) ○副議長(宮川章司君) まず、辞職願を朗読いたさせます。 (書記、議長辞職願を朗読)
平成9年6月13日 辞 職 願
このたび甲府市議会議長を辞職いたしたくお届けいたします。 ○副議長(宮川章司君) お諮りいたします。 小野雄造君の議長辞職を許可することに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○副議長(宮川章司君) 御異議なしと認めます。 よって、小野雄造君の議長辞職を許可することに決しました。 小野雄造君の入場を求めます。 (小野雄造君 入場) ○副議長(宮川章司君) ただいま議長が欠員となりました。 お諮りいたします。 この際、議長の選挙を日程に追加し、選挙を行いたいと思います。これに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○副議長(宮川章司君) 御異議なしと認めます。 よって、さように決しました。 これより議長選挙を行います。 お諮りいたします。 選挙の方法につきましては、地方自治法第118条第2項の規定により指名推選によりたいと思います。これに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○副議長(宮川章司君) 御異議なしと認めます。 よって、選挙の方法は指名推選によることに決しました。 重ねてお諮りいたします。 指名の方法については、議長において指名することにいたしたいと思います。これに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○副議長(宮川章司君) 御異議なしと認めます。 よって、議長において指名することに決しました。 第78代議長に依田敏夫君を指名いたします。 お諮りいたします。 ただいま議長において指名いたしました依田敏夫君を議長の当選人と定めることに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○副議長(宮川章司君) 御異議なしと認めます。 よって、ただいま指名いたしました依田敏夫君が第78代議長に当選されました。 ただいま議長に当選されました依田敏夫君が議場におられますので、本席から会議規則第32条第2項の規定により告知いたします。 依田敏夫君の発言を求めます。 依田敏夫君。 (依田敏夫君 登壇)(拍手) ○依田敏夫君 一言ごあいさつを申し上げます。 私も甲府市議会35名の皆さん方の良識に訴えまして、議会の人事における円満解決を図ってまいったところでございます。 そのような中で、今こうしてこの演壇に立たせていただきますことは、まことに心苦しく感ずるわけでございます。皆さん方の温かい御支援によりまして御指名をいただきましたこと、心から感謝を申し上げます。 今、国政をはじめといたしまして、地方自治体におきましても非常に厳しい行財政の中、議会運営がされておるわけでございます。もとより私どもは、甲府市民20万市民の幸せを願っての日ごろの活動であるわけでございます。山本市政の進展を図りながら、皆さん方の協調を図りながら議会運営を図ってまいりたいと思うところでございます。皆様方の温かい御協力と御指導、御鞭撻を心からお願いを申し上げまして、議長就任のあいさつにかえさせていただきます。よろしくお願いをいたします。(拍手) ○副議長(宮川章司君) 依田敏夫君、議長席にお着きを願います。 (副議長 宮川章司君「退席」、議長 依田敏夫君「着席」) ○議長(依田敏夫君) ただいまから運営にあたらせていただきます。 前議長小野雄造君から、議長辞任にあたってあいさつをいたしたい旨の発言を求められておりますので、この際発言を許します。 小野雄造君。 (小野雄造君 登壇) ○小野雄造君 本日ここに第77代甲府市議会議長を退任するにあたりまして、一言御礼のごあいさつを申し上げます。 昨年6月に、全会一致により議長に御推挙いただき、以来1年間精いっぱいその任を果たさせていただきました。この1年間は甲府市議会議長の任にあるとともに、関東市議会議長会会長として大役を務めさせていただき、皆様方の御支援をいただく中、無事本年4月に総会をつつがなく開くことができ、大変光栄に思っております。 昨年8月1日より本県で開催されました「かけぬけろ 夏 風をきれ 山梨で」をスローガンにした全国高等学校総合体育大会においては、皇太子殿下と雅子妃殿下をお迎えし、全国からの若人とともに大会が成功裏に開催されましたことは、感激の極みでございます。 また、関東市議会の会長として2008年に開催を予定している横浜オリンピックの開催決議を、関東160市を代表してとりまとめることができましたことは、私の議長としての任期中における最も記憶にとどめるべきこととして感慨無量であります。 今日、政治、経済等社会の潮流は、21世紀に向かって私どもが体験したことのない厳しい変革を求められております。議会に対しても市民の期待はますます強いものがあります。甲府市議会もみずからの変革を進める時期と考え、本日、議会運営に関する調査・研究委員会が発足されたところとなりました。私もこれらの認識を持つ中で、議会において市民各位の負託にこたえられますように鋭意努力をする所存でございます。 在任中にお教えいただきました議員各位に、またさらには山本市長はじめ当局の皆様方には大変御協力いただきまして、心から感謝と御礼を申し上げる次第でございます。 退任にあたりまして一言御礼申し上げながら、皆様方にありがとうと申し上げながらごあいさつにさせていただきました。1年間お世話になりました。ありがとうございました。(拍手) ○議長(依田敏夫君) ただいま宮川章司君から副議長の辞職願が提出されました。 お諮りいたします。 この際、副議長辞職についてを日程に追加し、議題とすることに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(依田敏夫君) 御異議なしと認めます。 よってこの際、副議長辞職についてを日程に追加し議題とすることに決しました。 副議長辞職についてを議題といたします。 宮川章司君の除斥を求めます。 (宮川章司君 退場) ○議長(依田敏夫君) まず、辞職願を朗読いたさせます。 (書記、副議長辞職願を朗読)
平成9年6月13日 辞 職 願
このたび一身上の都合で甲府市議会第88代副議長を辞職いたしたくお願い申し上げます。 ○議長(依田敏夫君) お諮りいたします。 宮川章司君の副議長辞職を許可することに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(依田敏夫君) 御異議なしと認めます。 よって、宮川章司君の副議長辞職を許可することに決しました。 宮川章司君の入場を求めます。 (宮川章司君 入場) ○議長(依田敏夫君) ただいま副議長が欠員となりました。 お諮りいたします。 この際、副議長の選挙を日程に追加し、選挙を行いたいと思います。これに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(依田敏夫君) 御異議なしと認めます。 よって、さように決しました。 これより副議長選挙を行います。 お諮りいたします。 選挙の方法につきましては、地方自治法第118条第2項の規定により指名推選によりたいと思います。これに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(依田敏夫君) 御異議なしと認めます。 よって、選挙の方法は指名推選によることに決しました。 重ねてお諮りいたします。 指名の方法については、議長において指名することにいたしたいと思います。これに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(依田敏夫君) 御異議なしと認めます。 よって、議長において指名することに決しました。 第89代副議長に細田 清君を指名いたします。 お諮りいたします。 ただいま議長において指名いたしました細田 清君を副議長の当選人と定めることに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(依田敏夫君) 御異議なしと認めます。 よって、ただいま指名いたしました細田 清君が第89代副議長に当選されました。 ただいま副議長に当選されました細田 清君が議場におられますので、本席から会議規則第32条第2項の規定により告知いたします。 細田 清君の発言を求めます。 細田 清君。 (細田 清君 登壇)(拍手) ○細田 清君 ただいまは、同僚・先輩議員の皆様方の温かい御理解のもと、副議長に御選任いただきましてありがとうございました。 もとより未熟な私でございますが、皆様方の御指導、御鞭撻をいただく中、またあわせて経験豊かな依田議長の御指導をいただく中で、副議長の任務を務めてまいりたいと思います。議長を補佐して頑張ってまいりますので、今後とも引き続き御指導、御鞭撻いただきますようお願い申し上げまして、簡単でございますがごあいさつとさせていただきます。ありがとうございました。(拍手) ○議長(依田敏夫君) 前副議長 宮川章司君から副議長辞任にあたってあいさつをいたしたい旨の発言を求められておりますので、この際発言を許します。 宮川章司君。 (宮川章司君 登壇) ○宮川章司君 本日をもちまして、皆様方の大変な御協力によりまして、つつがなくこの1年間副議長の大役を務めさせていただきました。まことにありがとうございます。 また、市長をはじめ当局の方々、市民の方々本当にありがとうございました。特に前議長も申し上げておりますように、この1年間は大変忙しい年でございました。関東議長会の会長ということで前議長、その補佐役として務めてまいったわけでございますけれども、これもひとえに皆さんのおかげで務めさせていただくことができたわけでございまして、この感激というものは終生忘れることができないんではないかと肝に命じているところでございます。 国政におきましても、また地方自治体におきましても大変厳しい環境の中で、これから私たち議員が市民のために大いに頑張っていく、こういうことをまた決意も新たにしているところでございまして、この1年間皆さんが大いに支援していただいたことに対しまして、本当に改めて感謝申し上げさせていただきたいと思います。 これからもひとつよろしくお願い申し上げさせていただきたいと思います。本当にありがとうございました。(拍手) ○議長(依田敏夫君) 次に、日程第18 甲議第7号 常任委負会委員の選任についてを議題といたします。 常任委員会委員の任期は本日までとなっておりますが、甲府市議会委員会条例第3条第2項の規定により、任期満了前にあらかじめ委員の選任を行うものであります。 お諮りいたします。
常任委員会委員の選任については、委員会条例第8条第1項の規定により (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(依田敏夫君) 御異議なしと認めます。 よって、ただいま指名いたしました以上の諸君を、各常任委員に選任することに決しました。 次に、日程第19 甲議第8号 議会運営委員会委員の選任についてを議題といたします。 議会運営委員会委員の任期は本日までとなっておりますが、甲府市議会委員会条例第4条第3項の規定により、任期満了前にあらかじめ委員の選任を行うものであります。 お諮りいたします。
議会運営委員会委員の選任については、委員会条例第8条第1項の規定により (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(依田敏夫君) 御異議なしと認めます。 よって、ただいま指名いたしました以上の諸君を、議会運営委員会委員に選任することに決しました。 ただいま選任いたしました各常任委員及び議会運営委員は、休憩中委員会を開会し、正副委員長の互選を行い、速やかに委員会の構成を終わるようここに招集しておきます。 暫時休憩いたします。 午後 8時38分 休 憩 午後10時00分 再開議 ○議長(依田敏夫君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 休憩中、各常任委員会及び議会運営委員会を開き、正副委員長の互選を行いましたので報告いたします。
総務委員会委員長 堀内征治君 次に、休憩中、甲府市議会委員会条例第14条の規定により、細田 清君及び依田敏夫から新病院建設に関する調査特別委員会委員を一身上の都合により辞任したいので、許可されたいとの申し出がありましたので、本日それぞれの辞任を許可いたしました。 この際、新病院建設に関する調査特別委員会委員に欠員を生じ、また都市構想に関する調査特別委員会委員に欠員を生じておりますので、補欠委員選任についてを日程に追加し、議題といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(依田敏夫君) 御異議なしと認めます。 よって、特別委員会の補欠委員選任についてを議題とすることに決しました。 特別委員会の補欠委員選任についてを議題といたします。 お諮りいたします。 特別委員会の補欠委員選任については、委員会条例第8条第1項の規定により、小野雄造君を新病院建設に関する調査特別委員会の補欠委員に、宮川章司君を都市構想に関する調査特別委員会の補欠委員に、それぞれ指名いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(依田敏夫君) 御異議なしと認めます。 よって、ただいま指名いたしました諸君をそれぞれの特別委員会の補欠委員に選任することに決しました。 次に、甲府地区広域行政事務組合議会議員のうち、末木隆義君、山田 厚君が、このたび組合議会議員を辞職され、2名の欠員を生じました。 お諮りいたします。 この際、甲府地区広域行政事務組合議会の補欠議員の選挙を日程に追加し、選挙を行いたいと思います。これに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(依田敏夫君) 御異議なしと認めます。 よって、さように決しました。 これより、甲府地区広域行政事務組合議会の補欠議員の選挙を行います。 お諮りいたします。 選挙の方法につきましては、地方自治法第118条第2項の規定により、指名推選によりたいと思います。これに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(依田敏夫君) 御異議なしと認めます。 よって、選挙の方法については、指名推選によることに決しました。 重ねてお諮りいたします。 指名の方法については、議長から指名することにいたしたいと思います。これに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(依田敏夫君) 御異議なしと認めます。 よって、議長から指名することに決しました。
甲府地区広域行政事務組合議会の補欠議員に、 お諮りいたします。 ただいま議長において指名いたしました諸君を、甲府地区広域行政事務組合議会の補欠議員の当選人と定めることに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(依田敏夫君) 御異議なしと認めます。 よって、ただいま指名いたしました諸君が、甲府地区広域行政事務組合議会の補欠議員に当選されました。 ただいま当選されました諸君が議場におられますので、本席から、会議規則第32条第2項の規定により告知いたします。 次に、市長から、休憩中、議案第85号 監査委員の選任についてが提出されました。 お諮りいたします。 この際、議案第85号を日程に追加し、議題といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(依田敏夫君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第85号を議題とすることに決しました。 議案第85号 監査委員の選任についてを議題といたします。 大村幾久夫君の除斥を求めます。 (大村幾久夫君 退場) ○議長(依田敏夫君) 市長から提案理由の説明を求めます。 市長 山本栄彦君。 (市長 山本栄彦君 登壇) ○市長(山本栄彦君) 本日、追加提案いたしました案件につきまして、御説明申し上げます。 議案第85号「監査委員の選任について」は、本市の監査委員として議員のうちから大村幾久夫を選任するにつきまして、地方自治法第196条第1項の規定により議会の同意を求めるものであります。 御審議のうえ、御協賛を賜りますようお願い申し上げまして、説明を終わります。 ○議長(依田敏夫君) 以上で説明は終わりました。 これより質疑に入ります。 質疑はありませんか―――質疑なしと認めます。 お諮りいたします。 ただいま議題となっております議案第85号については、会議規則第37条第2項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(依田敏夫君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第85号については、委員会の付託を省略することに決しました。 これより、本案を採決いたします。 議案第85号 監査委員の選任については、これに同意することに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(依田敏夫君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第85号については、これに同意することに決しました。 大村幾久夫君の入場を求めます。 (大村幾久夫君 入場) ○議長(依田敏夫君) ただいま監査委員に同意を得られました大村幾久夫君から、あいさつしたい旨の発言を求められておりますので、この際発言を許します。 大村幾久夫君。 (大村幾久夫君 登壇) ○大村幾久夫君 ただいまは監査委員の御推挙を賜りまして心より感謝申し上げます。 誠心誠意職務を果たす所存でございます。先輩各位、同僚の皆さん、市長はじめ当局の皆さん方、御指導、御鞭撻を心よりお願い申し上げます。 就任のあいさつと御礼の言葉とさせていただきます。本当にありがとうございました。(拍手) ○議長(依田敏夫君) 次に、このたび監査委員を辞任されました森沢幸夫君から退任のあいさつをしたい旨の発言を求められておりますので、この際発言を許します。 森沢幸夫君。 (森沢幸夫君 登壇) ○森沢幸夫君 ちょうど在任中、県であのような不祥事が発生をいたしまして、大変緊張いたした1年間でございました。幸い甲府市では、市長をはじめとする職員全員が真摯な態度で行政執行にあたっておりますので、心やすく安心をして監査にあたっていられたということで大変幸せだったと思います。 在任中は皆さん方にひとかかたならぬお世話いただきましたが、本日をもって退任することになりました。本当にありがとうございました。(拍手) ○議長(依田敏夫君) 以上をもって本定例会に提案されました議案及び請願等の審議を全部終了いたしましたので、会議を閉じ、6月甲府市議会定例会を閉会いたします。 午後10時10分 閉会
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