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更新日:2024年3月12日

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プレ大会フィナーレ 市民・学生のオンライン意見交換会

 

【日時】
 2020年12月19日(土曜日)14時00分~15時30分
【開催形式】
 Web会議システムを使い、オンライン上で各グループ3人~4人に分かれてそれぞれテーマについて話し合いました。
【内容】
 グループセッション1回目
 ・オンライン講演会の感想共有
 ・10年後あなたの住んでいるまちが『くらしにくさ日本1』に選ばれたと聞きました。
 その理由はなぜだと感じましたか?
 グループセッション2回目
 ・10年後あなたの住んでいるまちが『くらしやすさ日本1』に選ばれたと聞きました。
 その理由はなぜだと感じましたか?

 

  

オンライン講演会の感想共有

意見交換会様子1
  • 質疑応答の際、反復授業など教育についての話を受けて、今後は受け身ではなく自分から行動していく力が求められていくと感じました。また、教育する側は、さらに隅々まで行き届いた対応が求められていくと感じた。
  • 新型コロナウイルス感染症拡大防止のために、現在在宅勤務をしています。自身の仕事も含め、AIへ移行する業務が増えていくと考えられるため、この先の人生を考えるいい機会になりました。
  • 現在、コロナ渦で人と人との接触を避ける社会の中で、オンライン会議をはじめ、デジタル化が重要となっていく中で、字幕変換や男女間の身体的差別が生まれにくくなるなどメリットもある一方で格差も広がってしまう。格差を縮める、なくすためにダイバーシティを重視し、いろいろな人たちを巻き込んで課題を共有し解決していくことが必要だと思いました。

 等の意見が出ました。

 

テーマ1【10年後あなたの住んでいるまちが「暮らしにくさ日本1」に選ばれたと聞きました。その理由はなぜだと感じましたか?】

意見交換会様子2
  • 甲府は学校も多いと感じるが、送迎バスなどが少なく、学校や塾に行きづらい。
  • 子育て支援や、女性がトップに立っていけるような会社の風土が一般的になるとより良い。
  • 山梨自体が閉鎖的で同じ業界内でも連携が取りづらく、それぞれの事業の良いところ・悪いところが共有できない。
  • 出産後、家庭や子どものためと考えると男性も育休を取った方が良いと思うが、企業が労働力として見ているので、人が減ってしまうことを迷惑と捉えてしまう方も少なからずいるので、精神的に負担がかかってしまう。
  • 「格差がある社会」は暮らしにくいです。例えば、性別役割分業や結婚して子どもを産まなければならないというプレッシャーなど。
  • 甲府駅前にはお店が多く栄えているが、無料駐車場がなく、高額の有料駐車場しかないため、お店に立ち寄りにくい。その結果、来客が減り、店が撤退してしまう。
  • 老後の第2の人生として、都心から山梨県へ移住してきたとしても、交通の便が悪く、高齢者が病院へ通うのにも不便です。車社会のため、高齢者に厳しい環境。

 等の意見が出ました。

 

 

テーマ2【10年後あなたの住んでいるまちが「暮らしやすさ日本1」に選ばれたと聞きました。その理由はなぜだと感じましたか?】

  • 数年前よりは公園や保護者の会等で男性の方が増えてきた。
  • オンラインやテレワークなどで自宅に籠ることが多くなり、鬱や孤立を感じる人が増えている中で、山梨は自然と触れ合えたり外に出られたりするので、都会の人込みから離れて暮らせるというのは魅力的。
  • 甲府駅の周辺は、大学が集まっているので、学生たちが何か企画をしてそれを地域の高齢者や暮らしていている方を巻き込むような形にすれば、繋がりが作れるようになるのでは。
  • コンパクトに甲府市に施設等が集まっているので、地域のコミュニティの活性をしていくともっと魅力的な街になる。人が少ないので、そこを結び付けられれば、東京よりも距離感が近い存在になれる。
  • 高齢者は、平均して80歳に介護施設に入りますが、「人生100年時代」なので20年も施設に入ることになります。しかし、一人一人は経験や知識があり、何かできる人もいるので、そこを生かしていくと良い。
  • リニア開通に伴い、都心へのアクセスのしやすくなる。若い人が惹かれるような企業を誘致していくことにより、若者がやりがいのある仕事に就くことができると思う。
  • 新型コロナウイルス感染症の影響により、企業で人員削減のために退職を余儀なくされている人がいる中、最後まで生き残れる仕事である畑や農家に需要が高まりつつあります。山梨県は果物を含め、農作物の栽培が盛んなため、山梨県への移住者が増えることが予想されます。
  • 山梨県は、宝石や隠れた名産品が多いため、毎日少しずつ新しい発見があり日々充実している。また、自身も作り手として、活動したいと考えたときに適した環境にあると思う。
  • 図書館が多い。勉強の場・憩いの場になる。県立図書館のようにカフェが併設されていると活気もでるし、子どもからお年寄りまで幅広い年代が利用しやすい環境になるのではと感じる。

 等の意見が出ました。

 

全体の感想

オンライン講演会で落合さんの講演を聞いていたので、それを踏まえて、デジタル化なども絡ませながら話ができ、より理解が深まったと思います。いろいろな世代、様々な立場の方と意見交換をするという機会が少ないので、オンライン意見交換会はとても有意義な時間を過ごしていただけたのではないかと思います。