甲府市中道地区のブランドとうもろこし「きみひめ」。激甘!とも評されるジューシーな甘みで、知る人ぞ知る大人気のスイートコーンですが、中道地区でのみ栽培される品種のため常に入手困難という、幻と言っても過言ではないとうもろこしなのです。そんなきみひめがシーズン中、頻繁に入荷するのが、中道地区にある風土記の丘農産物直売所。きみひめの収穫時期は6月初旬~8月中旬。入荷してもあっという間に完売することが多いそうなので、早めの時間の訪問がおすすめ。そしてこの直売所、きみひめのシーズン以外にもきみひめ関連メニューがあるんです。シーズンオフにはこちらをどうぞ。
直売所のレストラン「ファームキッチン味彩」の人気メニュー、きみひめを生地に練り込んだ「もろこしすいとん」¥803(税込)。すいとんが安定のおいしさなのはもとより、汁が激うますぎて感動。なんと自家製みそを使用していると聞き、納得!
きみひめ大福1個¥145(税込)。きめのこまかーいきみひめ入りあんとシルキーでソフトなお餅の組み合わせは、ありそうでなかったハーモニー。冷凍で販売されているのも、この繊細さのポイント。
とうもろこしは断然生食派の私。きみひめは生で食べると、そのジューシーさ、甘さがよりよくわかる気がします。機会があればぜひ!
TEXT: YUMIKO FUKUI PHOTO: NAO SHIMIZU