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更新日:2022年12月19日

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甲府大使 モデル 高瀬真奈さん

 

モデルという枠にとらわれず、山梨の魅力発信、新たな交流の場の創設など・・・自身の発信力を生かした活動を

2017年にモデルデビューした高瀬真奈さん。
お手本も正解もどこにもない中、「自分がどうなりたいか」を見つめながら、一つ一つの現場を必死にこなしていた毎日。
そんな毎日が積み重なり、現在では雑誌や広告を中心に幅広く活動するモデルさんへと成長され、2022年4月6日には甲府大使に就任されました。
もともと地元愛の強い高瀬さんは、ご自身のモデルとしての発信力を生かして、山梨の魅力を発信するだけではなく、
地元のクリエーターさんたちとのコラボや市民の皆さんとの交流の場つくりなどもしていきたいと話してくださいました。
「やりたいことは叶う」と信じ続け、行動に移してきた高瀬さんだからこそ、これからもモデルという枠にとらわれず、
ご自身の願いを叶え、活動の幅を広げていってくれるのではないかと期待してしまう・・・今後の活躍が楽しみな地元愛あふれる女性です。

 

正解もお手本もない・・・
今日も大事、明日も大事って、毎日必死にやっていた


高校3年生の時にInstagramがきっかけとなり、現在の事務所にスカウトされたのですが、
もともとモデルという職業に興味があったわけではなかったんです。
昔から「とりあえずやってみる」ということを信念に置いてきたので、
「とりあえずやってみようかな。もし駄目だったら駄目でもいい!」ぐらいの気持ちでモデルの仕事を始めました。

いざ、モデルの仕事をしてみると、新鮮なことが多く、楽しかったんです。
でも、学業との両立とか、理想と現実みたいなところで悩みました。
モデルのお仕事をしている自分と1人の生徒である学校での自分。
自分の実力を上げていかなきゃいけないお仕事の場と、いつも通りの生活を続けなければならない学校という場。
その中で、自分が思い描いてることが叶うのかなあっていう、ぼんやりとした不安、
どうやっていけばいいんだろうみたいなことはありました。
私は「やりたいことは叶う」と思うほうなので、「思い浮かぶことは多分できる」と思っているんですけど、
「多分うまくいく」って思って、そう信じてやり続けてきたので、続けるってことが大事だったのかなと思っています。

何の職業でもそうですけど、最初ってどうしても何が正解なのかわからない。お手本っていないじゃないですか。
正解を探すんですけど、どこにもない・・・なので、「自分がどうなりたいか」をずっと見つめていましたね。
今日も大事、明日も大事って、毎日、一つ一つの現場をすごく必死にやっていた気がします。

 

「自分の原動力」がどこにあるのかを知ることが大切


お仕事を頑張れるのは、家族や友人があってこそだと思っています。
例えば、地元での活動も、友達や家族が「見たよ」って言ってくれることで、誇りに思ったり、元気になるので、私の真ん中にはそこがあるのかなと思っています。

「自分の大事な人たちが楽しいと思える場所を作っていく」ということを目指しているところがあるんだと思います。
自分の原動力がどこにあるか知ると、大変なこともすごい楽になりますよね。「このために私はやっているんだ」みたいな。

イベントを開催する時も、そういうところにすごいやりがいを感じていて、
「なんかイベントやってるらしいから来てみたけど、すごいじゃん!」みたいな、
「このお祭りってこんなんだったっけ」とか、
そういう、きっかけづくりでしかないんですけど、そういうきっかけを作る人でありたい。
多分それぞれ皆さんやりたいことがあったり、会社で辛いことがあったりとか、いろいろあるんですけど、
私が提供する何かでは、ハッピーでいて欲しいというか、
「今日の休日楽しかった」みたいな日を作りたいっていうのが理想ですね。

 

山梨の良さを伝えたい!
甲府大使になる前から勝手に大使のような気持ちでした


もともと地元が好きっていう気持ちが根底にあるんですけど、18歳で上京して、山梨の外に出たことがきっかけで、ちょっと地元が恋しくなって、より地元愛が強くなったのかなあと感じています。
だから、甲府大使になる前から、勝手に大使のような気持ちで山梨についていろいろと発信をしていたところがあったので、
甲府大使に就任させていただいた時には本当に嬉しかったです。


お仕事では毎日違う人に合うんですが、皆さんそれぞれ故郷があって、
お互いに故郷の自慢をしあうのって「いいな」って思うんですよね。前向きな気持ちになる。
だから、私も「どんどん自慢したい!」じゃないですけど、山梨の良さを知っていただきたいと思っています。

それに、もともと私自身が、皆さんと一緒に「これもいいよね」「あれもいいよね」って話をしたり、
シェアするのが好きなんだと思います。
甲府のこともそうなんですけど、例えば、お気に入りの化粧品とか、お気に入りの何かを、
共有したい気持ちがすごいあるし、人の意見を聞くのが好きなんですよね。
「どうだった?」みたいな。だからどんどん紹介したくなっちゃいます。

たまたまそれが、だんだんInstagramでもフォロワーを抱えていくようになって、少し拡散力がついてきて…
モデル業を始めた頃に比べて、Instagramなどで私の活動を見てくださる方がだんだんと増えてきたので、
自分の発信力を生かして、「好きを共有したい!」という気持ちがあります。
甲府大使というお名前をいただいてからは、もっと意味のあることになってきましたし、やりがいを感じています。

 

山梨愛が生んだ「ya“MANA”shi marché(ヤマナシマルシェ)」

2022年9月に表参道にて2日間、同年11月に甲府市にて2日間開催した「ya“MANA”shi marché(ヤマナシマルシェ)」は、
SDGsに関連したものづくりをコラボで一緒に作りませんかっていうお話を企業の方にいただいたことから始まりました。
もともとは「山梨」というワードは出てきていなかったんですけれども、
自分の母校である甲府商業高校の生徒さんたちってすごいアイデアをたくさん持っているという思いがあって、
「甲府商業高校の生徒さんと一緒にものづくりがしたいです」っていうお話をさせていただいたところから始まって、
「じゃ~どんどん山梨につなげていこう」みたいな形で企画が進んでいきました。

販売イベントを企画しようという話になった時には、自分のプロデュースしたものだけでなくて、
「地元である山梨で活躍されている方達のPRになることをしたい」と思い、一緒に出店できる「マルシェ」という形を選びました。

表参道で開催させていただいた時は、東京の方に山梨のお野菜を買ってもらいたいという想いから甲府にあるスーパーに出店していただき、
甲府では、クラフトジュエリーやリース、洋服を作られてる方など、女性のクリエーターさんたちと一緒に開催させていただきました。

表参道と甲府でマルシェを開催してみて、開催する意味合いが全然違っていて、両方でやって良かったなと感じました。
表参道で開催した際は、あまり山梨にゆかりのない方たちに山梨の魅力を伝えるきっかけづくりになったかなという感じでしたし、
甲府で開催した際は、県内の方達が山梨の魅力を再確認するみたいなものになってくれたのかなと感じています。

今回のコラボ商品自体は今回限りとなっているんですけど、また違った形でも、皆さんと場を共有する、来ていただくっていうところは大事にしたいなと思っていて。
私自身も五感をすごく大事にしてるので、実際に見るとか、触れるとか、聞くとか、空気を吸うとか、そういうところを楽しめるような場所を作っていきたいなというのが理想ではあります。

 

皆さんの想いを見えるものにしていく
「いろいろな方と一緒に考える場所」を作っていきたい


今でもモデルのお仕事は、どんなにやってもわからない職業だなって思っているんですが、
皆さんの声を聞いて、皆さんの思いを見えるものにしていくことがモデルのひとつの役割だと思っているんです。
撮影現場では、フォトグラファーさんとか、メイクさんとか、スタイリストさんとか、いろいろな職業の方達のそれぞれの要望、想いがあるんですね、その皆さんの想いの間をとって「いいものになったね」というところに持っていくのがモデルの仕事。
皆さんの想いを見えるものにしてくのがモデルなので、皆さんの声を聞いて、いいものに形づくるっていう。


今回ピクニックシートを作った際には、甲府商業高校の生徒さんから
「県内でフードロスになっているワイン用のぶどうの搾りかすを染料として再利用したらどうですか」っていうアイデアが出て、
そのアイデアを私自身が叶えてあげることはできないのですが、私が間に入ることで、
染料を染めてくれる染工場さんに繋げて一緒にものづくりをすることができ、
私がPRすることもできるということを今回のプロジェクトで経験しました。

今回の経験から、女性もそうですけど、学生とか、皆さんの声やアイデアを、
実際に叶えられる、実現させられる人達とつないでいきたいと考えるようになりました。
いろんなクリエーターさんもいらっしゃると思うので、そういう方と何か一緒にものづくりなどをしていきたいなと思っています。
皆さんと何か一緒に考えるとか、そういう場所をつくれたらいいなって思っています。

 

 

「やりたいこと」や「なりたい自分」を
世代や性別を理由に諦めて欲しくない


何かやりたいことがあったり、なりたい自分がある方は、
何事も続ければ絶対に叶います!自分次第なので、すべて!
環境の制限とか立場とかいろいろあると思いますけど、すべて自分次第。
理想を常に追い求めて、紙に書いたりとかして、どんどん現実的に変えていっていい思います。
わからなかったら、相談してもいいし、1人で抱えなくていい。

価値観の違いとか、どうしたらいいかわからない、やり方がわからないとか、多分皆さんあると思うんですよ。
それを世代や性別を理由に諦めて欲しくないなとずっと思っていて。
実際に今家族を持ってより強く思うというか、
ずっと働き続けたいし、ずっとやり続けたいけど、現実的に問題があるよねっていうとこですよね。
そういうところをもっともっと何か、前向きに話していいようになったらいいですよね。

あそこに行ったら誰かと相談できる、常にディスカッションができる場所ができたらいいなと思っているんです。
ふらっと行って、コーヒーでも飲みながら、「私こんなことやりたいんだけど」っていう話を、「できる」「できない」とは別に、
「やりたいんだよね」をもっと引き出せる場所があったらいい、そんな場所を作りたいとは、ひそかに思ってるんですけど。
私も勉強不足で、知識がそんなにあるわけではないんですけど、皆さんと一緒に何かできたらいいなと思っていて、
何かあれば私にも相談していただけたら、一緒に考えられたらいいなって思っています。
皆さんと一緒に未来を作っていきたいと思っています。

 

高瀬真奈さんのホームページやSNSを是非ご覧ください

公式サイト https://luuna-management.com/model/mana-takase(別サイトへリンク)

Instagram https://www.instagram.com/manatakase_/(別サイトへリンク)

 

<甲府市ホームページ 甲府大使紹介ページ内>

 

 

 

 

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