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更新日:2023年3月27日
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8-1相談事例:職場や近所の人と上手くなじめません。疎外感を感じます。どうしたら、よいでしょうか?
8-2相談事例:子育て中で日々、大変だけど、夫が、帰りが遅く、家事・育児に協力してくれません。もっと手伝って欲しいです。どうしたらよいでしょうか?
8-3相談事例:子どもが家で引きこもり、数年になります。変わる気配もなく、先々を思うと心配でなりません。どうしていけばよいでしょうか?
8-4相談事例:子育てが終わり、気が抜けてしまい、家事等に気持ちが入りません。どうしたら、よいでしょうか?
8-5相談事例:夫からDVを受けています。でも、子どものことが気になり、家を出る決断がつきません。どうしたら、よいでしょうか?
A1:女性が抱える様々な悩み相談に応じています。例えば、家族の問題や職場の人間関係、DV、離婚、精神保健等が挙げられます。
A2:相談があれば、男性も相談をお受けしています。
A3:ご予約がなければ、相談をお受けできないわけではありませんが、事前にお電話いただければ、お待たせすることなく、対応させていただけるかと思います。ご遠慮なくお電話ください。(相談直通電話:055-223-1255)
A4:相談は、月曜日~木曜日は午前9時~午前12時・午後1時~午後4時、金曜日は午前9時~午前12時・午後1時~午後7時までとなっております。お仕事等で、平日の日中、時間が作れない場合は、金曜日に午後7時まで受付を行っておりますのでご利用ください。また、メールでの相談受付(※返信は開設時間内となります)も行っています。
なお、土曜日・日曜日・祝日・年末年始(12月29日~1月3日)の相談は行っておりません。
A5:昼休み時間は、相談対応を行っていません。
A6:相談についての秘密は厳守いたしますので、安心してご相談ください。
A7:ご相談の内容によって、専門機関・団体等の紹介や橋渡しを行う等、的確な対応に努めます。
A8:具体例として、5つの例を紹介します。下記に記載のケースは全て、プライバシー保護のため、複数人の相談内容を組み合わせて記載しています。特定の相談者の相談ではありません。ここに示したQ&Aをお読みいただくことにより、全く同じ悩みでなくても、こういう考え方もあることや課題解決のために自分自身ができることに気づいていただき、少しでも皆さんの気持ちを軽くするためのヒントになればと思います。実際の相談では、個々の事案を考慮しながら対応させていただいております。
A8-1:毎日の生活の中での疎外感ですから、辛いし落ち込んでしまいますよね。疎外されていると感じているのは、どんな理由からですか?そしてそれは、(1)相手から直接言われたりされたりしたことでしょうか?それとも、(2)相手の言動や行動から、なんとなく自分がそう感じてしまっているということでしょうか?もしくは、(3)「誰かが言っていた。そう聞いた」というような、又聞きの感じでしょうか?(1)や(3)の場合、相手から聞いた自分の良くない部分を改めるきっかけとなったり、お互いの話し合いで関係の改善を図ることが期待できます。(2)の場合は、あなたのその考え方について、他の意見を聞いてみる必要があります。
「私は○○の理由から△△に感じているのですが、改善点があれば教えてください」という風に、思い切って相手に聞いてみるのも方法の一つです。例えば、目を合わせてくれないご近所さんに、「自分は嫌われている。嫌な感じだ」と勝手に思い込んでいたら、実はすごく恥ずかしがり屋だっただけで、思い切って声をかけて親しくなってみたらとてもいい笑顔で話をしてくれる人だった」なんてこともあります。このように、人は自分の中で勝手に不安を膨らませて負の感情を大きくしてことが多いのです。物事には、一つだけの見方(目を合わせてくれないのは嫌われているからだ)だけではなく、もう一つの見方(目を合わせないのは、親しい人以外にはとてもシャイだから)があることを意識できると、気持ちも楽になるかもしれません。
A8-2:お母さん一人でのワンオペ育児、本当に大変ですよね。お母さんも同じなのですが、夫はそれ以上に何をどうしたらよいのか(特に育児)がわからなくて手を出せない人が多いみたいです。なので、家事育児をお願いする時には、夫ができることを「一つずつ」、「具体的」に伝えるのが、効果的かもしれません。「具体的」というのは、例えば、妻は「お茶碗洗ってシンクをきれいにしておいてね」→「洗い終わった食器も拭いてしまっておいてね」の意味で言ったのに、夫は茶碗を洗っておしまいだったりすると、「ちゃんと手伝ってくれない」とイライラしてしまいます。これはどちらが悪いというわけではなく、認識の違いです。夫の「シンクをきれいにする」というのは、汚れている食器を洗うまでのことであり、妻の「シンクをきれいにする」は食器をしまうまでのことだからです。基本的に「言わなくてもわかる」、「当たり前」ということは存在しないと思ってください。言葉で伝えていないことは、してもらえたらラッキー、してもらえなくても、仕方がないとあきらめることも必要です。
さて、夫に誠意を尽くして話をしてもやっぱり手伝ってもらえないこともあるかもしれません。上記のケースでは、夫の帰りが遅いとありますが、やってくれない理由は何か?ということですよね。ご主人に手伝いをする時間が物理的にあるか?も重要です。休みが確実に取れる仕事でしたら、休日は手伝ってもらうこともできるかもしれませんね。ただ、本当に夫の仕事が忙しく、休みもないような状態で働いているのであれば、そこは二人の話し合いです。お互いがどこまで譲れるのか?ということになると思います。それでも上手くまとまらないような時には、夫はあてにならないと割り切ってしまうのも方法の一つです。やって欲しいと期待するから、イライラするのであって、そもそも期待しなければ、やってもらえなくても何も思いません。そんな時は、祖父母や保健師、地域の子育て支援等を上手に利用しながら、お母さんのストレスを少しでも軽減させてくださいね。
A8-3:お子さんの先々を思うと心配ですよね。ただ、引きこもりや不登校等の原因は様々ですし、一朝一夕で解決する問題でもありません。相談だけではなく、まずは、息子さんの一番身近にいるご両親が、最高の支援者となるべく情報収集に乗り出してみてはいかがでしょうか?例えば、同じ悩みを持つ親の会の集まりや、引きこもりをテーマにしたセミナーに参加してみるのもいいと思います。完全解決とまではいかなくても、ご両親の心配な気持ちを軽くすることができたり、息子さんに対する対応の糸口を見つけることができるかもしれません。
A8-4:今まで、一生懸命頑張ってきた子育てが終わってしまい、これから何をしていいのか気が抜けてしまった状態でしょうか?もし、そんなに落ち込みも大きくなく、何かご自身でやりたいことや趣味のようなものがあるようでしたら、ぜひチャレンジしてみてください。新しい目標ができると気分もリフレッシュされるかもしれません。ただ落ち込みがひどく、その期間が2週間以上あるようでしたら、新しい取組みは早急にやめて、早めの医療機関への受診をお勧めします。
A8-5:DVは、どんどんエスカレートします。子どもにも、悪影響を与えます。一人では解決が難しいので、もしかしたらと感じたら、すぐに、相談してください。電話番号等が、このサイトのDVの箇所にありますので、参考にしてください。