ホーム > 結婚 > 学生の結婚観醸成事業 > 2018年度学生による模擬披露宴の紹介
更新日:2025年3月24日
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2018年は、8名の学生がメディアコミュニケーション論を受講し、成果発表として模擬結婚披露宴を開催しました。
【講義・準備】
2018年6月~8月に8回の講義を行い、相手(パートナー)と共に生きることについて考える授業を行うとともに、成果発表会に向けて、衣装、装飾、料理・ケーキ、映像・音楽、イベントなどの担当に分かれ、模擬披露宴の準備を行いました。
【模擬結婚披露宴】
2018年12月21日 山梨英和大学 学生食堂において開催しました。
テーマ:大学生の視点から現代にふさわしい結婚観 ~LGBTと私たちの未来~
LGBTの裏側には、自分らしさ、個性を否定しないという意味も込められています。
これは、LGBTの方だけではなく、全ての人へ向けたコンセプトです。
個性を受け入れることができる社会は、とても自由です。
結婚は、家族になることであり、同姓でも家族になれます。
結婚をパートナーシップと捉えることで、同姓同士であっても受け入れやすくなるのではないでしょうか。
新婦入場
新婦役の学生1人が付き添いとともに入場。
新郎役はあえて選定せず、性別にこだわらない結婚観を表現しました。
自分らしさ、自由をモットーに、新婦のウエディングドレス、ベール、靴、グローブ、アクセサリーなどは、インターネットで購入したもの。
受講生によるコンセプトの紹介
(料理・スイーツ)
山梨でやる披露宴なので山梨らしさを意識し、県産食材をなるべく使いました。
スイーツは、県内のお店から選びました。
大きなケーキを用意するのではなく、小さなスイーツをたくさん用意してケーキスタンドにクリスマスツリーのように飾りました。
装飾
LGBTのシンボルカラーであるレインボーカラーで、テーブルにはバラ、受講生はコサージュをつけました。
※LGBTのシンボルであるレインボーフラッグは、1978年にアメリカのギルバート・ベイカーベイカーさんが考案
虹色のグラデーションで、枠組みにとらわれない、人それぞれの多様な性の形=「自由さ」を表現。結婚は、単なる結びつきではなく、相手にとっても自分にとっても「自由」の究極の形であるべき
乾杯・歓談
山梨県産の葡萄ジュースで乾杯。
余興(ビンゴゲーム)
学生さんの司会・進行で、参加者全員がゲームを楽しみました。
大人から子どもまで楽しめるビンゴを採用し、男性でも女性でも、もらって心が和むものを選びました。
全体のコンセプト
これから本格的に考えていかなくてはならないLGBTの問題をコンセプトにしました。
LGBTを受け入れることは、自分らしさや個性を受け入れることだと思います。
世間が否定的でも、人に迷惑をかけていないなら、自分を偽る必要はなく自由な考えを持って良いと思います。