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更新日:2023年12月13日

信仰の山「金峰山」

 金峰山とは?

奥秩父連峰の名峰、山梨と長野との県境に位置する標高2,599mの金峰山は、古くから甲州御岳山といわれ、修験道の開祖、役小角(えんのおづぬ)によって奈良県吉野の金峰山から蔵王権現を勧請したことに始まるとされ、山頂にそびえたつ五丈岩(高さ約15m)を本宮としています。

伝承によると、五丈岩には、神代の昔に大己貴命(おおなむちのみこと)とともに国造りにあたった小彦名命(すくなびこなのみこと)が鎮座するとされ、「御像岩」と呼ばれていました。また、日本武尊(やまとたけるのみこと)が東征の時、金峰山に登り、この山が霊地であると感じ、御像岩の下に社殿を建てたといわれています。

 

 五丈岩

山頂の巨大な花崗岩は金峰山信仰のシンボル。五丈岩の頂からは「甲斐派美」と呼ばれる湧水が湧き、甲斐・武蔵・信濃三国を流れる川の水源をなしたことから、金峰山に鎮座する神々を耕作の守護神として崇拝しました。また山頂からは、水の信仰に関わる土馬や水晶などが発見され、出土品は山梨県立博物館に展示されています。

 金峰山登山口への行き方(大弛峠)

甲府市から国道140号を山梨市方面へ進みます。

山梨市役所牧丘支所のあたりから、県道柳平塩山線を進みます(クリスタルライン)。

乙女湖の分岐を、林道川上牧丘線方面へ進み、ずっと登っていくと、登山口の大弛峠へ

到着します。なお、林道川上牧丘線は冬季閉鎖期間がございますので山梨県峡東林務環境事務所までご確認ください。

参考:甲府駅から約1時間45分で登山口に到着します。

 参考タイム

大弛峠-(約1時間15分)-朝日岳-(約45分)-鉄山(約30分)-金峰山山頂

全工程【往復】:約5時間(昼食時間等を除く)

 お問い合わせ先

甲府市観光課
電話:055-237-5702
FAX:055-227-8065
mail:sangkaka@city.kofu.lg.jp

 

山梨県峡東林務環境事務所(別サイトへリンク)
〒404-8601甲州市塩山上塩後1239-1
東山梨合同庁舎3階
県有林課0553-20-2723
治山林道課0553-20-2725