ここから本文です。
更新日:2024年2月16日
本庁舎4階大会議室
それでは、早速ではありますが、本日の発表項目3項目につきまして、お話をさせていただきます。
1つ目は、令和6年能登半島地震に係る本市の対応状況についてであります。
資料の1をご覧ください。
本市では、1月2日からこれまで、被災地へ延べ589人の職員を派遣し、支援活動にあたってまいりました。
これまでの派遣状況でありますが、1月2日から七尾市へ「災害派遣医療チームDMAT隊」を派遣。1月4日からは輪島市へ「給水車による応急給水活動」にあたる職員や、「緊急消防援助隊」、「被災建築物応急危険度判定士」を派遣しており、給水車による支援は現在も継続しております。
また、珠洲市へは、1月11日より応急対策職員派遣制度に基づく派遣の一員として、救援物資の整理などの支援職員を派遣したところであり、2月12日からも再度、職員を派遣する予定となっております。3月以降の支援体制でありますが、金沢市へ中核市災害時相互応援協定に基づく職員派遣を予定しております。
このほか、被災された皆さまへの支援として、「災害義援金の受付」及び「市営住宅の提供準備」を行っております。災害義援金につきましては、1月5日から本庁舎及び3つの窓口センターで受付を開始し、2月6日時点で、2,388,901円の寄附を受けております。
また、市営住宅の提供につきましては、資料記載の3団地にて各1戸を提供できるよう準備し、1月12日より本市HP等でお知らせしているところであります。
今後におきましても、情報収集をする中で、被災地からの応援要請や、被災者の支援策に迅速に対応し、一刻も早い復旧に協力してまいります。
市民の皆さまにおかれましては、近年、大規模な地震や水害、あるいは大雨による土砂災害などが多数発生しておりますことから、市ホームページや防災アプリ、防災情報Webなどを今一度ご確認し、いつ起こるとも分からない災害に対して、日頃から備えていただきますよう、改めてお願いを申し上げます。
2つ目は、「こうふはっこうマルシェ2024」の開催についてであります。
資料の2をご覧ください。
本市のワインや、ビール、みそといった「発酵食品」、そして、光る「発光」としてのジュエリーなど、本市の様々な「はっこう文化」の魅力を発信する「こうふはっこうマルシェ2024」を開催いたします。
まず、リアルイベントは、3月2日㈯に「甲府駅北口アシストエンジニアリングよっちゃばれ広場」及び、「甲府市歴史公園」を会場とし、県内外の発酵食品を扱う人気店や、県内のジュエリー・クラフト関連など、55店舗が出店するほか、ステージでは、音楽ライブや発酵の専門家によるトークショーを行い、イベントを盛り上げます。
また、今回新たに会場とした「歴史公園エリア」は、新規の事業者など、店舗を持っていない事業者を応援するエリアであり、26店舗が出店予定となっております。こちらのエリアでは、チャレンジする新規事業者を楽しみながら応援できるほか、ミニステージにおいて、出店者のPRコーナーや、「こうふ」に関わりがある商品があたる「ガラポン企画」など、お子様が楽しめる企画も多数実施いたします。
さらに、今回は、初の試みとして、イベント当日に新宿駅発着の「ワインバスツアー」を運行します。このツアーは、マルシェ会場をはじめ、「山梨大学ワイン科学研究センター」や「かいてらす」、「市内のワイナリー」を見学していただきます。
なお、こちらは、大変、好評につき、既に定員に達している状況であります。
オンラインイベントにつきましては、特設サイトにおいて2月23日㈮から3月3日㈰の間で開催します。期間中は特設サイト内で、はっこうスペシャルボックスの販売や、イベント出店者の紹介のほか、本市の様々な「はっこう文化」を全国に向けて発信するコラムの掲載、また、抽選で甲府のワインや宝石、ヴァンフォーレ甲府の選手のサイン入りフラッグ等が当たるアンケート企画も実施いたします。
ぜひ、多くの方に、本市をはじめ、全国のはっこう文化に触れながら、春のひと時をお楽しみいただきたいと思います。
3つ目は、「県央ネットやまなしオンライン合同企業説明会」の開催についてであります。
資料の3をご覧ください。
県央ネットやまなしにおける圏域内の地元企業を一堂に集め、県内外の学生などの参加者と地元企業とのマッチング機会の創出を図るオンライン合同企業説明会を、3月7日㈭と8日㈮に開催します。
参加企業につきましては、圏域内の100社を予定しており、対象者は、大学生や一般求職者等となります。
説明会をオンラインで開催することによって、気軽に自宅等にいながら1日で最大30社の地元企業情報を得ることができ、企業選択の幅が広がる機会となっております。また、参加企業に、個別で質問できる時間も設けておりますので、興味を持った企業の話を詳しく聞くことも可能です。
説明会は、全国どこからでも参加可能となりますので、県央ネットやまなしの圏域内で働きたい皆さまのご参加をお待ちしております。
発表項目は以上であります。
最後に、「県央ネットやまなし」圏域内に、お住まいの方を対象に2月6日㈫まで募集をしておりました、ヴァンフォーレ甲府のACLホームゲーム「蔚山現代(ウルサンヒョンデ)戦」1,000名様無料招待に係る申込の状況です。
応募総数3,409件、総勢8,234名と大変多くの方からご応募いただきました。
抽選結果につきましては、13日㈫にメールにて通知するとともに、当選された方には、来週中にチケットをお送りする予定であります。
また、15日㈭のノックアウトステージ初戦に向けて、今後、甲府駅北口ペデストリアンデッキに応援の装飾を行うなど、応援の機運を醸成する中、圏域の皆さまと共に一丸となってヴァンフォーレ甲府に熱い想いを届けたいと思います。
本日は以上であります。
(記者)
能登半島への派遣で、給水車は当面の間まだ続くということですが、今後の派遣予定については、スタートの時期は決まっているけれども、まだ、いつまでとか、日程は特に決まっていらっしゃらないのでしょうか。
(市長)
給水車は、この後も継続して派遣しますけれども、今のところ3月末ぐらいまで体制を組んでおります。その他につきましては、甲府が先行してといいますか、かなり多く、他の市町と比べて派遣をしておりますので、他の市町村の方も行くような形になっているとも聞いております。いずれにしましても、国や県、そして様々な防災協定の中で、先方の要請があれば、それに応じてできる限りはしていきたいと思っているところであります。
(記者)
義援金は、集まった後にどういった経由で報告する感じでしょうか。
(市長)
今のところ今月末くらいを目途に、これに職員の皆さんの分も上乗せをして日本赤十字社を通じて、先方にお送りする予定になっております。
(記者)
JR中央線の朝日町ガードの拡幅工事について、今年度は着工の見通しがまだ立っていないというところも踏まえまして、現在の進捗状況について改めて伺えますでしょうか。
(市長)
地元説明会等、かなり精力的にさせていただきまして、地元のご心配とかご要望とかをお聞きをする中で進めておりますけれども、その中でJR東日本さん、甲府駅の方々とは、JR東日本さんで準備する部分、あるいは整備をする分についての整理がつき次第、協議を進めながらガードの工事に着工するということになっておりましたけれども、まだそちらの方の整備が整っていませんので、定期的に先方との連絡を取り合いながら、できるだけ早く整えていただけるようにお願いをしつつ、着工に向けての準備を進めていきたいと思っております。
(記者)
当初予定されていた2023年度着工の見通しが立たないということについては、市長はどのように受け止められていますでしょうか。
(市長)
少し長い期間の通行止め等が必要になる工事となりますので、着工の目途がつきましたら、また、目途がつくまでの間もですが、絶えず地元の皆さんに状況を説明させていただき、着工に至りましたら、しっかりと工期を守れるよう努力をしていきたいと思っております。
また、今のところまだ通っておりますから、通行止めがいつからということがはっきりと確実にお伝えできるよう努力したいと思っております。
(記者)
JRさんの方の整備というか準備がまだ整っていなくて、実際に予定していた計画通りには、今はまだ進めることが難しいということに関して、JR東日本さんに対して、市長からどういうふうに呼びかけるというか、お気持ちを聞かせていただけますでしょうか。
(市長)
私が呼びかけるというよりも、担当者同士で協議を重ねていますが、私からもまた、できる限り早くしていただきたいということは申し上げていきたいと思っております。
(記者)
先ほどの朝日町ガード周辺道路の拡幅工事ですけれども、例えば工事の遅れが出ることで、市民生活にどんな影響が出ることが想定されるのでしょうか。
(市長)
朝日町ガード西側の横沢ガードも大変綺麗になりました。少し時間がかかりましたけれども、あのような形に道路を拡幅して、安全安心を作っていくということでありますので、早く着工したいと思っております。
ただ、現在はまだ通行でき、そこは今まで通りでありますが、それをさらに安全安心な道路に整備をしていくということでありますので、できる限り早く着工させていただいて、着工後もなるべく地元の皆さん、朝日通り商店街の皆さん等々に迷惑をかけないよう、スケジュールを守りやっていきたいと思っております。
(記者)
リニア駅周辺エリアのまちづくりについてですけれども、1月に検討委員会を発足して、南口周辺のまちづくりについてのデザインとか、そういうようなところについても、話し合いが始まっておりますけれども、来年度には基盤整備方針についても策定していくということで、いろいろデザインをどうするのかという話が動き出していると思います。
その際に、やはり地元の方も大変気にしていますけど、市と県とがうまく連携をどういうふうにしていくのかというところが大変重要になってくるんじゃないかと思います。そこら辺の、どう連携してくかということについて、市長のお考えをお伺いしたいです。
(市長)
地元地権者の皆さま方がご心配なされているということで、それは私ども申しわけなく思っております。市だけで整備ができるわけではなく、県との協力・協議、役割分担ということでやっております。
それも含めて基本方針を出し、どういったまちづくりにしていこうという中で、検討委員会が立ち上がりました。そこにはオブザーバーとして、県の方からも県土整備部、あるいはリニアの関係の部局も入っていただいておりますので、その議論を聞いていただきながら、お互いにまちづくりに向けて合意形成を図っていきたいということと、県土整備部や農政部など、いろいろ開発に向けての手続きが必要になってきますので、そのことも遺漏なく議論を進めていきたいと思っております。その中で、決定したこと、役割分担、協議が進捗したことについては、その都度、地元の皆さま方に説明に入らせていただきたいと思っております。
(記者)
その際に、特に県との連携協議というところで、どのようなところが特に重要というふうに思われるか、市長の考えをお伺いしたいです。
(市長)
まちづくりでありますから、基盤整備、県道や市道やいろいろなものがあります。もちろん整備するところが決まっていますけれども、それ以外まだ決まっていない部分がありますから、それを検討委員会の中で決めて、こういったものがという話をしていく中で、財政規模が違いますので、甲府に所在する駅になりますけれども、山梨県全体にこのリニア効果を波及させる、あるいはアクセスさせる。その考え方を、県の方も共有していただいていますので、そういったことで県の役割も非常に大きいと思いますから、県の役割、市の役割、お互いに再確認をさせていただきながら進めていきたいと思っております。それが大事だと思っております。
(記者)
岡島の跡地、駐車場が解体されたりしてかなり平たくなってきています。前にシネコンを中核にと話があり、他のテナントとかはまた追々という話がその時の説明にありました。その後、例えばテナントについて、ある程度話が出始めたとか、そういった進捗状況みたいなのを教えていただいてよろしいですか。
(市長)
昨今の資材高騰等がありますからできる限りスケジュールを守って、そして、安全な解体と着工をしてくださいという話をしておりますが、まだテナントがどうなるという話については聞き及んでおりません。
若干、実施設計が遅れておりまして、少し直しているようでありますから、それについて、できる限り早く市側に詳細を教えていただいて、そしてそれを市民の皆さん、地元の皆さんに、例えばイメージ図が少し変わるとかがあれば、なるべく早くお示しして欲しいと。その次にテナントとか、中身について、変更があれば教えていただきたいと思っております。いずれにしましても、実施設計が少し遅れておりまして、その内容をしっかりと把握して、その実施設計の描く図が変わるのであればまたお示しをいただきたい。その中身についても、教えていただきたいということを担当とMIRARTHホールディングスさんとの間で進めているところであります。
(記者)
ちなみに、その変更というのはかなり影響のある大きい変更になりそうという話ですか。
(市長)
部屋数が若干増えるまたは減るというようなこととか、駐車場が増えるまたは減るとか、そういう形を聞いております。これから出てくると思います。
以上であります。
(以上)
言葉遣いや明らかな言い間違い、言い直しがあったものなどを整理した上で掲載しています。
(作成:甲府市情報発信課)