平成2年6月甲府市議会定例会会議録第1号

                午後1時03分 開会

○議長(原田正八郎君) ただいまから平成2年6月甲府市議会定例会を開会いたします。

 会議に入る前に御報告申し上げます。

 甲府市議会議員千野 哮君には、去る6月27日御逝去されました。ここに慎んで哀悼の意を表し御報告申し上げます。

 この際、故・千野 哮君の御冥福を祈り、黙祷を捧げたいと思います。

 全員御起立を願います。

 黙祷。

                (全員起立・黙祷)

○議長(原田正八郎君) 黙祷を終わります。

 御着席願います。

                (全員着席)

○議長(原田正八郎君) 次に、御逝去されました故・千野 哮君に対し、追悼の辞を贈りたいと思います。

 鈴木豊後君の発言を許します。

 鈴木豊後君。

                (鈴木豊後君 登壇)

○鈴木豊後君 私は、甲府市議会を代表して、本日開会の6月定例会を直前にして、急逝されました、故元議長 千野 哮氏の、御霊に対し、謹んで哀悼の言葉を申し上げます。

 思えば、私と千野議員は、自民党と社会党と政治的立場は異なりましたが、昭和54年4月に、共に甲府市議会議員に初当選し、連続3期当選を果たした同期であり、さらに、縁あって、昭和62年5月、今期最初の議会で、あなたは47歳の若さで議長に就任し、同時に、名誉ある関東市議会議長会々長の要職に就かれ、私は、副議長として、議長の活躍をかいま見るなかで、千野議長を補佐し、共に議会運営の円滑化と市民福祉の向上のため頑張った仲でありました。

 あなたは、政治家として、さらに一段の飛躍をめざして、来期の県議選の準備を進め、志半ばで病魔に倒れ、帰らぬ人となられましたことは、故人にとっても、市民にとっても、無念の極みで、いま、私は、同じ議場で、あなたのための追悼の言葉を述べようとは夢にも思わず、まことに痛恨、哀惜の情に耐えないところであり、御遺族及びあなたを支え、信奉し、将来を期待していた関係者の方々の御胸中を拝察いたしますとき、涙なきを禁じ得ないものであります。心からその御冥福をお祈りいたします。

 千野君は、昭和14年、東八代郡右左口村・現中道町に生まれ、甲府の高校を卒業の後、若いときから青雲の志を抱き、国民のため、政治改革に関心をもち、青年団活動に情熱を注がれ、持ち前の抜群の行動力で、たちまちリーダーとなり、県下に名声をはせ、関係者の信任を得て、青年団トップの山梨県青年団協議会々長として活躍し、加えて、山梨県社会教育委員、青少年問題協議会委員の公職に就き、特に、次代を担う青少年の健全育成とスポーツの振興、社会福祉の向上のために、生涯尽くされました。

 あなたは、それらの活動の中から、思いを凝集して、政治の道を志し、政治信条は、私共とは各々異なっても、市民の幸せを願う心は同じで、先ず君は、代議士秘書に就き、自由民主党山梨県連青年部副部長として、全県域で活躍し、甲府市を本拠として政治活動に情念を焦がし、昭和54年4月政党・青年団関係者や地域住民から推され、甲府市議会議員に所信を貫き、初当選以来、3期11年余、甲府市議会議員として、市政発展に尽くしてこられました。

 この間、総務常任委員長、予算・条例各特別委員長等、数多くの要職に就かれ、教育、福祉、都市建設等の市民福祉の向上に尽力され、さらに、甲府地区広域行政事務組合議会議長として、関係町村との広域行政にも力を注ぎ、地方自治発展のため寄与されました。

 千野君は、議会においては、議員として、類い稀れなる堅固な政治信念と同志愛、卓越した行動力等の政治手腕が認められ、異例の若さで、第68代甲府市議会議長並びに、関東163都市の市議会議長の頂点に立ち、名誉ある関東市議会議長会々長として、議会内外で、活動され、甲府市に止まらない、幅広い政治家として、今後の飛躍が期待され、約束されていました。

 千野ファンと言われる熱烈な支持者や関係者から、来春に県議会議員への立候補を要請され、自身も死の直前まで、健康の回復を信じて邁進していたなど、前途洋々の途にあり、政治家としても円熟期に達しつつありました。

 志半ばでの急逝は、本人、関係者はもとより、甲府市にとっても、大きな損失ですが、あなたの数々の御功績は、燦然と輝き、同じ政治の道を歩む同僚として、心から今までの御労苦に対し、御礼を申し上げたい気持ちで1杯であります。

 あなたの残された功績と、市政・県政を思う遺志は、今後とも永く後世に引き継がれるでありましょう。

 郷土の英雄・武田信玄にも似た、独特の風貌と、一見コワモテの顔に似合わぬ人情味ある温かさ、義に殉ずる性行と、個性豊かで、信念を通すあなたの姿は、もう、見ることができません。

 数々の功績と、市民・議会同僚の中で、話題を欠かさなかった人間性豊かで、他党の同僚議員や、接する人みんなに親しまれた千野君、いろいろと有難うございました。

 千野君、あなたの御遺光は、必ず受け継がれ、甲府市政を、さらに発展させることを私どもは約束します。

 あなたの志は、甲府市、いな、山梨県の礎えとなることでしょう。

 安らかにおやすみください。

 政治家の年齢では、まだお若いので、惜しみある生涯でしたが、人のため、地域社会のために思い切り生きた50年の人生、御苦労さまでした。

 最後に、夫婦付随の奥様をはじめ、御親族の前途に、限り無い御加護をいただきますよう、お祈りしたいと思います。

 ここに、謹んで、千野議員の御冥福を祈り、あわせて、私ども甲府市議会の決意を申し述べ、追悼の言葉といたします。

○議長(原田正八郎君) 次に、このたび第66回全国市議会議長会定期総会並びに第56回関東市議会議長会定期総会において、市議会議員として15年在職した原田正八郎が、地方自治の振興に尽力した功績により、表彰を受けました。

 つきましては、ここで表彰の伝達を行うことが慣例になっておりますが、被表彰者が伝達者本人でありますので、省かせていただきます。



                 表 彰 状

                        甲府市  原田正八郎 殿

 あなたは市議会議員の職にあること15年、よく地方自治の伸張発展と市政の向上振興に貢献された功績はまことに多大であります。
 よって、ここに表彰します。

                        平成2年4月25日
                          関東市議会議長会会長 市原治四郎




                 表 彰 状

                        甲府市  原田正八郎 殿

 あなたは市議会議員として15年、市政の振興に努められ、その功績は著しいものがありますので、第66回定期総会にあたり、本会表彰規程により表彰いたします。

                        平成2年5月30日
                          全国市議会議長会会長 山崎広太郎


                午後1時12分 開議

○議長(原田正八郎君) これより本日の会議を開きます。

 報告事項を申し上げます。

 本定例会に提出する議案につき、市長から通知がありました。

 提出議案は議事日程記載のとおりでありますので、朗読を省略いたします。

 次に、市長から議会に報告すべき事項であります報第1号 平成元年度甲府市一般会計予算繰越についてから報第12号 専決処分についてまでの12件が提出されました。

 右は、それぞれ既に配付いたしてありますので御了承願います。

 次に、議長のもとに陳情1件が提出されました。

 右は、お手元に配付いたしてあります陳情文書表により御了承願います。

 次に、監査委員から平成2年2月末、3月末及び4月末の例月出納検査報告書が提出されました。

 右は、お手元に配付いたしてあります報告書により御了承願います。

 次に、平成2年4月13日から5月31日までの間、4回にわたり全国、関東及び県下の各市議会議長会関係の会議が開催され、随員とともに出席いたしました。

 それぞれの会議の概要につきましては、お手元に配付いたしてあります報告書により御了承願います。

 次に、小林康作君は病気のため今会期中、小沢綱雄君、上田英文君は、一身上の都合により本日欠席する旨の届け出がありました。

 以上で報告を終わります。

 これより日程に入ります。

 日程第1 会議録署名議員の指名を行います。

 会議録署名議員には会議規則第167条の規定により
 宮島雅展君
 石原貞夫君
 堀内光雄君
を指名いたします。

 次に、日程第2 会期決定についてを議題といたします。

 お諮りいたします。

 今期定例会は、招集の日から7月6日まで8日間といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。

                (「異議なし」と呼ぶ者あり)

○議長(原田正八郎君) 御異議なしと認めます。

 よって今期定例会の会期は8日間とすることに決しました。

 次に、日程第3 議案第38号から日程第40 議案第75号まで38案を一括議題といたします。

 市長から提案理由の説明を求めます。

 市長 原 忠三君。

                (市長 原 忠三君 登壇)

○市長(原 忠三君) 提案理由の説明を申し上げさせていただきますが、説明に先立ち第68代甲府市議会議長並びに関東市議会議長会会長を務められました、故・千野 哮議員の御逝去に対しまして、謹んで哀悼の言葉を申し上げます。

 千野 哮議員には、資性闊達、謹厳実直、その崇高な人柄と卓絶した政治的手腕は余人の追従を許さぬものがあり、昭和54年5月、市民の付託に応えられ甲府市議会議員に初当選して以来、連続3期、11年余りの長期にわたって地方自治の振興と市民福祉の向上のため、精力的な議員活動をされてまいりました。

 本市は、今、市制200年に向けて船出をしたばかりですが、更に21世紀へ向けて大きく飛躍しようとしているときにあたり、私は、これからもあなたの偉大なお力添えをいただこうと懸命に願ってきたところであります。

 その願いもむなしく、あまりにも突然の御逝去は、御遺族の御心痛とともに本市にとっても失うところ誠に大きく残念でなりません。

 あなたが、11年間築き上げてまいりました数々の御功績は千歳不朽のものであり、私どもは、これを良き鑑として新しい甲府市建設のため全身全霊を傾けてまいる所存であります。

 在りし日のあなたの議場での雄姿を偲びつつ、多年にわたり地方自治の発展と社会公共のために尽くされた大きな功績に感謝の誠を捧げます。

 議員の皆様と、また全職員とともに心からなる哀悼の意を表し、御冥福をお祈り申し上げます。

 引き続きまして、本日の市議会定例会に提案いたしました案件につきまして、その大要を御説明申し上げます。

 まず、議案第38号「専決処分」については、地方税法の一部を改正する法律が、平成2年3月31日に公布されたことに伴い、甲府市市税条例を直ちに改正する必要が生じたため、甲府市市税条例の一部を改正したものであります。

 次に、議案第39号「専決処分」については、平成元年度の国庫支出金交付額及び起債許可額の決定に伴い、甲府市一般会計予算の補正を行ったものであります。

 次に、議案第40号「専決処分」については、平成元年度の起債許可額の決定に伴い、甲府市下水道事業特別会計予算の補正を行ったものであります。

 次に、議案第41号「専決処分」については、平成元年9月22日、議案第95号及び平成2年3月9日、議案第35号をもって議決を経た、貢川南第3幹線下水道管布設工事の工期を延長するため、請負契約の変更契約を締結したものであります。

 以上、4案件につきましては、いずれもその処理に急を要し、市議会を招集する暇がありませんでしたので、地方税法第179条第1項の規定により専決処分を行いましたので、同条第3項の規定により承認を求めるものであります。

 次に、議案第42号「平成2年度甲府市一般会計補正予算(第1号)」につきましては、歳出第2款総務費は、恩給法等の一部改正に準じ、恩給及び退職年金費に係る所要額の追加と既定予算の更正であり、第10款教育費は、商科専門学校建設事業費並びに恩給及び退職年金費に係る所要額をそれぞれ追加するための補正であります。

 歳入につきましては、第16款諸収入、第17款市債及び第15款繰越金を追加計上するための補正であり、地方債は、起債充当事業費の補正による借入限度額の変更をするものであります。

 次に、議案第43号「職員の勤務時間、休日、休暇等に関する条例の一部を改正する条例制定について」は、妊娠中の職員の母体保護の万全を期するため、産前休暇の期間の加算を定める改定を行うための一部改正であります。

 次に、議案第44号「甲府市職員特別給与条例臨時特例の一部を改正する条例制定について」は、恩給法等の一部改正に準じ、本市職員であった者の退隠料等の年額について、その額の改定、最低保証額の増額等を行うための一部改正であります。

 次に、議案第45号「甲府市職員退職手当支給条例の一部を改正する条例制定について」は、退職手当の支給の基礎となる在職期間について、国又は他の地方公共団体の職員としての在職期間を通算する等の措置を行うための一部改正であります。

 次に、議案第46号「甲府市高度技術工業開発促進のための固定資産税の不均1課税に関する条例の一部を改正する条例制定について」は、高度技術工業開発促進のための固定資産税の不均1課税の申請に係る規定の整備を行うための一部改正であります。

 次に、議案第47号「甲府市教育職員の退職年金及び退職1時金に関する条例等の一部を改正する条例等の一部を改正する条例制定について」は、恩給法等の一部改正に準じ、本市教育職員であった者の退職年金等の年額について、その額の改定、最低保証額の増額等を行うための一部改正であります。

 次に、議案第48号「甲府市学校職員の勤務時間等に関する条例の一部を改正する条例制定について」は、妊娠中の学校職員の母体保護の万全を期するため、分べん休暇の期間の加算を定める改定を行うための一部改正であります。

 次に、議案第49号「甲府市市立幼稚園保育料条例の一部を改正する条例制定について」は、市立幼稚園の保育料の減免に関する規定の整備を行うための一部改正であります。

 次に、議案第50号「甲府市公民館設置及び管理条例の一部を改正する条例制定について」は、甲府市総合市民会館の新設に伴い、甲府市南公民館を同会館に移転新設するための一部改正であります。

 次に、議案第51号「甲府市公民館使用料条例の一部を改正する条例制定について」は、甲府市南公民館の移転新設に伴う当該公民館の使用料の額を定めるための地方自治法第228条第1項の規定による一部改正であります。

 次に、議案第52号「甲府市市営住宅条例の一部を改正する条例制定について」は、新たに市営住宅を設置し、当該市営住宅の家賃の額を定めるための一部改正であります。

 次に、議案第53号「甲府市国民健康保険条例の一部を改正する条例制定について」は、地方税法における国民健康保険税の賦課限度額に準じ、保険料の賦課限度額の改定う行うための一部改正であります。

 次に、議案第54号「甲府市印鑑条例の一部を改正する条例制定について」は、電子計算機の自己導入に伴い、印鑑登録原票の記録、印鑑証明書の発行の事務処理を電子計算組織により行うための一部改正であります。

 次に、議案第55号「甲府市電子計算組織に係る個人情報の保護に関する条例制定について」は、電子計算機の自己導入・自己処理に伴い、市民の基本的人権の擁護を図るため電子計算組織に係る個人情報の保護の制度を創設するための条例制定であります。

 次に、議案第56号甲府市特定事業集積促進のための固定資産税の不均1課税に関する条例制定について」は、甲府地域集積促進計画の推進を図るため、本市が課税する固定資産税について、不均1の課税を行うための条例制定であります。

 次に、議案第57号「甲府市立甲府商科専門学校設置及び管理条例制定について」は、本市における高等教育機関として、新たに甲府商科専門学校を設置し、その管理を行うための条例制定であります。

 次に、議案第58号「甲府市立甲府商科専門学校授業料、入学料及び入学検定料条例制定について」は、甲府商科専門学校の設置に伴い、授業料等の徴収について必要な事項を定めるための条例制定であります。

 次に、議案第59号「甲府市総合市民会館条例制定について」は、芸術文化及びスポーツ等の普及、振興等を図るとともに、生涯学習を推進し、もって市民の福祉の増進に寄与するため、甲府市総合市民会館を設置し、その管理を行うについては、地方自治法第244条の2第1項の規定により、この条例を制定するものであります。

 次に、議案第60号「和解及び損害賠償の額の決定について」は、平成2年3月16日甲府市城東3丁目17番8号前において発生した、下水道公設桝のコンクリート蓋の破損による負傷等事故に関し、円満解決を図るため和解及び損害賠償の額を決定するについては、地方自治法第96条第1項第12号及び第13号の規定により議会の議決を求めるものであります。

 次に、議案第61号「財産の取得について」は、公営住宅(里吉団地)建設用地として土地を取得するについては、議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第3条の規定により議会の議決を求めるものであります。

 次に、議案第62号から議案第67号までの「市道路線の認定について」の6案件につきましては、それぞれの路線を市道に認定し、維持管理を行うため道路法第8条第2項の規定により議会の議決を求めるものであります。

 次に、議案第68号「市道路線の廃止について」は、本路線は、都市計画街路善光寺町敷島線の建設により分断され、2路線に分割されたため、これを廃止するについては、道路法第10条第3項の規定により議会の議決を求めるものであります。

 次に、議案第69号「請負契約の変更契約締結について」は、平成元年9月22日、議案第96号をもって議決を経た、大津処理場水処理第3系列築造工事の工期を延長するための請負契約の変更契約を締結するため、議会の議決を求めるものであります。

 次に、「請負契約の締結について」の案件につきましては、
 議案第70号「南部浄化センター水処理第3系列電気設備工事」
 議案第71号「南部浄化センター水処理第3系列機械設備(沈澱池設備)工事」
 議案第72号「南部浄化センター水処理第3系列機械設備(エアレーション設備)工事」
 議案第73号「東部浄化センター汚水中継ポンプ場電気設備工事」
 議案第74号「東部浄化センター汚水中継ポンプ場機械設備(高段主ポンプ設備)工事」
 議案第75号「東部浄化センター汚水中継ポンプ場機械設備(高段沈砂池設備)工事」
以上6案件につきましては、それぞれの工事を施行するため、いずれも指名競争入札を行い、その落札者と請負契約を締結するにつきましては、議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により議会の議決を求めるものであります。

 以上が、本日提案いたしました案件の大要であります。

 御審議の上、御協賛を賜りますようお願い申し上げまして説明を終わります。

 続いて報告をさせていただきます。

 私は、4月13日から22日までの10日間にわたり、市議会議員2名を含む第3次・日中友好甲府市民訪中団総勢56名とともに、北京市、西安市、成都市、上海市の4都市を親善訪問して参りました。

 今回の訪中は、市民レベルにおける友好交流と昨年「甲府パンダ展」を開催した際のジャイアント・パンダ2頭の貸出しに対する答礼とを目的に訪問いたしました。

 北京市におきましては、中国人民政府並びに中国動物園協会の関係者にお礼のあいさつを行い、また、成都市におきましては●(チョウ)金祥成都市長をはじめとする成都市人民政府並びに成都市人民代表大会等にお礼を申し上げることができました。

 特に、成都市滞在中の4月18日には、甲府・成都両市の友好の象徴ともいえる中日友誼葡萄園が開園するとともに、成都市人民代表大会の議決を経て成都市が創設した成都市栄誉市民の栄ある称号をいただくことができ、大変光栄に存じている次第であります。

 この成都市栄誉市民の称号を贈られたことは、私個人としていただいたものではなく、友好関係を築いてまいりました甲府市民がいただいたものであり、永く市民の勲章として大切にしてまいりたいと考えております。

 市議会並びに市民の皆様の深い御理解と御協力に感謝申し上げ、このたびの訪中の報告といたします。

 また、先般来の戸籍簿紛失問題につきましては、市民の皆様をはじめ関係各位に御迷惑をおかけし、遺憾に存じております。

 紛失戸籍簿につきましては、所要の手続きを経て、去る6月11日再製が完了しましたが、今後このような事故がないよう最善を尽くしてまいる所存であります。

 御理解と御指導をお願い申し上げます。

○議長(原田正八郎君) 以上で説明は終わりました。

 お諮りいたします。

 6月30日は議案調査のため本会議を休会いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。

                (「異議なし」と呼ぶ者あり)

○議長(原田正八郎君) 御異議なしと認めます。

 よって、6月30日は本会議を休会することに決しました。

 7月1日は日曜日のため、休会明け本会議は7月2日午後1時から開会、提出議案に対する質疑及び市政一般質問を行います。

 本日はこれをもって散会いたします。

                午後1時36分 散会