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更新日:2021年12月24日

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第3回甲府市男女共同参画都市宣言文策定委員会会議録(要旨)

日時

平成24年11月19日(月曜日)午後1時30分~3時45分

場所

甲府市男女共同参画センター会議室

出席者(5名)

山内委員長、伏見委員、植田委員、小川委員、山田委員

欠席者(2名)

池谷委員、堤委員

事務局

石川人権・男女共同参画課長、高野男女共同参画係長、土屋男女共同参画係主任

(1)人権・男女共同参画課長あいさつ

(2)事務局報告

本委員会において提案された「男女共同参画推進のためのキャッチフレーズ募集」について、応募状況並びに審査結果の報告を行った。

議事

男女共同参画都市宣言文の策定について

(前回に引き続き、男女共同参画都市宣言文案について協議した。前回同様、委員の発言を事務局がパソコン入力し、投影された大型スクリーンを見ながら意見交換、そして文案の策定作業を行うという手法を採用した。)

議長

これまでのところ7項目になっており、まだ盛り込まれていないものがあれば、それを入れ込んだ形で、その後は言葉の調整にもなろうかと思うのですが、7項目でどうでしょうか。何か入れ込むものがあればお願いしたいと思います。

委員

いよいよまとめる際、レイアウトというか形式ですが、お手元に甲府市の市民憲章を事務局からコピーをお願いしました。スタイルとしては今7項目挙がっておりますが、この一、一、一、というところを網羅した形で、前段があるというのはどうでしょうか。ご提案をさせていただきます。

議長

このパターンということですね。前段があって、スローガンのようなものがある。

形式について、そういうご提案がありました。

特に反対ということもありませんので、市民憲章のこのような形式を前提として、もう少し言葉を練るということでよろしいでしょうか。では、そのような形にしたいと思います。

何か足りないものがあれば盛り込んでいかなければならないと思いますが。

むしろ自由にお話していただいた方が話のきっかけになるでしょうか。

スローガンのような形にするにはそれぞれが長いのですが、言葉も少し高度な言葉で。

何かお気づきの点があればどこからでも。

委員

全部大きく変えなくても、この市民憲章の中段から男女共同参画的な要素を盛り込んでいったらどうでしょうか。

議長

タイトルはどうしますか。大きく市民憲章、とここではなっていますが。

委員

甲府市男女共同参画都市宣言文でよろしいかと。

(議長)

(では、そのようにタイトルを入力してみてください)

議長

こんな感じで前文が付きます。

3番が妙ですね。長い文面で、この基本的なことは前文にいれますか。そして3の(1)(2)のワンフレーズで出てきているものは活かしますか。要するに一、一、一、の所にして、長い文、例えば4番、人間は生まれてから死ぬまで男・女という性を持ち続ける存在と考え、性を深く理解して、生涯にわたる性と生殖の健康づくりを目指します。これは長いですが、こういったものを前文に入れて、この文のエキスを取り出して一、一、一、にするかという、如何でしょうか。

委員

4番は確かに箇条書きの中に、この存在のこと、言葉も性と生殖というのは、市民には理解できないですよね。

委員

5番はそのままでよろしいですか。

議長

5番はそうですね。

委員

では、5番のスタイルに全部を合わせますか。

委員

市民憲章に合わせるとしたら、そのスタイルでいいのではないでしょうか。

議長

では、5番は取りあえずこのままにします。

委員

目指します、でも。「つくります」が市民憲章からきたのが明らかに分かるのは。

議長

ちょっと差別化したいと。

(取りあえずOKの部分は色を変えてください)

黄色のマーカーが付いている箇所は取りあえずOKとします。その他OKなのは、3番。

委員

そのぐらいの長さにコンパクトにしていくということですね。

議長

そうですね。

(3の(1)と(2)を取りあえずマーカーしてください)

委員

1と2は結局同じようなことですよね。

議長

2の説明がベースになって1のスローガンみたいになり得るという感じでしょうか。

委員

「一人ひとりを大切にする、一人ひとりが生き生きする」というのと「個人の尊重」というのが同じことを説明しているので、どちらを採るかということですね。もし後のほうなら「個人の尊重が人権のベースだと考えます」になるでしょうし、前のほうを採るなら「するのが人権のベースであると捉えます」

議長

説明的ですよね、人権のベースであるとか。では説明的なものは前文に入れましょうか。

(一人ひとりを大切にする・一人ひとりが生き生きする<個人の尊重>が人権のベースです、というのを前文に入れてください)

先ほどの4番も少し長いですね。これはどこか取り出すところはありますか。なければ取りあえずこのまま前文に行きますが。これでも生涯にわたる性と生殖の健康づくりを目指します、というのはこんな形のフレーズでもいいですよね。

委員

生涯にわたる性と生殖の健康づくりを目指します、でいいのではないでしょうか。

議長

では、その前はどうしますか。性を深く理解し、というところ。これは取りあえず前文に入れておきましょうか。

委員

生殖という言葉を何かもう少し違う言葉にはできませんか。生殖というと、どんと来過ぎで宣言文の言葉としてはどうかと。

委員

あまりなじまない、科学用語みたいな。

議長

私は国際的な言葉だと思っているので、そのまま性と生殖、リプロダクティブだから。

委員

市民にはわかりにくい。

委員

どこかに解説しなくてはいけませんね。

議長

取りあえず性と生殖という所は考え中ということで(色を緑のマーカーにしてください)

緑はペインディング状態です。

そしてあとは2が長かったですね。人間として生きることを最高の価値として考え、生活のあらゆる場面でまず互いの人権を認め守り合うことから、人間関係をスタートさせます。

委員

まず、の部分からでいいのでは。お互いの人権を認め守り合うことから、人間関係をスタートさせます。

議長

それがスローガンで、前半部分は前文に入れましょうか。

委員

そうすると1と2を一緒にしても、おかしくないような気がしますが。

委員

一人ひとりを大切にし、お互いの人権を、という。

議長

では合体しましょう。一人ひとりを大切にし、お互いの人権を認め守り合います。

人間関係をスタートさせます、はここの文面に合わないので前文にもって行きましょうか。

委員

3の(1)と(2)はどうして分けてあるのでしょうか。差別をなくし、社会的性別に基づく因習・慣習を正します、というのはどうですか。

議長

長くなりそうな気がするのですが。明確なことはどうでしょうか。

委員

プランの視点から抜いているので重複している部分もあると思います。

委員

合わせなくても(2)だけでもよさそうな感じがするのですが。社会的性別に基づく因習・慣習を正します、でいいと思います。(1)はなくてもいいと思います。社会的性別に基づく差別をなくすので、男女の特性に基づく、というのは区別があってもいいわけですよね。

議長

そこは私としては拘りたい所があって、この男女の特性というものを認めてしまう人というのが意外と多いのですが、その男女の特性というものを認めることは、そこから差別が始まる、ということはどこかできちんと伝えておきたいというところがあるのです。

委員

差別をなくし、にしたら長過ぎますか。

議長

やってみましょうか。

委員

他がひとつにまとめてあるのに、ここだけ2つになっているのは違和感があります。

議長

1行にしてみましょうか。男女の特性に基づく差別をなくし、社会的性別 (ジェンダー)に基づく因習・慣習を正します。

ジェンダーあるいは社会的性別が入っているから長くなっているような感じですよね。

委員

どちらか一つにすればいいですか。ジェンダーだけではまだ伝わりませんか。

議長

どうでしょうか。ジェンダーの方がいいように思いますが。社会的性別というのは国が付けた言葉ですよね。

委員

ジェンダーのほうがいいですね。ジェンダーだけ残す。社会的性別は要らない。

議長

社会的性別を取りジェンダーに基づく、でいいですね。これでスマートですね。

委員

因習・慣習と絶対言わなくてはいけないですか。例えばジェンダーバイアスを無くします、ではいけませんか。

議長

どうですか。

委員

ジェンダーという言葉は、私もあちらこちらで、特に男性に対して使っているのですが、一般の男性にその話をすると全く通じないことが頻繁にあります。ですから、下に(注)でジェンダーの意味を補足でお願いしたいかと。

委員

普及用にパンフレットを作りますから、そこには補足を付けます。

議長

ではジェンダーという言葉はこのままにして、その解説を作るときに一番下へジェンダーとは、としておきましょう。

6番はどうですか。長くないですか。

委員

市政や地域において、は削除してもいいのではないですか。

議長

物事を決めるさまざまな場面で「男女がともにいる風景」をつくります。

7番はどうですか「人間が生きる」ために労働が必要です。

委員

そこは要らないのではないでしょうか。働く意欲からスタートすれば。

議長

では、そこは前文に。働く意欲や能力が「ひとりの個人」として公平に評価され。

委員

男女が差別されない、というのは上で既に言っているので入れなくていいのでは。

委員

される職場を目指します。

議長

公平に評価される職場を目指します。

委員

ひとりの個人、という言い方はどうでしょう。ひとりの人間、ひとりの人、と入れたほうがいいのかな。

委員

ひとりの人間。

委員

個人を取って人間に置き換える。

議長

かぎカッコはこのままで、個人を消して人間にします。

取りあえず下のスローガンの部分はこれでいきましょう。

では、前文のところにいきますか。

委員

前文の最後に、必ず男女共同参画都市になることを宣言します。と入ってくるような。

委員

最初にいただいた資料で鳴門市の男女共同参画の宣言文では「高らかに宣言します」と言っていて、これはとてもいいなと思って惹かれました。

委員

男女共同参画都市となることを高らかに宣言します。

議長

高らかに、はいいですね。

委員

この市民憲章の2行は入れるのですね。「美しい自然と歴史に恵まれて栄えてきた甲府市は」

委員

この近代都市という言い方が合わない。昭和30年代ですよね、近代都市はどうかなと。

委員

そういう言い方、今はしません。

議長

では、甲府市を称える言葉を入れるということですね。

委員

私たちは美しい自然と古い歴史に恵まれた「ふるさと」を入れるかどうかですが、ふるさと甲府市を誇りとし、後のところを男女共同参画につなげる。

委員

その次に人間が生まれて死ぬまで、としてもいいですよね。

議長

この文は一度ここで切っておいたらどうですか。

委員

そうですね、短い方がいいようですね。もし長くするのでしたらそこに。

議長

称える言葉は、称える言葉としてそこで句点をつけ、ひと段落つけておいたほうが。

委員

ひと段落つけておいてもいいのですが、最終的に短くなったら合体することもあるかなと思いました。

議長

それでは、取りあえずこんな感じで。

委員

人間は生まれてから死ぬまで男・女という性を持ち続ける存在と考え。

議長

人間関係をスタートさせます。というのはなかなかいい感じですよね。

委員

それでは、理解して人間関係をスタートさせます。

委員

健康で平和で安心して生活できる。

委員

いいですね。

委員

DVとかの問題も含めて。

委員

素晴らしいと思います。

議長

では、人間関係の前ですねそれは。

委員

健康で平和で安心した生活ができるよう。

委員

健康というのが少し引っかかるのですが。というのは病気の人はいけないとか、弱いといけないとか、というメッセージを与えてしまいそう。健康で強い子と表現すると弱い子は傷つくのですね。

委員

健康というのは社会的にも心理的にも、健康はフィジカルな、身体的なことではなく。

委員

健康と書いてしまうと健康でない人は存在してはいけないような、そう受け取る人もいるので、健康というのを出されると苦しいかなと。

委員

まだ健康の概念が浸透していないのですね。

委員

そうです。

議長

では、それに代わる言葉というのはなんでしょう。

委員

平和、ですかね。

委員

健やか、という言葉はどうでしょうか。

委員

心の健やか、障害を持っていても、心も。

委員

心身ともに健やか。

委員

そうすると、心身ともに健やかでない人がやはり引っかかります。

委員

平和はいいですが、安心安全とか。

委員

健康の概念に全部入るのですが。

委員

本当は入るのですが、受け止める人がそこまで思わない。

議長

健康の概念というのは。

委員

身体的にも社会的にも精神的にもスピリチュアルにも、ということですね。障害を持っていても、日本はどうしてもフィジカルな所にしか争点がないのですが。ですから一般的にはヘルスという言葉をWHOも使います。安全という。

議長

ヘルスというのは今言われた意味と同じですか。

ヘルスというのは心的なものも肉体的なものも全部含めてということ。

委員

そうです。

委員

ヘルスと健康がイコールではないのですね。

議長

日本では。

委員

健康には心的なものも含みますが、聞いた人が、健康ではない人が。

委員

病気と対極にあるような感じになってしまうのですね。

委員

そうです。精神が病んでいるとか、精神が健康でないとか。そういうニュアンスがあるので、健康で傷つく人が大勢いるのです。

議長

それは社会的な意味も含むのですか。

委員

そうです。スピリチュアルな部分も全部含めて健康の概念なのですが、まだまだ浸透していません。ヘルスといったら全てDVを無くすとかそういう概念も含まれます。ですから健康。その上に国際的な、自治基本条例にも多文化を育んできた甲府とありますから多文化の人たちも含めた平和ということです。

議長

そうすると、プロダクティブにつなげる時のヘルスも同じ意味ですか。

委員

そうです。

委員

多文化というところで多様性を尊重、と入れませんか。

委員

いろいろな人という。

議長

なるほど。そうすると。

委員

この安心というのも安全があっての安心、という考え方ですよね。

委員

安全で安心できる。

委員

安全がないと安心できない。

委員

ですから両方必要なのですよね。

議長

なるほど。では安全を前に入れます。そうすると健康というのはグリーンにして。

委員

少し私は引っかかります。ヘルスだったらいいのですが健康だと。

議長

安全のところは

委員

安全で安心できる。

委員

安心の中に安全も含まれている。

委員

安全でなければ安心ではないし、安全は要らないのではないかなと。安心の中にセットになっているのではないでしょうか。

議長

安心とセットか。では安全はグリーンで。住民の人からすると安全安心というのはキャッチコピーみたいになっているから、そちらの方が分かりやすいかもしれません。

委員

安全安心したという言葉は、日本語として流れないのでは。

委員

安心な、になりますよね。「した」ではなくて、「な」ですね。

議長

今の話のポイントは安全安心を続けるか、安全という言葉を安心に含め、安心したという形にするかですよね。安全安心という言葉でいうか、安心というかというところです。

くどくなければ安全安心というフレーズ、よくあるのでそれでもいいかと思うのですが。

委員

あとは日本語としてスムーズに流れる方で。

委員

あとはやはり、来年宣言するので、やはり未来を。あの震災で価値観が変わりましたよね。そう感じますので、未来を示すような言葉も入れたいなと思っています。持続可能なとか、多様性とか。もちろん環境に入っていますが、少し視点から離れて何か言葉にしたい。

委員

持続可能な、って必要ですよね。

委員

生活というところが、持続可能な生活。

議長

そうすると生活にかかることが随分長くなって、どこかで区切るかして。

委員

この生活ができるように、というのは必要ですか。

議長

平和で安全安心、持続可能な。

委員

次の場面でも、生活のあらゆる場面でも、生活が出てきます。

委員

この人間として生きることを最高の価値として考え、というのが前に人間として多様性を重んじとか、多様性とか持続可能なとか、その辺りに入りそうな気がしますが。

委員

持続可能な、というと社会ですよね。持続可能な生活ではなくて持続可能な社会ですよね。

委員

社会は出てこないですよね。

議長

社会は出てこないですね。では、どこかに作ればいいのですね。

委員

持続可能を出すのでしたら社会で、安全安心なら生活ですね。

議長

そうすると最高な価値と考え、この生活というのはあらゆる場面についているから生活になっているわけで、考えの所で区切って。

委員

考え、持続可能な。

議長

人間として生きることを最高の価値として考える持続可能な社会、でいいですか。

委員

考え、多様性を重んじ、とか少し理屈っぽくなりますが。

議長

どうですか。多様性と入れますか。

委員

はい、そうですね。

議長

多様性を重んじる持続可能な社会、でどうですか。

委員

尊重し。

議長

尊重する、としたほうがいいですか。

委員

多様な人々が幸せになる。幸福とか幸せとか。

議長

それはどこに入りますか。

委員

平和で健康で安全のところに入れたらどうですか。平和で幸せなというように。

委員

幸福でも、幸せでも、そのハピネスを入れたい。

委員

幸福度日本一のまちづくり、とか。

委員

幸福を入れたら安全安心は要らないのではないですか。

委員

平和で幸福な、でいいですよね。

委員

安全安心なしで、幸福に全部含まれていますよね。

議長

では、安全安心なしで幸福にしておきましょうか。

委員

結婚とか全部含めて幸福ですからね。

議長

では、平和で幸福な生活。

委員

人間関係をスタートさせます、をどこにもっていきましょうか。

議長

そうです。いい言葉ですが、もっていく場所がどこになるかと。

委員

持続可能な社会を目指し、のあとはまだ決まっていませんか。

議長

男女共同参画における人間関係とは、

委員

そのまま繋げると変ですか。

議長

どのようにでしょうか。

委員

社会を目指し、

委員

平和で幸福な生活ができるように、を入れるとどうですか。

議長

目指し、平和で幸福な生活ができる。

委員

できるような人間関係。

議長

できるような人間関係をスタートさせます。

委員

甲府市を誇りとし、人間関係をスタートさせます。

議長

そして改めて、そもそも論を言って、

委員

かぎカッコの人間は生まれてから死ぬまで、の所は前文じゃなくて下の一、のところに入れたらどうでしょう。文章に入れると少し。

委員

と考えます。にして。

委員

もう入っているような気がしますが、7番目に入れておいて、後で順番を考えればいいですよね。

委員

3番と少し関係しますが、その辺りを。

議長

一人ひとり生き生きする、というのを後ろに入れておいて、誇りとし、から人間としてを繋いだらどうですか。

委員

人間として生きることを最高の価値として考えます。

議長

グリーンのところはまだペインディングです。取りあえず、持続可能な社会を目指し、平和で幸福な生活ができるような人間関係をスタートさせます。の箇所を黄色に。

これが一応前文の第一段落ですね。そもそも論が次にきて、最後に男女共同参画都市となることを高らかに宣言します、ですね。そもそも論をどうしましょうか。

委員

あと何か入れてください。入れなくてもよければ、スタートさせるために男女共同参画都市を高らかに宣言します、でいいのでは。

議長

私は、スタートさせます。の後に男女共同参画とはこれだという核心の部分の言葉があって、宣言します。というのがいいかなと思います。上の3行でそれが入っているといえば入っていますが、やはり人権という基準を設定するという所があるので、人権を残したいということがあるから、表現を変えて何々が人権のベースですとか、あるいは人権をベースにするとか、というような言葉があったらいいかなと思います。

6行目の人間として生きるために労働が必要というのは上に人間として生きるというのがあって重複するので、これはなくていいですね。その代わり何か、メモでせっかく書いたものも消しているから入れるものがあれば、それがいいかなと思いますが。

委員

あなたもいきいき、わたしもいきいき、とありましたが、そういう感覚が、生き生きとして一人ひとりを認めていくというのは残したいかな。

委員

キャッチフレーズの34番に「違いを生かして共同参画」というので、それにいろいろな社会を目指して、とか。

議長

例えば、女性に対するあらゆる暴力の根絶、というフレーズは大体、男女共同参画では入ってきますよね。男女の人権を尊重する、というのも入っていますし。

委員

1から7を見て、それが具体的な目指すところになるわけですよね。そこにないものを文章で考えてみては。さらに重要な所を。

議長

女性に対するあらゆる暴力の根絶という箇所を消してしまったので多分1から7以外にも。

委員

女性と子どもに対する性暴力の防止、ここにあげられるということですね。

議長

そうです。プリントの2の所の5行のメモ書きです。

委員

前文の安全安心のところに含まれているのですよね。

議長

幸福になったところですね。

委員

そこに含まれているという意図が読み取れるかどうかですよね。

議長

女性に対するあらゆる暴力の根絶、とかは入れなくていい、ということでしょうか。

委員

前文に人権を尊重し、責任を分かち合い、と入れたらどうでしょう。

議長

男女が互いに人権を尊重し合い、

委員

一人ひとりが生き生きする個人の尊重が人権のベースである、という一行も入りますか。

議長

はい、できたら入れたいなと思っています。これはしかし最終ですよね。人権を尊重した結果が、一人ひとりが生き生きとできる。ということで、人権のベースと言っている意味は人権の尊重を実現していくと一人ひとりが生き生きする、そんな状況が生まれてくるということです。生活のあらゆる場面で、というところを消して、男女が互いの人権を尊重し合い。

委員

そのあとに一人ひとりが生き生きする。

委員

生き生きと輝く。

議長

一人ひとりが生き生きと輝く。

委員

一人ひとりは要らないのでないですか。尊重し合い、生き生きと輝く。

議長

少し拘っているのは、一人ひとりというのは、優れた人だけが登用されるのではなく、みんなそれぞれに持ち味とか、まだ能力として発揮していないけれども発揮できる、というような潜在的にいろいろな能力を持っているという前提で、だからこそ一人ひとりがいきいきしなければいけないのだと。特定な優秀な人だけが生き生きするのではなくて、みんな一人ひとりが生き生きという意味合いを込めたいなと思っています。

委員

一人残らず、ということですね。

議長

そうです、一人残らず、です。

委員

男女が互いの人権を尊重し合い、という表現をしていますが、直接的に男女平等である、とプランの27ページの基盤づくりにあり、男女は平等であり、それぞれの尊厳の重んじ対等な関係づくりを進めることを通じ、暴力を予防し、と続きますが、そういう社会の実現を目指さなければならないのですが、やはり男女平等である、というのをはっきりといっていいのではないかと。

議長

いいですね。そうしましょうか。

では、男女が互いに、という所は行を変えて、先ほどのこの部分、男女が平等であり、それぞれの尊厳の重んじ対等な関係づくりを進めることを通じ、暴力を予防し、暴力を容認しない社会の実現を目指さなければなりません。

委員

一人ひとりのところにつなげて。

議長

では、男女が互いの人権を、という所を取って。

委員

輝く社会の実現を目指し。

委員

男女共同参画都市となることを高らかに宣言します。

委員

ここに、を入れてください。ここに男女共同参画都市となることを高らかに宣言します。

議長

目指し、ここに。では個人の尊重の所は消していいですね。

男女が平等であり、それぞれの尊厳を重んじ、対等な関係づくりを進めることを通じ、一人ひとりが生き生きと輝く社会の実現を目指して、ですね。目指して、ここに男女共同参画都市となることを高らかに宣言します。

委員

男女共同参画都市を、かぎカッコにして、を高らかに。

委員

カッコをつけているところもありますよね、男女共同参画都市に。

委員

都市名にカッコをつけているところもありますね、南アルプス市はそうですね。

委員

都留市の場合は、ここに、とあります。このままですね。

議長

これ、主語はどれですか。進める、の主語は我々ですよね、我々は男女が平等であり、それぞれの尊厳を重んじ、対等な関係づくりを進めることを通じ、でここに高らかに宣言します、ですね。だから我々というのは甲府市民ですよね。では男女が平等に、の前に甲府市民は、と取りあえず入れてください。

関係づくりと名詞化しているのでおかしいのですね。対等な関係をつくること。

委員

つくる、は要らないのではないですか。関係を進めていくで。

議長

進めるは甲府市民ですね。

委員

男女が平等である、というのは甲府市民ではないですよね。そこだけ主語が一致していません。それぞれの尊厳を重んじるのも甲府市民で、対等な関係を進めるのも甲府市民、社会の実現を目指すのも甲府市民ですが、男女平等だけが甲府市民は、ではないので。

議長

男女平等であり、にしますか。そうすると甲府市民は、になる。

委員

しかし、これは前提条件ですよね。男女平等であり、というのは前提があって、甲府市民はそれぞれの。

委員

では、甲府市民を後にもってきたらどうですか。男女が平等であり、甲府市民は、というように。

議長

はい、いいですね。

委員

これで、まとまりましたね。

委員

男女は平等で。

議長

では、この辺りはここでペインディングにしておいて。

委員

甲府市民はそれぞれの尊厳を重んじ、男女平等で対等な関係づくりを。

委員

はい、そうですね。

委員

男女平等な関係をつくり、というのはどうですか。対等とあったほうがいいですか。

委員

平等で対等、としたほうがいいですか。ここは関係づくりを進める、でいいのでは。

議長

平等、というのは基本的には対等ですけど。

委員

男女平等な関係。

議長

その方がいいのでは。

委員

男女が平等な関係。

委員

平等な、人と人とか。男と女と書いて。

議長

やはり対等を入れると少し不自然な感じがします。取ったらどうですか。男女が平等な関係づくりを、ですね。

委員

男女が平等で、はどうですか。男女が平等で一人ひとりが生き生きと輝く。関係づくりも全部消して。男女が平等で一人ひとりが生き生きと輝く。

議長

それがいいですね。スマートですね。

委員

少し気になるのは、最初が私たちは、になっていますが、甲府市民が出てきますよね。

委員

私たち甲府市民は、にしますか。

委員

最初を私たち甲府市民は、にして、その下を私たちだけにする。

委員

これで文章になりましたね。

議長

そうですね、これでどうですか。二つの段落で納まっているという形になりました。前の3行で人間関係をスタートさせて、その人間関係というのは非常に幅広いグローバルな関係も含めた人間関係をつくり、そこからスポットを当てて私たちはこういったことを目指すみたいな。いいですね。

では、先ほどの前文の冒頭の所ですが、冒頭もこれでいいですか。では前文はこれでOKですね。

次のところです。順番も考えてみてください。

委員

最後の文は追加したのですよね。人間は生まれてから死ぬまでの所ですが。

議長

はい、そうです。では、かぎカッコは取ってください。

委員

かぎカッコを取ったら、であると考えます、となりますか。

議長

そうか、とらないほうがいいですか。

委員

そうですね。つけておけばいいけれど。

議長

ここは、みんなで合唱するのですね。

委員

かぎカッコの中は生まれてから、でいいのではないですか。人間は、を外に出して、生まれてから死ぬまで。でもジェンダーはどうしますか。男に生まれて女になる人は、生まれてから死ぬまで、と書いてあると。

議長

では、7番をみんなで考えていきましょう。

男・女という、これを取ればいいのですね。性を持ち続ける存在だ、ということですね。

委員

そうですね。でも性だけでは分からないですよね。

議長

男・女ではなくて。

委員

生まれてから死ぬまで、というと同じ性でなければいけない感じのメッセージになりますよね。

委員

そうすると3番と一緒にできないですか。生涯にわたる性と生殖のところには。

委員

考えます、というのが急に出てきて、全体にはします。というアクションですよね。考えます、とここだけ考え方なのが合わないような。

委員

そうすると考えます、を先に持ってくればいいのでは。考え方なので。

委員

生殖というのが。

議長

最初は全部繋がっていたのですが、それを切ってこうした形になりました。ですからメッセージとしては考えます、がメッセージになるか考えましょう。みたいなものがメッセージになるのか。どうでしょうか。

委員

性を持ち続けるというのは必要ですか。

委員

逆に差別を助長させるのでは。

議長

この意図は、高齢者はもう女を捨てたり、男を捨てたりしている存在だ、というのが一般的にあるのです。

委員

でも、それならこれでは読み取れないですよ。これを読んだ人には。

委員

それなら3番に含まれませんか。

議長

そうですね、3番に含まれますね。では7番は削りましょう。

委員

もう少し高齢者になるまで、というのがはっきり分かればいいのですが。

議長

3番の言葉が包括的なのですが、もう少し具体的に何かほしいなと。

委員

生まれてから死ぬまで、生涯というところを別の言い方で。

委員

宣言文に死を入れるのはどうですか。

議長

そうですね、やはり生涯ですか。ではこのままで。

宣言文を作った後、解説編を。

委員

普及版を作るときに、それは入れないといけない。

議長

それでお願いします。

委員

上のほうでも多様性を入れているので大丈夫かと。

委員

生殖もこのままでもいいかと思うのですが、生殖を見ると、「あら」と思いそうな気がしますが。

委員

プランには明確にリプロダクティブ・ヘルスと記載があるので、その言葉を使ってもいいかと思いますが。

議長

横文字をどうするかですね。参画を批判する人は横文字を批判するし、男女共同参画は横文字が多いと誰かが言っていましたが、国際社会から出てきたので横文字が多くて当然です。日本で作れなかったのだから。

委員

例えばジェンダーを書かないとしたら、男女の特性に基づく差別をなくし、性差による因習慣習。

委員

社会的因習慣習を正します。

委員

固定的役割分担とか。

委員

性差による固定的役割分担。

委員

因習慣習の中に入っているからいいのでは。

委員

ジェンダーに入っているのでいいのでは。ジェンダーという言葉で。

委員

これはジェンダーではなくて、ジェンダーバイアスに基づく因習慣習ではないのですか。

委員

さらに分かりにくくなってしまう。

委員

ジェンダーに基づく、ではなくて、ジェンダーに基づくならいいのですが、ジェンダーに対するバイアスがかかっているものの因習慣習でしょう。

委員

特性に基づく差別をなくし、社会的因習慣習を正します。

議長

では、それでやってみましょうか。ジェンダーを取って、社会的因習慣習を正します、としましょう。

委員

ジェンダーバイアスを正します、でもいいですよね。

委員

社会的差別をなくし、ジェンダーバイアスを正します。

委員

社会的不平等な因習慣習。因習慣習の中には不平等なものがあるからです。

委員

しかし特性があって、社会的因習慣習に繋がっているということです。

委員

3番の性と生殖をどうしましょうか。

委員

性の健康というのは体の違いがあるのでそこを含めて考えて、生殖というのは産む、子育て、という所が入っいます。性というのはセクシャルハラスメントとか性暴力も全部入ってきます。

議長

生殖という言葉が、強烈な印象を持つのではないかということですが。

委員

ここに持ってくるからではないでしょうか。流れ的に1番目は基本的人権で人という形で、2番は社会で、4番は地域家庭になり、6番は職場になる。3番目に入っているからおかしいのではないかと。

議長

場所が問題ということですね。

委員

家庭のくくりではあります。性と生殖は。高齢者になっても生き生きと、いうのはなんとなく地域社会生活で、3番と4番あたりが場所としては。どちらが先でもいいのですが。

委員

3番と4番をセットにすると少し和らぐのではないですか。

議長

一緒にするということですか。

委員

5番が最後の方がいいですね。先ほど言われたように、最初に人権の話しをして、社会の話をして、家庭の話をして、職場の話をして、最後に統括して男女がともにいる風景。

委員

逆に言うと5番がトップでもいいですよ。5番は小説のようでいいですよね。

委員

男女がともにいる風景とは、どんな風景だろう、と思う。

委員

では、1番にしますか。

議長

なるほど。では皆さんの意見で5番を最初にもっていきましょう。

委員

3番は、なくしてもいいかな、もう。

委員

4番の中に入れられませんか。

委員

人権にも入っているから。

議長

浮いている感じですよね。

委員

男女がともにいる風景というのは男女だけで、多様性というふうに取れないですよね。

議長

しかし男女だから、大人も子どもも含めて男女、と解釈すれば。

委員

そのように解説すれば。

議長

やはり解説が必要ですね。

3番はもう少し何か表現を変えればいいかな、と思うのですが。

つまり性と生殖という問題は重要な問題で、参画における核心部分の一つです。それはスローガンの中に入れておく必要が。他の所がそれに関連するものがないので、入れておく必要があると思います。

委員

では、大きく生殖も含まれる、性の健康づくりを目指します。

議長

性の健康づくり、というのは意味合いとしてどういうものですか。

委員

持って生まれたときの性の健康が生涯を通して保障されていく。それぞれのライフサイクルで、思春期、男性も女性も中間の性も人権が尊重されないと。

議長

性の健康づくりということでしたけれど、性と生殖はそのままにしておいて、違和感があるのは実は生涯にわたる、がはじめに来ていて、今までにない言葉で生涯となっているので、一生を通じてとか、生涯にわたって、とか表現を変えれば違和感がないのではないでしょうか。

委員

生殖を、子どもを産み育てる、とかにすれば。例えば互いに人格を尊重し子どもを生み育てやすい社会、とか。

議長

やはり生殖という言葉は強すぎるということですか。

委員

そう思いますね。子どもを産み育てるとか、未来志向とか、先ほど持続可能な、といいましたが、未来という言葉も捨てがたい。未来に向って子どもを産み育てる喜びを感じるような地域や家庭を作ります、嬉しいとか喜びみたいな言葉を入れたい。

委員

生涯にわたり、という今言われたような未来に繋がる表現にしたほうが。

委員

本来は生涯にわたる性と生殖の健康と人権なのですよね。ですから、そこだけ聞くといずれにしても人権を尊重する、とあるので。また子育てだけだと落ち着いてくるのですが、人権というと地域も家庭も入ってくるので、そこに包括できないかな。

委員

では、4番に生涯にわたり互いの人格を尊重した、にして3番を削除するのはどうですか。

委員

性と生殖を尊重した健康づくり、とすれば少し和らぐのではないですか。尊重するということは尊いので一生それを大事にするということですよね。尊重してというのは性と生殖に結びつかないかもしれませんが、そこと一緒にして。

3番は残したほうがいいと思うのですが、やはり性と生殖は大事ですから。

議長

生涯にわたり、を抜きにして互いの性と生殖を尊重する健康づくり、要するに生涯にわたる、を互いのとして、互いの性と生殖を尊重する、そのあとは。

委員

互いの人格を、につなげれば、いいのではないですか。

議長

4番につなげるのですか。

委員

生涯にわたる、ではなくて生涯をとおした、のほうがいいですね。

議長

生涯をとおした互いの性と生殖を尊重し健康づくりを目指します、ですか。

委員

では、4番は要らないですよね。

委員

3番と4番の合体はだめですか。

生涯にわたる性と生殖を尊重し、後は4番につなげる。

議長

どうでしょう。

委員

プランから出てきたのですよね、性と生殖というのは。

議長

23ページですね。

委員

だんだんそこから離れてくるような。

議長

これはどうでしょう。性を深く理解し、というところは。このフレーズはどうですか。

委員

それはカッコの前文があるからおかしくない。そこだけだと誤解が生じる。

議長

いきなり性からですから。

委員

生涯にわたり性と生殖を尊重し、3番と4番で尊重と尊重が重なるので何か違う言葉が欲しいのです。

委員

大切にし、という言葉を使いたい。

議長

では、互いの人格を大切にし、にしましょうか。性と生殖を尊重し、は尊重し、のほうが。大切にし、というのも今ひとつ意味合いが、人格を大切にするというならそれはそれで通じるように思いますので、どちらかというとそちらを変えましょう。

委員

私としては生殖を尊重する、という概念は違和感があります。

議長

それはどうしてでしょう。

委員

というのは、産めない人もいます。ですから、原点に戻るとしたら、もう生涯を通した性と生殖の健康づくりを目指します、のほうが違和感がない。

委員

では、健康づくりを目指し、互いの人格を尊重した、としては。

委員

あまり、わたり、というのも使わないですね。わたるのではなく通す。思春期から繋がっています。

委員

生涯を通じて、ですね。

委員

互いの人格って関係性が狭くなってしまいます。

委員

では、互いを取って人格にしたら。

委員

もしそれを入れるとしたら、繋げてはいけないのです。

義長

では、目指します、でいいのではないですか。それで4番をいかして。

委員

最初のとおりでいいのでは。

議長

はい、すっきりしましたね。希望としては解説を。これだけ高らかに謳っている意味合いを入れて。項目は1、ですね。

1、物事を決めるさまざまな場面で「男女がともにいる風景」をつくります。

1、一人ひとりを大切にし、お互いの人権を認め守り合います。

1、男女の特性に基づく差別をなくし、社会的因習・慣習を正します。

1、生涯をとおした性と生殖の健康づくりをめざします。

1、互いの人格を尊重した温かい地域や家庭をつくります。

1、働く意欲や能力が「ひとりの人間」として公平に評価される職場をめざします。

委員

すみません。ともにいる、の所にともに協力する。ただいるだけでなくて、協力すると入れたいのです。ともにいて協力する。力を合わせて、とか何か関わってほしい。

委員

いるというのは在るという、存在するという意味で、いる、かなと思います。

議長

参画する場面に男女がいれば当然に協力するものだと思っています。

委員

このままでいいように思います。難しくしない方がいい。

委員

ともにいる、というのは一人ひとりの存在もいる、という意味かと。

議長

その辺りも含んでいると。

委員

では、そこも解説を。

委員

6番はプラン45ページの視点から採っていますが、評価というのは私たちからしてみると人事評価と捉えます。この表現だと、意欲とか能力というのは評価できないですよね。測れないと思うので、仕事を通して結果を出して、それを評価するのであって、この公平に評価される、というのはプランにそぐわないと思います。しかも人間としてだから評価というのは変ではないですか。

委員

公平にいかされる、実感できる、いかされるというのも活用という側面もあるし、生きる実感という所もあるのでひらがながいいかな。

委員

ひらがなでは分かりにくくないですか。

委員

そこは解説で。

委員

ひとりの人間の前に持ってきたらどうですか。

議長

公平にという短いから、副詞としてはいかされる、という動詞に繋げた方が自然ですよね。

委員

この4番の地域や家庭の前に思いやりのある、とつけたらしつこいですか。温かみが文章の中に感じない所なので、絆とか思いやるとか、やさしいとか、ほっとするフレーズが欲しいと思っています。

委員

尊重した温かい地域や家庭をつくります。

委員

ともに幸せを実感できる、とか。

委員

ともに幸せを実感できる、っていいですね。

委員

それは一番にも前文にも幸福もあるし。

委員

そうですね。

委員

温かい、でいいですね。

委員

事務局、今日はもう時間でしょうか。

議長

では、この後はどうなりますか。今後の予定は。

事務局

先ほど解説というお話がありましたので、もしよろしければ次回に解説の作成をお願いしたいと思います。

議長

事務局のほうで案は出せますか。

事務局

議事録に添いまして解説について提案をしたいと思います。

議長

では、皆さんよろしいですか。

課長

一つだけよろしいでしょうか。職場という言葉を入れますか。働いていない人もいるでしょうし、都市宣言ですから、一般市民を考えたときに職場というのが全員に当てはまるかどうか気になっているのですが。

議長

職場というエリア、限定が問題ですね。

委員

まち、でいいのでは。

委員

プランに連動して最後に職場になっているのですが、確かにご指摘のとおりではあります。働けない人もいますし。

課長

都市宣言なので職場という言葉が少し引っかかります。

議長

職場に変わる言葉はありますか。

課長

社会、地域、まち、あるいは都市でも。

議長

法律では職域とかといいます。

課長

職場というとどうしても働いている人限定かと。

委員

場の保障とか。

課長

都市宣言なので都市、でもいいかと。まち、でも。

委員

まち、が一番いいかな。

委員

社会、では大きすぎますか。男女がともにいる風景なので、いろいろ場があっていいかなと思いますが。

議長

社会、という場合、漠然としてしまう感じで、まち、とすればこれは宣言だからまちかなというので、この甲府市という限定ができるのかなと思います。どうでしょうか、基本的に社会でもいいかなと思いますが、社会は上にあって社会的要因になって、締めるとしたらまち、ですか。

委員

やはり働く意欲とあるからですよね。これを取るとどうなりますか。

議長

これを取ると存在の意味がなくなるのです。地域、家庭があって働く場というのが。

委員

しかし家で働いてもいいし、まちで働いてもいいわけですよね。お金をもらって働いてもいいし、もらわないで働いてもいいわけです。

議長

その働く場を職場と言っているのですけれども。

委員

まちか社会か。ここはペインディングにしておきましょう。仮に社会として。

議長

では、今日はここまでにしておきましょう。

以上

<次回は1月を予定>

なお、意見集約の結果は以下のとおり。

[宣言文案]

甲府市男女共同参画都市宣言文

私たち甲府市民は、美しい自然と古い歴史に恵まれたふるさと甲府市を誇りとし、人間として生きることを最高の価値として考え、多様性を重んじる持続可能な社会を目指し、平和で幸福な生活ができるような人間関係をスタートさせます。

私たちは、それぞれの尊厳を重んじ、男女が平等で、一人ひとりがいきいきと輝く社会の実現を目指して、ここに「男女共同参画都市」を高らかに宣言します。

1、物事を決めるさまざまな場面で「男女がともにいる風景」をつくります。

1、一人ひとりを大切にしお互いの人権を認め守り合います。

1、男女の特性に基づく差別をなくし、社会的因習・慣習を正します。

1、生涯をとおした性と生殖の健康づくりをめざします。

1、互いの人格を尊重した温かい地域や家庭をつくります。

1、働く意欲や能力が「ひとりの人間」として公平にいかされる社会(まち)をめざします。

 

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