平成7年6月甲府市議会定例会会議録第5号

                午後1時00分 開 議

○議長(飯沼 忠君) これより本日の会議を開きます。

 報告事項を申し上げます。

 斉藤憲二君外8名から甲議第5号「学校週5日制」の早期完全実施を求める意見書提出について、次に依田敏夫君外6名から甲議第6号 都市構想に関する調査について、同じく森沢幸夫君外6名から甲議第7号 新病院建設に関する調査についての3件が提出されました。

 これについては議事日程記載の日程第17から日程第19まででありますので、朗読を省略いたします。

 次に、山村勝一君は、一身上の都合により、本日欠席する旨の届け出がありました。

 以上で報告を終わります。

 これより日程に入ります。

 日程第1から日程第6までの6案を一括議題といたします。

 6案に関し、総務委員長の報告を求めます。

 総務委員長 川名正剛君。

                (総務委員長 川名正剛君 登壇)

○総務委員長(川名正剛君) 去る6月14日の本会議において、当委員会に付託されました案件について6月15日委員会を開き、慎重に審査した経過と結果について御報告いたします。

 まず、議案第40号 甲府市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例制定について
 議案第41号 特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例制定について
 議案第42号 甲府市職員特別給与条例臨時特例の一部を改正する条例制定について及び議案第43号 甲府市市税条例の一部を改正する条例制定についての4案については、いずれも全員異議なく当局原案のとおり可決するものと決しました。

 次に、諮問第4号 人権擁護委員候補者の推薦については、全員異議なく当局諮問のとおり決定するものと決しました。

 最後に、議案第39号 平成7年度甲府市一般会計補正予算(第1号)については、当初予算編成後間もないこの時期に、補正予算を編成した経過と庁舎に関する今後の対応について論議が集中しました。

 この中で委員からは、NTT錦ビルについては、取得後、事務室として利用するとの当初計画が急きょ変更になったことについて、計画性に欠けているのではないかとただしたのに対し、当初予算にはNTT錦ビルを事務室に改修するための最少限の経費を計上したが、新年度に入り、西庁舎の構造上の問題点や、NTT錦ビルの具体的な改修方法等を総合的に検討した結果、NTT錦ビルを事務室として利用する場合は、今後も相当の改修が必要となり、財政負担も大きなものが見込まれるので、不足する事務室は民間のビルを借り上げることとし、取得地は本市の長年の懸案事項の一つである、来庁市民の駐車場として利用することとしたとの答弁がありました。

 これに対し、当初予算の編成時においてこれらのことは検討されていなくてはならず、民間ビルの借り上げについては、昨年検討し、一度は消えた計画である。これらのことから見ても、当局の庁舎に対する取り組みは不十分ではないのかとただしたのに対し、今後においては一貫した方針のもとに計画性をもって対応していくとの答弁がありました。また、庁舎に対する対応が不明確なのは、本市が新庁舎についての展望を明らかにしていないことにある。20年、30年に亙って民間ビルを借り上げることはあり得ないと思われるので、新庁舎建設を早期に具体化させる必要があるのではないかとただしたのに対し、新庁舎の建設は、今年度行う総合計画の後期計画の見直しにおいて位置付けるが、今後10年程度を目安に具体化していくとの答弁がありました。

 これに対し、このたびの震災の教訓として、市民の間に災害時における庁舎機能の確保の重要性から、防災対策の施された新庁舎建設についての機運が高まっているので、早急に建設計画を具体化させることを要望する意見があり、全員異議なく当局の原案のとおり可決するものと決しました。

 なお、審査の途中で出された主な要望は次のとおりであります。

1 庁舎建設については十分な検討を行い、議会のコンセンサスを得るとともに、早期の具体化を図ること。
1 庁舎建設のための基金積立を行うこと。
1 新庁舎の建設は、現在地にのみこだわらず検討すること。
1 民間ビルに移転する事務部局の選定にあたっては、市民への影響を十分考慮すること。
1 拡張した駐車場も、土・日曜日に市民へ開放すること。
1 中央消防署の移転用地は、広範な地域を見通した中で検討すること。

 以上で報告を終わります。

○議長(飯沼 忠君) 以上で報告は終わりました。

 ただいまの委員長の報告に対する質疑に入ります。

 質疑はありませんか―――質疑なしと認めます。

 これより日程第1 議案第40号から日程第5 議案第39号の5案を一括採決いたします。

 5案に対する委員長の報告は可決であります。

 5案は、委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。

                (「異議なし」と呼ぶ者あり)

○議長(飯沼 忠君) 御異議なしと認めます。

 よって、5案は委員長報告のとおり可決いたしました。

 次に、日程第6 諮問第4号を採決いたします。

 本案に対する委員長の報告は諮問のとおり決定であります。

 本案は、委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。

                (「異議なし」と呼ぶ者あり)

○議長(飯沼 忠君) 御異議なしと認めます。

 よって、本案は委員長報告のとおり決定いたしました。

 次に、日程第7から日程第13までの7案を一括議題といたします。

 7案に関し、民生文教委員長の報告を求めます。

 民生文教委員長 斉藤憲二君。

                (民生文教委員長 斉藤憲二君 登壇)

○民生文教委員長(斉藤憲二君) 去る6月14日の本会議において、当委員会に付託されました案件について6月15日委員会を開き、慎重に審査した経過と結果について御報告いたします。

 まず、議案第38号 専決処分については、全員異議なく当局原案のとおり承認するものと決しました。

 次に、議案第45号 甲府市市立の高等学校及び幼稚園の学校医、学校歯科医及び学校薬剤師の公務災害補償に関する条例の一部を改正する条例制定について
 議案第46号 甲府市教育職員の退職年金及び退職一時金に関する条例等の一部を改正する条例等の一部を改正する条例制定について及び議案第51号 工事請負契約の締結についての3案については、全員異議なく当局原案のとおり可決するものと決しました。

 次に、議案第44号 甲府市国民健康保険条例の一部を改正する条例制定については、今回の保険料の賦課限度額引き上げは、その対象となる所得者層にとっては、大変な負担増となるばかりか、この改正が将来的には低所得者層を含めた国保加入者全体の保険料の引き上げにもつながることが予測されるので、この改正には反対であるとの意見があり、採決の結果多数をもって当局原案のとおり可決するものと決しました。

 次に、議案第47号 甲府市立学校適正配置審議会条例制定については、全員異議なく当局原案のとおり可決するものと決しましたが、小規模校と大規模校の教育環境の格差是正を図るため、市内中心部の小学校統廃合、学区再編による適正配置については、長い間議会でも論議を重ねてきたところであるが、当審議会が設置されることにより、これらの課題について、精力的に審議を重ね、早急に一定の方向づけを示すよう強く要望する意見が多数ありました。この他、委員の選任、運営にあたっては十分留意するよう要望がありました。

 最後に、請願第7−3号「学校週5日制」の早期完全実施を求めるための請願については、全員異議なく採択するものと決しました。

 以上で報告を終わります。

○議長(飯沼 忠君) 以上で報告は終わりました。

 ただいまの委員長の報告に対する質疑に入ります。

 質疑はありませんか―――質疑なしと認めます。

 これより日程第7 議案第44号を起立により採決いたします。

 本案に対する委員長の報告は可決であります。

 本案は、委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。

                (賛成者 起立)

○議長(飯沼 忠君) 起立多数であります。

 よって、本案は委員長報告のとおり可決いたしました。

 次に日程第8 議案第45号から日程第11 議案第51号まで4案を一括採決いたします。

 4案に対する委員長の報告は可決であります。

 4案は、委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。

                (「異議なし」と呼ぶ者あり)

○議長(飯沼 忠君) 御異議なしと認めます。

 よって、4案は委員長報告のとおり可決いたしました。

 次に日程第12 議案第38号を採決いたします。

 本案に対する委員長の報告は承認であります。

 本案は、委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。

                (「異議なし」と呼ぶ者あり)

○議長(飯沼 忠君) 御異議なしと認めます。

 よって、本案は委員長報告のとおり承認いたしました。

 次に、日程第13 請願書について採決いたします。

 本件に対する委員長の報告は採択であります。

 本件は、委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。

                (「異議なし」と呼ぶ者あり)

○議長(飯沼 忠君) 御異議なしと認めます。

 よって、本件は委員長報告のとおり決しました。

 次に、日程第14から日程第16までの3案を一括議題といたします。

 3案に関し、建設水道委員長の報告を求めます。

 建設水道委員長 秋山雅司君。

                (建設水道委員長 秋山雅司君 登壇)

○建設水道委員長(秋山雅司君) 去る6月14日の本会議において、当委員会に付託されました案件について6月15日委員会を開き、慎重に審査した経過と結果について御報告いたします。

 まず、議案第48号及び議案第49号の市道路線の認定についての2案については、いずれも全員異議なく当局原案のとおり可決するものと決しました。

 最後に、議案第50号 工事請負契約の変更契約締結については、全員異議なく当局原案のとおり可決するものと決しましたが、今後は、当初から慎重な調査を行い、工期の変更がないよう要望する意見がありました。

 以上で報告を終わります。

○議長(飯沼 忠君) 以上で報告は終わりました。

 ただいまの委員長の報告に対する質疑に入ります。

 質疑はありませんか―――質疑なしと認めます。

 これより日程第14 議案第48号から日程第16 議案第50号までの3案を一括採決いたします。

 3案に対する委員長の報告は可決であります。

 3案は、委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。

                (「異議なし」と呼ぶ者あり)

○議長(飯沼 忠君) 御異議なしと認めます。

 よって、3案は委員長報告のとおり可決いたしました。

 次に、日程第17 甲議第5号を議題といたします。

 斉藤憲二君から提案理由の説明を求めます。

 斉藤憲二君。

                (斉藤憲二君 登壇)

○斉藤憲二君 案文の朗読をもって、提案理由の説明にかえさせていただきます。

 「学校週5日制」の早期完全実施を求める意見書(案)

 「学校週5日制」は、多様な可能性をもつ子どもたちが学校・家庭・地域社会の中でバランスよく学び・遊び、ゆたかな生活体験を積むことによって、創造性ゆたかな人格の形成をはかるためにきわめて重要な意義をもっている。

 しかし、平成4年9月実施以来、制度として定着する一方で、平日の学習時間が増えるなど、子どもたちの負担はかえって重くなっている。

 よって、現在の学習指導要領の抜本的な見直し、改善をはかり、ゆとりある教育課程の編成など必要な諸条件の整備を行い、「学校週5日制」の早期完全実施がされるよう要望する。

 以上、地方自治法第99条第2項の規定により意見書を提出する。

 平成7年6月16日  甲府市議会

 あて先は、内閣総理大臣、大蔵大臣、文部大臣、自治大臣であります。なお、字句の修正等については、議長に委任いたします。

○議長(飯沼 忠君) 以上で説明は終わりました。

 これより質疑に入ります。

 質疑はありませんか―――質疑なしと認めます。

 お諮りいたします。

 ただいま議題となっております甲議第5号については、会議規則第37条第2項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。

                (「異議なし」と呼ぶ者あり)

○議長(飯沼 忠君) 御異議なしと認めます。

 よって、甲議第5号については、委員会の付託を省略することに決しました。

 これより本案を採決いたします。

 本案は、提案のとおり決することに御異議ありませんか。

                (「異議なし」と呼ぶ者あり)

○議長(飯沼 忠君) 御異議なしと認めます。

 よって、甲議第5号については、提案のとおり可決いたしました。

 ただいま可決いたしました甲議第5号の意見書については、条項、字句、その他整理を要するものについては、その整理を議長に委任することに御異議ありませんか。

                (「異議なし」と呼ぶ者あり)

○議長(飯沼 忠君) 御異議なしと認めます。

 よって、さように決しました。

 暫時休憩いたします。

                午後1時20分 休 憩

                午後1時47分 再開議

○議長(飯沼 忠君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

 休憩中、加藤 裕君外2名から甲議第8号 戦後50年にあたっての決議が提出がされました。

 これについては、議事日程記載の日程第20でありますので、朗読を省略いたします。

 これより日程に入ります。

 日程第18 甲議第6号 都市構想に関する調査についてを議題といたします。

 依田敏夫君から提案理由の説明を求めます。

 依田敏夫君。

                (依田敏夫君 登壇)

○依田敏夫君 都市構想に関する調査特別委員会の設置について御提案を申し上げます。

 お手元に配付してあります議案の朗読をもって提案理由の説明にかえさせていただきます。

 調査の期限につきましては、平成7年6月16日から調査目的の終了までであります。

 調査方法は、地方自治法第110条の規定により委員19名をもって構成する「都市構想に関する調査特別委員会」を設置し、これに付託して調査を行うものであります。

 調査事項につきましては、都市構想に関する諸問題の調査研究について、拠点整備事業について、庁舎問題について、学校再配置計画について、地震防災対策について。

 調査を行う理由としましては、本市中央地区を中心にした市街地活性化については、アスティ甲府の有効利用と狭隘で老朽化の著しい庁舎並びに中央地区の学校配置を有機的に結合させ、土地利用の高度化を図り、もって、中心地区の人口減少問題と地震等災害に強い街づくりのため、21世紀に向けた都市構想について調査を行う。

 以上、提案理由の説明にかえさせていただきます。よろしくお願いをいたします。

○議長(飯沼 忠君) 以上で説明は終わりました。

 これより質疑に入ります。

 質疑はありませんか―――質疑なしと認めます。

 これより本案を採決いたします。

 本案は、提案のとおり決することに御異議ありませんか。

                (「異議なし」と呼ぶ者あり)

○議長(飯沼 忠君) 御異議なしと認めます。

 よって、本案は提案のとおり可決いたしました。

 お諮りいたします。

 ただいま設置されました都市構想に関する調査特別委員会委員の選任については、委員会条例第8条第1項の規定により
 小沢綱雄君  内藤幸男君
 依田敏夫君  森沢幸夫君
 牛奥公貴君  川名正剛君
 末木隆義君  谷川義孝君
 柳沢暢幸君  清水俊彦君
 宮川章司君  保坂一夫君
 岡田 修君  石原 剛君
 堀内征治君  秋山雅司君
 斉藤憲二君  雨宮年江君
 山田 厚君
以上の19名を指名いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。

                (「異議なし」と呼ぶ者あり)

○議長(飯沼 忠君) 御異議なしと認めます。

 よって、ただいま指名いたしました諸君を、都市構想に関する調査特別委員会委員に選任することに決しました。

 次に、日程第19 甲議第7号 新病院建設に関する調査についてを議題といたします。

 森沢幸夫君から提案理由の説明を求めます。

 森沢幸夫君。

                (森沢幸夫君 登壇)

○森沢幸夫君 新病院建設に関する調査特別委員会の設置についての御提案を申し上げます。

 お手元に配付してあります議案の朗読をもって提案理由の説明にかえさせていただきます。

 調査期限につきましては、平成7年6月16日から調査目的の終了までであります。

 調査方法は、地方自治法第110条の規定により委員15名をもって構成する「新病院建設に関する調査特別委員会」を設置し、これに付託して調査を行うものであります。

 調査事項は、新病院にかかわる諸問題の調査研究についてでありまして、(1)施設建設について、(2)周辺整備について、(3)医療ネットワーク化における新病院の位置づけについて

 調査を行う理由は、複雑かつ多様化する医療ニーズに的確に対応するため、中核病院としての位置づけを明確にし、21世紀にむけての市民医療ネットワーク構想及び周辺地区の環境整備について調査を行うためであります。

 以上、提案理由にかえさせていただきます。よろしくお願いいたします。

○議長(飯沼 忠君) 以上で説明は終わりました。

 これより質疑に入ります。

 質疑はありませんか―――質疑なしと認めます。

 これより本案を採決いたします。

 本案は、提案のとおり決することに御異議ありませんか。

                (「異議なし」と呼ぶ者あり)

○議長(飯沼 忠君) 御異議なしと認めます。

 よって、本案は提案のとおり可決いたしました。

 お諮りいたします。

 ただいま設置されました新病院建設に関する調査特別委員会委員の選任については、委員会条例第8条第1項の規定により
 早川武男君  中西 久君
 上田英文君  堀口菊雄君
 小野雄造君  海野平八郎君
 出井数馬君  原田英行君
 駒木 明君  山村勝一君
 金丸三郎君  福永 稔君
 加藤 裕君  大村幾久夫君
 細田 清君
以上の15名を指名いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。

                (「異議なし」と呼ぶ者あり)

○議長(飯沼 忠君) 御異議なしと認めます。

 よって、ただいま指名いたしました諸君を、新病院建設に関する調査特別委員会委員に選任することに決しました。

 ただいま設置いたしました各調査特別委員会委員は、速やかに委員会を開会し、正副委員長の互選を行い、委員会の構成を終わるようここに招集しておきます。

 次に、日程第20 甲議第8号を議題といたします。

 加藤 裕君から提案理由の説明を求めます。

 加藤 裕君。

                (加藤 裕君 登壇)

○加藤 裕君 案文の朗読をもって提案理由の説明にかえさせていただきます。

 戦後50年にあたっての決議(案)

 日本の軍国主義がその矛先を世界に拡げた15年にわたる侵略戦争の終結から50年が経過しようとしている。

 この戦争は、アジア諸国民2,000万人もの命を奪い、民族の自由と文化をふみにじり、甚大な被害を与え、最後には日本全土を焦土と化し、310万人を犠牲にし、人類史上最初の原子爆弾の投下による未曾有の惨禍を引き起こして終結した。

 昭和20年7月6日深夜の「甲府空襲」では、一夜にして市街地の74%を焼失、甲府市民1,127人の尊い命を失ったことは、決して忘れることができない。

 日本国憲法は、この戦争に対する厳粛な反省の上にたち、政府の行為によって再び戦争の惨禍を引き起こさないことを宣言、戦争の放棄と恒久平和、戦力の不保持を明記し、人間の尊重と平和的な国際関係を戦後政治の原点とした。

 甲府市議会は戦後50周年にあたり、これらの事実を思い起こし、政府が戦争への深い反省と関係諸国への真摯な謝罪、誠意ある国家補償を行うよう求めると共に、ここにかつての戦争の犠牲者に深甚なる哀悼の意を表し、不戦の決意を明らかにする。

 以上、決議する。

 平成7年6月16日  甲府市議会

 以上で説明を終わります。

○議長(飯沼 忠君) 以上で説明は終わりました。

 これより質疑に入ります。

 質疑はありませんか―――質疑なしと認めます。

 お諮りいたします。

 ただいま議題となっております甲議第8号については、会議規則第37条第2項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。

                (「異議なし」と呼ぶ者あり)

○議長(飯沼 忠君) 御異議なしと認めます。

 よって、甲議第8号については委員会の付託を省略することに決しました。

 これより本案を採決いたします。

 本案に賛成の諸君の起立を求めます。

                (賛成者 起立)

○議長(飯沼 忠君) 起立少数であります。

 よって、甲議第8号については、否決されました。

 次に、日程第21 甲選第4号 第一奥仙丈山恩賜県有財産保護組合議員の選挙を行います。

 本件は、山梨県恩賜県有財産管理条例により第一奥仙丈施業区恩賜県有財産の保護に関する事務を共同処理するため、甲府市、敷島町をもって規約を定め、組合を組織しております。

 同組合議会議員の定数は旧甲府市池田4人、山宮1人、千代田4人を当該地区に住所を有し、恩賜林の保護の責任を有し、市議会議員の被選挙権を有する者の中から、本市議会が選挙するものであります。

 組合議会議員の任期は4年で、現議員は7月31日をもって任期を満了いたしますので、この際任期満了前に選挙を行うものであります。

 お諮りいたします。

 選挙の方法については、地方自治法第118条第2項の規定により指名推選によりたいと思います。これに御異議ありませんか。

                (「異議なし」と呼ぶ者あり)

○議長(飯沼 忠君) 御異議なしと認めます。

 よって、選挙の方法は指名推選によることに決しました。

 重ねてお諮りいたします。

 指名の方法については、議長において指名することにいたしたいと思います。これに御異議ありませんか。

                (「異議なし」と呼ぶ者あり)

○議長(飯沼 忠君) 御異議なしと認めます。

 よって、議長において指名することに決しました。

 第一奥仙丈山恩賜県有財産保護組合議会議員に
 甲府市上帯那町2718番地  千野政男君
 甲府市下帯那町814番地   末木登美治君
 甲府市平瀬町931番地    末木 武君
 甲府市平瀬町2040番地   末木兼一君
 甲府市山宮町109番地    永田安信君
 甲府市荒川一丁目4番14号  五味理作君
 甲府市池田二丁目12番16号 丸茂昭三君
 甲府市池田二丁目9番19号  小林 清君
 甲府市池田三丁目5番20号  三井哲男君
 以上9名を指名いたします。

 重ねてお諮りいたします。

 ただいま議長において指名いたしました以上の諸君を、第一奥仙丈山恩賜県有財産保護組合議会議員の当選人と定めることに御異議ありませんか。

                (「異議なし」と呼ぶ者あり)

○議長(飯沼 忠君) 御異議なしと認めます。

 よって、ただいま指名いたしました以上の諸君が組合議会議員に当選いたしました。

 次に、総務、民生文教、経済都市開発、建設水道の各常任委員長から、目下委員会において審査中の事件及び所管事項の調査につき、会議規則第87条の規定により、別紙申し出書のとおり閉会中の継続審査及び調査の申し出があります。

 お諮りいたします。

 各常任委員長から申し出のとおり、閉会中の継続審査及び調査に付することに御異議ありませんか。

                (「異議なし」と呼ぶ者あり)

○議長(飯沼 忠君) 御異議なしと認めます。

 よって、さように決しました。

 以上をもって、本定例会に提案がされました議案及び請願等の審査を全部終了いたしましたので、会議を閉じ、6月甲府市議会定例会を閉会いたします。

                午後2時06分 閉 会

 甲府市議会議長  飯沼 忠
   〃 副議長  清水節子
 会議録署名議員  小沢綱雄
   〃  〃  末木隆義
   〃  〃  保坂一夫