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消防団とは、普段はいろいろな仕事を持ちながら、「自分たちのまちは自分たちで守る」という気持ちをもって、地域の安全と安心を守るために活躍している人たちが集まる消防機関の一つです。
消防団員は、消防や防災に関する知識や技術を身につけ、火災が発生すると仕事をしているときでも、消防車に乗って現場にかけつけ、消火活動を行ったり、大きな地震や台風の時には救助活動、地域のパトロール、避難誘導(ひなんゆうどう)、災害防御活動(さいがいぼうぎょかつどう)などを行い、地域の住民の生命や身体、財産を守るために活躍(かつやく)しています。
また、火事や災害が起きていない時も、いろいろな訓練や応急手当の指導、住宅への防火指導、特別警戒(けいかい)、広報活動などを行い、地域における消防・防災の中核的存在(ちゅうかくてきそんざい)として、防災力の向上に重要な役割を担っています。
甲府市では、市内を32の地域に分けて分団を構成し、各地域で消防団活動を行っています。
最近は、消防団へ女性の参加も増加しています。令和元年6月現在、34人の女性団員が火事のときの後方支援やいろいろな訓練を行い、男性団員とともに活躍しています。
地域の安全・安心を守るために最も大切なのは地域に暮らすみんなの消防・防災活動に対する理解と協力であり、一人ひとりが地域の安全に対して関心を持つことが重要です。
自分たちの住んでいるまちを自分たちの手で守るため、これからもより多くのみなさんの力が必要です。ぜひ、大人になった時、消防団に参加し、新しいまちの守り手としていっしょにがんばりましょう。
環境(かんきょう)を少しでも良くするためにできることから始めましょう!
一人ひとりが「環境のこと」に関心を持ちつづけ、できることを一つでも実行できれば、それは地球にとってすばらしいことなのです。自分たちにできることから始めて、地球にやさしい環境づくりをしていきましょう!
市役所では、65才以上の人の心と体の健康や、介護(かいご)の予防のために、「笑顔ふれあい介護サポーター事業」を2010年10月から始めました。
ボランティア精神をもって、甲府市内の施設でお年寄りのサポート活動をする人たちのことです。サポーターとして甲府市に登録して活動します。登録できるのは、甲府市内に住んでいる65才以上の人たちです。
笑顔ふれあい介護サポーターの受入施設として登録された市内の事業所です。
レクリエーションなどの指導・参加、散歩やお茶出し、行事の時などのお手伝い、施設を利用するお年寄りの話し相手、掃除や洗濯物(せんたくもの)の整理などです。
1時間につき1個スタンプがもらえます。スタンプを集め、ポイントに変えると交付金がもらえます。もらえるスタンプは1日2個までです。例えば、10~19個のスタンプを集めると10ポイントとなり、1,000円交付されます。年間50ポイントまで変えられ、最大5,000円の交付金がもらえます。
市役所に申し込み、説明を受けます。市役所では、笑顔ふれあい介護サポーターになりたい人を募集(ぼしゅう)しています。
これからも高齢者の人口は増えていきます。高齢者の人たちが、いきいきと元気に活動できる社会を目指しています。
認知症は、さまざまな原因で脳の細ぼうが死んでしまったり、働きが悪くなったりするためにおこる脳の病気によるものです。もの忘れがひどくなって、できていたことができなくなり、今までのような生活がおくれなくなります。
認知症になると、さっき聞いたことも、見たこともわすれてしまいます。年をとるとみんな「もの忘れ」をしやすくなりますが、認知症は年をとったときにおこる「もの忘れ」とは違います。同じことを何回も言ったり聞いたりします。ほかにも、時間や月日がわからなくなったり、場所がわからなくなったり、人やものの名前が思い出せなくなったりします。
2012年に調べたら、全国で約462万人が認知症になっていました。認知症になる人は増え続けていて、2025年には約1.5倍の700万人がなるといわれています。
甲府市内にも2019年に調べたら7,886人の認知症の人がいました。
認知症は、とても身近な病気です。しかし、周りの人から誤解されたり、理解されにくいため、自分が住んでいる場所で、これまで通りの生活を続けることが難しくなってしまいます。
認知症の人は、だれよりも苦しんだり、なやんだり、悲しんだりしています。だから、まわりの人が気持ちを感じとって助けてあげることが大切です。
市役所では、認知症になっても、できるだけ住み慣れたところで生活できるように、地域のみんなで、認知症になった人を支えていけるような地域づくりを目指しています。その取り組みの1つが「認知症サポーター」を増やすことです。
認知症サポーターとは、認知症の人の「おうえん者」です。特別なことをする人ではありません。認知症の人を温かい目で見守ることからはじめてみましょう。認知症の人が困っていたら、まわりの大人に相談して、お手つだいができそうなときはやさしく声をかけましょう。そのやさしさが、認知症の人のささえになります。
令和元年12月末に調べたら、甲府市内には16,215人のサポーターがいます。そのなかには、小学生のサポーターも含まれています。
認知症サポーターはだれでもなれます。認知症サポーターになるには、講座を受けて認知症のことを勉強します。講座が終わると、「オレンジリング」がもらえ、認知症サポーターは、このオレンジリングを身につけています。市役所では、たくさんの人に認知症サポーターになってもらえるように、講座を開いています。
認知症の人は、年々増えています。認知症のことを知り、みんなで助け合える社会にしていきましょう。
地域に住む人たちが集まって話し合い、住みやすい地域になるように、助けあっていろいろな活動をする組織です。
地域の自治会に加入すると参加できます。住んでいる地域の自治会の会長さん、または組長さんに連絡してください。
自治会の活動に積極的に参加して、みんなで住み良いまちづくりをしましょう!