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更新日:2023年10月12日

令和5年10月10日市長定例記者会見

記者会見1010

場所

本庁舎4階大会議室

発表事項

  • 「健康アプリの導入」及び「働き盛り世代の健康づくり支援」について
  • 甲府市ひきこもり支援メタバースについて
  • 秋のイベントについて
    (1)「第50回信玄公祭り」及び「こうふ女性達で創るマルシェ」について
    (2)「第33回甲府大好きまつり」並びに「第48回甲府市農林業まつり」について
  • ヴァンフォーレ甲府のACLホームゲームへの市民招待について

配布資料

発表内容

 本日は、お忙しい中、お集まりいただきましてありがとうございます。

 はじめに、増加傾向にありました新型コロナウイルスの感染者数も現在は減少傾向となってきておりますが、一方で、インフルエンザが、早くも県内全域で流行期に入り、学級閉鎖等の休業措置も徐々に発生してきました。
 引き続きとなりますが、基本的な感染症対策に留意いただくとともに、新型コロナウイルスやインフルエンザの予防接種につきましても、積極的なご検討をお願いいたします。

 併せまして、救急医療に関連するお願いであります。救急医療に関する情報提供と、救急車の適切な利用についてのアドバイスを行う救急安心センターやまなし「#7119」のサービスが、10月2日(月)から開始されております。
 救急や医療のひっ迫を少しでも緩和できるよう市民の皆さまにおかれましては、新しい「#7119」のサービスをぜひご利用いただき、皆さまの生活をさらに安心できるものとしていきたいと思います。

「健康アプリの導入」及び「働き盛り世代の健康づくり支援」について

 それでは、本日の発表項目、4項目につきまして、お話をさせていただきます。
 1つ目は、「健康アプリの導入」及び「働き盛り世代の健康づくり支援」についてであります。
 資料の1をご覧ください。

 このたび、健康ポイント事業において、幅広い層の市民の健康づくりを推進するため、新たに「健康アプリ」の運用を11月1日(水)から開始します。
 アプリのダウンロードは10月25日(水)より可能であり、本事業への参加及びアプリのダウンロードは無料となっております。
 本アプリは、スマートフォンで手軽に健康管理ができるほか、健康ポイントのデジタル化などの機能を備えております。
 利用対象者は、甲府市在住、在勤の方などであり、「18歳以上の甲府市民」限定で、健康ポイントを電子マネーに交換することができます。

 アプリの基本的な機能といたしましては、「歩数、歩行距離、体重などの健康情報の記録及び確認」と、「アプリ内で申込みから健康ポイントの交換まで完結できるデジタル化」のほか、今後、追加予定の「マイナポータルとの情報連携」の3つが主な機能となっております。また、市民の方へのアプリ操作支援といたしまして、アプリの委託事業者による操作説明を行うとともに、既に開催しています「初心者でも安心!スマホ活用講座」内においても利用支援を実施いたします。
 ぜひ、多くの方の健康づくりにお役立ていただきたいと考えております。

 つづきまして、資料の裏面をご覧ください。

 仕事、子育て等に忙しく、自身の健康づくりについて優先順位が低くなりがちな働き盛り世代が、健康で元気なうちから健康づくりの習慣化を図れるよう、民間企業「RIZAP」のノウハウを活用した健康セミナーをオンラインにて実施いたします。
 こちらにつきましても、「健康アプリ」と同様に今年度新たに実施する事業となります。

 対象は「市内の企業・事業所・個人事業主」で、お申込みいただいた事業所に対して専用のアカウントを付与し、Zoomでのライブ配信にてそれぞれの職場からセミナーに無料で参加していただけます。

 セミナーは全3回で、11月に「スタートアップ編」、12月に「肩こり腰痛予防編」、令和6年2月には「美ボディ編」を予定しております。また、セミナー当日から1ヶ月間限定となりますがアーカイブ配信もご利用いただけます。

 この機会に多くの事業所にご参加いただき、健康づくりの習慣化に繋げていきたいと考えております。

甲府市ひきこもり支援メタバースについて

 2つ目は、甲府市ひきこもり支援メタバースについてであります。
 資料の2をご覧ください。

 本市では保健所設置以降、ひきこもりの解消に向け、専用ダイヤルによる相談や、訪問などにより支援を行っておりますが、ひきこもりの状態となっている方は、人との関わりに不安を抱えているため、本人との対面や電話による相談に至らず、家族相談のケースがほとんどであることから、支援を必要としている本人が、安心して相談できるようにするためのツールの1つとして、本日より、メタバースを活用した支援を開始いたします。

 このメタバースは、「心のよりどころ空間」と「森の相談ルーム」の2つの空間で構成されております。
 1つ目の「心のよりどころ空間」につきましては、誰でも入室できる「共有空間」で、メタバース空間を気軽に体験できるとともに、本市のひきこもり支援に関する情報や、個別相談窓口の申込案内などを掲示しております。
 利用方法につきましては、チラシのQRコードもしくは、市ホームページからご利用いただけます。
 
 また、2つ目の空間となる「森の相談ルーム」につきましては、市民の方を対象に事前予約制で、個別に相談ができる空間であり、相談者がリラックスしてお話しができるよう、森の中の柔らかな雰囲気の中で、本市の精神保健福祉士等が相談に応じます。

 予約方法につきましては、「心のよりどころ空間」内に設置されております予約フォームよりニックネームとメールアドレスがあればお申込みいただけます。
 予約後は本市から空間に入室するURLがメールアドレスに届きますので、予約日時にアクセスしていただくと入室することができます。
 相談日時等につきましては、週1回の午後2時から4時、1回の相談時間は原則50分としており、利用は無料となります。

 どちらの空間も、パソコンやタブレット、スマートフォンなどがあれば利用が可能です。

 なお、今後、利用者の声なども聴く中で検証を行いながら、より安心して相談できるツールの1つとして利用いただけるよう取り組んでいくとともに、支援を必要としているひきこもりの状態にある方が、早期に相談窓口に繋がるよう、孤独・孤立感の解消と自立に向けた様々な支援を行ってまいりたいと考えております。

秋のイベントについて

(1)「第50回信玄公祭り」及び「こうふ女性達で創るマルシェ」について

 3つ目は、秋のイベント「第50回信玄公祭り」及び「こうふ女性達で創るマルシェ」そして「第33回甲府大好きまつり」並びに「第48回甲府市農林業まつり」についてであります。

 はじめに、「第50回信玄公祭り」及び「こうふ女性達で創るマルシェ」についてであります。
 資料の3-1をご覧ください。

 第50回信玄公祭りが10月27日(金)から29日(日)までの3日間、開催されます。
 28日(土)は、祭りのメインイベントであり、世界一の武者行列である「甲州軍団出陣」が、舞鶴城公園や平和通りを中心に行われ、本市からは、「青少年育成甲府市民会議」と、「新紺屋地区自治会連合会」、「甲府青年会議所」、の3団体が参加いたします。

 また、当日は、「信玄公祭り」と同時開催で、「こうふ女性達で創るマルシェ」を午前10時から午後4時まで、甲府駅北口の「アシストエンジニアリングよっちゃばれ広場」にて開催いたします。
 本マルシェは、夢を叶え起業した女性や、起業を目指して活動している女性の活躍と交流の場を創出するとともに、その活躍を広く知っていただき、多くの女性を応援する機運を高めることを目的としており、昨年と同様、イベント形式とオンライン形式のマルシェの両方を開催いたします。

 イベント形式のマルシェには、ハンドメイド品、焼き菓子、パン、キッチンカー、ワークショップなど、女性達による約60店舗が出店します。
 今年度は、新たに「チャレンジブース」を設け、初めて出店される方が挑戦しやすいようサポートしてまいります。
 また、当日ご来場できない方にも気軽にご参加いただけるオンライン形式のマルシェは、10月29日(日)午後2時から、11月13日(月)午後4時まで、オンラインマルシェ専用のウェブページにて、約30店舗が出店予定です。

 ぜひ、多くの皆さまにイベント並びにオンラインの会場へお越しいただき、マルシェで活躍する女性の皆さんを応援しながら、お気に入りの一品を見つけていただきたいと思います。

 そして、祭り3日目の29日(日)は、甲府市信玄公祭り実行委員会が主催となり、舞鶴城公園特設ステージにおいて、信玄公祭りの第50回という節目を記念した、「藤巻亮太スペシャルライブ」を開催いたします。山梨が誇るミュージシャンである「藤巻亮太さん」の心に響く歌声とメロディを楽しんでいただきたいと思います。

 また、当日は、「子ども武者行列」を4年ぶりに実施するほか、迫力ある和太鼓演奏や甲府囃子の演奏等をお楽しみいただけます。

 このほか、28日、29日を通して、舞鶴城公園南広場では本市の姉妹都市、アメリカ・デモイン市で開催されているお祭りである「ベーコンフェスティバル」が開催されるほか、中心商店街では「かすがも~るグルメストリート」や「信玄グルメ横丁」など、屋台やキッチンカーの出店も多くございますので、お祭りならではのグルメも楽しんでいただきながら、信玄公祭りを心ゆくまで満喫していただければと思います。

(2)「第33回甲府大好きまつり」並びに「第48回甲府市農林業まつり」について

 つづきまして、「第33回甲府大好きまつり」並びに「第48回甲府市農林業まつり」についてであります。
 資料の3-2をご覧ください。

 小瀬スポーツ公園を会場として11月4日(土)に「第33回甲府大好きまつり」と「第48回甲府市農林業まつり」を同時開催いたします。

 まず、甲府大好きまつりについては、まつりを通じて市民の郷土愛を醸成し、多くの参加者、来場者が楽しめる市民まつりとなるよう開催してまいります。

 「まつりパレード」では、音頭やビートtoビート、音楽隊や子どもみこしにより、まつりを盛大に盛り上げていただきます。
 「ステージイベント」では、園児や市民団体などの皆さまによる多彩なステージパフォーマンスのほか、前回もご好評をいただいた甲府ふるさと大使である「ハローキティ」が登場するスペシャルステージや「いしいそうたろう」お笑いステージもございます。
 その他、飲食ブースや、「働く車の展示」、親子で楽しむ「運動遊び教室」等を実施するほか、新たに、高校生による野点(のだて)なども行います。

 また、甲府市農林業まつりでは、朝採りの新鮮な農産物をはじめ、中道・上九一色地区の直売所からの様々な特産品や静岡県牧之原市の海産物の販売のほか、木工体験、農業機械の展示などを実施いたします。その他、行政コーナーにおいては、「半農半X」に関する相談なども実施いたします。

 ぜひ、ご家族ご友人お誘いあわせのうえ、心ゆくまで楽しんでいただきたいと思います。

ヴァンフォーレ甲府のACLホームゲームへの市民招待について

 4つ目は、「ヴァンフォーレ甲府のACLホームゲームへの市民招待」についてであります。
 資料の4をご覧ください。

 ヴァンフォーレ甲府は現在、ACLグループステージを2試合終えて、アジアの強豪チームを相手に1勝1分けと、決勝トーナメント進出も期待できる状況であります。

 そこで本市では、ヴァンフォーレ甲府のグループステージ突破を後押しするとともに、ヴァンフォーレ甲府を応援し、さらには市民のスポーツへの関心を高めるため、11月29日(水)に国立競技場で開催される最終ホームゲーム「メルボルン・シティ戦」へ市民の皆さまを無料招待いたします。

 招待人数は、300名で、ご応募いただいた中から抽選を行います。
 応募方法は市公式LINE、ハガキのいずれかで、1つの応募で3名まで応募いただけます。

 なお、応募期間等、その他詳細につきましては、今後、市ホームページ、SNS、広報こうふ11月号にてお知らせいたします。

 今シーズンの集大成ともいえる試合当日は、私も現地にて市民の皆さまと一緒に一丸となった応援を、ヴァンフォーレ甲府に気持ちを届けたいと思います。

 本日は以上であります。

発表項目の質問について

(記者)
 メタバースを活用した「心のよりどころ空間」についてですけれども、チラシの一番初めに大きいイラストがありますが、これはメタバース空間の1つなんでしょうか、ということと、ここはどういう空間なのかということ。
 あと、他の自治体とかでも、例えば自殺防止のための相談とか、対面ではなかなか相談しにくい人達に向けていろんな悩みを相談するような、メタバース相談室みたいな試みもでき始めていますが、今回はひきこもりに限定したもので、他の相談とかそういうところについては、とりあえずここでは受け付けないのか、あるいは別の方法でメタバースを活用した相談とか、そういうふうなものを想定しているのか、そこら辺の枠組みのことについてお伺いしたいです。

(市長)
 甲府市メタバースについてですけど、目的はひきこもりの皆さんと何とかして外との接触やご自身が心を開いていただいて、お互いに情報交換できるようにするのが一番大きな目的であります。
 全国で2、3実例があると思うんですが、自殺とか不登校とか様々なこと、あるいは婚活とかでやっていますけど、甲府市は、深刻な問題でありますひきこもりについて、先ほど少し申し上げましたが、なかなかご本人と話ができなくて、ご家族との相談というところに留まっておりますので、何とかご自身に参加していただきたいという思いでこれをまずやろうとしております。
 内容ですが、後程またお時間あったら見ていただきたいと思いますけど、心のよりどころ空間、ここはどなたでも入っていただけます。ここに情報が入った案内をいろいろ掲示していく。
 また、ここを使って、森の相談ルームでの予約を取って、週に1回、最長50分という時間で、うちの専門士がその方々とお話をして、いろいろ情報を交換したり、内容をお聞かせいただくというような仕組みを作りました。
 ただ、なかなかそう簡単にいくかどうか分かりませんけれども、そういう形で今日から始めようということで発表させていただきました。
 もし細かいことでしたらここでもいいですし、そのあと実際に見ていただく中でご質問いただければありがたいと思います。よろしくお願いします。

(記者)
 メタバースの件なんですけども、ひきこもりが大変深刻な問題なんだということがよくわかりまして、実際に今、ひきこもる方の高齢化が進んでいるとか、いろいろな問題があるってことを耳にすることがあります。
 実際、甲府市では、大体、例えば何人ぐらいの方がそういう状態にあって、例えば、年代とか何か特徴的なものがもしあれば教えていただければと思います。

(市長)
 昨年度の実数ですが、令和4年度に関わったケースは77名。
 その77名中、10代から40代で支援が継続している40件のうち、インターネットまたオンラインゲーム等をしていると思われる人数が19名というような数字を掴んでおります。
 令和3年度は65名ということであります。
 相談件数はかなり多いんですけれども、令和3年度は、電話相談が836件、来所相談が174件、訪問相談が77件。
 昨年の令和4年度は、電話相談が951件、来所相談が249件、訪問相談が59件というような形で数字を掴んでいます。

 以上であります。

(以上)

言葉遣いや明らかな言い間違い、言い直しがあったものなどを整理した上で掲載しています。

(作成:甲府市情報発信課)




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