【平成30年度】「女性のキャリア意識向上セミナー」を開催しました!!
- 日時:平成30年7月21日(土曜日)13時00分~16時30分
- 場所:甲府市役所1階市民活動室
- 内容
(1)講演「女性のキャリア意識の向上及びワークライフバランスについて」 ~すぐに役立つ時間管理術や前向きにがんばれるヒントを学ぼう~
講師:社会保険労務士 小林和美氏
(2)ワークショップ
テーマ「女性の一層の活躍に向け、自分自身及び会社に求められること」
講演内容
講演では、講師からとても貴重なお話をお聞きすることができました。その中の1つ、時間管理のコツについて抜粋で紹介します。参考にしていただければと思います。
時間管理のコツ
1. スケジューリング
スケジューリングの基本は自分の持ち時間となすべき仕事を「目に見える」形で把握すること。
- 日誌をつけて未来を予測する。
- 自分で期限を切る、他人との約束などで人為的な締め切りを作る。
- 関係者にスケジュールを知らせる。
- ダブルブッキングを防ぐために予定表を一つに限定する。
- 予備日、予備時間を多めに見積もっておく。等
2. 仕事の進め方5原則
- 中断しない時間を確保する。
- 現場主義と応急措置(その場ですぐやる)
- 拙速を旨とせよ
- ときには寝かす(寝かすことで、思わぬ思考や発酵が出て、仕事が進むことがある)
- 不確実なことを先にやる(重要度が同じであれば、所要時間が不確実な案件を先に処理する)
3. 時間節約
- 連絡に関する時間を節約する(時間が無いからこそ、後に残るFAxやメールで連絡する)
- もの探しに要する時間を節約する
4. 時間増大
- 他人の時間をわけてもらう
- 他人に時間を盗まれない
- 隙間時間の有効活用(5分、10分でできることを書き出しておく等)
5. 4つのポイントで組みなおす
- 「後に」何を入れるか、予定を入れる時間を吟味する
- 移動時間も仕事時間と考える。(その時間をどう使うのかとか、短くする工夫)
- 仕事を5分、10分のブロックに分ける(細切れの時間を有効にするよう、その時間でできることを書き出しておく)
- 机の整理も仕事のうち(不要なものをためない)
ワークショップの内容
ワークショップ「テーマ:女性の一層の活躍に向け、自分自身及び会社に求められること」では、次の意見(抜粋)が出ました。
女性自身に求められること
- 女性も仕事をきちんとすること、プロ意識を持つことが大切。
- 日頃からのチームワークづくりが重要。
- 仕事を管理し、持ち越さないことが大切。
- 周囲への感謝を忘れず、キャリアップに向けた意識醸成やスキルアップが必要。
- こうした女性自身が集まり、意見交換等を行う場に参加することが必要。
会社に求められること
- 企業風土の改革や風通しのよい職場づくりが必要。
- 柔軟に働ける時短制度の導入。
- 男性の意識改革が必要。社内研修をして欲しい。
- 男女平等の評価をして欲しい。
アンケートの内容
アンケートからは、今後に向け、次のような前向きな意見(抜粋)が出ました。
- 権利ばかり主張するのではなく、義務も果たす。自分自身に言い聞かせ向上するよう努力したい。
- 必要とされる職員でありたいと思う。
- 仕事と家庭を両立しながら、イキイキと生きていきたい。
- 納得できる仕事がしたい。成果を残すことは大事だが、個人としてではなく組織として残したい。