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更新日:2024年2月7日
甲府市には、全国でも珍しい市内に3ヵ所のお城跡があります。そこで、3つのお城跡を一日で巡ることができる、お城ファンおすすめのコースをご紹介します。山梨百名山の要害山を含む、健脚向けのコースです。
信虎が緊急時に立て籠もる詰城として築いた城の跡です。主郭に至る山道に沿って、枡形虎口や堀切・土塁などの遺構を見ることができ、要害山山頂には、「武田信玄公誕生之地」と書かれた、東郷平八郎書の石碑があります。目的地には徒歩で15分ほどかかります。
躑躅が崎館跡は、武田信虎・晴信(信玄)・勝頼が居住し政治を行った戦国大名武田氏の館跡です。館跡の随所には、土塁や堀、枡形虎口・馬出・石積みなど、特徴的な遺構が当時のまま残っています。戦国大名居館の構造を今日に伝える重要な文化財として昭和13年(1938)5月30日に国の史跡に指定されました。
武田氏滅亡後、豊臣秀吉の命によって16世紀末に築城されました。かつては20haほどの広大な城郭でしたが、現在は6haほどの都市公園「舞鶴城公園」として開放されています。公園内には復元整備された門や稲荷櫓があり、なかでも大きな見どころである石垣は、自然石を使った「野面積み」という技法で積まれており、築城期の面影や構築技術を400年間伝える文化財的価値のあるものです。
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