国立山梨大学には、全国唯一、果実酒を専門に研究する大学附属のワイン科学研究センターがあります。ワインとぶどうに関する細胞工学から最新のぶどう栽培、ワイン醸造の研究まで、幅広くかつ実践的に学べる稀少な場所。なんと大学内にあるコンビニなど、ワイン科学研究センターが開発した技術をもとに、地元ワイナリー3社と共同醸造したワインが購入できます。山梨大学のロゴ入りワインは、全5種類（売り切れの場合あり）。ぜひ飲み比べて、最新の技術や研究の成果を味わって。

研究部門は「発酵微生物工学」「機能成分学」「果実遺伝子工学」があります（一般開放はしていません）。

国立大学では唯一の果実酒類製造免許を持っているこちら。地下セラーには発酵、貯蔵、熟成のための空間が広がります。1951年醸造の甲州ワインも！

“ワイン教授”こと農学博士の柳田藤寿さんは、フラットなお人柄で、とびきりユニーク！　地元の方とも交流をはかり、甲府ワインの普及にも一役。じつは海洋酵母ワイン「海洋酵母仕込み 山梨甲州」や富士六湖キセキのワイン「赤池幻酵母」など、新しい発想から生まれた商品開発にも携わっています。