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2026年1月号・聞こえる人も・聞こえない人も楽しめる「信玄ミュージアム」

 信玄ミュージアムには、手話で案内を行う「手話ガイド」がいることをご存じですか?今回は、ろう者の石神光明さんに、ガイドを始めた経緯や歴史を手話で伝えるために工夫していることなどを語っていただきました。

手話ガイドになったきっかけ

26-1 元々歴史が好きで、全国の歴史資料館などを巡っていた石神さんですが、案内は音声中心で、深い内容が分からないまま終わってしまうことが多く、筆談でも細かなニュアンスが伝わりにくいため「もっと知りたい」という思いが強くありました。そんな中、甲府市が開催した歴史講座に参加し、担当者に「聞こえない人も学べる手話ガイドが必要では…」と伝えたところ、信玄ミュージアムの新しい取り組みとして手話ガイドが設置され、石神さんの活動が始まりました。

※信玄ミュージアムでは映像展示もあり、誰もが楽しめる工夫がされています

手話で伝える工夫と魅力とは?

26-2 「ガイドを対象とした研修会の参加や、歴史に関わる言葉をどの手話で表すことが適切か一つずつ確認しています。歴史用語には日常では使わない言葉も多く、筆談で漢字の読み方を補足したり、写真を活用したりなど工夫しています。手話は“目で見る言語”。手話単語・表情・空間を上手く使い、場面の広がりや人物像を伝えることが魅力」だと語ってくれました。展示物や自作の資料を組み合わせることで、来館者がより深く理解できるよう心掛けているそうです。

※「今後も研修会や講座に通い、知識を積み重ねていきます」と話す石神さん
 

手話ガイドとして挑戦したいこと

26-3 「手話を通して互いに理解が深まっていくことが何より嬉しく、武田氏に関わる歴史をより分かりやすく伝えるため、これからも研修などを通して勉強を続けていきます。現在、手話ガイドは私一人ですが、今後は、仲間を増やせたらと考えています。聞こえる人と聞こえない人が共に歴史を楽しむ場を一緒に広げていければ嬉しい」と今後の目標も話してくれました。

 

 

 

手話ガイドを利用するには、歴史文化財課へFAXかメールで予約が必要です。
詳しくはこちら(市HP)をご覧ください

今月の担当レポーター/深澤 朗子(ふかさわ あきこ)

26-4 展示室で石神さんの手話ガイドを体験しました。手話でエピソードを交えて説明してくれると、武田氏のことがぐっと身近に感じられ、歴史についてもっと知りたくなりました。みなさんも、ぜひ一度体験してみませんか?

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