更新日:2025年3月27日
ここから本文です。
マイマイガの発生の原因は不明ですが、約10年周期で大発生し、2~3年継続する傾向があると言われていま す。駆除方法については、卵か幼虫時に駆除を行うことが最も効果的であると言われており、成虫になると効果的な方法がありません。
幼虫の体毛が人に触れると肌のかぶれ等を引き起こすことがありますが、成虫になると人体に害は与えないと言われています。ただし、鱗粉などが皮膚や目に付かないよう注意してください。
卵【卵塊(らんかい)】のとり方(8月~3月頃) |
||
|
卵は毛布をかぶせたように褐色の細毛で覆われているので、殺虫剤の効果は期待できません。 壁を傷付けないようにあまり硬くない先が平らなもの(ペットボトルなどを利用)でこまめに剥がして卵塊を取り除いてください。 取り除く際には、卵塊を覆っている鱗毛(りんもう)が舞い上がり、吸い込んだり、目に入ったりするので、マスクやゴーグルを着用してください。 壁以外にも窓の溝や建物の基礎など見えにくいところに産み付けているので注意が必要です。 |
|
幼虫の駆除(4月~6月頃) |
||
(マイマイガの幼虫) |
幼虫の駆除については、市販されている殺虫剤を使用することが効果的です。殺虫剤については、適用・対象害虫に「ガ」が含まれているものを使用してください。 ふ化して間もない体長10ミリメートル以下の幼虫については、毒毛と考えられる途中で丸く膨らんだ毛があり、直接触れるとかゆみや発疹がでます。また、風で飛ばされるほどの大きさなので、身体に付いたり、家の中に入ってきたり、物品に混入することがありますので、注意してください。 体長10ミリメートル以上の幼虫については、毒毛と考えられる毛はありませんが、直接触れると毛が刺さることがありますので、厚手のビニール手袋や箸などを利用して捕獲してください。 |
|
成虫の駆除(7月~8月頃) |
||
|
成虫を照明などで誘引させないことが第一の対策です。 マイマイガの成虫は、水銀灯の照明や白っぽい外壁を好み、その付近に卵を産み付けます。 消灯は効果的ですが、防犯面を十分考慮した上で実施してください。 照明を誘虫性の低い光源(ナトリウム灯やLED灯など)に交換する方法もあります。 取り除く際には、鱗毛が舞い上がり、吸い込んだり、目に入ったりするので、マスクやゴーグルを着用してください。 |
発生したマイマイガですが、蛾はとまっている建物の壁面やすき間、草木等に卵を産み付けます。そして、卵は翌年に孵化し、大量発生することが考えられます。
蛾が産卵する前に成虫を退治できるとよいのですが、今のところ一網打尽にできるような有効手段がありません。卵や小さい幼虫の時期に駆除することが発生を防ぐ有効な手段となります。
卵・幼虫・成虫いずれの場合も、燃えるごみとして処分してください。
甲府市では「マイマイガ」の駆除は行っておりませんので、駆除にご協力をお願いいたします。
よくある質問
お問い合わせ
環境総室ごみ収集課収集衛生係
〒400-0831 甲府市上町601番地4
電話番号:055-241-4313
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください