ここから本文です。
更新日:2024年12月20日
開催日:令和6年11月16日(土曜日)
場 所:甲府市役所本庁舎 6階大会議室
主 催:甲府市
講 師:全国消費生活相談員協会
消費者見守りサポーターとは、高齢者等の消費者被害を地域で見守り、関係機関につなぐ役割をしていただくサポーターのことです。地域の方々の見守りが、消費者被害を防ぐことにつながります。高齢者等の変化に「気づき」、「声かけ」を行い、消費生活センターや関係機関に「つなぐ」ことが、とても大切です。
今年度は、新たな取り組みとして、消費者庁の体験型教材「鍛えよう、消費者力」を活用した講座を開催しました。本教材は、最新の消費者トラブル事例をVR動画で擬似体験することができます。今回は3つの事例【偽装サークル・ネットトラブル(暗号資産)・催眠商法(SF商法)】の中から、催眠商法(SF商法)について参加者に疑似体験していただきました。
体験後には、実際に消費者トラブルにあってしまった方への対処方法やトラブルにあっていると思われる方の「気づき」のポイントなどについてグループワークを通して学んでいただきました。グループワークでは、啓発標語を作成したり、声掛けの練習なども行い、消費者の見守りに関する知識やスキルを身に着けていただきました。
・臨場感があって自分がその場にいる気分になった。内容も身近な感じだった。
・話を聞いているだけよりも、自分事として考えることができた。
・リアルな感じで分かりやすかった。左右に広がる画面でわかりやすく、多くの人に見てもらいたいと思った。
・グループ討議もあり、他の参加者の意見を聞けたので参考になった。標語作りは楽しく取り組むことができた。
・最近は悪質商法も過激だったり、スマホを使用したものがあったり、いろいろなケースがあるので、情報交換を密にし、見守りしたいと思った。
・見守りは難しい。プライベートのことがあり、どこまで立ち入っていいのか?できる範囲で努力したい。
講座の中で受講者が考えた標語を掲載します。ぜひ、皆さんも自分なりの標語を作ってみてください。自分で一度考えることで、「これは消費者トラブルかも?」と気づくきっかけになるかもしれません。
『み』 みまもりは 正しい知識で 早期発見
『ま』 まもりたい 地域のみんなで 高齢者
『も』 もう一度 しっかり確認 訪問者
『り』 りんと鳴ったら 一呼吸して 電話に出よう
『あ』 あっ!それは 個人情報 伝えずに
『い』 188(いやや)は 気軽な 相談窓口
『う』 うちに用? 鍵開ける前に よく聞いて
『え』 選ばれた… あなたはきっと 狙われた
『お』 おかしいな? 誰かに話そう 遠慮なく
・夕暮れ 灯りつかない・・・ お声掛け
・たまってる 黄色い袋(※)が 心配だ (※甲府市のゴミ袋)
・その電話 個人情報 伝えてない
・鍵開ける 前に確認 ご用件
・見守りは つかずはなれず サポーター
・わりいじゃんね この話 相談にのってくれんけ わけいしゅう
お問い合わせ
市民総室総務課消費生活係
〒400-8585 甲府市丸の内一丁目18番1号 甲府市役所本庁舎4階
電話番号:055-237-5304