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2025年10月号・地域の方から愛される小さな図書館「高源寺文庫」

 地域の子どもたちに本の貸し出しや読み聞かせなどを行う地域文庫。高畑にある高源寺の一角には「高源寺文庫」があります。この小さな図書館を運営する斉藤洋子さんにお話を伺いました。

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※地域の方が集える場所 ※地域文庫はこちら

◆14年の時を越えて

202510-03 「子どもたちが自分で通える身近な図書館をつくろう」という斉藤さんの思いのもと、1979 年に開館しました。2010年に一度休館しましたが、娘さんの後押しもあり2024年11月に14年ぶりに再開。現在は、地域の方々と協力しながら運営しています。休館から10年以上経っていても力を貸してくれる人がいることに、地域文庫ならではの地元との深い結びつきを感じました。

 

※高源寺文庫は本堂の隣にあります

◆みんなの居場所 地域のよりどころ

202510-04 開館は毎週土曜日の午後2時から5時まで。約2,500冊の子ども向けの本をはじめ、郷土資料や雑誌なども揃っており、子どもから大人まで本を借りることができます。本の貸し出しだけではなく、折り紙や工作教室のほか部屋の中心にある大きなテーブルを囲み、お茶を飲みながらおしゃべりすることもあるそうです。地域の憩いの場として、また、みんなの“よりどころ”としての役割も担っています。

※ゆっくりと本に関われる空間づくりがなされています

つながりの輪”は未来へと

 親子2代、3代にわたって利用している方がいたり、利用する子ども同士が友だちになったりと、文庫を通じたつながりが生まれています。子どもたちからは「毎週来ている」「読みたい本を揃えてくれる」という声を聞くことができました。保護者も、身近にこのような場所があることをありがたく思っているそうです。斉藤さんも「どなたでもお気軽にお出かけください」と話していました。市内には4つの地域文庫があるので、ぜひ足を運んでみてください!

今月の担当レポーター/沓間 聖(くつま せい)

202510-05 子どもが小さい頃、私も近所の地域文庫によく行きました。ホッとできる空間で、子どもたちは思い思いの場所で本を読んだり遊んだり。これからも、たくさんの方々のつながりやふれあいが続いていくといいなと思います。高源寺文庫、心惹かれる素敵な場所でした。

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