更新日:2025年3月18日
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民生文教委員会の調査研究テーマである「ヤングケアラーへの支援」の具体的な施策の検討に向けて、ヤングケアラーの概要について説明を受けるとともに、見識をお持ちの方々と本市議会の民生文教委員とで、支援の必要性や支援の内容などについて意見交換を行いました。
・お茶の水女子大学講師 佐藤みのり様
・山梨英和大学、山梨英和大学大学院の学生
・学校長経験者
・甲府市主任児童委員連絡協議会役員
・訪問介護事業所代表取締役
・甲府市議会
長沼達彦議長、長沢達也副議長
[民生文教委員会]
荻原隆宏委員長、堀とめほ副委員長、
山中和男委員、末木咲子委員、小沢宏至委員、橘田大洋委員、清水一成委員、木内直子委員
交流会では、最初に甲府市出身で、公認心理師・臨床心理士であり、10年以上前からヤングケアラーの研究に当たられている、お茶の水女子大学講師の佐藤みのり様から「ヤングケアラーの概要」について説明していただき、その後、『支援のために、いかに見つけるか』『いかなる支援が必要か』の課題について、グループごとにディスカッションしました。
課題1『支援のために、いかに見つけるか』では、「ヤングケアラーだっていろんな子がいる」「ヤングケアラーっていうのは特異なケースとか、まれなケースというわけではない」「自覚がある子も見つけるのは困難」などの意見が交わされました。
課題2『いかなる支援が必要か』では、「介護の現場や福祉のサービスの段階で、サポートするのはすごく難しい」「家族のケアをポジティブに評価する子供にも注意を向ける必要がある」「今の状況を必要以上に美化する心の守り方があるが、そういう心の守り方はすごく危険」などの意見が交わされました。
参加者からは、「双方向的な交流をすることができ、私たちの知らない現状を教えていただけて、何をしていけばいいのか、考えを深めることができた」「議員をはじめ、様々な方と率直な意見交換ができて良かった」などの感想が寄せられました。
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