更新日:2023年5月8日
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市民の皆様が所有している民地にセイタカアワダチソウ(外来植物)を発見した場合は駆除してください。
市民の皆様のご協力をお願いいたします。
セイタカアワダチソウは、環境省が「生態系被害防止外来種リスト」に選定した植物です。
草丈が0.5メートルから3メートルに成長し、秋になると日本全土の土手や河川敷、空き地
などの様々な場所で群生し、黄色い花を咲かせる大型のキク科の植物です。
もともとは日本に生息していない外来種で、日本固有の在来植物を駆逐するするおそれが
あり、種子と地下茎の両方で増殖し、在来植物とは比べ物にならない旺盛な繁殖力を持っ
ています。
根と地下茎からはアレロパシー物質(他の植物の種子発芽や成長を妨げる物質)を出して、
他の植物が生育することを妨げ、地下茎から芽を出し繁殖していきます。
このため、繁殖を始めた場所では日本の在来植物の姿はほとんど見えなくなり、何年もしな
いうちにセイタカアワダチソウだけが繁茂すると言われています。
成長の初期から他の植物の成長を阻害するため、芽生えの時期から駆除を行う必要があり
ます。
地下茎による繁殖が可能なため、地上部だけを刈り取るのではなく、根茎ごと抜き取ることが
最も有効です。抜き取ることが困難な場合でも、年2回以上刈り取りを行えば、成長や開花を
抑制することができます。
また、すでに開花していても、種子ができる前に抜き取り・刈り取りを行えば、種子飛散による他
の場所への拡大を防げます。抜き取りや刈り取り後は、その場に積んでください。
▶「日本の外来種対策」(環境省ホームページ)(別サイトへリンク)
甲府市内で発見されたセイタカアワダチソウ(令和4年11月)
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環境総室環境保全課環境保全係
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電話番号:055-241-4312
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