更新日:2024年5月22日
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本市ではこれまで、第五次甲府市総合計画に基づく実施計画事業について事業評価を実施してきましたが、事業そのもののスクラップ&ビルドの判断や施策の達成状況の把握が難しいことなどから、平成28年度を初年度とする第六次甲府市総合計画の導入を機に、総合計画の着実な推進と市政運営の透明性の向上を図ることを目的とした行政評価を本年度より実施しています。
行政評価とは、市が行っている様々な事業について、当初の目標に対しどのような成果があったかなどの視点から評価し、評価結果に基づいて行政サービスの改善に繋げる手法です。本市の行政評価は、施策の進行状況をチェックする施策評価、活動の成果やコストなどの実績を評価する事務事業評価、行政評価の客観性と透明性を確保するための外部評価で構成されています。
施策とは、甲府市総合計画における基本目標を達成するための個々の具体的な方策のことであり、施策評価とは、成果の達成状況や市民実感度調査、事務事業評価の結果などにより施策の達成度を評価し、総合計画の進行管理や予算編成に活用していくものです。
第六次甲府市総合計画における37の施策と4つの基本方針について、成果指標における数値目標の達成度や市民実感度調査結果、構成事務事業の妥当性や施策の進捗状況などを、施策所管室が4段階評価を行います。
行政評価検討委員会において一次評価結果を踏まえた最終評価を行い、評価が確定します。評価は、一次評価と同様4段階の評価を行います。
評価内容 |
一次評価 |
二次評価 |
---|---|---|
A「順調に進んでいる」 |
4 |
4 |
B「ほぼ順調に進んでいる」 |
31 |
26 |
C「あまり順調に進んでいない」 |
6 |
11 |
D[順調に進んでいない」 |
0 |
0 |
施策評価及び事務事業評価(主要事業のみ)の詳細な内容については、こちらをご覧ください。
事務事業とは、施策を実現するための個々の事務や事業のことであり、事務事業評価とは、市が行う事業の必要性や目的を明確にしたうえで事業の実施に対して得られる成果などを、指標を用いながら評価し、その結果を踏まえ今後の事務事業の方向性を検討し業務の改善等に繋げていくものです。今年度は、第六次甲府市総合計画第2次実施計画に位置付けられた事業の内、平成29年度を初年度とする事務事業を除いた328事業について、事務事業を実施する担当部局が評価を行います。
必要性・有効性・効率性などの視点から評価基準に基づき点数化した評価(定量的評価)と、数値化することの出来ない客観的な評価(定性的評価)に基づき、次のとおり事務事業の方向性を評価します。
評価内容 |
評価結果 |
||
---|---|---|---|
A 拡大 |
社会情勢や市民ニーズに応えるため、もっと積極的に取り組むべき |
3 |
|
B 継続推進 |
現状どおり |
208 |
|
C+ 積極的見直し | 一定の成果は出ているが、コストや実施方法を見直し、より一層の効率化を図るべき |
87 |
|
C- 一部改善 | 成果が十分でなく、コストや実施方法に問題があるので、有効な事業となるよう実施方法等を見直すべき | 16 | |
D+ 統廃合 |
類似の事務事業があり、効率化を図るため統廃合を考えるべき |
9 | |
D- 縮小 |
社会情勢や市民ニーズから考えて、事務事業の縮小を考えるべき |
2 | |
E 休止・廃止 | 社会情勢や市民ニーズと合っておらず事業として不要である。市が実施する必要がない、又は一時的に休止とする | 0 | |
F 完了 |
事業が完了した |
3 |
外部評価とは、行政評価の客観性と透明性の確保を目的に、施策及び事務事業に対し、第三者の視点からの評価及び意見をいただく取組です。行政評価を実施する際には外部評価の評価結果を踏まえ、第六次甲府市総合計画の進行管理や予算編成などに活用することにより、限られた財源の中で施策及び事務事業を効率的かつ効果的に推進し、質の高い行政サービスを提供します。
学識経験者等の委員で構成する甲府市行政評価外部評価委員会が会議を開催します。会議では評価対象となる施策等の担当部局から説明を受けるとともに質問を行った後、施策の展開や事務事業のあり方などについて検討し、評価します。
評価結果はこちらをご覧ください。
よくある質問
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お問い合わせ
財政経営室財政課財政係
〒400-8585 甲府市丸の内一丁目18番1号(本庁舎6階)
電話番号:055-237-5292
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