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更新日:2023年1月26日

おざら(おだら)は郷土料理の一つです。ほうとうと冷や麦の間ぐらいの太さの冷やした麺を、温かいつゆにつけて食べます。
お米が尊かった時代には、夏の暑い時のごちそうとして作られました。
材料(4人分の麺)
| うどん粉 | 400g(1人100g) | 
|---|---|
| 水 | 180cc(粉100gに対して45ccが基本) | 
| 塩 | 小さじ1弱(塩と水は混ぜておく) | 
| 打ち粉 | 片栗粉(うどん粉でもよい) | 
※そのほか、つゆの具になるお好みの野菜(にんじん、たまねき、しいたけなど)、油揚げ、鶏肉または豚肉などと酒、砂糖、醤油、だし汁などの調味料

ボウルに粉と塩水を入れ、耳たぶくらいの柔らかさになるまで10分ほどこねる(水が足りない場合は少し水を加える)。体重をかけて、ひたすらこねる。
ボウルから出して、さらに10~15分ほどこねる。

ビニール袋の中で30分(冬は1時間)ねかせる(袋の空気は抜いて)。
袋から出して、両手で少しずつ回しながら何度か裏返し、30cmぐらいになるまで広げる。
打ち粉をして、おざらの中央から奥の方へ厚さが平均になるように、のし棒でのす。
奥へ転がして手前に引く、を20回ほどくり返し、四角く、厚さが5mmほどになるまでのす。

多めに打ち粉をして、半分に折って打ち粉、さらに折って打ち粉をし、半分に切る。
3~4mmほどの幅に切り、麺がくっつかないように打ち粉をしておく。

麺の打ち粉をはらって、沸騰したたっぷりの湯にほぐしながら入れる。7~8分ほどゆで、あげたら2回水洗いして、水を切ってできあがり!

おつゆは千切りにしたにんじんや玉ねぎ、しいたけ、油揚げなど具がたくさん入った醤油味。煮干しなどでとっただし汁に酒、砂糖、醤油などを加えてお好みの味にととのえる。
豚肉や鶏肉を入れてもコクがでておすすめ!