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更新日:2024年3月5日

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2023年度チャレンジ女性の紹介

2024年3月2日(土曜日)「甲府市男女共同参画フォーラム2024」にて表彰しました。

本表彰は、市内に在住、または在勤の女性であって、それぞれが業務に真摯に取り組まれ、その姿勢や企画力、優れた実績などが、模範となる方を賞するものです。
公募により、雇用事業者等からの推薦を受け、選考委員会により選考しています。

 

 加藤ひかる様(株式会社チアアップ)


2021年3月Cheerupを創業。チアアップは、「一人ひとりが幸せにひかり輝く未来を実現する」を経営理念に2023年10月株式会社チアアップに法人化。
山梨県内のお客様の経営計画達成支援、組織開発、人材育成を主なサービスとし 「若手社員」「職人」を対象とした心理的安全性を確保した人材育成や、女性活躍の推進に取り組みたいが何から手をつけて良いのかわからないという課題解決のほか、「アンコンシャス・バイアス」の対策支援が強み。現在は、公共・⺠間含め32社の企業等のサポートをしている。
2023年度は新たな取組として、山梨県立大学の⻑期インターンシップの受入れや甲府市女性起業等支援 「Can-Pass plus(キャン-パス プラス)」業務を受託した。
2年前、何も分からず強い希望を持って起業した時の経験を、同じように悩んでいる人のために役立てたいと考えている。
「労働力人口の減少」「雇用の流動化」が進展する中で、中小企業にとっての喫緊の経営課題である人材の採用・育成は、10年後に更なる人材不足と一層の多様化が見込まれる。事業を通して、魅力あふれる山梨県内企業への若年労働力の確保と育成、定着、更に技術や技能の継承も図り、県内総生産額を高め、新たなビジネスや雇用を生み、強く、持続可能な地域づくりや、若者が働きやすく暮らしやすい山梨県の実現に貢献したい。

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 小林はるひ様(Atago House)


2歳児と4歳児の母でありながら、1級建築士として甲府市内において複数の建物のリノベーションとマネジメントを成功させるとともに、甲府市の魅力の発信を企画し、⺠泊の企画運営などにも従事。多方面において果敢にチャレンジしている。
日本生命保険相互会社に入社後、不動産開発を手掛ける株式会社アスラボに転職し、甲府市の中心市街地活性化事業「甲府ぐるめ横丁」の立ち上げを担当。管理会社の変更などもあったが、現在も個人として現地管理人を担当している。
2015年オープンの「甲府ぐるめ横丁」は、老朽化したビルを平成期における甲府中心市街地の新たな顔に生まれ変わらせ、2016年の年間来場者数は5万人を数えた。同建物は、甲府市の中心市街地などにおける秀逸な不動産利活用を表彰するグレーププラークを授賞している。
2016年に甲府への移住を機に株式会社アスラボを退職し、愛宕山古⺠家群「結-YUI」などを手がける株式会社SHOEIに転職。その後、結婚、出産、復職を経験。
現在は、自宅兼ゲストハウスとして中古住宅物件を購入し、自らの手でリノベーションを行った「Atago House」の経営者として独立している。

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 藤原裕子様(山梨交通株式会社)


令和3年10月入社以来、観光バス・路線バス運転者として甲府営業所に勤務。200名を超えるバスドライバーを有する当社において、唯一の女性バスドライバーである。
県内においても、女性で大型二種免許を取得している方は、本人を含め83名(警察庁「運転免許統計(令和4年版)補足資料1」より)。大型バス運転者の人材不足が深刻となる中、活躍してくれている大変貴重な人材。
常にサービス向上を念頭に掲げ、親切で丁寧な接客・運転を心掛け、女性ならではの気配りは旅客からも好評を得ている。
まだまだ女性の比率が低い旅客・運送業において、男性と同様に働くその姿は、男性中心の職場に一石を投じる存在であり、今後のバス業界の発展における女性のロールモデルとなり得る人物である。

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 堀内麻実様(anlib株式会社)


デザイン編集を生業としながら、仕事も家庭も子育ても大事にしたいと願う女性に安定した収入を支払う会社「anlib株式会社」を2018年に設立。主な事業は、⺠間や行政等から請け負う紙媒体、WEB記事制作、撮影、イベント企画等のブランディング。また、自社開発メディアとして、福祉業界の深刻な人材不足、障がい者の地域参画の課題にコミットしたプロジェクトの運営やフリーマガジンの発行、インクルーシブイベントの企画などを行っている。
かつて、子育てをしながら会社員として働いていた自身の経験から、クリエイティブな仕事は、勤務時間や勤務場所にとらわれることなく、能力さえあれば安定した収入を得られることに気付き、キャリアのある女性が結婚や子育てを機に、自身の「やりたいこと」を諦めるのではなく、「働き方を選択できる環境を作りたい」という思いから始まった同社。今後は、女性の正規雇用のみならず、障がい者の暮らしの選択肢拡大の課題にも注力し、就労継続支援事業の立ち上げに向けて準備している。
<主な業績>
■山梨県から委託を受け、絵を得意とする障がい者の活動の場を広げる事業「いえなか美術館」の運営
■障がい者アートをレンタルすることで企業や地域と福祉のマッチングプロジェクト「アンコアートプロジェクト」の企画運営
■県内すべての高校に配布される福祉の仕事の魅力を伝えるフリーマガジン「kaigoto」の発行
■インクルーシブイベントの企画運営

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