ホーム > 【特集】甲府市のワイナリー巡り
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更新日:2025年3月26日
日本でワインが作られるようになったのは明治3~4年頃とされています。「文明開化はワインから」を合い言葉に甲府の有志によってワインの醸造が始められました。
県内には、約90のワイナリーがあり、その半分はワイナリーの見学や、ワインの製造過程の説明を受けたり、試飲を楽しむことができます。また、山梨大学では国内で唯一の「ワインを学べる」学科があります。
現在、甲州ワインは生産量・味とも国産ワインのトップクラス。世界で認められるワインを数多く醸造しています。
甲府市内には現在5か所のワイナリーがあります。
(五十音順で掲載)
かいてらす(山梨県地場産業センター)では、市内にある4か所のワイナリー全てのワインを購入することができます。また、それ以外にも山梨県内41社のワイナリーのワインを取り揃えています。
ワイン以外にも山梨の地場産品の販売をしていますので、詳しくはかいてらすホームページ(別サイトへリンク)をご覧ください。
山梨では様々なぶどう品種が栽培され、ワインの醸造が行われています。
その中でも、日本が世界に誇る日本固有のぶどう品種である『甲州』と『マスカット・ベリーA』で作られた、その年の新酒ワインを【山梨ヌーボー】と命名し、山梨県内のワイナリーで毎年解禁日を設定しています。
甲府市は日本のワイン発祥の地と言われています。明治3~4年頃に日本で初めてワインの醸造が行われたという記録が残っています。
そんな歴史があるからこそ、全国で唯一ワインを学べる学科が山梨大学に設置されています。
残念ながら一般の方は研究所の見学をすることができませんが、研究の結果誕生したワイン『山梨大学ワイン』は実際に購入して飲むことができます。
ワインの購入、お問合せについてはこちらをご覧ください。
黒ぶどうを使い、果皮や種も果汁と一緒に発酵させる。一般的には辛口で渋味やコクがある。皮と種にはポリフェノールが多く含まれるため、白ワインより赤ワインの方がポリフェノール含有率が高い。
一般的には白ぶどうを使い、果皮や種を取り除き、果汁だけ発酵させたもの。赤ワインにくらべ渋味が少なく、すっきりフルーティな味で甘口から辛口まである。整腸作用と殺菌作用があるため、生魚料理にも適している。
黒ぶどうを使い、果皮や種も一緒に発酵させるが、ほんのりバラ色になったころに果皮や種を取り除く。どの程度で取り除くかで味わいが違ってくる。甘口から辛口まである。また、黒ぶどうと白ぶどうを混ぜて発酵させるロゼもある。
①ワインに使用されるデラウエア。葡萄と言えば紫色のイメージが強いですがワインにはこの色が適しているそうです。
②『除梗破砕機』と言う、葡萄を潰して果汁と皮を別々にする機械へ葡萄を入れていきます。
③果汁だけがこちらの機械に入れられます。
気になる果汁の味は爽やかな酸味と若干の渋みが。
④果汁へ酵母を入れ、ろ過をし醸造されます。1ヶ月ほど発酵すればワインの完成です。