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更新日:2023年1月26日

甲府の宝飾技術は国内だけでなく、国際的にも高く評価されています。
もともと甲府の北部や昇仙峡から採れる水晶の研磨から始まり発展してきました。
現在では、水晶は採れなくなりましたが、受け継がれる技術には一層磨きがかかっています。

~研磨~
パーツごとに削ります。
一度失敗したら、取り返しがつかないこの作業。長年の経験で細かい模様などをかたどっていきます。

~組み立て~
細工が施されたパーツを一つひとつ組み立てていきます。
芸術性の高い独特な彫刻品ができあがります!

~水晶の原石~
いろんな種類がある水晶。キズや混ざり物などをよけて、きれいな部分をカットしていきます。

~研磨~
研磨は4段階に分かれていて、徐々に細かく形を整えていきます。作業は1工程10~15分程度で1日40個ほど研磨するそう。
手触りだけで思い通りの形にできる職人の技術にびっくり!

~できあがり!~
いくつもの工程を経てできあがった水晶は、こんなにきれい!

デザイナーの図面にしたがって貴金属に宝石を埋め込んだり、石をとめたりしていきます。
とにかく細かい作業ばかりで大変ですが、たくさんの優秀な若い職人が甲府で育っています!
