令和2年度第2回こうふまちづくりラウンジ議事録(要旨)
令和2年度第2回こうふまちづくりラウンジ議事録(要旨)
1.日時
令和2年9月29日(火曜日)13時30分~15時30分
2.場所
甲府市役所7階7-2会議室
3.出席委員(10名)
五十嵐委員、池田委員、石原委員、長田委員、笠原委員、河野委員、小林委員、高木委員、田村委員、山本委員
4.事務局
伏見人権男女参画課長、青木女性活躍推進係課長補佐、遠藤男女参画係長、山形
5.傍聴人
無
6.議事
テーマ「時間も方法も自由に選べる働き方で、家事も仕事も両立しやすい環境へ」に沿って、現状や課題について意見を聞いた。概要は下記の7.委員発言要旨のとおりである。
7.委員発言要旨
- 時間に縛られているので時間を自由に選ぶ働き方はできない。テレワークもセキュリティー面で難しい。ハンコ行政のシステムも国や組織が変わっていかないといけない。働き方も前例や意識改革がないと選べないというのが現状である。
- 在宅勤務、テレワークについては業種や職種により対応できない場合もあるのが現状である。
- 男性の育休取得はまだ少ない。企業の理解や職場での浸透を進めなければならない。また、この共働きの社会の中で、祖父母が育休をとりたいというケースがある。現在は制度がないので、これについても考えていくべきである。
- 働くお母さんにとっては支援が進む中、各種制度が充実するほど利用格差が生じている。独身者等への配慮や理解が必要である。このことから両立支援も必要ではあるが、キャリアアップ支援も必要ではないか。
- 自由な時間の確保は難しい。フレックスタイム制も導入しているが、現状では取れる状況ではない。また、リソースの確保が難しい点も企業側が抱えている問題である。併せて、キャリアアップや自分の働きたい場所、自分らしく働ける場所の情報をすぐに見つけられるようなシステムも必要である。
- 半日勤務が可能。ファミリーサポート等の支援情報についてはもっと広く周知されるべきである。
- 自分で選んだ生き方を実現している。女性も就職するのが当たり前になってきてはいるが、男性は家族を養うつもりで就職している人が多い反面、女性は家族を養うつもりはない人が多いのではないか。同じ立場に立っていない働き方では、女性と男性の家庭での差は埋められない。
- 企業の効率化について考えるべきである。「仕事が忙しい」の仕事に無駄はないのか?行政の手続きも多すぎる。
- テレワーク環境の整備と会社の制度の充実が必要である。在宅勤務、オンライン営業、商品説明もオンラインにシフトした。それに伴い、テレワーク手当の制度ができた。ほかにも分断勤務があるので、活用しているお母さんは多い。しかし浸透具合と、周りの理解は課題であり独身者のケアも必要なところである。
- 共働きの時代の今でも家事イコール女性の仕事という意識はまだある。それは撤廃していくべきである。
- テレワークは職種によってはできない。時差出勤を行ったが、あくまで有事の対応であり、制度を変えてまで行うべきであるかは検討が必要である。
- 育休については制度があるが、使えない現状。それは根本的な人手不足であり、そこを補うこと、そして昇進を希望すると休みづらい現状も含めると、両方ができる環境づくりをどのようにするのかが課題である。
- 子育てと仕事の両立考えて働いている。そのため、仕事を抱え込まないようにする、共有・アウトソーシングをする、依頼を断ることもある。逆に仕事を依頼する場合は、相手が時間をかけられるよう、週の初めや、一日であれば午前中に依頼するようにする。
- 子育て中のお母さんでも、責任のある仕事をしたいと思っている人もいる。
- パートや子育て中、介護中でも昇給、昇格、(復帰)できる仕組みをつくるべきである。
- 正規職員と短時間職員を自由に選べる。単発的なテレワークも行っているが、現場では難しい。
- 家事と仕事の両立は時間の確保が課題であり、男性の両立には企業側の支援も必要。
- 習い事の送り迎えを祖父母にしてもらっていたが、人によっては行政等の支援でしてもらえるとよい。
- 職場と家を行き来しながら仕事と家事、育児を両立してきた。その後自宅で仕事をするようになると、自宅にいるから時間があると思われ、周りからの評価も低い。女性が仕事も家事もきちんと評価される、温かい社会をめざすべきであり、また、若い世代もだいじにしていかなければならない。
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