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更新日:2024年12月13日

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特定外来生物『ナガエツルノゲイトウ』警戒情報!

拡大力・再生力が非常に強く、生態系や農業への強い悪影響のおそれがある植物「ナガエツルノゲイトウ」が、
甲府市下曽根町地内の大堀川から間門川(甲府南IC付近〜柏排水機場付近)で発見されています。
ナガエツルノゲイトウは、日本の生態系に重大な影響を及ぼすおそれがある植物として、
外来生物法により「特定外来生物」に指定され、栽培、運搬等が禁止されています。

特に水田に流入したとき等に駆除を怠って繁茂すると、
水面を覆い尽くして水稲の生育に致命的な影響を与える事態が心配されます。
また、側溝等の水路に繁茂すると、取水・排水の障害となったり、
水の流れをせき止めて溢れさせてしまったりすることも想定されます。

この植物が繁茂しきってしまうと完全な駆除は大変困難ですが、
ごく初期に発見できれば適切な駆除により、その後の繁茂を防止することも可能だといわれています。
ナガエツルノゲイトウやそれと疑われる植物を発見した方は、
至急、甲府市環境部環境保全課(055-241-4312)までご連絡ください。


ナガエツルノゲイトウ繁茂状況1
ナガエツルノゲイトウの繁茂状況(赤い線の内側。水面をほぼ覆っている)
 

ナガエツルノゲイトウとは

南米原産の多年草で、4月〜10月に開花し球形の白い花を咲かせます。
花の直径は1〜1.5cm、葉の長さは2.5〜5cmで1〜4cmほどの長い花柄が特徴です。
主に水路、河川、ため池、水田、畦畔、畑などに生育します。
平成17年に外来生物法に基づく「特定外来生物」に指定され、
生きたままの運搬や栽培、譲渡などが原則禁止されました。
 

ナガエツルノゲイトウ
ナガエツルノゲイトウの葉・花

駆除の方法

根や茎が残ると再生する恐れがあるため、完全な駆除には抜き取りが必要です。
引き抜いたものは丈夫な袋に入れ、しっかりと口を縛って腐らせる、
又は、数日間天日にさらして枯死させる等した後で、
速やかに甲府市におけるごみの分別方法に従って処分してください。
 

関連リンク
▶「ナガエツルノゲイトウ(特定外来生物)について」(山梨県ホームページ)

よくある質問

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お問い合わせ

環境総室環境保全課環境保全係

〒400-0831 甲府市上町601番地4

電話番号:055-241-4312

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