ホーム > 女性活躍 > 女性団体の紹介 > 甲府市男女共同参画推進委員会の活動 > 広報こうふ掲載記事「私たち、男女共同参画推進委員です!」
更新日:2025年4月16日
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私たちは、区別と差別の違いをきちんと認識しているのだろうか。
区別が、単に種類の違いによって区分けをしているのに対して、差別は、その区分けに、合理的な理由なく優劣をつけていることである。男女間だけでなく、人種、職種、地域などで区別することに加え、お互いの理解が足りないことや自分を他人より有利な立場に置きたい気持ちが差別を生み出しているのではないだろうか。
改めて考える必要があると思う。
第9期 男女共同参画推進委員 内藤 洋子
「甲府市男女共同参画推進委員会」は2008年に発足しました。
「男女平等で甲府を変える」と男女共同参画社会の実現に向けた取り組みを力強く推進することを決意し、活動が始まりました。
17年前、「男女共同参画」という言葉を知っている人はどれくらいいたでしょうか。
老若男女問わず、一人ひとりが互いを認め合い、尊重し合うため、私たちはこれからも一人でも多くの方に、甲府の明るい未来を思い描いていただけるよう活動を続けていきます。
第9期 男女共同参画推進委員 藤原 静
男性にとっての男女共同参画って何だろうと思う方も多いのではないでしょうか。
多様な生き方を尊重し、すべての人があらゆる場面で活躍でき、男性にとっても暮らしやすい社会であることが大切だと思います。
育児、介護の問題などに対応するためにも、ワーク・ライフ・バランスを考え長時間労働などの働き方を見直す必要があるのではないでしょうか。
私も男女共同参画の理解に向けた男性に対する積極的な働きかけができればと思います。
第9期 男女共同参画推進委員 飯田 裕次
毎年11月12日~25日は「女性に対する暴力をなくす運動」期間です。
暴力には殴る、蹴る以外にも、暴言、無視など、心を傷つけることや、行動を制限したり、経済的に追い詰めたりすることなど、表面化しにくいものも含まれます。
また暴力の被害者は、「自分が悪い」と思い込まされるケースも多く、誰にも相談できずに我慢してしまうこともあります。
もし、身近な誰かが被害に遭っていたら、話を聴き、「あなたは悪くない」と伝えて、女性総合相談室(223-1255)を紹介してみてください。
こうふ男女共同参画プランでは「市民一人ひとりがお互いに人権を尊重しつつ責任も分かち合い、性別に関わりなく社会のあらゆる分野において、だれもが個性と能力を発揮することができる社会」の実現を目指しています。
この具体的実践として、私たち推進委員会が行う出前講座「物語~ジェンダーに敏感な視点で日常を見る~」は、日常に潜む無意識の性別役割分担に気づいてもらうためのツールとして参加者から好評をいただいています。
身近なSDGsの理解を深める出前講座も鋭意製作中。
お申し込みをお待ちしています。
第9期 副委員長 中村 京子
第9期委員長の小田切 進です。
本年5月から第9期甲府市男女共同参画推進委員会が始まりました。
当会は、男女共同参画社会の実現に向けた取り組みを推進するための市民組織です。
「男女共同参画」というと女性のためのものと思われがちですが、誰もが個性と能力を十分に発揮することができる社会を実現するためには、性別に関係なく皆が理解し、協力し合うことが重要です。
当会も、あらゆる人に男女共同参画を理解していただくために、自治会への出前講座など、普及・啓発に取り組んでまいります。