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北公民館では、生涯を通して知恵や知力を獲得するため、家庭教育を基盤とし、高齢期にいたるあらゆる世代が「まなび」を体験、選択、参加できる教育活動の一環として、学級活動の推進に努めています。
「家庭教育学級」「女性学級」「高齢者学級」の大きく3つの学級において、それぞれのニーズに合わせた多岐にわたる内容で充実した活動を行っています。
[教育講座]
子育ての悩みや家庭学習法など、カウンセリング心理士、学校や塾の先生方、教育に関する専門分野の講師をお招きし、様々な問題や課題を解決していくヒントや具体的な工夫を学習します。
[健康講座]
ヨガ、ピラティス、体幹ストレッチ、姿勢トレーニング、筋膜リリース、3B体操など、各専門の講師の指導のもと、心身ともに健康な体作りを行います。
[アロマ講座]
自分の健康状態で改善したいことや好みの香りを選び、自然素材を使ったアロマスプレー、クリーム、石鹸作り、薬膳茶作りなどを行います。
[料理講座]
パン作りや簡単おかず作り、スパニッシュ料理、アイシングクッキー、郷土料理、味噌作り、キムチ作り、お出汁作りなど、人気の講座です。
[もの作り講座]
レザークラフト、フラワーアレンジメント、陶芸、親子工作、ボタニカルキャンドル、干支飾りなど、季節や用途に合わせた様々なもの作りを行います。
[マネー講座]
教育費や子どもの将来、自分の老後の生活を考えた貯蓄の工夫や、日々の生活の中での無駄な消費に気付き、今日からすぐに実践できる様々な工夫を学習します。
[館外学習]
市のバスを利用して、県内のいろいろな文化施設や各地域の産業施設などを見学し、それぞれの歴史や振興の様子などに触れて知識を深めていきます。学級生の皆さんでの昼食の時間も楽しみに、一日有意義な活動を行っています。
11日(木)、千塚高齢者学級で開級式を行いました。まず本田館長より石原学級長に「学級開設決定通知書」が渡され、令和6年度の千塚高齢者学級の活動がスタートしました。はじめの会では、恒例の「市民憲章朗読」「千塚高齢者学級の歌」「甲府市の歌」に続いて、廣瀬市議、武井社協会長、本田館長の来賓挨拶をいただき、学級長より今年度役員が紹介され、今年度も学級生の皆さんの協力で有意義な活動ができるよう確認しました。
続いて、毎年年度初めに来ていただいている砂田貢先生の「うたごえ教室」を行いました。いつも変わらぬ砂田先生のテノールの高らかに響く声にリードされて、皆さん気持よく懐かしい歌を声高らかに歌って楽しいひと時を過ごしました。お腹から声を出すことは元気の源、今年度も元気ハツラツに活動できそうです。
16日(火)、パンジー家庭学級が開級式に行い、続いて毎年たくさんの学級でお世話になっている廣瀬恵美先生をお招きして、「あかるい更年期」講座を行いました。まだまだ更年期にはほど遠い若いお母さん方でしたが、いずれ迎える更年期の前にどんな準備が必要か、体のメカニズムから詳しくお話いただき、皆さん熱心にメモを取りながら聞いていました。
18日(木)に、ひまわり・なでしこ家庭学級が開級式を行い、続いて毎年来ていただいている赤尾一恵先生をお招きして「ヨガ」講座を行いました。ストレスを貯めず、柔軟な心と体を保っていくために、無理をせず、できることから続けていくことが大切。リラックスした中で、一つ一つの動きをゆっくりとした呼吸で行い、心身ともにスッキリできたようです。
19日(金)に、マスカット家庭学級が開級式を行い、続いて他の学級生も参加して、北公民館では初めての「お出汁」講座を開きました。講師には、ミント家庭学級の岸本千華学級長に来ていただきました。家庭の味である味噌汁を皆さんどのように作っているか、味噌はどのように選んでいるか、味噌の他に調味料は何を入れているかなど、それぞれの家庭の作り方も様々であることがわかりました。昔から使われている味の素の話、煮干しや鰹節のパワーなど先生の話を興味深く熱心に皆さん聞き入っていました。鰹節の削り方も体験し、お出汁から作った美味しい味噌汁を御飯と一緒に味わい、あらためてお出汁本来の美味しさを五感で体感でき、皆さんとても満足した様子でした。
同じ日に、かえで家庭学級が開級式を行い、続いてこの学級で毎年来ていただいている廣瀬恵美先生をお招きして、「アロマ」講座を行いました。気温差が激しいこの時期、体調不良や肌のトラブルもそれぞれ感じている様子で、まず先生から、女性の体の特徴からどのような変化が現れるか、日常的に注意すべきことなど具体的にお話いただきました。それぞれ今持っている体の不調についてアドバイスをいただき、その対策の一つとして肌をケアしていくクレイパック作りも行いました。パックを体験したあとの肌ののツルツル感には皆さん感動していました。好みのアロマオイルも加えてオリジナルのパックを使うのが楽しみの様子でした。
26日(金)に、パンダ家庭学級が開級式を行い、続いて次田美香先生をお招きして「ピラティス」講座を行いました。ヨガとはまた違った健康な体作りで、インナーマッスルや体幹を鍛えて、姿勢を正しく整えていくエクササイズメソッドで、毎年次田先生に来ていただいて他の学級でもこの講座を行っています。皆さんリラックスできて体がスッキリ軽くなったと喜んでいました。講座を終えて、立ち姿勢が綺麗になった感じがしました。
この他、アイリス・くるみ・かわせみ・千塚地区女性学級が開級式を行い、今年度の活動計画内容の修正、追加等を学級生で話し合って、5月からの本格的な活動に向けて準備を進めました。
7日(火)に、つばき家庭学級が開級式を行い、続いて、廣瀬恵美先生の「あかるい更年期」講座を行いました。女性の体の仕組みや年齢とともに起こる体の不調について詳しくお話いただき、今それぞれが抱える体の不調や、いずれ迎える更年期に向けて、どのように対策していけばよいか、学級生も熱心にメモを取りながら学んでいました。最後には体調に合わせたアロマクリームも作り、とても充実した時間となりました。
8日(水)に、パンダ家庭学級が小山純子先生をお招きして、「ボタニカルキャンドル作り」の講座を行いました。北公民館の学級活動では初めての講座でした。まず素材選びから皆さん悩みながらも、好みの色合わせで素材を選び製作にかかりました。一つ一つの素材を細かくカッティングし、ピンセットを使って二重になっている器の隙間に入れていく作業に皆さん集中して取り組んでいました。器の中の素材を固める作業は、先生に見本を示していただき、それぞれに夏に向けて涼しげな素敵な作品が完成しました。
15日(水)に、甲府市高齢者学級協議会のグラウンドゴルフ大会が、好天の中、緑ヶ丘のふじてん野球場で行われました。昨年度までの2年間は改修工事が行われたため、3年ぶりの野球場での開催となりました。まず、今年度、本協議会副会長となられた石原学級長さんの司会のもと、甲府市長はじめ来賓の方々をお招きして開会行事が行われました。全16チームの参加の中、千塚高齢者学級からは3チームが出場し、どのチームも日頃の練習の成果を発揮して数々の好プレーが見られました。接戦の結果、千塚Cチームが準優勝(市議会議長賞)、千塚Aチームが第4位(甲府市高齢者学級協議会会長賞)を見事受賞しました。なんと千塚Cチームは、5人全員がホールインワンを出したそうです。千塚が上位4位の中に2チームも入るという、かつて無い快挙を成し遂げて皆さん大喜びでした。Bチームはおしくも入賞できませんでしたが、参加された3チーム15名の皆さん大変お疲れ様でした。
同じ日に、かわせみ女性学級が岩下百合香先生をお招きして、「体操で健康づくり」講座を行いました。実は、当初お願いしていた先生が急遽来れなくなり中止にするか考える中、学級生のお知り合いの岩下先生に連絡をとったところ、大変お忙しい中、なんとラッキーなことに、その日のその時間だけは空いているので大丈夫とのことで快く講師を引き受けてくださいました。岩下先生は、北東公民館のジャスミン学級の学級長さんであり、今年度甲府市女性学級連絡協議会の会長さんでもありました。大変朗らかで、表情豊かにハツラツと、一つ一つの動きの意味と意識するところを丁寧にご指導くださり、皆さん大変満足して、先生に来ていただいたことに感謝していました。
21日(火)に、かえで家庭学級が堀内貢次先生をお招きして、「背骨コンディショニング」講座を行いました。堀内先生は昨年度も他の学級で何回も来ていただきましたが、かえで学級では初めての健康講座でした。最初に背骨を整えることの効果をお話してくださり、そのあと自分の体の歪みを知るチェックを行いました。それぞれの動きで痛みを感じたり、動きが悪い場所を確認して、それを改善していく体操を簡単な道具を使いながら行いました。体操を終えて、皆さん体がスッキリして姿勢が良くなった感じがするととても満足していました。
22日(水)に、パンジー家庭学級が飯島正樹先生をお招きして、「知っておきたい相続・贈与の基礎知識と税金」講座を行いました。この講座はここ最近では初めて行う講座でしたが、若いお母さん方が受講されていることに飯島先生も感心なされていました。30数ページもの資料をもとに、大変穏やかな口調でお話してくださり、学級生の皆さんもメモを取りながら大変熱心に聞いていました。実際に相続関係に直面する前に、様々な仕組みや手続きについて知っておくことはとても大切なことで、学級生も自分の家族のことに置き換えて、今から対策できることは何か考えながら、先生の具体的な事例の話を聞いていました。
23日(木)に、マスカットとミントの家庭学級が合同で中込さと子先生をお招きして、「性教育」講座を行いました。ミント学級は、今年度最初の講座でしたので開級式も行いました。今回講師をお願いした中込先生は、信州大学医学部保健学科の教授で、毎週木曜日に県立中央病院の出生前診断のカウンセリングで来甲しており、時々県立大学でも講義等をされているとのことです。マスカット学級の折井学級長さんが、ぜひ中込先生の性教育講座を行いたいとの願いから直接先生と連絡を取り、お忙しいスケジュールの中、この講座を実施することができました。他の学級にも声をかけて、たくさんのお母さん方が参加して先生のお話を聞くことができました。子どもの成長に合わせて、家庭の中で行う性教育の必要性について丁寧に詳しく教えていただきました。学級生の皆さんは、実際に自分の家庭でどのように性教育ができるのか戸惑いながらもその必要性を実感している様子でした。
同じ日に、くるみ女性学級が清水藤美先生をお招きして、「多肉植物の寄せ植え」講座を行いました。くるみ学級では毎年この講座を楽しみにしていて、今回は、吊るし籠の中にかわいらしい多種の素材を植えこんでいく作業になりました。皆さんそれぞれの素材を壊さないように丁寧に慎重に扱って、配置に悩みながらも好みの寄せ合わせに個性が現れて、素敵な作品に仕上がりました。このあとの成長していく様子が楽しみですね。
同じ日の午後、千塚高齢者学級が山岸仁先生をお招きして、「歴史を知る〜明治維新の立役者、坂本龍馬について〜」と題して講演をしていただきました。山岸先生は千塚地区在住で、地域の自治会長や千塚連合自治会長など長年にわたって活躍され、地元に大きく貢献された方で、現在92歳。パソコンで打った5ページにわたる資料を用意していただき、はっきりした口調で、熱のこもったお話をしていただきました。昨年の今頃は両膝の手術をしていたとのことでしたが、何よりもこのように元気な姿で講演をしていただいたことに、学級生の皆さんも驚いていました。話の中では、「龍馬会」と言われる会が米国、フランス、オランダなど、国内外に167もあると知り、山梨でも2003年に「山梨龍馬会甲斐援隊」として発足したそうで、坂本龍馬の人気ぶりにも驚いていました。その最大の要因は無血革命による大政奉還の成就にあったとのことですが、そのすぐ後の11月15日に近江屋において暗殺されたことは誠に残念なことであったと先生も強くその思いをお話されていました。また、龍馬が江戸にある千葉定吉のもとで剣術修行中に出会った娘千葉佐那との出会いと別れにまつわる話は、悲しく心を打たれるものでした。甲府の横沢の清運寺に佐那の墓があり、墓石には「坂本龍馬室」と刻まれているということで、NHKで坂本龍馬の大河ドラマが放映された頃は、多くの方が参拝されたとのことでした。歴史上の大変貴重なお話を聞くことができ、有意義な学習の機会となりました。
27日(月)に、子育て相談カウンセラーの川邉修作先生をお招きして、第1回家庭教育講座を開催しました。あさがお家庭学級がこの講座への参加を希望し、今年度最初の学級活動となったので、恒例の開級式を行い、館長より開設許可書を渡していただきました。川邉先生には、毎年この講座の講師をお願いし、今回も幼少期から義務教育期間の子どもたちの成長過程で大切な親としての関わり方を教えていただきました。また、これまでのたくさんのカウンセリングの事例からのお話も聞き、親も我慢強く子どもを見守る姿勢を持ち続けることの大切さもあらためて学ぶことができました。川邉先生のお話は、何回聞いてもその時々の我が子の様子に照らしあわせて自分自身の関わり方を振り返り反省することができることから、毎年この講座を楽しみにして、今年で4回目というお母さんもいました。初めて受講された保護者の方々にとっても大変有意義な学習の機会となり、とても参考になるお話が聞けてよかったと感想を述べていました。川邉先生、また来年もよろしくお願いいたします。
28日(火)に、千塚地区女性学級が、毎年お世話になっている戸澤明美先生をお招きして、「3B体操で健康づくり」講座を行いました。戸澤先生には年度のはじめのこの時期に来ていただいていますが、学級生の皆さんは、無理なく楽しくできる先生の体操をいつも楽しみにしています。まずは椅子に座って、頭を働かせながら行う体操からはじめ、道具を使いながら徐々に体を動かし、最後はサンバの音楽に合わせ、フロアー全体を使ってリズミカルに全身運動をして心地よい汗を流していました。
31日(金)に、ライム家庭学級が、今年度最初の学習(北公民館で最初の庁用バス利用館外学習)を行いました。まず、開級式を行い、いざ出発。今回は、近いところで時間をゆったり使って行けるコースを担当の学級生が提案してくれ、酒折ワイナリーを見学することになりました。学級生の皆さんは甲府に住んでいて、ここにワイナリーがあることは知っていたけれども一度も立ち寄ったことはなく、皆さんにとって初めての施設見学になりました。事前情報では、酒折といえば「甲州ドライ」が有名で、伊勢志摩サミットでも提供され日本料理に合うワインが大変美味しいとのことでした。このワインで製造部がおススメする相性の良い料理は、冷ややっこ(+粉チーズ・オリーブオイル・ブラックペッパー・岩塩)、きゅうりの浅漬け、長芋のおかか乗せ、じゃがりこサラダ味だそうです。「酒折」は、古事記・日本書紀に記された山梨で最も古い地名とのことで、ワイナリーのエントランスには、古事記のヤマトタケル物語を表したステンドグラスが飾られていました。ワイン製造の様々な過程をスタッフの案内で詳しい説明を聞きながら見学することができました。製造から貯蔵のすべてが大きな建物の中にあり、温度管理がされていることには驚きました。また、館内には有名人が来館した色紙も飾られており、その中にデヴィ夫人の色紙もありこれも驚きました。甲府盆地を見渡す高台の館外スペースで休憩を取り、昼食場所(甲府市和田町にある「醸し薬膳"さんさんと"」)へ移動しました。食材と調理にこだわった美味しいランチを食べながら会話も弾み、有意義な時間を満喫して館外学習を終了しました。
同じ日に、アイリス女性学級が、斉木亮哉先生をお招きして、「社会ですぐ使えるSNS操作」の講座を行いました。昨今の時代の流れに乗って、「インスタグラムの活用の仕方」について詳しく教えていただきました。学級生の中には、すでにインスタをやっている方もいて、どんな風に使っているのか話を聞いたり、また、よりよい使い方について斉木先生からアドバイスを頂いたり、全く初めての学級生も関心を持って学習できたそうです。講座を終えて早速インスタを実践した学級生もいて、世界が広がったとその後の様子も教えてくれました。
6日(木)に、ミント家庭学級とアイリス女性学級が合同で庁用バスを利用して館外学習を行いました。今回は、北杜市長坂町の清光寺を訪問し、江川拓光副住職様のご指導のもと、座禅、写経、精進料理の体験をさせていただきました。当日は、曹洞宗青年会の5名の僧侶の方々の協力を得て丁寧なご指導をいただきました。まず最初に本堂で座禅体験をしました。江川副住職様から座禅の作法と心構えについて一つ一つ丁寧にご指導いただき、鐘3回(止静鐘)で座禅が始まりました。静寂な空気の中、警策の体験もさせていただき、鐘1回(放禅鐘)で座禅を終了しました。次に客殿で写経体験をしました。写経の心得と作法を学び、準備を整え一度合掌し、文字一つ一つを仏様と思って丁寧に書いていきました。写経の最後に願意を書き、本堂に奉納して終了しました。日常から解放され、心が安らぎ清められた時間を過ごすことができました。このあとは楽しみにしていた精進料理をいただく時間です。まず今日の料理の内容について詳しく説明していただきました。5種類の器(「飯椀」「汁椀」「坪椀:和え物」「平皿:煮物や炒め物」「椿皿:漬物」)に盛られた一汁五菜のお膳が用意され、ご指導いただいた僧侶の皆様と一緒に和やかに会話をしながら食事をさせていただきました。干し椎茸、昆布、干瓢でとった出汁で作ったひと品ひと品は、意外と味がしっかりついていてとても美味しく、出汁をとったあとの材料を細かくして炊き込んだご飯は少しお焦げもあり、皆さん次々におかわりをしていました。食事のあとは、グールプに分かれての茶話会を開いてくださり、いろいろなお話を聞かせていただきました。とても充実した学習の機会となり、江川副住職様はじめ、ご協力いただいた僧侶の皆様に心より感謝申し上げます。
12日(水)に、ひまわり・なでしこ家庭学級が、次田美香先生をお招きして、「ピラティス」講座を行いました。次田先生には他の学級でも毎年来ていただいていますが、ひまわり・なでしこ学級は今回が初めての講座となりました。丹田を意識しながら自然な呼吸や4秒で吸って8秒で息を吐く深い呼吸をしながら、柔軟性と体のバランスを整えていきました。皆さん初めての体験でしたが、とても満足していました。
同じ日に、かわせみ女性学級が、県政出張講座を利用して、マイナンバー制度について学習しました。講師には、山梨県DX・情報政策推進統括官主任の保坂卓哉様に来ていただき、資料に沿って詳しく説明していただきました。マイナンバー制度の目的としては、行政の効率化、国民の利便性の向上、公平・公正な社会の実現があげられ、その利活用についての説明の中で、マイナンバーカードの健康保険証利用に関わって学級生からもたくさんの質問が出ていました。国では、日常生活の様々な場面や民間サービスとの連携によって、マイナンバーカードの利用拡大を推進しているとのことでしたが、学級生の皆さんは、何よりも第一に安全性、信頼性を追求して欲しいと要望していました。
13日(木)に、かえで家庭学級が、小山純子先生をお招きして、「ボタニカルキャンドル作り」の講座を行いました。5月にパンダ学級で初めて小山先生にご指導いただいたので、今回が2回目の講座になりました。前回とはまた雰囲気が違った夏にピッタリの海をイメージした素材を用意していただきました。先生が作られた模範の作品を見て、学級生の皆さんは「わーすてきー」と声を上げていました。いざ作業に入ると細かくカットした素材の組み合わせに悩みながら、黙々と作業に取り組んでいました。今回はヒトデをどこに置いていくかがポイントになったようですが、皆さんそれぞれに海中の風景をイメージした素敵なボタニカルキャンドルが完成しました。
同じ日に、くるみ女性学級が、岩下百合香先生をお招きして、「エクササイズで健康づくり」講座を行いました。岩下先生には先月、かわせみ学級で急遽講師をお引き受けくださり、椅子に座っての健康体操を大変楽しく行っていただきましたが、今回は、頭、肩、腕、腰から足の指先まで、全身を整えていく体操を、楽しいお話を交えてご指導いただきました。学級生の皆さん、普段使っていない筋肉をほぐしながら、家でも手軽にできて健康でい続ける体操を熱心に行っていました。
さらに同じ日の午後、千塚高齢者学級が、県警察本部交通部交通企画課の安全教育担当係長の青柳賢様と、同じく安全教育担当主任の荒木みな子様をお招きして、「交通安全教室〜ケンちゃんの腹話術〜」を行いました。講師のお二人の絶妙なコンビネーションとケンちゃんとの楽しいやり取りで、大変楽しく、学級生の皆さんの笑いが絶えない様子でした。夜間歩行がどのくらい危険か、実際にドライバー目線で歩行者を見る体験や、横断歩道の渡り方の実践もして、日頃の交通安全について改めて大切な学習をすることができました。
14日(金)に、第2回家庭教育講座を行いました。講師として千塚小学校の鈴木紫教頭先生をお招きし、「よりよい小学校生活を送るために〜ともに学び、ともに成長〜」をテーマにお話いただきました。今回は、小学校の保護者対象の講座でしたが、1年生のお母さん方の参加が多くありました。鈴木教頭先生からは、小学校6年間の子どもの成長の特徴や成長に合わせた子育てについて、パワーポイントを使って具体的なお話がありました。「子どもが6歳ということは、親も6歳、6年前の自分と比べて変わったことは?」「「躾は"つ"のつくうちに!」「実は大きな"10歳の壁"」「どうして家庭学習が必要なの?」など、大変有意義な話題から、お母さん方の子育ての悩みへのアドバイスまで、ともに学び合う充実した時間を過ごすことができました。
18日(火)に、パンジー家庭学級が、坂本里花先生をお招きして、「アイシングクッキー作り」の講座を行いました。学級生の皆さんは、今回のアイシングクッキーを初めて体験する方が多く、とても楽しみにしていました。先生が作られた見本の作品がとても可愛いらしく、ワクワクしながら作り方の説明を聞いて作業に入りました。先生から細い線の書き方や塗りつぶしのコツを丁寧にご指導いただき、同じ形のクッキーでも、色使いや装飾の仕方で個性的な作品が出来上がるということで、皆さん工夫しながら無言で作業に取り組んでいました。仕上がりは上々、今度は親子でできるように、さっそく今後の計画を相談していました。
19日(水)に、第3回家庭教育講座を行いました。講師として北西中学校1年主任の瀬田昌子先生をお招きし、「充実した中学校生活を送るために〜将来に向けて〜」をテーマにお話いただきました。今回は、小学校高学年から中学校の保護者を対象の講座でしたが、小学校のお母さん方の参加が多く、特に初めてのお子さんを持つ方が関心を持って参加されたことにこの講座の必要性を改めて感じました。瀬田先生からは、義務教育最後の3年間を、親子でどのように過ごしていくことが大切か、パワーポイントを使って詳しくお話いただきました。「中学校は何をするところ?」「3年間の成長の変化は?」「どんな進路選択をするのか?」など、短い中学校生活の中で、たくさんの大切な経験を積み、将来社会人として自立していく我が子とどのように向き合い見守っていくか、有意義なお話をしていただきました。後半の質疑応答では、やはり進路選択のことや現在の高校入試制度についての質問が多く出され、瀬田先生から分かりやすくお話いただき、大変参考になったとお母さん方が感想を述べていました。
21日(金)に、ライム家庭学級が、赤尾一恵先生をお招きして、「ヨガ」講座を行いました。赤尾先生には毎年他の学級でご指導いただいていますが、ライム学級では初めての講座になりました。学級生の皆さん楽しみにしていましたが、当日急な事情で参加できない方もでて少人数になりましたが、先生のご指導のもと、日常から離れてゆったりとした時間を過ごすことができました。静かな呼吸とともに無理なく心地よいところで姿勢をキープして、様々なポーズをとって心身をリラックスさせることができ、体が軽くなった感じがすると皆さん大変満足していました。
25日(火)に、千塚地区女性学級が、砂田貢先生をお招きして、「うたごえ教室」の講座を行いました。砂田先生には、毎年、千塚地区女性学級と千塚高齢者学級のうたごえ教室に来ていただいています。また、助手として砂田先生のお二人のご友人が、パワーポイントを使ってスクリーンへの歌詞の写し出しと、CDの操作をお手伝いいただいています。砂田先生のテノールの美しい声にリードしていただき、学級生の皆さんの元気な歌声がホールいっぱいに広がりました。休憩時間には、毎年恒例の「なぞなぞ」が出され、見事正解した学級生には先生からプレゼントが渡されました。懐かしい曲の数々に、当時を思い浮かべながら、楽しい時間があっという間に過ぎてしまいました。
26日(水)に、あさがお家庭学級が、向山美和子先生をお招きして、「メキシコ家庭料理」の講座を行いました。向山先生のたくさんのレシピの中から、今回は学級生の希望に答えていただき、「チリコンカン」「サルサソース」「ワカモレ」「ガーリックポテト」「レモンのムース」の5品を作っていきました。レシピを見ながら、作業を分担して手際よくひと品ひと品が完成していきました。思ったよりも手軽に美味しく作ることができた様子で、試食をしながら、さっそく家で子どもたちと一緒に作ってみようと話していました。
27日(木)に、パンダ家庭学級が、廣瀬恵美先生をお招きして、「アロマでナチュラルコスメ作り」の講座を行いました。今年度、廣瀬先生のコスメ作り講座では、4月に初めてクレイを使ったパックと化粧水作りをしていただきましたが、今回が2回めとなりました。クレイは、毛穴よごれや過剰な皮脂によるテカリやベタつきを除き、ミネラルを含んでいるので肌にうるおいを与える効果も期待できるそうです。学級生それぞれに気になる肌のケアーをするために、クレイも用途に合わせて3種類の中から選んでパック作りをし、実際に腕にパックして、肌に艶が出て、さらにしっとり感に満足してその効果を実感していました。
3日(水)に、ひまわり・なでしこ家庭学級が、17日(水)に、かわせみ女性学級が、降矢美幸先生をお招きして、「漢方」講座を行いました。まず、様々な体の不調はどこからくるのか、何が欠如しているのか、改善していくには何を補っていけばいいのか、詳しく説明していただきました。学級生の皆さんは、自分自身の不調の改善策を知るだけでなく、家族の様子も合わせて改善の手立てを熱心に学んでいました。最後に、それぞれの体調を改善していく薬草を調合して薬膳茶作りをしました。様々な薬草の香りと色合いで出来上がった"私だけの薬膳茶"に、学級生の皆さんとても満足気でした。
4日(木)に、つばき家庭学級が、赤尾一恵先生をお招きして、「ヨガ」講座を行いました。少人数の参加でしたが、ゆったりとした空間と時間を使って、心身ともにリラックスして心地よく体を整えていくことができたようです。つばき学級では、今回赤尾先生のヨガは初めての体験になりましたが、学級生は、「赤尾先生の声掛けのトーンが何とも言えない心地よさでとても良かった。」と感想を述べていました。
同じ日に、ミント家庭学級が、中村由香先生をお招きして、毎年楽しみにしている「レザークラフト」講座を行いました。昨年作った手帳カバーは、筆記用具やスマホも入れられるように工夫して、毎日使って重宝しているとのことでした。今回は手提げバッグ作りに挑戦。厚手で丈夫な帆布生地の縫製に苦労しながらも、バッグの内側に水筒入れを付けたり、家の鍵類を革紐で吊るす工夫をしたり、年々皆さん腕を上げている様子でした。
5日(金)に、第4回家庭教育講座を行いました。講師として、"トトロ倶楽部"の岩﨑美紀先生をお招きして、「感想文は得意?苦手?〜親のかかわり方〜」をテーマにお話いただきました。小学校、中学校の全学年の保護者を対象とした講座でしたが、多くのお母さん方の参加がありました。岩﨑先生からは、実際に"トトロ倶楽部"で子どもたちに関わっている様子を、具体的に子どもたちの書いた作文の資料を使ってお話いただきました。その中で、子どもたちが作文や感想文に取り組むとき、子どもたちの五感からたくさんの言葉を引き出す対話や体験の必要性と、親がどのような言葉かけで関わっていったらよいかを学ぶことができました。途中、4人のお母さんが袋の中に入っているものを触って、それは何かをみなさんに当ててもらうヒントを伝えるゲームでした。まさに五感を使って、いかに的確な言葉で伝えていくかを体験できるものでした。また、岩﨑先生から沢山の本を紹介していただき、読書感想文の本の選び方についても詳しく教えていただきました。子どもたちが体験と合わせて興味を持つ本に出会った時、五感を使って子どもたちから魔法のように出てくるたくさんの言葉の一つ一つを大切にして対話をしていくことも学び、大変有意義な学習の時間はあっという間に過ぎてしまいました。
11日(木)に、かえで家庭学級が、ライム家庭学級の北島美紀さんに講師をお願いし、北島さんのパン教室で、「パン作り」講座を行いました。今回は、"ベーコンチーズフランス"を作りましたが、生地の成形から焼き上げまで、みなさん熱心に丁寧に手作りのよさを十分発揮して作っていました。焼き上がったパンは、それぞれお持ち帰り用と試食用に分けて、最後にみなさんで自分で作ったパンの試食会をしました。焼きたてのパンの香ばしい香りに包まれて、美味しくできたパンに満足して、至福のときを過ごすことができたようです。
12日(金)に、アイリス女性学級が、玉川眞奈美先生をお招きして、「メンタルヘルス 自分を知ってイキイキと!」の講座を行いました。玉川先生には、他の学級でも何回も「免疫力を高める簡単おかず作り」の料理講座でお世話になっていすが、座学は今回が初めてでした。たくさんの資料を用意していただいた中で、まず、自分の体の不調(頭痛、肩コリ、胃の不調、便秘、イライラ、不眠など)をどのように改善していくか、その一つの方法としてのツボ療法を具体的に教えていただきました。また、毎日の食事について、「知って健康 薬膳、香辛野菜、発酵食品」のお話もしていただきました。薬膳の基本となる考え「陰陽」「五行」「五臓」「五味」の話から、健康な人であれば、普段の生活の中で「五味」をバランスよく食べるようにすれば良いこと、食材には「五性」があり、食材の温める力・冷やす力を活かして体を「平性」に保つことが大切であること、また、発酵食品の6つの効果についてのお話など、大変勉強になるたくさんの充実した内容を学ぶことができました。最後には、玉川先生が作ったドライフルーツを味わい、お店に依頼されて、今が旬の食材やドライフルーツを使って作ったパフェの写真を見せていただいて、学びの多い講座を終了しました。
17日(水)に、千塚高齢者学級が、地域にある"おさだ内科クリニック"院長長田満先生をお招きして、「高齢者の健康管理〜天寿を全うするために〜」をテーマに講演していただきました。当日は、甲府市が発行した"わたしの想いノート"を元に、県央ネットやまなし在宅医療・介護連携分科会が作成した"わたしの想いノート〜自分の人生の物語を想像してみませんか〜"の冊子を使いながらお話をしていただきました。まず、この冊子の1ページに書かれている「いつでも元気に過ごせるように、健康を保つことは大切です。しかし、老いや病気などは誰にでも訪れます。(中略)「もしも」の時のために、「今」考えておくことが、あなたらしく過ごす第一歩となり、またあなたの意志が家族の支えにつながり、道しるべとなります。」の言葉を引用しながら、長田先生が長年に渡って診てきた患者さんが、どのように天寿を全うされたか、家族の関わりがどうであったか、その事例をお話くださいました。このノートを開いて、"今"自分ができること、家族に伝えられることを書き留め、そして話していくことの大切さを痛感し、自分のこととして考えるよい機会となりました。学級生からは、今の自分の現状から、先生にアドバイスを貰いたいことの質問も出され、様々なケースを皆さんで共有することができました。今日の講座に参加した学級生の中には、90才を超えている学級生が何人かいることに長田先生も大変驚いて、普段、健康的な生活が保たれている成果であると称賛されていました。
25日(木)に、くるみ女性学級が、あさがお家庭学級の学級長荒井典子さんを講師にお招きして、「季節のハーブティー」講座を行いました。様々なハーブの効能や効果を詳しくお話していただき、学級生も熱心にメモをとっていました。そのつど実際にお茶にして、その香りや味を試飲して、その味わいを堪能していました。先生からは、庭先によく見かけるローズマリーは、葉に爽快で力強い香りがあって、いつでも利用できる常緑樹であるうえに、料理、美容、芳香剤、薬用など、ハーブの中でも特に幅広い用途があるので、庭に1株あると便利なので、おすすめのハーブとのことでした。学級生は、「家の庭にもあるハーブを有効に使っていかないともったいないね。」と会話も弾みながら、今日の講座にとても満足した様子でした。
26日(金)に、第5回家庭教育講座を行いました。講師として、山梨大学教育学研究科教授であり、山梨大学附属中学校校長でもある早川健先生をお招きして、「親子で算数を楽しく学ぼう!」のテーマのもと、小学校1年生から6年生までの子どもたちが、お母さんと一緒に考え、一緒に活動する講座を行いました。まずは、1年生の数の数え方から。「"4"と"7"は何て数える?」先生の問いかけに、みんな声を揃えて"1"から"10"まで数え始めました。「今度は"つ"をつけて数えてみるとどうなる?」みんな数え方の不思議を体感しました。続いて、「ここにあるたくさんのクリップがいくつあるのかどうやって数える?」そのコツは、10個のまとまりを作っていくと簡単に数えられることを学びました。高学年の子どもたちも復習になってよいと喜んで取り組んでいました。前半の学習が終わって休憩時間に、今年度初めて学級活動をスタートさせた"小1ライチ学級"の開級式を行いました。学級長には、昨年度、小2ライム学級で学級長をして頂いた島﨑さんが快く引く受けてくださいました。後半の学習は、繋がった四角の辺の数を数える方法を式で表していく問題に取り組みました。低学年には少し難しい学習でしたので、早川先生が用意してくださったパターンブロックで好きなものを作っていく課題に取り組みました。1年生が、花を綺麗に立体的に作っていく発想に驚きました。辺の数を表す式はお母さんとも一緒に考えながら、みんな集中して熱心に取り組み、何通りもの式が発表されました。子どもたちの思考力を高め、できた喜びを味わうことができた機会となりました。最後は、パターンブロックを使って親子で陣取りゲームをしました。ジャンケンをして集めたブロックの面積を計算して勝敗を決めます。みんな大騒ぎでゲームに夢中になって取り組み、最終的に全体の中で一番広い陣地をとったのは、6年生の女の子でした。算数の様々な学びを通して、その面白さを感じることができた講座となりました。
31日(水)に、パンダ家庭学級が、学級生の石原真由美さんに講師をお願いして、「カタリーヌフラワー作り」の講座を行いました。"カタリーヌフラワー"は、ハイブリッド触媒「ラーフエイド」コーティングが施されているアーティフィシャルフラワー(造花)で、一度コーティングすると、お花自体の状態が綺麗を保っている間は、抗ウイルス・抗菌・消臭の効果が長期間継続するものだそうです。県内では石原さんが初めてこの花を扱って、石原さんの教室でも、今とても人気の作品と聞きました。家の中はもちろん、車の中や、キーホルダーにしたり、バッグに付けたり、みなさんアレンジを工夫して作っているそうです。まず初めに、どのくらいその効果があるのか実験をしてくれました。2つの容器にアンモニアの匂いをつけ、その匂いを嗅いだあと、1つの容器にアーティフィシャルフラワーを入れて少し時間がたったあとに、もう一度2つの容器の匂いを比較してみたところ、見事にフラワーを入れた容器は匂いが全く感じられなくなっていて皆さん驚いていました。今回は、吊るしても置いても使えるように、それぞれ好みの花や葉の組み合わせを工夫して、リボンで飾りをつけて、どれも素敵な作品を完成させました。
1日(木)に、千塚地区女性学級が民謡教室を行いました。講師は土橋学級長。毎年8月に行っている恒例の講座で、地域の夏祭りや、市の文化祭の発表に向けての練習です。レパートリーも多く、地域の子どもたちに教えることもあるそうです。今夏の猛暑で参加者は少なかったですが、鳴子の音を響かせながら、土橋学級長さんに続いて熱心に練習していました。
19日(月)に、第6回家庭教育講座を行いました。講師として、甲府第一高等学校の今村勇二先生をお招きして、「高校生活を充実させるために〜各高校の特徴を知る〜」をテーマにお話いただきました。今回は、小学校高学年から中学校までを対象とした講座でしたが、やはり中学校の参加が多く、皆さん親子での参加がほとんどでした。中には小学校4年生の親子も希望で参加され、関心の高さを感じました。今村先生からは、高校の種類について、公立や私立、全日制・定時制・通信制、単位制・総合制、普通科・専門教育学科・総合学科・職業に関する科など、それぞれの特徴を教えていただき、また、高校入試については、前期、後期の内容や今年度変わっていくところなど、パワーポイントで具体的にお話くださり、保護者も子どもたちも、興味関心をもって熱心に聞いていました。中学3年生の親子は、2学期も近づき、いよいよ入試の取組本番に入っていく緊張した面持ちでしたが、今村先生の時にはユーモアを交えたお話に、皆さんリラックスした雰囲気の中で様々な情報を得て、とても有意義な時間を過ごすことができました。
20日(火)に、小学生の親子工作教室を行いました。今年も甲府市林政課の石原さんにご指導いただきました。最初に、林政課の取組として間伐材の利用等の話を聞きました。今年は、新たな取組として間伐材を繊維化して、"こうふPR大使武田ハルくん"が描かれたハンカチを作製したとのことで、思いがけずハンカチのプレゼントをいただき、皆さん大喜びでした。今回、山梨大学の研修生がお手伝いくださり、子どもたちもアドバイスをもらったり、会話を楽しみながら思い思いの工作を楽しんでいました。まずはじめに全員で恒例のコマ作りをして、親子揃ってのコマ回し大会を行いました。回し方のコツを石原さんに教えてもらい、子どもたちも練習を重ねて本番にのぞみましたが、なんと優勝したのは1年生のお母さんでした。そのあと、見本を参考に鉛筆立てや小物入れを作ったり、自分で考えてきたものを作ったりと、だんだん自分の作品が出来上がっていくことに嬉しさを感じながら熱心に取り組んでいました。お母さん方も子どもたちもそれぞれいい作品が仕上がりましたが、2年生が作ったゴジラ、4年生が作った恐竜は見事な作品になりました。
22日(木)に、千塚高齢者学級が、8月恒例の映画鑑賞会を行いました。副学級長であり、歴史部長を担当している望月さんが、今年は、北杜市高根町の浅川伯教(のりたか)・巧(たくみ)兄弟資料館からDVDを借りてきてくださり、「道ー白磁の人ー」を鑑賞しました。これは、小説「白磁の人」(江宮隆之著)が映画化さらたもので、主人公の浅川巧氏は、明治24年1月15日、現在の北杜市高根町で生まれ、その存在とその生き方は、この小説によって人々に感動を呼び起こしたそうです。巧氏は、県立農林学校で林業を学び、兄の行っていた韓国に渡って朝鮮総督府山林課で勤務し、はげ山となった山を緑化するためにイ・チョンソムと共に養苗に取り組みました。朝鮮語を学び、イ・チョンソムと行動を共にして、朝鮮民族の側に立って献身的に働き、みごとに養苗に成功して植樹を次々と進めていきました。同時に、兄の影響もあって朝鮮の白磁の美しさにも目を開かれて、兄らと共に白磁の収集にも力を注ぎ、「朝鮮民俗資料館」を建設することにも大きく携わりました。その過程で、朝鮮民族の白磁を創造した素晴らしさに感動して各地の釜を調べたり、日常生活で使われている器を収集して歩き、そして何よりもすごいことは、朝鮮語を語り、朝鮮の衣服をまとって完全に朝鮮の人々に寄り添った生活を貫いたことでした。40才という若さで急性肺炎で亡くなってしまいますが、巧氏の生前の行動に感銘していた朝鮮の人々が大勢駆けつけて盛大な葬儀を行い、今も浅川巧氏の墓苑は、朝鮮の人々によって守られているとのことです。浅川巧氏の献身的な人間愛に強く感動し、学級生の皆さん感涙していました。
23日(金)に、パンジー家庭学級が、親子陶芸教室を行いました。今回は、講師の山主郁子先生の陶芸教室(あそびごころの陶芸教室)に行って、先生のご指導のもと思い思いの作品を作っていきました。まずはじめに、山主先生が、作り方の工程を説明しながら、実際に使う道具の使い方から作品を仕上げるところまで丁寧に教えてくださいました。この時は、自分が作りたいものに使う土と、装飾に使う土と、2種類の土を用意してくださいました。手で土を練り、「手びねり」(土を平たくして底を作り、その上に紐状にした土を積み上げていく作り方)でお皿やカップ、物入れ、一輪挿しなど、世界にひとつだけの作品を作っていきました。自然の恵みの土を最後まで使いきるように、箸置きやペンダントなども加えて作りました。子どもたちも集中して取り組み、時間もあっという間に過ぎてしまいました。出来上がった作品にみんな満足した様子で、焼き上がりを楽しみにしていました。
3日(火)に、つばき家庭学級が、荒井学級長さんに講師をお願いして、「アロマクリーム作り」の講座を行いました。まず、荒井さんからは、これまでの酷暑や厳しい残暑が続いている中、眩しい日差しに日々肌も傷めつけられている状態にあり、毎日の予防とケアがいかに大切かを教えていただきました。今回は、クレーを使った肌ケアのためのクリーム作りでした。気になる肌の状態に合わせて改善していくクレーを使い、希望する効果のある精油を選んでクレーに練り込み、それぞれの好みにピッタリのクリームを作っていきました。学級生もクリームのなめらかさと香りに大満足で、さっそく今夜から使うのが楽しみの様子でした。
4日(水)に、かわせみ女性学級が、市の長寿介護課の出前講座で、課長補佐の木之瀬さんに来ていただき、「介護保険制度について」の講座を行いました。まず、木之瀬さんからは、甲府の情報誌「医療・介護(令和6〜8年度版)」を用意してくださり、「介護保険制度改正のポイント」について、介護保険のしくみや、介護保険サービスの利用の手順、また、サービスの費用等を詳しく説明していただきました。実際に学級生の中には、今まさに身内の介護を行いながら毎日を過ごしている方や、長年介護の生活を送ってきた方など、それぞれの体験やその苦労、悩み等、皆さんで話していく中で、いかに介護生活を負担なくストレスなく行っていくのがよいか、木之瀬さんからたくさんの事例からのアドバイスをいただき、今直面している課題を一つ一つよい方向に解決していく方策を知ることができました。将来自分が介護される状況になるかもしれない不安や心配もある中、様々な介護予防のサービスも受けられることも学びました。何しろ困った時は、地域の包括支援センターに相談していくことが一番で、介護保険は、「予防」と「安心」で暮らしを支える制度であることを改めて学ぶ機会となりました。
6日(金)に、かえで家庭学級が、庁用バスを利用して、館外学習を行いました。まだまだ日々厳しい残暑が続いている中でも、秋の空を感じる素晴らしい天気に恵まれて、勝沼の"ハーブ庭園旅日記"の見学に行きました。外の見学でしたので、学級生の皆さん日傘をさして園内を移動し、場所場所でミストを浴びて束の間の涼しさを感じながら、職員の方の説明を熱心に聞いていました。中でも、"コーラプラント"、"シナモンバジル"、"レモンバーベナ"、"カレープラント"など、珍しいハーブの香りが、まさに名前通りの香りには皆さん驚いていました。途中、思いがけず観光客の方に勧められ、額の中に入った集合写真を撮っていただきました。また、1メートルにも届きそうに成長した"コキア"の群れにも驚き、その中の1つがマスコットキャラクターに似ていて思わず笑みがこぼれました。紅葉の時期には真っ赤に色づいて見事な風景になるのでしょう。見学のあとは、園内で見たハーブ"ステビア"の甘味料を使ったハーブティーをいただき、砂糖の約300倍とも言われる甘さをもっていても低カロリーで自然な甘さに学級生も気に入った様子でした。様々な効能のあるハーブでできた化粧品など、気になる商品がたくさんのショップで予定時間ギリギリまで買い物をして、昼食場所の"トラットリアポルト"に移動しました。ここは、池谷学級長さんおすすめのパスタやピザが美味しいお店で、ちょうど帰り道の石和町にあったので、時間もたっぷりとゆっくり食事と会話を楽しんで館外学習を終わりました。
9日(月)に、千塚高齢者学級が、毎年恒例の「ペタンク大会」を行いました。まだ残暑が厳しい中でしたが、好天に恵まれ、荒川沿いの会場では川風が心地よく感じられ、絶好のスポーツ日和でした。学級生30人が集まり、開会式では、来賓として学級生でもある廣瀬市議様と、スポーツ協会の橘田会長様から激励のご挨拶をいただき、盛大に大会がスタートしました。くじ引きで8チームを作り、トーナメント方式で試合を行っていきました。毎週金曜日に集まって練習をしている成果を発揮して、小さな的にマイボールを投げて近づける技や、的や敵のボールに当てて遠くに引き離す技、逆に見方のボールに当てて的に近づける技など、見事なボールのコントロールには目を見張るものがありました。どの対戦も接戦の試合でしたが、結果、石原学級長さんのチームが昨年に引き続き優勝し、閉会式で3つのチームが表彰され、全員に参加賞が渡されて大会が終了しました。次回、11月に計画しているグラウンドゴルフ大会がまた楽しみです。
11日(水)にパンダ家庭学級が、26日(木)には、くるみ女性学級が、大原美恵先生をお招きして「料理」講座を行いました。今回のメニューは、パンダ学級で、"茄子のメンチカツ"、"ゴーヤとエノキのナムル"、"しお豆腐"、"レモンミルフィーユ"、くるみ学級では、"四川風角切り豚のシチュー"、"じゃがいもの明太子クリームグラタン"、"イカの燻製と切り干し大根のサラダ"、"濃厚マンゴープリン"でした。どちらの学級も大原先生が作ってくださったレシピを見ながら、それぞれの行程を分担して、手際よく作っていきました。パンダ学級のメンチカツ作りでは、小麦粉、卵、パン粉、形の整えと、学級生みんなで肩を並べてのスムーズな流れ作業に、くるみ学級では、作業をするたびに調理台がどんどん片付いていく見事な手際良さに驚きました。食欲をそそるいい香りが漂い、味も抜群な料理が仕上がり、試食会も会話が弾んで、楽しい時間はあっという間に過ぎてしまったようです。
12日(木)に、ライムとライチの家庭学級が合同で、「陶芸教室」を行いました。講師の山主郁子先生の"あそびごころの陶芸教室"の工房におじゃましてご指導いただきました。先月は、パンジー家庭学級が、親子で、「手びねり」を先生にご指導いただきましたが、今回は、学級生だけで、「タタラ作り」の手法で思い思いの作品を作っていきました。まず最初に山主先生から、今日はどんな作品を作っていくのか、使う道具の説明から土の扱い方、成形の仕方、仕上げまでの見本を丁寧に見せてくださいました。そのあと、皆さん少し緊張しながら体験に入っていきました。今回、先生が2種類の土を用意してくださり、まずそれを、マーブル状の柄がでるように練っていきました。次にタタラ板と呼ばれる細長い板を使って、練った土の塊を平らに伸ばしたものをスライスすると、何とも綺麗な世界に一つだけのマーブル柄の板状の土(タタラ)ができあがり、歓声が上がりました。それをそれぞれの型に沿わせて成形していき、皿やカップを作っていきました。中には、好きなキャラクターの置物を器用に作り上げた学級生もいました。土を残すことなく小物類も作って、集中して作り上げた作品に皆さん大満足の様子で、焼き上がりを楽しみにしていました。
18日(水)に、パンジー家庭学級が、和光美幸先生をお招きして、「理想の体へ〜意識から変わる不調改善とダイエット〜」の講座を行いました。まず和光先生から、「お母さん方は、今、何を思っていますか?どんな悩みを持っていますか?」と問いかけがあり、学級生はそれぞれ率直な思いを伝えました。大きく分けると、"子供に対する悩み"、"時間に追われて忙しい日常生活のこと"、"家族や身内、職場、ママ友などのあらゆる人間関係のこと"、"将来に向けての生活とお金の悩み"でした。先生からは、「今、時代の変わり目である混在期にいて、自分も生き方も、時代の変化に合わせて見直し解消していく時期で、とても重要な時期にいる。」というお話があり、不調がなかなか改善されないことや、なかなか痩せない・痩せづらくなったことには理由があって、やり方よりもまず意識の変化が大事であることを教えていただきました。そして、小さい目標を立てて、その一つ一つのの達成感を積み重ねていくことで、自然と自分の理想とする体や生活に近づいていくという話を学級生も熱心に聞き、自分自身を振り返りながら、前向きな気持ちになれる時間を過ごしていました。
20日(金)に、アイリス女性学級が、堀内貢次先生をお招きして、「背骨コンディショニング」講座を行いました。堀内先生の講座は人気の講座で、先生が必ず言われることは、「年を取ってから背中が湾曲したり、躓いて転んだりしないように、今からこそ背骨と仙骨を整えていくことが大切」ということで、今回のご指導の中で改めて実感することでした。まず、自分の体のチェックをして、歪んでいるところ、改善が必要なところを知り、家で簡単にできる体操を教えていただきました。気になっていたところの痛みなどが、体操をしたあとに痛みが軽減したり、体が軽くなった感じになり、学級生も驚いていました。先生からは、時間が経つとまた戻ってしまうので、継続して体操をしていくことが将来の自分の健康な体づくりにつながっていくことをご指導いただき、体の歪み改善を体験して、今日の講座をやってよかったと学級生は感想を話していました。
25日(水)に、ひまわり・なでしこ家庭学級が、前田志穂美先生をお招きして、「ヨガ」講座を行いました。前田先生には、他の学級でも講座を行っていただいていますが、今回は、足腰のケアの方法を中心に、足の指先からたっぷり時間をかけて丁寧にご指導いただきました。一人一人体の気になるところもチェックしていただき、改善していくのに有効なヨガのポーズも教えていただきました。心を癒やすBGMとアロマの香りに包まれて、心身ともに疲れた体をゆったりと整えていく時間を過ごすことができ、学級生も大満足の様子でした。
26日(木)に、ミント家庭学級が、市学事課の出前講座で、課長補佐の田中さんと係長の内藤さんに来ていただき、「甲府市の学校給食について」お話をしていただきました。学校給食の安心・安全へのさまざまな取組について学ぶ機会となりました。まず、学校給食は、"学校給食法"の法律に基づいて実施されているもので、その目的や7つの目標が定められて、学校における"食育の生きた教材"となるものが給食であることを改めて確認しました。そのあと、小中学校の給食が子どもたちに届くまでの仕組みや、ドライシステム、食缶方式について、ビデオを見て具体的に知ることができました。また、献立については、行事食や地産地消の献立の取組、給食人気メニューで、小学校、中学校ともに第一位の"ビビンバ"の校種による違い(工夫点)など、興味深く聞くことができました。最後には、"学校給食費"についても甲府市の現状について話があり、学級生からも様々な質問や意見が出され、互いの情報交換ができ、大変有意義な学習会となりました。
同じ日に、千塚地区女性学級が、「研修旅行」に行きました。北公民館に集合して、朝7時半に出発し、東京の豊洲市場を見学、築地場外市場付近で昼食と買い物、東京タワーの第一展望台まで昇っての見学コースで、一日バス旅行を満喫してきたそうです。
18日(金)に、庁用バスを利用して、ひまわり・なでしこ・パンダの3学級が合同で、白州の"台が原宿"見学の館外学習を行いました。当日は、毎年1回開かれる"台ケ原市"の初日で、地域の農産物やクラフト作品、骨董品、キッチンカー等、たくさんの店が並び、計画した見学時間ではとても回りきれないほど見どころがいっぱいでした。県外からのお客さんもたくさんいらしていて、この催しを楽しみに毎年来ているという方もおられました。台ケ原市に来たことがある学級生もいたので、初めての学級生に、どこでどんな見学ができるか詳しく案内してくれたおかげで皆さん迷わずにいろいろなところを見学することができました。今でも古い民家や蔵が点在して、情緒ある酒蔵や和菓子屋が並び、その歴史を感じることができました。持参したショッピングバッグには、農産物、クラフト品、骨董品など、それぞれお好みの品が入っていたようですが、やはり夕飯のおかずは皆さん欠かせなかったようです。
23日(水)に、かわせみ学級が庁用バスを利用して、"清春芸術村"見学の館外学習を行いました。あいにくの雨模様でしたが、美術館内はもちろん、外の見学も傘をさしながら皆さんとても熱心に見学していました。同じ時間に団体の旅行客も一緒になりましたが、見学場所をうまくずらしながらゆったりと見学することができました。最初にスタッフさんからどのような芸術作品が並んでいるか説明を受け、まず、"清春白樺美術館"内を見学しました。「白樺」の同人が愛したルオーの作品をはじめ、「白樺」の運動に参加した梅原龍三郎、岸田劉生らの諸作品や原稿などの貴重な資料は目を見張るものがありました。また、武者小路実篤、志賀直哉など、白樺派の作家たちがこの地で撮った集合写真を見つけ、当時の作家たちのそうそうたる顔ぶれに、その親交の様子を感じることができました。外に出て、"ルオー礼拝堂"、"光の美術館"、途中やっと色づき始めた紅葉を見つけ、"エッフェル塔の階段"、地上4mに建てられた茶室"徹"、樹齢80年の"清春臥龍桜"、中央に堂々と構える"ラ・リューシュ"(1981年に芸術家の育成の場として建てられた集合アトリエ)を見て、優れた芸術鑑賞を満喫しました。お楽しみの昼食は、"くろべえ"さんで打ちたて揚げたての美味しい天ぷら蕎麦をいただき、心もお腹も満腹の館外学習を終了しました。
23日(水)から3日間、甲府市高齢者学級協議会第49回合同大学祭展示の部が、リッチダイヤモンド総合市民会館2階の展示室で開催されました。千塚高齢者学級からは、14人で47点もの作品が出品され展示会場を彩りました。ちょうど同じ階で期日前投票が行われており、投票を終えられた方々がたくさん参観してくださったとのことで、出品した学級生も大喜びでした。
また、24日(木)には、甲府市高齢者学級協議会合同研修会及び甲府市女性学級連絡協議会合同学習会が、同会館芸術ホールで開催されました。講師には、甲府市教育委員会歴史文化財課の林部光さんをお招きし、「甲府歴史講座〜甲斐のあけぼの〜」と題してご講演いただきました。甲府を旧石器時代から近現代に至るまでを時代順にスライドを使って詳しく説明してくださり、たくさんの再発見があり、あらためて甲府の素晴らしさを感じることができた有意義な学習の機会となりました。
30日(水)に、北公民館家庭教育学級合同学習会及び第7回家庭教育講座を、北公民館大ホールで開催しました。講師には、依田勝芳先生(山梨県総合教育センター統括スクールソーシャルワーカー)をお招きして、「思春期の子どもたちが抱える様々な問題について〜親としてどう関わりますか?〜」と題してご講演いただきました。まず、「思春期とは?」。「子どもが思春期でゆれ動くときは、親もゆれ動くとき」、警視庁で初めての心理職として勤務し、思春期問題研究所を開設した江幡玲子さんの言葉を引用して、「子どもが思春期のときは、親も更年期などで悩み多い時期、身体的・精神的に不調や、中間管理職など大きな社会的責任を抱えるときである。また、家族とは、年代のちがうゆれ動く人たちの集まりだから、うまくいかないときもあるのが当たり前」という話をしていただきました。参加の皆さんも、今自分自身の心のゆれ動きを振り返り、うなずきながら聞き入っていました。続いて、「スクールソーシャルワーク臨床から見える思春期」。依田先生が関わってきた様々な経験から、思春期の現状と課題についてお話いただきました。"自死(自殺)","不登校","ゲーム障害","いじめ","「特別な配慮」を学校の中に(発達障害)","LGBTQ","自立と共生","精神疾患","ヤングケアラー","ひきこもり"について、親(保護者)として学んでおくべきことを教えていただき、困った時にすぐに相談できる様々な機関も紹介してくださいました。参加の皆さんからのアンケートには、「知らないことがたくさんあり、子どもたちがこんなにたくさんの問題を抱えながら毎日生活していることを理解し、親としてしっかり学んで向き合っていくことの大切さを痛感しました。」という感想が寄せられ、大変有意義な学習会となりました。
まず4日(月)に、千塚高齢者学級が、恒例のグラウンドゴルフ大会を千塚公園で開催しました。当日は好天に恵まれて、34人の学級生が参加し、8ホール2ゲームを個人戦で行いました。皆さん日頃の練習の成果を発揮して、結果、1位に39打2ホールインワンの好成績で相沢さんが、2位は42打1ホールインワンで三谷さん、そのあとはすべて1打差で3位に梅沢さん、4位に橘田さん、5位には成島さんが入賞し、7人の学級生がホールインワン賞を獲得しました。またこの日は、伊藤副学級長さんの紹介で、11chの「ジモラブ」(地元ラブ)の渡辺さんが取材に来られ、朝8時半から閉会式まで撮影を続けてくれ、11日(月)から17(日)まで1日3回計21回も放映され、多くの人が見てくれ大反響だったそうです。
6日(水)に、パンジー学級が庁用バスを利用して、"松山油脂河口湖工場"見学の館外学習を行いました。コロナで中止になっていた工場内見学が再開されてから、毎年人気の見学場所です。昨年もお世話になった担当の斉藤さんが今回も案内してくださいました。松山油脂の歴史から様々な石鹸等の製造過程を詳しく説明していただき、学級生も関心を持って熱心に聞いていました。終わりには自社農園で栽培している柑橘を使った新作のジュースを試飲させていただき、皆さんちょっと得した気分で味わっていました。斉藤さんの話では、工場周辺は、例年であればちょうど紅葉が見頃の時期が、今年はだいぶ遅くやっと色づき始めたとのことでしたが、周りの大きな木々は緑からオレンジ色のグラデーションが日に映えてとてもきれいでした。見学を終えて、工場併設のショップで買い物をし、河口湖畔の旅の駅で昼食をとって充実した一日を過ごすことができました。
7日(木)に、かえで学級が、22日(金)にはアイリス学級が、玉川眞奈美先生をお招きして、「健康食の作り方・免疫力の高め方」の料理講座を行いました。今回は、まず、万能調味料"ハリッサ"の作り方を教えていただきました。北アフリカ・チュニジア生まれの万能調味料で、テーブル調味料としてお好みで料理にちょい足しや料理の辛味付けにも使われるそうです。パプリカやトマトをプラスするとマイルドにでき、スパイスも色々アレンジするとバリエーションは無限とのことでした。この調味料を使ってお持ち帰りできる"薬膳ハリッサチキン","素早くゆでて冷凍できるパスタ","パピョット(包み焼き)"を作りました。最後の試食用に玉川先生がデザートを作ってきてくださり、それぞれ飾付けをし、また、木耳の戻し汁を使ったスープを作って皆さんで美味しくいただきました。
13日(水)に、ひまわり学級が、長坂町清光寺の江川副住職様をお招きして、"座禅と法話"講座を行いました。昨年、アイリス学級が江川副住職様にお願いして講座を行ったことがきっかけで、今年6月には館外学習で清光寺を訪ねて、座禅と法話、写経、精進料理を体験させていただき、今回また江川様に来ていただきて講座を行うことができました。まず座禅の作法と心構えを教えていただき、座禅と警策の体験して心を清め、清々しい時間を過ごすことができました。法話では、「我逢人」についてお教えいただきました。「私達は自分一人で生きているのではなく、多くの出逢いや支えによって、はじめて今の自分がここにある。」ということ。それに合わせて「茶に逢うては茶を喫し、飯に逢うては飯に喫す」のお言葉から、日常生活のいたるところに大切な出逢いと支えがあり、それに感謝する心が一番大切であると改めて気付くことができました。最後には、それぞれのお悩み相談にもアドバイスをいただき、とても有意義な充実した講座となりました。
20日(水)に、千塚地区女性学級が、望月正美さんをお招きして、"ティッシュケース作り"を行いました。まず、作り方の手順と作業の過程で上手に作るポイントを教えていただき、それぞれ好みの柄を選んで作っていきました。ケースを包む布の貼り方にもコツがあり、最初のボンドの塗り方は割り箸を使って薄く平らに伸ばしたり、布は貼る面より1センチほど大きく切って角で折り返して綺麗に仕上げるなど、細かい作業に熱心に取り組んでいました。仕上がったティッシュケースに皆さんとても満足した様子で、テーブルに置いて部屋が華やかになると喜んでいました。
28日(木)にくるみ学級が、29日(金)にはライム学級が、2日連続で高相美貴先生をお招きして、"季節のフラワーリース作り"をご指導いただきました。くるみ学級はクリスマスリースを、ライム学級はお正月飾りを作りましたが、それぞれまず素材や飾りのパーツ選びに悩んで、なかなか作業に取り掛かれない様子が見られました。クリスマスリースでは、土台に指す素材は生の木を使っていて、ハーブの豊かでとてもいい香りに心も癒やされながら皆さん作業を進めていました。添える小物やリボンでそれぞれの個性が表れ、素敵なリースに仕上がりました。お正月飾りでは、土台選びに悩みながらも、それにつける花や小物の組み合わせを考えてから、それにあった土台を決めていったりと、それぞれ工夫しながらその後の作業もスムーズに進んでいきました。華やかに仕上がった作品に、良い年が迎えられそうと皆さんとても満足な様子でした。
2日(月)に、千塚地区女性学級が、年末恒例の"絵手紙教室"を行いました。講師は学級生の原朝恵さん。来年"巳年"の年賀状作りに熱心に取り組んでいました。講師の原さんが、毎年自宅の庭になっている柚子を持ってきてくださり、それを描いたり、筆で干支の文字を書いたり、中には自分の名前(みつこ)と"巳"を合わせた文字を創って描いたり、原さんのアドバイスをもらいながら色付けも工夫して、皆さん見事な作品に仕上げていきました。
3日(火)に、あさがお学級が、17日(火)には、パンジーとマスカット学級が合同で、"シュトーレン作り"を行いました。パンジー学級が3年前に初めて粕川邦子先生をお招きしてシュトーレン作りを行って以来、毎年12月に粕川先生に来ていただき、この講座を開いています。一番の人気は何と言っても先生ご自身が素材を1年がかりで作る天然酵母のパン。先生からはまず生地の作り方の説明を受け、実際に材料の配分量やこね方、ドライフルーツ、くるみ、アーモンドの合わせ方をご指導いただきながら学級生の代表が生地作りを行いました。できあがった生地の1次発酵には室温で10時間かかるため、ここまでは先生が自宅でやってきてくださり、学級生はそのあとの成形から行っていきました。オーブンでの仕上げ発酵と焼き上げの待ち時間の間に、先生から「天然酵母とは?」の講義をしていただきました。その話の中で、「発酵の源は人の作為ではなく、天の恵みであること」「パンを作るとき、麦の発酵力と天然酵母という"生き物"に目を向け、パン以上に大切な何かを創って、自分の焼いたパンを食べて幸せだな!と、そしてパンの命というものを感じてほしい」という言葉がとても印象に残りました。焼き上がったあと、すぐにバターでコーティングし、粉砂糖をふって仕上げました。完全に冷めたらラップで包み涼しいところにおいて、しっとり感が出ての食べごろは3日ほどとのことでした。あさがお学級はプレーンを2個、パンジーとマスカット学級はプレーンとチョコレートの2個を持ち帰りました。皆さん3日後がとても楽しみな様子でした。
4日(水)に、ひまわり・なでしこ学級が、次田美香先生をお招きして、"ピラティス"講座を行いました。ピラティスで大事なのは深い呼吸をすること。鼻から息をたくさん吸って口から一気に吐き出してお腹をぺちゃんこにすることを意識しながらそれを繰り返す深い呼吸と、自然で楽な呼吸を一つ一つの動作に組み合わせて行っていきました。ピラティスをやって自分の体の動きが悪かった部分をそれぞれ確認し、日常の中でそれを改善できる方法を先生からアドバイスいただいて、心身ともにリラックスでき、充実した時間を過ごせたようです。
同じ日に、かえで学級が、11日(水)には、ライムとライチ学級が、降矢美幸先生をお招きして、"アロマ"講座を行いました。かえで学級は、"ザクロオイル"を使った美容クリーム作りをしました。冬のこの時期一番気になることは皆さん乾燥対策のことで、まず先生から今回使う"ザクロオイル"の効能について話がありました。中東を原産国とするザクロの歴史は古代神話に登場するほどで、特に女性に嬉しい健康・美容成分が豊富に含まれていることから、"女性の果実"とも言われるそうです。抗酸化、抗炎症、アンチエイジングなどに期待できるプニカ酸が含まれていて、これはザクロの種子などからでしか摂れない希少なオメガ5脂肪酸だそうです。学級生の皆さんその効果効能に期待し、自分の好みの香りづけをして楽しみながらクリーム作りをしていました。ライチ・ライム学級の石鹸作りでは、まず最初に先生から、新年"巳年"を迎える準備としてのお話をしていただきました。"巳"は"蛇"を表すことから、たくましい生命力があり、脱皮するたびに表面の傷を治癒していくことから、医療、治療、再生のシンボルとされているそうです。学級生が今抱えている体の不調の原因は何か、体の仕組みを学びながら滞っているもの、欠如しているものを知り、その改善に何が必要かを先生からアドバイスしていただきました。そのあと、心身ともに健やかな年が迎えられるよう願いながら、新年にふさわしい金銀の絵柄をつけた石鹸作りを行いました。
同じく4日に、かわせみ女性学級が、年末恒例の"干支飾りづくり"を行いました。講師は、学級生の山地成子さん。学級生の皆さんが毎年楽しみにしている講座です。山地さんが材料の手配など6月から準備してくださり、今回も"巳年"のいろいろな飾りを用意してくれました。皆さんそれぞれ好みの飾りを選んで、作り方の説明書を見ながら、おしゃべりも弾んで楽しく作成していました。出来上がった作品を手に満面の笑みで記念写真をとって2024年の講座を締めくくりました。皆さん良いお年をお迎えください。
5日(木)に、ミント学級が、飯島正樹先生をお招きして、"相続について"の講座を行いました。先生にはたくさんの資料を用意していただき、大切な資産と家族を守るために、相続事前対策をどのように進めていくことが大切であるかをパワーポイントを使って詳しく教えていただきました。まず、"相続とは?"、"相続開始のタイミングは?"、"法定相続人と法定相続分"など、また、相続対策はすぐに始めてはいけない理由として、資産状況や家族構成が変わる可能性があり、感情的な判断決断を避けるためということなど、様々な視点で相続についての知識を得る機会となりました。「相続対策には100%の答えはなく、大切なことは、なるべく家族全員の気持ちや意向を確認して、将来に向けた計画的な対策をすることが何よりである。」というお話が印象に残りました。最後に、学級生からの質問で、今後直面するであろう状況をどのように考えていく必要があるか先生からアドバイスをいただき、お互いに学び合う有意義な時間を過ごすことができました。
6日(金)に、アイリス女性学級が、前田志穂美先生をお招きして、"ヨガ"講座を行いました。今回はピアノのBGMが流れる中、まず足の指先ケアから始まって、ふくらはぎ、膝、太もも、股関節と、下半身から上半身へと順々にほぐし、伸ばしていき、ゆったりとした空気感に包まれながら一つ一つのポーズを心地よく行っていきました。アイリス学級は、心身ともに健康的な日常生活を継続していくことを目標として、様々な健康講座を取り入れて活動していますが、今回の講座も前田先生のご指導でとてもリラックスでき、充実した時間を過ごすことができたと喜んでいました。
10日(火)に、つばき学級が、丸山美恵先生をお招きして、"しめ縄飾り作り"の講座を行いました。つばき学級は、ここのところ毎年丸山先生に来ていただいて正月飾り作りを行っていますが、作成はもちろん、先生とのおしゃべりも楽しみでこの講座を待ちに待っていたそうです。皆さんいつもながら素材選びには時間をかけて悩んでいましたが、いざ作成に入ると、吊るす場所をイメージしながら素材の色の組み合わせや付け方を工夫して作業を行っていました。学級生の一人は、今回は吊るすのではなく、床の間に置いて飾るタイプで作り、先生も創造性豊かで初めて見た作品と褒めておられました。皆さんそれぞれの仕上がりにとても満足していました。
19日(木)に、くるみ女性学級が、入倉みわ先生をお招きして、"筋膜リリース"講座を行いました。入倉先生には毎年いくつかの学級でお願いして来ていただいている人気の講座です。くるみ学級では初めての講座で皆さん楽しみにしていました。入倉先生から最初に、「簡単な道具を使って筋膜を剥がしていくので痛いですよ。」と言われ、皆さん途端に緊張して、「痛いのはちょっと嫌だな」と顔に現れている様子でした。まず、テニスボールを足裏に置いて自分の体重をかけて指の付け根、土踏まず、踵と押してほぐしていきました。このテニスボールを使って、体全体のいろいろな部分をほぐしていくやり方も教えていただき、皆さん「痛い痛い」と言いながらも家でも手軽にできると熱心にやっていました。このほかに短いポールを使うやり方や、直接皮膚を摘んでほぐしていく方法も教わり、はじめよりも股関節や腕の可動域がよくなったと皆さん驚いていました。先生の丁寧なご指導であっという間に時間が過ぎ、とても満足できた様子で、今日参加できなかった学級生にもぜひ体験して欲しいので来年もこの講座をやりたいとさっそく先生にお願いしていました。
同じ日の午後、千塚高齢者学級が、堀内貢次先生をお招きして、"背骨コンディショニング"講座を行いました。堀内先生には昨年度から家庭教育学級や女性学級で講座を行っていただき、姿勢が整って気になっていた部分の動きが良くなってきたと好評の講座です。通常は、持参のマットを床に敷いて行っていますが、今回は高齢者学級ということで、椅子に座って無理なく体を整えていくやり方を先生から提案いただき実施することができました。約30人の学級生が参加して、先生の見本の通りに一つ一つの動きを正しく行っていきました。皆さんとても熱心に、かつ、しっかり体を動かすことができて、日頃から健康づくりを意識して取り組んでいる成果であると堀内先生も驚いていました。
この講座で2024年の全ての活動が終了しました。迎える2025年も健康で有意義な活動を行っていけるよう願っています。皆さん良いお年をお迎えください。
年明け恒例の"味噌作り"講座を、毎年お世話になっている"おかめ麹"の鶴田徳子先生をお招きして行いました。15日(水)に、つばき・マスカット・あさがお・くるみ学級が、16日(木)には、かえで・パンダ・アイリス学級が合同で行いました。毎年この味噌作りを楽しみにしている学級生は4kgを、はじめての学級生は2kgを作りました。先生が早朝に下ごしらえをしてくださった大豆のいい香りが漂う中、先生の丁寧なご指導のもと作業を進めていきました。麹は、麦、米、両方の合わせとそれぞれの好みで選び、大豆と麹と塩に大豆の煮汁を加えて揉み込みながら、味の決め手となる最後の練り込みは皆さん力と心を込めて仕上げていきました。夏が過ぎた頃に出来上がる味噌がどのような味わいになるか楽しみですね。
16日(木)に、千塚高齢者学級が、市の歴史文化財課の平塚洋一さんを講師にお招きして、"地域学習"講座を行いました。テーマは「古墳グランプリに輝いた千塚古墳群」。令和2年2月9日に、山梨県埋蔵文化センターのシンポジウム「輝け!やまなし古墳めぐりグランプリ」が開催され、各自治体の職員でもある古墳めぐりのプロ(コフニスト)が、それぞれの古墳や、周辺にあるオススメスポットなどを含めた「古墳めぐり」をプレゼンテーションしたそうです。このプレゼンには、県埋蔵文化センター、甲府市、甲斐市、南アルプス市、笛吹市、韮崎市が参加したそうですが、会場で参観された大勢の皆さんの投票で、「巨大な横穴式石室湯村・千塚古墳群」を紹介した甲府市教育委員会平塚洋一さんが見事グランプリに輝いたそうです。今回の講座では、その時の平塚さんの研究内容の一部を資料とパワーポイントを使ってお話いただき、住み慣れた湯村・千塚地域の古墳の素晴らしさを改めて知ることができました。講座の最後には、北公民館のすぐ近くにある「万寿森古墳」の中を見学させていただき、滅多に見られない石室の様子を、皆さん興味関心深く見入っていました。大変学びの多い講座になりました。
22日(水)にパンジー学級が、29日(水)にはパンダ学級が、それぞれ降矢美幸先生をお招きして"アロマ講座"を行いました。パンジー学級は、冬のこの時期にそれぞれが抱えている体の不調をケアする薬膳茶作りを、パンダ学級は、やはり冬の肌トラブル改善に向けて石鹸作りを行いました。降矢先生は、いつも学級の希望に合わせた講座の内容を工夫してくださり、講座のはじめには必ず心や体の健康について、先生の様々な知識からのお話をしてくださり、体の中から、また外から改善できることを学級生もメモを取りながら熱心に学んでいました。今回、パンジー学級は、"漢方"について、また、パンダ学級は、普段あまり見かけない"ホワイトセージ"について、それぞれの効能や効果のことを学びました。2学級とも、今回の講座にとても満足して有意義な時間を過ごせたようです。
この他に、ライチ、ライム、ひまわり、なでしこの4つの家庭教育学級が、次年度の計画作りを行いました。
19日(水)にミント学級が、降矢美幸先生をお招きして、"薬膳料理"講座を行いました。降矢先生には、これまでアロマ講座で石鹸作りやクリーム作りを行っていただきましたが、学級生の希望で、今回初めて薬膳料理を教えていただくことができました。「カラダとココロに寄り添う薬膳」と題して、主菜に"タケノコとスナップエンドウのちらし寿司"を、副菜に、"菜の花の白和え","ローズマリーサツマイモフライ"を添え、汁物は、木綿豆腐、大根、ニンジン、ゴボウ、生シイタケ、さといもを昆布のだし汁と醤油、塩、柚子少々で味付けした"けんちん汁"を作りました。素材を活かした優しい味わいの美味しい食事に、ネトル、クコの実、桜葉の薬膳茶をいただきながら、皆さんで至福のひとときを過ごすことができました。
27日(木)に、毎年恒例の"女性学級合同学習会"を開催しました。講師には、パペットセラピストの矢崎郁子先生をお招きして、健康腹話術を披露していただきました。テーマは、「心癒して 笑顔に 〜聞いて楽しい 見て楽しい 動いて楽しい〜」。まず最初に先生が披露してくれたのは、腹話術での"アベ・マリア"の歌声。先生は全く歌っている様子はなく、どこからともなく聞こえてくる本格的な声楽の響きがホールに響き渡り、その歌声に皆さん目を丸くして驚いて聞き入っていました。 そのあとは、銅さんやさゆりさん、おじ様などのパペット達との軽快な掛け合いに会場も笑いが耐えず、パペットと一緒に歌も歌ったり、おじ様のトランペット演奏を聞いたり、とても楽しい時間を過ごしました。先生からは、「元気の秘訣は声を出すこと、いい声を出すには姿勢と腹式呼吸が大事ということ、いつも笑顔でいること」のお話があり、楽しくて飽きないお口の体操や、声のだし方、簡単な腹話術体験など、充実した内容で時間もあっという間に過ぎてしまいました。今年も大盛況で合同学習会が無事に終了でき、実行委員会の役員さん方も満足した様子でした。矢崎先生、お忙しい中、本当にありがとうございました。役員の皆さん、大変お疲れ様でした。
4日(火)に、パンジー学級が芦澤美也子先生をお招きして、"郷土料理"講座を行いました。以前、芦澤先生にお願いした時は、麺から作るほうとう作りを学びましたが、今回は"やこめ作り"を教えていただきました。「やこめ」とは、もち米やうるち米と、煎った大豆と塩を入れて炊いたものを指し、稲作にとって一年で最も大切な苗代の種まきの時に、田の水口に小さな祭壇を作り、神さまに豊作を祈ってお供えしたものだそうです。大豆を煎る香ばしい香りに包まれながら、それぞれの分担で手際よく調理を進めていきました。煎った大豆は、出し汁と醤油と砂糖を合わせた煮汁につけておき、大豆に味が染みたところで煮汁と分けて蒸し器に入れ、もち米を載せて蒸していきました。一度ボールに移し入れ、その上から煮汁を均等にかけ混ぜ合わせて再び蒸して出来上がりです。その他、昔甘いものがないときにおやつとして作ったという"煮豆入り薄焼き"と、"揚げ鳥のネギソースかけ"を作って美味しくいただきました。昔ながらの素材を活かした郷土料理に皆さん大満足の様子でした。
5日(水)に、あさがお学級が降矢美幸先生をお招きして、"薬膳茶作り"の講座を行いました。最初に先生から様々なハーブの効能について教えていただき、自分や家族が今抱えている心身の不調を話しながら、それぞ改善していく方策をアドバイスしていただきました。降矢先生のお話はいつも楽しく聞くことができ、なおかつとても勉強になり、皆さん時間の立つのも忘れて熱心に学んでいました。最後に、それぞれの悩み解決に繋がるお茶作りをして、今年度最後の充実した時間を満喫していました。
7日(金)にライム学級が、"レカンフラワーアレンジ"講座を行いました。講師は、昨年に引き続き、資格を持つ学級生の島﨑さんが担当してくれました。レカンとは、フランス語で「宝石箱」のことを言うそうです。植物を、自然の色と形のまま乾燥させ、立体のフレームに飾り付け密封することで、長時間そのままの色と形を楽しめるそうです。押し花とも、ドライフラワーとも、プリザーブドフラワーとも違う新しいフラワーアート作りに挑戦しました。素材を乾燥させるまでの工程が大変な作業と聞きましたが、島﨑さんがいろいろな素材を準備してくださり、イメージした素敵な作品が仕上がりました。昨年の作品は、作った時のまま美しい状態で飾られているそうです。
11日(火)に、かえで学級が入倉みわ先生をお招きして、"筋膜リリース"講座を行いました。まず、ゴルフボールを使って体の様々な部分を順にほぐしていくことからはじめました。ちょっと痛みを感じる部分もあったようですが、ゆっくり時間をかけて一つ一つの部位をほぐしていくと、痛気持ちよさで心もリラックスしていった様子が見られました。入倉先生の講座は、他の学級でも人気で、また来年度もお願いしたいと、皆さんとても満足の時間を過ごしていました。
13日(木)に、千塚高齢者学級が、昨年に引き続き、市の歴史文化財課志村憲一係長をお招きして、"地域の歴史"講座を行いました。今回のテーマは、「塩沢寺と弘法大湯〜湯村温泉と周辺の歴史〜」。資料もたくさん準備していただき、スクリーンを使ってとても分かりやすく、湯村温泉の歴史や弘法大師伝説、文化財の宝庫塩沢寺、また周辺の見どころなど、地域をまた深く知る機会となり、大変有意義な勉強をさせていただきました。終わりに、今年度学級活動の閉級式を行いました。本田館長と石原学級長の挨拶があり、皆勤賞の表彰も行われました。今年度も毎月の活動にたくさんの学級生の参加があり、とても充実した活動で一年を終えることができました。大変お疲れ様でした。
19日(水)に、マスカット学級が降矢美幸先生をお招きして、"ツボと健康"講座を行いました。降矢先生には、いつも石鹸作りや薬膳茶作り、アロマクリームやスプレー作りで何回も講座を行っていただきましたが、2月の講座で初めて薬膳料理を、そして今回も初めてのツボについての講座を行っていただきました。頭のいろいろな部位のツボを教えていただき、そのツボが体の様々な不調にどのように効いていくか、一つ一つ実践しながら学んでいきました。お母さん方も、まずは自身の健康を保つこと、そして家族の健康を維持していけるよう熱心にメモを取り、先生からもいろいろなアドバイスをいただいて、とてもよい勉強の機会になった様子でした。
27日(木)に、くるみ女性学級が「閉級式」を行い、令和6年度のすべての学級活動が終了しました。今年度も各学級とも様々な分野で充実した活動を行うことができました。お疲れ様でした。たくさんの講師の先生方にも大変お世話になりました。心より感謝申し上げます。
※過去(R5年度)の活動の様子はコチラ
家庭教育学級 | 女性学級 | 高齢者学級 | |||
学級名 | 人数 | 学級名 | 人数 | 学級名 | 人数 |
学級(小1) | 名 | 千塚地区女性学級 | 41名 | 千塚高齢者学級 | 54名 |
マスカット学級(小2) | 5名 | かわせみ学級 | 11名 | ||
ライム学級(小3) | 6名 | くるみ学級 | 7名 | ||
パンジー学級(小4) | 7名 | アイリス学級 | 5名 | ||
ミント学級(小6) | 8名 | ||||
あわがお学級(中1) | 6名 | ||||
ひまわり学級(中3) | 4名 | ||||
つばき学級(高1) | 6名 | ||||
かえで学級(高2) | 7名 | ||||
なでしこ学級 | 3名 | ||||
パンダ学級 | 8名 |
計 15学級
甲府北公民館(担当:大久保)
住所:甲府市湯村3−5−20
電話:055−252−0611
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