更新日:2024年12月13日

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2024年度「Can-Pass plus(キャン-パス プラス)」レポート~DAY2~

<DAY2の実施概要>

開催日時:令和6年12月6日(金曜日)
場所:山梨県立やまなし地域づくり交流センター
主催:甲府市
受託者:任意団体オンテンバール

DAY2のテーマ『デジタルツールスキル×在宅ワーク』

DAY2のテーマは「デジタルツールスキル×在宅ワーク」でした。
主にデジタルツールを活用して効率的に仕事を進める方法や、働き方と収入の関係性について考える機会を提供しました。

講師の三森がデジタルツールを活用し、フリーランスとして活動する現状が紹介されました。
限られた時間で効率よく収入を得る工夫が具体的に語られる姿に、受講生の皆さんは驚きと感動の表情でした。

How?(具体的なノウハウ)

SNSの活用

今や多くの人の生活の一部ともなっている、SNS。Can-Pass plus受講生もほぼ全員がSNSを利用していることを確認したうえで、各々のビジネスに即したSNSの選定と活用法について、それぞれの概要や使い分けについて解説がありました。

その中でSNSを活用するコツは2つありました。

  1. ビジネスモデルキャンバスを活かす
    Day1で受講生が取り組んだビジネスモデルキャンバスを活用し、まずは顧客(顧客となりうる人)が利用しているSNSを特定し、必要なチャネルを整理してから運用を開始し、無駄な時間を削減すること。
  2. 時短につながる工夫
    流行りに流されて闇雲に始めないのが大切であること。
    自分がサービスを届けたい顧客に届ける方法を慎重に選定することが重要。

受講生の皆さんには、ビジネスモデルキャンバスをしっかりと整理したうえで効果的なSNSの利用につなげてほしいですね。

そしてここからは、講師の三森が実演を交えてさまざまなツールをご紹介。

Canvaを使ったチラシ作成

オシャレで見やすいチラシを作るためにCanvaを活用。
テンプレートを用いながら効率的にデザインを行う方法が紹介されました。
デザイン力を高める秘訣として、自分が魅力的に感じたチラシやポスターを参考にすることがオススメとのことです!

共同作業ツールの導入

データを複数人で管理・更新できるツールの活用方法を解説。
特に講師が実践しているChatworkの例が共有され、スマホとの併用で効率的に運用している点が印象的でした。

ChatGPTの活用

講師がライターとしてChatGPTを活用し、記事執筆の時短を実現している事例を紹介。
具体的には、ブログ記事のタイトル出しやアイデアの発散、収支計画など、実践的な使い方が示されました。
会場では、ChatGPTの可能性に驚きと感動の声が上がりました。

会計ソフト「freee」の紹介

会計に苦手意識を持っている方でも、今はデジタルツールとしてのクラウド会計を利用することでパソコンを開く手間も簿記知識もそれほど必要ないことが紹介されました。
スマホアプリと連携することで、日常の確認や決算書の作成もサポート可能です。
次回講座では税理士による更に詳しい解説が予定されていますので、楽しみにお待ちくださいね!

起業にむけたDX導入サポートについて

山梨県がNTT東日本と取り組むDXプロジェクトの担当者の方がお越しになり、プロジェクトの概要と受講生のサポートの可能性についてお話しくださいました。
その中で、Googleビジネスプロフィールを整備することで、集客効果を高めた事例が共有されました。

特に起業初期には、費用や労力を最小限に抑え、小さなステップからDXを進める重要性をお話しくださいました。
なんとこの支援は2025年2月末までの期間限定のため、今が活用のチャンス。受講生も興味津々にお聞きになられていました。

フリータイム

 

最後のフリータイムでは、次の3つのブースが設置され、活発な交流が行われました

  1. デジタル支援ブース

  2. ビジネスモデルキャンバスの壁打ちブース

  3. DX導入質問ブース

各ブースには受講生が集まり、参加者同士の会話も弾み、新たな気づきや行動のきっかけを得られる時間となっていました。

まとめ

DAY2では、デジタルツールを活用した働き方や効率的な業務遂行方法が多角的に紹介されました。
受講生の皆さんが、それぞれの働き方やビジネスに役立つヒントを得る場となったことを嬉しく思います。
次回も引き続き、実践的な内容でサポートしていきます!