更新日:2019年11月22日

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湯田小学校児童下校時見守り隊インタビュー

湯田小学校下校時児童見守り隊のみなさん『子どもは地域の宝』という考えのもと、私たちが住んでいる地域にある、湯田小学校に通う児童を守るため、主に1・2年生の下校時間に合わせて見守りをしています。

毎日、子どもたちが下校する時間になると学校まで迎えに行き、子どもたちの自宅のそばまで送り届けています。雨の日や風の日、夏の暑い日や冬の寒い日でも、毎日欠かさずに子どもたちの安全を見守っています。

現在の隊員の平均年齢は80歳前後。中には90代の方もいます。孫のような子どもたちを見守ることで、私たちも元気をもらっています。

平成25年度には私たちの活動が内閣府から「社会参加章」に選ばれ、全国に紹介をしていただいています。

これまでに8年以上活動を続けています

この活動は平成17年に湯田地区が全国の「安全安心モデル地区」に選ばれたことから始まりました。

開始当初は1年間限りの予定でしたが、活動する中で子どもたちから元気をもらえること、また、地域で子どもを守ることの必要性を強く感じたことから、事業が終了した後も活動を継続することとしました。

現在では湯田地区の老人クラブなどから150人のボランティアの協力をいただきながら活動しており、年間では延べ1,700人もの方々に参加していただいています。

下校時の見守りの様子

下校時の見守りだけでなく、“授業”をすることもあります

授業風景初めのころは下校時の見守りのみでしたが、最近では年に一度小学校に招待され“先生”として、子どもたちと一緒に勉強することがあります。

内容は、昔の湯田地区の話や、昔の遊びの話などで、事前に子どもたちから質問を集め、それに答えていきます。

子どもたちは私たちの話を真剣に聞いてくれ、地域の歴史などに興味を持ってもらえることを嬉しく思います。

 

子どもたちの元気な姿を見ることがやりがいです

お礼の会の様子活動を続けていく中で、毎日地道に続けることは本当に大変なことでした。

特に夏の炎天下の下での下校や、雪の日の下校など、体力的にも厳しく感じることがあります。けれど、ちょうど孫くらいの子どもたちが毎日元気良くあいさつをしてくれたり、学校であった一日の話を聞かせてくれたりすると、子どもたちから若い元気をもらうことができ、毎日の見送りも生きがいに感じます。

また、学校では年に一度子どもたちが「お礼の会」を開いてくれ、お礼の手紙や合唱を披露してくれます。

この活動を続ける中で、私たちには自慢ができました。それは、湯田地区に住んでいる子どもたちは、普段行き合った時も、子どもたちから率先して元気にあいさつをしてくれます。そして、どの子もみんな礼儀正しく接してくれます。

湯田地区では、地域ぐるみで家族のように子どもたちの成長を見守っているんです。

 

これからも子どもたちを見守っていきます

見守り隊のメンバーも段々と高齢化してきており、活動を大変に思うこともあります。けれど、湯田地区の子どもたちが毎日元気に安心して家まで帰れるよう、これからもこの活動を続け、『地域の宝』を守っていきたいと思います。

 

 

 

 

 

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