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更新日:2023年12月11日
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本市では、子ども未来応援条例を制定し、子どもたちの健やかな成長を応援しています。
こうした中、大人が担うようなケア責任を引き受け、家事や家族の世話などを日常的に行っている子どもを指す「ヤングケアラー」が社会的課題となっています。
こうしたことから、「ヤングケアラー」への理解の促進や早期発見をはじめ、関係機関が一体となり適切かつ総合的な対応を図る中で、誰一人取り残すことなく年齢や成長過程に応じた子ども自身の成長を応援していきます。
★お知らせ★
「ヤングケアラー」とは、法律上の定義はありませんが、本市では、本来大人が担うとされる家事や家族の世話などを日常的に行うことで、子ども自身の権利が守られていない子ども(※)のことを呼びます。
※ここでの「子ども」とは「18歳に達する日以後の最初の3月31日までにある子ども」をいいます。
家族のお手伝いをすることは本来、素晴らしいことですが、それが年齢や成長の度合いに見合わない責任や負担を伴う場合、子どもの生活・健康・将来などに影響が出てしまうことがあります。
ヤングケアラーへの対応は、これまで、当事者の置かれている状況に応じ、教育・子ども・福祉部門など、関係部署等が必要に応じて連携した対応を図っていた一方で、ヤングケアラーの定義などについては、様々な解釈や考え方があることも事実でした。
こうしたことから「ヤングケアラー」への理解の促進や早期発見をはじめ、関係部署はもとより関係機関や団体との円滑な連携、支援体制の強化など、それぞれが共通認識を持ったうえで一体となり、適切かつ総合的な対応を図る中で、誰ひとり取り残すことなく年齢や成長過程に応じた子ども自身の成長を応援することを目的として、「甲府市ヤングケアラー支援方針」を策定しました。
【PDF】甲府市ヤングケアラー支援方針(概要)(PDF:762KB)
【PDF】甲府市ヤングケアラー支援方針(PDF:1,616KB)
本市では、山梨県が実施したヤングケアラー・コーディネーター養成講座を修了した相談員を「あおぞら」に配置しています。
ヤングケアラー・コーディネーターとは、ヤングケアラーを発見・把握した場合に、その家庭の状況に合った適切なサービス等につなげられるよう、学校や民間事業者、相談窓口等の関係機関と連携して相談・支援、適切な機関へのつなぎを行う専門の相談員です。
あなたが、おうちのお手伝いを頑張っていることは素敵なことです。でも、それによって友人と遊ぶことができない、勉強する時間が取れない、学校に遅刻したり、行けなくて困ったりしたことはありませんか?
自分のことや家族のことを話すのは、少し勇気がいるかと思いますが、おうちのことで悩んでいましたら、悩みの解決に向けて、ヤングケアラー・コーディネーターがお手伝いしますので、気軽にご相談ください。相談内容に応じ、家庭の状況に合った助言や支援に必要とされる関係機関への働きかけなど、適切な福祉サービスのほか必要な支援につなげます。
本庁舎3階6番窓口(甲府市丸の内1-18-1)
子ども・青少年専用ダイヤル:0120-743-011(子ども・青少年専用フリーダイヤル)
あおぞら(ヤングケアラー相談担当):055-221-3011(直通)
aozora@city.kofu.lg.jp
※メールは24時間受信可能ですが、職員が確認するのは下記の相談時間に限られます。また、返信にお時間をいただく場合があります。
平日の午前8時30分~午後5時15分(土・日、祝日、年末年始を除く)
【事業概要】
日常的に食事の準備や家族のケアを行っており、その負担の重さから、自身の自由な時間が取れないなどの悩みを抱えているヤングケアラー等(※)に対して、専門の相談員が話を聞き、より良い生活を一緒に考えていくとともに、日常生活の中で「ほっとひと息つける時間」を取っていただくために、対象世帯にお弁当の配食サービスを開始します。
実施期間:令和5年10月〜令和6年3月末まで
【子ども・学校向けチラシ】
【一般向けチラシ】
「あおぞら」に相談があり、配食サービスが必要と認められるヤングケアラーとその家族が対象となります。
※おおむね30歳未満のケアラーも対象となる場合がありますのでご相談ください。
弁当配食(配食が認められた世帯の構成人数分)
※自己負担はありません。
週1回、概ね3か月まで(12週分)(状況に応じて変更する場合があります。)
今後のヤングケアラー支援の参考とするため、配食期間中や配食サービス終了後にヤングケアラー・コーディネーターが利用の効果や満足度等に対する意見を聞き取りやアンケート調査を行いますので、ご協力をお願いします。
配食サービス開始には、「あおぞら」の職員が、ヤングケアラーと思われる子どもの生活状況等を伺った上で、ヤングケアラーとその保護者の同意が必要となりますので、まずはご相談ください。
※本事業はヤングケアラー自身に心と身体を休めてもらうこと(レスパイトケア)や相談する「きっかけ」を目的としているため、虐待やネグレクトなど、緊急性を要する場合は、配食サービスの申請をお断りする場合があります。
・甲府市子ども未来応援条例
・山梨県(ヤングケラー支援の推進)(山梨県のサイトへリンク)
・こども家庭庁(ヤングケアラー特設サイト 〜こどもがこどもでいられる街に〜 )(こども家庭庁のサイトへリンク)
・親子のための相談LINE(こども家庭庁のサイトへリンク)※相談受付時間等(山梨県)をご確認の上、ご利用ください。
よくある質問
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お問い合わせ
子ども未来総室子育て支援課子ども・青少年総合相談センター
〒400-8585 甲府市丸の内一丁目18番1号(本庁舎3階)
電話番号:055-221-3011
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