PROFILE

福井由美子

YUMIKO FUKUI福井 由美子

ひとり旅を「ひとりっぷ®」と命名、女性のひとり旅を応援中の編集者。国内外を問わず、ひとりっぷ®歴20年以上、回数300回以上。国内旅の多くは、花見か温泉か登山目的。合言葉は「思い立ったが、Have a nice ひとりっぷ®」。

cursor甲府でビックリ!した5つのこと

桂まり

MARI KATSURA桂 まり

食いしんぼうライターとして女性誌を中心に活躍中のスーパー食通。パリのル・コルドンブルーでも勉強した経験を持ち、料理の腕前もかなりのもの。温泉保養士の資格も保有、全国秘湯名湯めぐりにも余念がない。

広沢幸乃

YUKINO HIROSAWA広沢 幸乃

旅と食、インテリアをメインに、各女性誌、男性誌などで活躍。「旅と食べ物への興味は幼少時からなんです」(本人談)。そんな性質を生かし、大学を卒業する頃から友人のツテでライター業を開始、今に至る。

ILLUSTRATION : IZUMI SASAKI

MAP

甲府市のエリア詳細

甲府市北部

JR甲府駅から北のエリア。主に住宅地で、山梨大学、武田神社、愛宕山、要害山などはこのエリアにある。

甲府市中部

甲府の繁華街や官公庁は、甲府駅から南のエリアに広がる。繁華街は歩いて簡単に回れる広さ。ホテルも多い。

甲府市南部

富士山に近づくこのエリアは、より自然が豊か。農業地も多い。「きみひめ」で有名な中道地区、古墳で知られる曽根丘陵公園などはこちらに。

福井由美子

甲府でビックリ!した5つのこと

1 甲府の人は、ほうとうは家でしか食べない!?

今回の取材時、甲府在住のいろんな女性に「おいしいほうとうやさんを教えて下さい」と聞いたのですが、ことごとく返ってきた答えは「う――ん、ほうとうは外食しないから、わからないです」。聞けば自宅で麺を打つという人も多数で、家によって味も具も全然違うそう。つまり、甲府の人にとってほうとうとは、どうやらみそ汁的なものなんですね。そしてさらに、「2日めのほうとうがまたおいしいんですよ」との証言が続出!「ふ、2日め!??」。「味がしみてていいんです」って、カレーですか!?? こればっかりはだれかの自宅に招待してもらわないと食べられません。残念無念。しかも、ごはん&ほうとうの組み合わせも普通なんだそう。さすがです甲府。

2 甲府の人はフルーツを買ったことがない!?

同じく今回、何十人もの甲府在住女性に聞いて衝撃を受けた事実。なんと聞いた女性全員が「おいしいフルーツやさん…ですか? う――ん、フルーツ、買ったことないので…」って、ええええ!??? 聞けば、親戚や近所のフルーツ農家からもらうから、買う必要がないんだそう。というわけで甲府の人は、ほかの県より圧倒的に、相当な量の果物を食べていると思われます。「買うとたっかいんですよ果物って!」と力説する取材チームに、「そうなんですか~」とおっとりな甲府女性。真のフルーツ王国を実感した瞬間でした。

3 甲府の銭湯はすべて温泉である!?

こちらも聞いてびっくり! なんと甲府市内の銭湯は基本的にすべて温泉なんだそう!! 衝撃! 日帰り温泉施設ではなく、あくまで銭湯です。シャンプー&石鹸は持参しないといけません。銭湯によっては加温しているところもあるそうですが、とにかく天然温泉なわけです。なわけで、自宅にお風呂があってもあえての銭湯という甲府市民がいっぱい。と思って甲府女性をよ―――く見ると、たしかに色白美肌な人が多い!!!「こりゃ絶対にフルーツ&温泉の効能だね」と取材チーム一同、大きくうなずいたのでした。

4 とんかつ屋さんが多すぎる!??

じつは一人当たりのとんかつを食べる量がなんと全国2位という甲府。なぜなのかは不明ながら、というわけでとんかつの名店が多いのです。たしかに街を歩いていても、人口のわりに頻繁にとんかつ屋さんを見かける印象。残念ながら今回ご紹介できなかった店も多数あり。「甲府でとんかつ」は知る人ぞ知る常識なんです。

5 なつかしい昭和の香りが漂う店が多いんです!

昭和の雰囲気漂う、なつかしい商店をよく見かける甲府。しかもどの店も地域になじんだ人気店ばかり。 見かけどおり、創業は昭和という店がほとんどですが、どの店も、なんだか楽しそうなオーラがにじみ出てます。お店のスタッフの方の人柄が店構えに出ているってことなんだと思います。アットホーム感もハンパないです。21世紀の昭和体験をぜひ。