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2023年6月号・信玄公没後450年記念事業「信玄ミュージアム企画展」~いつもは見られないものばかり~

202306-1 信玄ミュージアムでは、節目を記念して信玄公の遺徳を偲ぶ企画展を通年開催しています。まずは前期展示について、歴史文化財課の方から詳しく説明していただきました。

※企画展詳細は市ホームページをご確認ください

武田氏に関わる歴史がわかる『常設展』

202306-2 総合案内をすぎると常設展示室(無料)があります。史跡武田氏館跡の歴史や、武田氏と関わった大名のことがパネルで展示されています。今年のNHK大河ドラマ『どうるす家康』に信玄公も出てくるので、ドラマに関わる歴史の紹介もありました。

※1 隣接する武田氏館跡(現・武田神社)の見どころなども紹介しています

必見の後ろ姿!神格化された信玄公

202306-3 特別展示室(有料)には「木造武田信玄公像」が展示されていました。いつもは善光寺にて、厨子におさめられており非公開。檀家さん向けに特別公開される時でも厨子に入っているため、正面からの姿しか見ることができません。今回の企画展ではガラスケース内に展示されているので後ろからも見ることができ、これは大変貴重な体験です。像は、諏訪法性兜をかぶり、手には軍配と数珠。ひと目で信玄公とわかります。不動明王を意識して作られているそうで、口からは牙が上下に出ており、とても勇ましい姿でした。

※「木造武田信玄公像」の高さは46cmですが、とても存在感があります

当時の暮らしをうかがい知れる絵図

202306-4 さらに絵図が3枚展示されています。個人で所有されているものを、お借りしての展示だそうです。当時の躑躅が崎館の建物の配置等を描いたものが2枚展示されています。さらに館から甲府の城下町まで描いたものが1枚。こちらも希少な絵図とのことです。どの家臣がどのあたりに住んでいたのか、名前が記されていました。

※館や城下町など、当時の様子が浮かんできます

 

「戦国大名 武田信玄の遺産」ーゆかりの品々から語る武田信玄ー
開催期間:前期 ~6月12日(月) 後期 6月14日(水)~ 7月31日(月)
【信玄ミュージアム】☎ 055(269)5030 ※火曜日休館

今月の市民レポーター/野呂 貴美恵(のろ きみえ)

202306-5 私には、当時の人たちが信玄公を崇拝する気持ちも伝わってくるように感じられました。信玄公のことを多角的にみる、ひとつのアングルとしてとても興味深かったです。貴重な展示は、次のチャンスがあるかわかりません。このチャンスを逃さずに、ぜひ足を運んでみませんか。

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