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更新日:2023年3月16日

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2022年度チャレンジ女性の紹介

2023年3月11日(土曜日)「甲府市男女共同参画フォーラム2023」にて2022年度の女性活躍に取組んでいる優良事業者を表彰行いました。

本表彰は、市内に在住・在勤の女性であって、子育て中であるなど、それぞれが置かれた立場の中で、業務に真摯に取り組まれ、その大変熱心な姿勢や企画力・優れた実績などが、他の方の模範となる方を賞するものです。公募により、雇用事業者からの推薦を受け、選考委員会の審査を経て、決定した方です。

 

大島わかな様(一般社団法人甲府青年会議所)

wakana一般社団法人甲府青年会議所には、性別や職種、立場の異なる様々な会員が所属し、地域のために活動を行っている。

各会員の本業との両立のため、会議や事業は基本的に夜間・土日等、就業時間外に行われ、深夜に及び場合もあるため、家事育児との両立が難しく、実質的に、執行部はある種男性社会として成立しきた。

そのような中、2013年の入会以来、「委員長」、「室長」、「専務理事」、「議長」といった会議所内の様々な役職を歴任し、2023年、甲府青年会議所において女性として初の理事長を務めることとなった。

本業では、小野法律事務所に所属し、民事、家事、破産、労働、刑事等を取り扱う弁護士として活動されているほか、大学等連携推進制度により山梨学院大学、山梨県立大学において開設された連携開設科目の労働法(主幹大学:山梨県立大学)の授業担当教員も務めている。また、個人としては一昨年に出産を経験し、子どもの将来性を高める、地域の子育て環境活動などへの視野も広まった。
そのような中、さらなる責務を負い邁進する姿は、まさに「チャレンジ女性」であり、「仕事と家庭の両立」のさらにその先へと挑むことで示す成果は、女性が能力を発揮し、活躍する社会の標となるものである。

 

 

 

渡辺光美様(市民団体「リズムオブラブ」)

watanabe主宰する市民団体「リズムオブラブ」は、「かけがえのない大切な命を自分で守る心と体づくり」を目指した「山梨発信!健康安全郷育プログラム」を地域に出向いて届けることで、「元気で明るく安全なふるさと山梨創り」を約15年推進してきた。
活動の中では、男女共同参画の視点に立った、女性の生と性を守るセルフディフェンスプログラム(護身術)や子どもを声掛け・連れ去りから守る防犯プログラム等を考案し、性被害・性暴力・虐待防止の啓発をするとともに、男女共同参画の視点に基づいた「命の尊さと守り方」を伝えている。当プログラムでは、乳幼児から高齢者まで障がいの有無に関わらず、受講者の年齢・体力・環境や主催者のニーズに応じた体感型プログラムを創出し、講演会・教室・研修・イベント等様々なカタチでお届けしている。

 

活動の一例(行政との協働事業)

『電話詐欺撲滅体操』

  • 高齢者の詐欺被害防止の啓発を目的とし、山梨県県民生活部および山梨県警察と協働・協創・配付

『スマホ時代の子育て~手の中の危険~』視聴覚教材

  • 保護者と幼児をスマホ使用による健康被害から守ることを目的とし、山梨県教育委員会および山梨県警察と協働・協創・配付

『デートDV』視聴覚動画

  • 高校生・大学生をデートDV被害から守ることを目的とし、山梨県県民生活部と協働・協創・配付