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2023年10月号 子ども・青少年総合相談センター『あおぞら』

202310-1 令和5年4月、妊娠から青年期までの悩みに切れ目なく対応するために『子ども・青少年総合相談センター「おひさま・あおぞら」』が設置されました。どんなところかわかると安心して利用できると思い、「あおぞら」の相談員さんにお話を伺いました。

※ こども相談センターと青少年相談室が統合されてできた「おひさま・あおぞら」。窓口は市役所本庁舎3階

「あおぞら」ってどんなところ?

202310-2 「あおぞら」は、主に小学校から、おおむね30歳未満の方を対象に、不登校や学校生活の悩み、またあ、社会問題にもなっているヤングケアラーなどの相談を受け、本人とその家族のフォローアップを行っています。児童生徒の相談が一番多く、相談には社会福祉士、教員OBの計3名が対応しているそうです。
 元々あった子ども相談センター「おひさま」と青少年相談室が統合し、今年度から総合相談センターとなったことで、おひさまとあおぞら、また学校や保育所、子育て世代包括支援センターなど、さまざまな関係機関と連携して、一人一人の相談に丁寧に対応しているそうです。

※ 本庁舎3階にある相談室でも相談できます

相談方法はなにがある?

202310-3 直接窓口に行けなくても、電話やメールで相談できます。本人以外の親族や地域の方からの相談も多いそうです。子どもが自分でつらさを語れない状況もありますが、子どもでも電話しやすいよう専用フリーダイヤルがあるので、ぜひ知ってほしいそうです。

※ 「子育てガイドブック」(P9)に詳細が掲載されています

☎電話相談はこちらから     
0120-743-011(フリーダイヤル)
055-221-3011(直通)     

相談員さんが大切にしていること

202310-4 主にヤングケアラー相談を担当している、相談員の五味さん。「一人一人の事情や状況がことなるため、個別に対応しています。心掛けているのは、大人の価値観で決めず、その子の気持ちを大切にして、一つずつ確認しながら支援を決めていくこと。相談を受けることで公的サービスにつなげたり、家族にアプローチをしたりして日々の負担を減らし、長期的に状況改善を図ることを目指しています。相談内容については守秘義務があるので、安心して気軽に相談してほしいです。」と話してくれました。

※優しく落ち着いた雰囲気の五味さん(相談員)

今月の市民レポーター/武居 みお(たけすえ みお)

takesue 取材中も相談員さんに温かく穏やかに話をしていただいたので、相談する側は安心して話すことができると思いました。子どもや家族が困ったときに、気軽に相談できる場所があることは心の支えになると思います。一人で悩みを抱え込む子どもが減るように、「あおぞら」の存在を多くの方に知ってもらえたらと思います。

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