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更新日:2024年2月7日
甲府市には「山梨百名山」に選ばれている山が10あります。
「山梨百名山」とは、一般公募と市町村推薦による282の山の中から、知名度や歴史、登山やハイキングが楽しめるかなどを基準に、1997年に山梨県が選定した山のことです。
それぞれの山の参考タイムはあくまでも目安です。登山前にはしっかりと調査・準備をして、無理のない、安全な登山をしてください。
登山をする時は「登山届」の提出をしましょう!
登山計画書は、万一の遭難に備えて、警察に提出することで、探索・救出を行う際に利用されるものです。
登山計画書の提出は任意ですが、安全に登山をしていただくために提出をお願いします。
「ごみは持ち帰る」、「下に向かって石などを転がさない」、「山火事に気を付ける」、「動植物を持ち帰らない」など、マナーを守って楽しい登山をお楽しみください!
標高:1,422m
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帯那山山頂からの展望は素晴らしく、天気の良い日には秩父の山々や南アルプス連峰、富士山、大菩薩峠などを眺めることができます。6月中旬になると東側のなだらかな斜面にアヤメが咲くことで有名です。 |
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標高:780m
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要害山は、甲府市の中心部から北を望むと見ることができる、扇状地の扇のかなめにあたる位置にあります。 武田信玄公の父、信虎が、平地のつつじが崎の館に対し、地の利をいかして、緊急時に立てこもる城を築き、信玄、勝頼と三代にわたって使われましたが、慶長5年(1600)、廃城となりました。 現在も、山腹から山頂までの間に、土塁や石垣、竪堀跡などがあり、武田氏の興亡を偲ぶことができます。 |
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標高:1,058m
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羅漢寺山は、日本一の渓谷美を誇る昇仙峡の右岸にあり、弥三郎岳など連なる3つの峰の総称をいいます。 岩山で南方は断崖。その展望はすばらしく、千代田湖上に富士山、南アルプス連峰、茅ケ岳、奥秩父の山々を望むことができます。 現在は、ロープウェイで簡単に登ることができるようになりましたが、ハイキングを楽しみたい方には、いくつかのコースがあります。 |
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標高:1,221m
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「やまなしの森林百選」に選ばれた「シラカシ林」、「アオギリ林」、「ミズナラ林」があり、多様な自然が残る里山です。 山の東にある鴬宿峠には、幹囲約3m、高さ約17mの巨木「なんじゃもんじゃ」の木が立っています。何の木かわからなかったため、「なんじゃもんじゃ」という奇妙な名がついたといわれています。 |
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標高:2,599m
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金峰山は、平安時代に信仰の山として開山し、山頂直下にそびえる五丈岩(高さ約15m)の根元に蔵王権現をまつり、修験道の道場となりました。 「甲斐国志」によると、江戸時代には参拝のための登山道が10か所あり、それぞれに里宮が設けられ、賑わったと伝えられています。 秀麗高雅な山容や信仰の歴史など、名実ともに秩父山脈の盟主として君臨しています。 ※詳細については、信仰の山「金峰山」をご覧ください。 |
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標高:1,635m
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黒富士は、見る角度でその姿が”四変化”します。 山の南、甲府市側から眺めると、名前にふさわしい「富士」の姿には見えません。しかし、峠越えが当然だった昔、金峰参道として人が往来していた山の北側の長窪峠から南を望むと、端正な「富士」の姿がそこに現れます。そこからは本物の「富士山」も遠くに望めることができ、明るくそびえる「富士山」に対し、日中は逆行のため暗く見える近くの「富士」は「黒富士」と呼んだのではないかと推測されています。 |
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標高:1,623m
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王岳は、西湖の北西に位置しています。 頂上から南面は切り開かれ、広大な青木ヶ原樹海を抱くように、左右に裾を広げる富士山と時とともに変化をみせる西湖を望むことができます。 |
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標高:1,422m
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精進湖北方にそびえており、山名は、山頂から大きな尾根が東、北、南の三方に張り出し、それぞれ旧村の境界になっていたことからついたといわれています。「みかたわけやま」と呼ぶという説もあります。 |
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標高:1,295m
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太刀岡山は、大和武尊が東征の際、この山に立ち寄り、ここに太刀を置いたのが名前の起こりといわれています。 東、南、西の三方の山すそを急峻な岩壁が取り囲み、約150mもある大岩壁の先端には、空を切り裂かんばかりの巨大な鋏(はさみ)岩がどっしりと構えています。 この鋏岩をはじめ、登山道沿いには巨岩がいくつもあり、いずれもロッククライミングの対象となっています。 |
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標高:716m
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麓にある大蔵経寺が名前の由来となった大蔵経寺山は、奥秩父主脈の北奥千丈岳から起き上がった、長大な尾根の最南端に位置します。 西は甲府市から東は笛吹市春日井町にかかるこの山は「山梨」の呼称発祥の地ともいわれています。 また、山裾には積石塚古墳が200ほど点在し、6~7世紀の武具や馬具が出土しています。 |
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楽しい登山は、万全の準備から!
思わぬ事故や怪我を防ぐためにも、服装にも気を付けましょう。
山登りは足元を見ながら歩く事が多いので、頭を木や枝にぶつけがちになります。頭を守るためにもできれば帽子は着用しましょう!
山の麓と頂上では寒暖差があります。登ってみたら思ったより寒く感じる時もありますので、薄手の上着を用意しておくと安心です。
登山道では枝や草、虫やへびなどにより思わぬ怪我をしてしまうことがあります。長ズボンをはき、肌が露出しないように気を付けましょう。転んてしまった際の傷も抑えることができます。
滑りにくい登山靴などが一番です。新しい靴やサイズの合わない靴だと靴擦れを起こしてしまうので、事前に日常生活でも履くようにして、靴に慣れておきましょう!
登山道に売店がない山がほとんどです。事前にお弁当を用意しましょう。山の上で絶景を眺めながら食べるお弁当は格別です!お弁当の後はごみの片づけをお願いします。
喉が渇いた時には、お茶や少し甘めの紅茶がお薦めです。
それとは別に水も持っていくことをお薦めします。飲料用以外にも、手が汚れたとき・ケガをしたときの洗浄や、タオル・ハンカチを濡らしたり、気分が悪い時にと多目的に使えます。
山の天気は変わりやすいです。天気予報では心配がなくても、念のため必ず持参してください。雨に濡れてしまうと急激に体温を奪われてしまうため注意が必要です。
糖分はいち早くエネルギーに変わりやすく、疲れを取るのに最適です。甘さひかえめの低カロリーの甘味料を使ったものではなく、昔ながらの飴やキャラメルなど砂糖が多く使われているものがお勧めです。
いつまでも美しい自然を残すためにも、ごみは必ず持ち帰りましょう。ご協力をお願いします。
登山に無理は禁物です。
道に迷ってしまった時、体調が崩れてしまった時など、助けが必要な場合には至急ご連絡ください。
緊急時連絡先
110
電話番号:055--221-0110(山梨県警察本部生活安全部地域課)