更新日:2025年2月21日

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MARLU SOUP 赤池有花さん

働く人も来店する人も「じぶんを大切にする」がテーマのスープ屋さん
多様な人が豊かな日常を送れる甲府まちなかを目指して

2024年度「甲府市女性活躍推進チャレンジ女性の部」を受賞された赤池有花さんは、自身が子育て中に感じた思いをもとに、赤ちゃん・子ども連れで気軽に使える居場所となるスープ屋「MARLU SOUP」を2022年6月にオープン。「じぶんを大切にする」をテーマに、働くひとも来店するひとも、自分自身の心身に目を向けていたわるきっかけづくりができたらという思いで活動されています。また、お店が街の中で必要な1ピースとして機能していければと、他の様々なお店や活動と補い合いながらの共存を目指し、多様な人が豊かな日常を送れる甲府まちなかになればと、自身の店舗運営だけではなく、地域課題にも積極的に関わられています。

甲府のまちなかに、赤ちゃん・子ども連れで気軽に使える居場所を


甲府のまちなかに、赤ちゃん・子ども連れで気軽に使える居場所が欲しいと感じ、小上がりや、離乳食メニューのあるスープ屋「MARLU SOUP」を2022年6月にオープンしました。
お店を通じて、孤立したり一人で抱え込んでしまいがちな子育てを、地域のみんなでゆるく助け合えるような場づくりをしたいと思っています。

また、子どもが小さいうちの働きづらい母たちが、時には子どもを連れてきても気兼ねなく働けて、自分らしさも大切にしながら社会参画できる職場でもありたいと思っています。

活動してきた視点をベースに、昨年からは官民連携によるまちなかの再生を目指す「甲府まちなかエリアプラットフォーム」(※1)に参加。多様な人が豊かな日常を送れる甲府まちなかになったらいいなと思っています。

 

 

テーマは「じぶんを大切にする」


私が甲府へ移住してきたのは、コロナ禍だった4年前。
その当時は、産後の不調と子育てでたくさんのもやもやを感じていました。
女性の家事育児の負担や、何もかもわからない子育て、育児中の働きづらさ、社会からの孤立、赤ちゃんを連れていける場所の少なさ・・・、あげればキリがないのですが、MARLU SOUPは、そんな当時の自分自身が感じていた「ひとりで子育てしたくない」という思いや、こんな場所があったらいいのに!を手探りでかたちにしてきたお店です。

「じぶんを大切にする」をテーマに、働くひとも来店するひとも、自分自身の心身に目を向けていたわるきっかけづくりができたらと思って活動しています。
また、お店が街の中で必要な1ピースとしてうまく機能したらいいなと思い、他の様々なお店や活動と補い合いながら共存していきたいと思っています。

 

 

子どもたちがいきいきと過ごせる社会でありたい〜今私ができること〜


日々の営業で子どもたちがのびのび過ごし、お母さんや他のお客さんと共存していい雰囲気だなと感じる時。お客さんから、顔見知りが増えたり、ここに来たら誰か知り合いに会う!と言ってもらえたりして、ゆるいコミュニティになれているなと感じた時。お客さんとしてお店の想いに共感して、イベントに足を運んでくれていた人が、今度は迎える側になりたいとSTAFFになってくれたこと。など、活動をしていて良かったと思う瞬間がたくさんあります。

私は、子どもたちが、余計な気遣いや自分を押さえ込むことをせずに、いきいき過ごせる社会でありたいと思っています。そのためには、大人が大人のものさしや社会のこうあるべき、にがんじがらめにならず、ひとも自分もゆるして助け合えるような環境が必要だと思うので、肩のちからを抜いて身体からも心からも、ゆるまるようなきっかけをお店をとおして作っていきたいなと思います。

 

 

 

想いを丁寧に伝えることで、力を貸してくれる方と出会う大切さ

 

私自身、頭でくよくよ考えすぎるところがあるのですが、お店をスタートした当時は何かしたい!というエネルギーがありすぎて、考えるより行動!で失敗しながら、たくさんの人を頼りながらなんとか形にしてきました。

想いを丁寧に伝えていけば、力を貸してくれる方がたくさんいるので、まずは話してみる、小さなことでも動いてみると思ったよりも簡単に進むかもしれません!
MARLUにできることがあったら相談してください◎

MARLU SOUPのご紹介