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更新日:2023年12月26日
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人の性のあり方は、見た目だけでは分からないことが多いため、性的マイノリティは身近に「いない」「あったことがない」と思っている人も多いでしょう。しかし「気づいていないだけ」かもしれません。
国内で行われた民間や自治体での調査等によると、LGBTQを含む性的マイノリティに該当すると自認している人の割合は、3%〜10%程度という結果が出ています。この数値からも実際にはとても身近な存在であると想定されます。
性は、その人らしさや生き方に関わる重要な概念です。一人ひとりの性のあり方(セクシャリティ)は、主に4つの要素で成り立っていると考えることができます。
出生時に医学的な判断により割り当てられ、戸籍に記載される性別
自分の性別をどのように認識しているのか、どのような性別に帰属意識を持続的に持っているのか、という自己認識のこと
恋愛感情や性的な関心が主にどの性別に向いている(いない)かの認識
服装や髪型、言葉遣い、しぐさ等、自分の性別をどう表現するか
性のあり方(セクシュアリティ)は多様で、一人ひとりがもつ個性と言えます。その中でも、性のあり方が少数派の人々を性的少数者(性的マイノリティ)と言い、代表的な5つの頭文字からLGBTQと呼ぶことがあります。
同性に性的指向が向く女性
同性に性的指向が向く男性
同性も異性にも性的指向が向く人
出生時に割り当てられた性とは異なる性自認をもつ人
クエスチョニング・・・性的指向や性自認がわからない、決めていない人
クィア・・・伝統的・社会的規範の枠に当てはまらない、多様な性のあり方を包括的に表す言葉
性的指向(Sexual Orientation)及び性自認(Gender Identity)の頭文字をまとめて、「SOGI」(ソジ・ソギ)と表現されます。
「LGBTQ」は「SOGI」の一部を表しているに過ぎません。性的指向や性自認は、全ての人の関わることであり、異性愛も多様な性的指向のうちの一つ、戸籍の性に違和(ずれ)を感じないことも多様な性自認の一つと言えます。
そのため、「LGBTQ」という人々を対象とするのではなく、「SOGI」という全ての人に存在する性の構成要素に着目し、全ての人の性的指向・性自認を尊重することが大切です。
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