更新日:2023年11月8日

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平成31年度第2回甲府市都市計画審議会

会議要旨等は次の通りです。

日時

令和元年10月21日(月曜日)午後1時30分~午後2時15分

会場

市役所本庁舎9階会議室(研修室2)

出席委員

佐々木邦明委員(会長)、五味節夫委員、石井信行委員、輿石修委員、藤原伸一郎委員、

長田泉委員、八巻武正委員

事務局

甲府市

齊藤都市計画課長、芦川立地適正化担当課長、小田切都市計画課課長補佐、平川都市計画課係長、

原田都市計画課主任

山梨県

松沢まちづくり企画監、細川都市計画課課長補佐、久保田都市計画課副主幹

傍聴者

1名

議題

審議事項

甲府都市計画公園の変更について

会議要旨

【議長(会長)】

 審議事項について、事務局に説明を求めます。 

【事務局】

 甲府都市計画公園の変更について説明 

【議長(会長)】

 ただいまの説明について、ご意見・ご質問がございますか。 

【委員】

 この場所は、現在も店舗等が建ち並んでいますが、既に買収済なのですか。 

【事務局】

 まだ買収していません。 

【委員】

 その状況で都市計画変更ができてしまうのですか。 

【事務局】

 現在は、都市計画公園の区域の変更を進めている段階であり、今後、地権者に対して買収の交渉を行っていくことになります。都市計画の変更に当たっては、説明会等を行っています。 

【委員】

 策定の経緯の中で、説明会の参加者0人となっていますが、この説明会については、地権者や店舗経営者への案内を行っているのですか。

【事務局】

 直接案内を行っております。 

【委員】

 地権者等からの反対は無いということですか。 

【事務局】

 おおむね理解を得ていますが、一部の方は理解を得る状況まで至っていません。 

【委員】

 もし立ち退かないとなった場合、先に都市計画の変更をしてしまって、その後どのようなことになってしまうのですか。 

【事務局】

 山梨県によって都市計画事業として進めていき、その中で説明・交渉を重ねていくことになりますが、法的な手続きが行われる場合もあります。 

【委員】

 場合によっては収用するということですか。税務署の並びもこれと同じ状況が起きますよね。 

【事務局】

 手続き上可能である事業となります。 

【委員】

 税務署の跡地は都市計画事業とは別の組み立てになると認識しています。 

【事務局】

 税務署跡地は都市計画事業としてではなく、甲府城周辺地域活性化実施計画という別の計画に基づく事業として進めています。 

【委員】

 それは承知していますが、公園も税務署跡地も全て一体で進めている訳で、住民にとっては、何が適用されるかは関係無い訳ですよね。

 一番心配しているのは、反対している地権者がいる中で、都市計画変更してしまって大丈夫かということです。収用というのはかなり穏やかではないと思います。 

【事務局】 

 都市計画道路事業などでは、収用というケースも見られます。 

【委員】

 道路は公益性が高いと言えるので良いかもしれませんが、公園でそこまで言えるのか疑問です。 

【委員】

 お城に観光客が来るにしても、大型バスの駐車場が無いと以前から言われています。芝生広場も景観的に良いとは思いますが、この場所に大型バスの駐車場を確保した方が良いと思います。大型バスの駐車場についてはどのように考えていますか。 

【事務局】

 大型バスの駐車場につきましては、現在、お城の東南の角とお城の北側の2箇所があります。更に、甲府城周辺地域活性化実施計画の中で、甲府市社会教育センター跡地において、大型バスの駐車場の整備を検討しております。 

【委員】

 逆の話になりますが、松本ではお城から少し離れた場所に駐車場を配置し、街中を回遊しながら松本城に向かってもらえるようになっています。お城のすぐ側に駐車場を作ると、お城だけ見て帰ってしまうことになります。 

【委員】

 1点確認したいのですが、県と市の役割分担はどのようになっているのですか。 

【事務局】

 平成29年12月に策定した甲府城周辺地域活性化実施計画に基づき、芝生広場とお堀の整備を山梨県が行う役割分担になっています。 

【事務局】

 公園の都市計画変更は決定権者である市が行い、中身の事業については管理者である県が行うことになっています。 

【委員】

 他の委員の質問にもありましたが、経緯の概要で説明会参加者が0となっていますが、これまでも説明は行っているとのことでしたので、そうであればその経緯に触れたが良いと思います。

 観光客の誘致という視点から、お城の周辺の整備は必要だと考えていますが、こういった事業は、きちんと説明をして進めていくのが基本ではないかと思います。 

【議長(会長)】

 都市計画変更の法的な資料としては、このようなものになるのでしょうが、事業の対象者は分かっているので、実際の状況はどうなのかという話だと思いますが、事務局いかがでしょうか。 

【委員】

 説明会の開催に当たっては、どの位の参加者を想定し、どのように周知を行ったのですか。 

【事務局】

 説明会の開催に当たりましては、事前に広報に掲載するなど広く周知を図りましたが、実際に会場に来た方が0であったという状況です。 

【事務局】

 甲府城周辺地域の活性化計画を策定する中で、地元の方に参加していただきながら、計画を策定してきた経過があります。

 また、地権者の方には直接お会いして説明会の案内を行いました。その際に、いくつか質問を受けて可能な範囲でお答えをしている状況です。 

【委員】

 先ほど最終的には収用の可能性もあると言われましたが、そこまで説明して説明会を案内しているのですか。

以前、別の事案で、説明会に参加すると事業に承認している印象を与えてしまうから出たくないという人がいる話を聞いたことがあります。

公園の整備自体は良いことだと思っていますが、手続きとしてどうなのかという疑問を感じています。 

【事務局】

 地権者との話は、公園区域の設定や事業自体を否定されているものはなく、合意形成はある程度図られていると解釈しています。 

【委員】

 ここでイベントを行うとも書いてありますが、北口は今のようなかたちで活発にイベントをやっていますが、南口も実際は同じ様なかたちでやる予定だったのが、今のような状況になっています。このような状況で、ここでイベントといってもかなり厳しい状況になるのではないかと感じます。 

【事務局】

 公園の整備後のソフト事業につきましては、山梨県で県庁をオープン化していることもありますし、今回変更を行う舞鶴城公園の広場整備、お堀整備も含め、一体的な取り組みとして、今後、イベントへの対応などへの展開が期待されるところです。 

【委員】 

 全体として県市で調和を取っていただく必要があると思います。

 今現在、県市どちらの企画かは分かりませんが、芝生広場でイベントを行っていますが、用途の変更前でもあのような利用の仕方が可能なのですか。 

【事務局】

 昨年の12月に広場としては既に利用可能な状況になっています。ただし、計画の中では、今の状態はお堀を復元するまでの暫定的な状態となっています。 

【事務局】

 現在行なっているのは、合同会社まちづくり甲府が主体となり、公共空間を市民の力で利活用できないかという実証実験が行われています。 

【委員】

 まだお城の南側も整備されていないのでこれからだと思いますが、今の実証実験のように上手く利活用されてそれが認識されてくれば、イベントとしての利用も進んで来ると思いますが、ある程度明確な方向性を持って進めていただきたいと思います。 

【事務局】

 お城の区域につきましては、国の史跡化に伴って、県の学術文化財課で甲府城の保存活用計画の来年6月の策定に向け、甲府市も参加をしまして今後の利活用など具体的なソフトの部分の検討に入っております。それ以外の税務署跡地及びその南側の部分につきましては、甲府市の担当エリアということで事業を進めております。 そうは言いましても、1つのお城を中心とした利活用として、今後も県市で連携を図って進めていく必要があると考えております。 

【委員】

 やること自体に反対している訳ではありませんが、市として住民説明会の出席者0だけで良いのかという話だけですので、どのような経過で説明を行ってきたのか審議会の中でその説明があっても良いのではないかということだけです。

 甲府城周辺の活性化は当然必要で、いろいろな事に利活用されて活性化されていくことには賛成です。

 ただ、その中にはまだ生活している方達がいるので、そういった方達にはきちんと説明していかなくてはいけないと思います。 

【委員】

 1つ教えてください。公園として都市計画決定しないと公園整備の予算が付かないということでしょうか。 

【事務局】

 都市計画事業として整備できないということになります。 

【委員】

 事業が進みだしてからいろいろ意見を言われても厳しい立場になると思いますので、事前にしっかり説明をしておいていただくのが良いと思います。 

【事務局】

 やはり今住んでいる方、商売をされている方も甲府市民でありますので、今後も県と協力して丁寧な説明を行っていきたいと思います。 

【議長(会長)】

 その他、よろしいでしょうか。 

 内容についてはいろいろご質問をいただきましたが、特に反対のご意見は無かったと思いますので、よろしければここでお諮りいたしまして、本審議議会としては、意義は無いということで進めさせていただきたいと思います。 

 それでは、本日出された意見につきましては、事務局にご検討いただいて、今後問題が起きないように進めていただきたいと思います。

 そうしましたら、本審議会の意見としては原案通り決定ということで市長に答申いたします。 

 以上をもちまして、審議事項を終了いたします。

 

 以上

 

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