更新日:2025年3月21日
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PCB(PolyChlorinatedBiphenyl(ポリ塩化ビフェニル))は、水に極めて溶けにくく、沸点(約600℃)が高いなどの物理的な性質を有する主に「油状」の物質です。また、熱で分解しにくい、不燃性、絶縁性が高いなど、化学的に安定した性質を持っております。
PCBは、ポリ塩化ビフェニル化合物の総称であり、その分子に保有する塩素の数やその位置の違いにより理論的に209種類の異性体が存在し、なかでも、コプラナーPCB(コプラナーとは、共平面状構造の意味)と呼ばれるものは毒性が極めて強くダイオキシン類として総称されるものの一つとされております。
PCB特別措置法により、PCB廃棄物を次の期限までに処分してください。
詳細については、こちらをご確認ください。
高濃度PCB廃棄物の処分期間は終了しました。
新たに高濃度PCB廃棄物が見つかった場合は、速やかに連絡してください。
処理期限:2027年3月31日まで
処分先については、無害化処理認定施設(別サイトへリンク)を参照してください。
令和7年4月1日より、低濃度PCB廃棄物処理等の補助制度が開始されます。
助成対象者 :中小企業者・個人
補助対象経費 :分析費、収集運搬費、処分費
助成金額 :助成対象経費の2分の1の額 ※上限あり
受付期間 :令和7年4月1日から令和8年3月31日まで(令和7年度分)
パンフレット(PDF:691KB)
詳細については、公益財団法人産業廃棄物処理事業振興財団(別サイトへリンク)をご確認ください。
お問い合わせは「低濃度PCB助成金コールセンター(TEL:098-995-7100)」へお願いします。
昭和32年1月から昭和47年8月までに製造された業務用・施設用の蛍光灯や水銀灯の安定器等には、ポリ塩化ビフェニル(以下「PCB」といいます。)が含まれている可能性があります。
経年劣化等により破裂し、PCBを含む絶縁油が飛散する事故が発生した事例もありますので、各事業所におかれましては、確認の上、PCBを使用した安定器等を発見された場合には、速やかに交換していただくようお願いいたします。
PCBを含有する安定器は、安定器に貼付された銘板に記載さているメーカー、型式・種別、性能(力率)、製造年月等の情報から判別することができますので詳細は各メーカーに問い合わせるか、(一社)日本照明工業会(別サイトへリンク)のホームページを参照してください。
出荷時点においてPCB含有の可能性がある電気機器の製造時期は次のとおりです。まず電気機器の銘板情報等から製造年を確認し、メーカーに問い合わせるか、採油可能な機器は採油してPCB濃度を測定してください。
PCB廃棄物は、廃棄物処理法における特別管理産業廃棄物に該当し、特別管理産業廃棄物保管基準に従い保管する必要があります。処理を行うまでの間、適正な保管を継続し、環境中に漏出させないよう対応することが必要です。
PCB廃棄物の保管・処理に関する業務を行わせるために、事業場毎に廃棄物処理法に基づき特別管理産業廃棄物管理責任者を置かなければなりません。
特別管理産業廃棄物管理責任者には、次のいずれかの資格が必要となります。
何人も、PCB廃棄物を他人に譲渡したり、又は他人から譲受けたりしてはいけません。
公共用水域の水質監視や行政検査、生物への毒性影響に係る研究等に用いられる、いわゆるPCB試薬については処分期限を超えて使用することができます。当該PCB試薬に該当するかは本市にて判断しますので、該当する可能性のある高濃度PCBをお持ちの場合はご相談ください。
試験研究等の用に供するため保管される高濃度ポリ塩化ビフェニル使用製品の取扱いに関する留意事項について(環境省通知)
よくある質問
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お問い合わせ
環境総室ごみ収集課廃棄物係
〒400-0831 甲府市上町601番地4
電話番号:055-241-4313
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